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    #秀百々

    xubai

    mamimume54

    MOURNING誕生日ネタの秀百々。とにかくちゅーして欲しかった。※アイドルエピソード2話実装前に書いてます。※秀百々だけど左右あんまり分かってないです。
     レッスン後に始まったアマミネくんの誕生日パーティーは、僕たち3人と偶然事務所にいた人たち、途中からHigh×Jokerのみんなやぴぃちゃんも合流して大いに盛り上がった。みんな俺のこと好きすぎって笑いながら、アマミネくんは机いっぱいのプレゼントをどんどん開けていく。僕はいたたまれない気持ちを隠しながら、その光景を眺めていた。
     アマミネくんには日付が変わったタイミングでLINKを送ってある。プレゼントもパーティーが始まってすぐ、マユミくんと一緒に先週買ったブランドのスニーカーを手渡した。これまで友達にもたくさんしてきたことの反復。僕とアマミネくんが付き合っていなければ、何も問題ないはずだった。
     欲しがりそうな物の見当はある程度ついていたし、そもそもアマミネくんは優しいから、何を贈っても喜んでくれるのは分かっていた。それでもちゃんと恋人らしく…いちばんになりたくて、秋の初め頃からずっと悩み続けていたけれど、結局正解に辿り着けないまま、当日になってしまったのだった。
    1925

    asakuright

    DOODLE成人済
    お風呂に入る秀百々 百々人先輩が成人して初めて自分で選んできたアパートは、どう考えてもアイドルが一人で暮らしていけるものではなかった。そのアパートは、築年数は少なく見積もっても俺たちの年齢の三倍以上はあるような、風呂トイレも共用のしろものだった。値段と駅からの距離、それから即入居の可否だけで選んだらしい。契約する前にプロデューサーに確認に来てくれたのが幸いして、俺と鋭心先輩とプロデューサーで必死に止めたのだが、百々人先輩はなぜ俺たちが必死なのか全く理解してないような顔で、「じゃあやめるー」とかなんとか言って次の日には全然別の物件を選んで、今度も律儀にプロデューサーに確認しにきた。俺も心配で覗き込んだところ、どうも以前のアパートから家賃をだいぶ上乗せしたらしい、事務所のそばの高そうなマンションだった。あまりの極端さに俺は絶句していたが、鋭心先輩は「コンシェルジュが常駐してるのか。これなら安心だな」とかなんとか平気な顔で言っていた。プロデューサーも下手なことを言ってあまり安すぎるアパートにされても困ると思ったのか、ほにゃほにゃとなにか言おうとして飲み込んだ後、「手続きしておきますね」とだけ口にしていた。俺も、クラスファーストのこのままの勢いが維持できれば別に贅沢ということもないか、と思って、何も言わずにとどめておいた。
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