kabopan0714
DONEイベントエアスケブ① れーげんさんにドッグランに連れて行ってもらえると思ってウキウキだったのに着いたのは予防接種会場だったふぉぜ沢
② 誕生日プレゼントでもらった洋服を着た芹沢(私服)
③ラブラブなどうぶつフォーゼ芹霊 3
やまひと
DOODLE息抜きに書いた落書き…のつもりだったんだけど長くなってしまったので区切って投げることにしました。※芹霊(ギャグ)です。エクボめっちゃ出てきますがエクボを含めたCP要素は全くないです。 12074
Kikitaro
TRAINING悪霊に取り憑かれた霊が一時的に両性化(かなり男性寄)、恋心無自覚芹沢さんに除霊してもらう話。だめな方はご注意下さい。
お互い恋愛的な気持ちは(まだ)ない、ご都合主義です。前半緩め、後半は下品になりそう。練習なのもあってセリフ多いです、、 5316
mp111555
MENU12/17発行の芹霊新刊の一話目になります。通販は👇
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ふつうの生活 一話目 1
依頼人の女性は、芹沢が持ってきたお茶に手をつけようとはしなかった。
霊とか相談所に来る相談は霊幻が数年前にテレビ出演で起こした騒動を経てから、七割は肉体的な不調によるもので、三割は本物の心霊相談になっていた。
今回の相談は三割のうちに入るものだと、霊幻は感じていた。根拠はないが、この仕事を長くやっているので大体当たる。
湯呑みからは淹れたばかりのお茶の湯気が浮かび上がる。女性の膝の上に揃えられた手に皺は少なく、ベージュに塗られた爪はきれいに整えられている。落ち着いた焦茶の髪色と地味な化粧に、パンツスーツ姿が、女性の周りに流されない意思の強さと有能さを教えていた。
先に書いてもらったアンケート用紙には名前と電話番号、自由記入欄に年齢と職業と住所、そして相談事があるが、彼女——宝城まり子はすべてを埋めていた。四十三歳、金融業。住所は調味市内になっている。相談事は霊障に丸がついていた。
9031依頼人の女性は、芹沢が持ってきたお茶に手をつけようとはしなかった。
霊とか相談所に来る相談は霊幻が数年前にテレビ出演で起こした騒動を経てから、七割は肉体的な不調によるもので、三割は本物の心霊相談になっていた。
今回の相談は三割のうちに入るものだと、霊幻は感じていた。根拠はないが、この仕事を長くやっているので大体当たる。
湯呑みからは淹れたばかりのお茶の湯気が浮かび上がる。女性の膝の上に揃えられた手に皺は少なく、ベージュに塗られた爪はきれいに整えられている。落ち着いた焦茶の髪色と地味な化粧に、パンツスーツ姿が、女性の周りに流されない意思の強さと有能さを教えていた。
先に書いてもらったアンケート用紙には名前と電話番号、自由記入欄に年齢と職業と住所、そして相談事があるが、彼女——宝城まり子はすべてを埋めていた。四十三歳、金融業。住所は調味市内になっている。相談事は霊障に丸がついていた。
やまひと
MAIKING師匠がなんか別人になるな、と思ったら頭のてっぺんのイガイガ、ないわ……4枚目からiPhoneで描き始めました。ツルツル滑ってすんごい描きづらい。下書きの方がマシかもしれん、芹沢のエプロン塗るの忘れたりモブキャラの耳のピアス描き忘れたり服装変わってたりめちゃくちゃw
5枚目から度々ペンが反応しなくなってイライラして指で描き始めた。
※大好きな映画のパロディ漫画……のかきかけ。全ページ下書きから起こ 8
霊幻先生ガチ恋勢おじさん
DOODLE気持ちが不安定になると無意識的に超能力で霊を傷つけてしまう芹と、受け入れてあげたい霊のDV(?)芹霊。2枚目に救済オチを付けたのでハッピーな気持ちで見れると思います。それでも痣と鼻血が出てくるので苦手な方は注意。 2
霊幻先生ガチ恋勢おじさん
SPUR ME芹霊このまま放置しそうなので出します。年齢操作。ショタかつやくん×れ~れんさんです。受け優位。この後、ショタかつやくんに「わからせ」られるれ~れんさんはいると思います。
r15? (y/n)
mp111555
DOODLE恋バナから恋に発展しそうな芹霊駆け引き 人は酔うと暑くなると知ったのは、霊幻に飲みに連れられたときだった。
着ていたスーツも暑くなって脱ぎ捨て、酔い潰れた霊幻をおぶったときは背中が燃えたように暑かったのを覚えていた。翌日、互いに限界酒量を越えた摂取で二日酔いになりながら、なぜ酔うと暑くなるのか、暇な時間に霊幻が理屈を説明してくれた。アルコールで血管が拡張して、血流が早くなって起こる現象らしい。
それ以降、霊幻と飲みに行くことは今の所タイミングが合わずにないが、学校の友人に誘われてみんなが酔っ払ったときに彼の説明が頭を過ぎるようになった。
彼の言葉は芹沢の中で知識や知恵としてそこかしこに残っていた。例えば、トイレ掃除のときには酸性とアルカリ性の洗剤は混ぜないほうがいいとか、徒歩五分は大体五百メートルとか、依頼では人が嘘をつくときは、本当のことを言うときとの反応の違いと比べると分かりやすいとか。
3174着ていたスーツも暑くなって脱ぎ捨て、酔い潰れた霊幻をおぶったときは背中が燃えたように暑かったのを覚えていた。翌日、互いに限界酒量を越えた摂取で二日酔いになりながら、なぜ酔うと暑くなるのか、暇な時間に霊幻が理屈を説明してくれた。アルコールで血管が拡張して、血流が早くなって起こる現象らしい。
それ以降、霊幻と飲みに行くことは今の所タイミングが合わずにないが、学校の友人に誘われてみんなが酔っ払ったときに彼の説明が頭を過ぎるようになった。
彼の言葉は芹沢の中で知識や知恵としてそこかしこに残っていた。例えば、トイレ掃除のときには酸性とアルカリ性の洗剤は混ぜないほうがいいとか、徒歩五分は大体五百メートルとか、依頼では人が嘘をつくときは、本当のことを言うときとの反応の違いと比べると分かりやすいとか。
umi_scr
DONE付き合って別れてまたすぐにくっつく芹霊のしょーもない話。性描写はないので年齢制限入れませんがわりに不穏です……。
芹沢さんが女と付き合ったり倫理観がアレだったりするので何でも許せる方向けです。
どうかご注意ください。
バレンタインな話にするつもりがほぼ無関係などうしようもない話になりました。自分の性癖に忠実にごりごり書きました。こんなめでたい日にほんとすみません!
別れても好きな人 何かの間違いで部下と付き合って別れて、もう半年になる。付き合った期間はもっと短く、たった四か月だった。けれど密度は数年にわたるお付き合いって程に濃ゆくて、しかしそれは別れたことの原因でもあった。
「好きです……好き、みたいです……多分好きなんだと思うんです」
始まりは飲みに行った帰り道だった。ずいぶん歯切れの悪い告白で、けれど「好き」という言葉を連呼しただけっていうのが実に芹沢らしいなと思いながら、俺はなぜかその告白を受け入れてしまったのだ。
「ちょっと待て、あの夜は俺は酔っていたんだ……つうかお前酔って告白なんてベタなことやめろよ、ノーカンだからなノーカン」
「霊幻さん往生際悪くないですか? 覚えていない、ってことはないんですよね? へにゃって笑って、『俺も好きだよ』って言ってくれたことを」
6982「好きです……好き、みたいです……多分好きなんだと思うんです」
始まりは飲みに行った帰り道だった。ずいぶん歯切れの悪い告白で、けれど「好き」という言葉を連呼しただけっていうのが実に芹沢らしいなと思いながら、俺はなぜかその告白を受け入れてしまったのだ。
「ちょっと待て、あの夜は俺は酔っていたんだ……つうかお前酔って告白なんてベタなことやめろよ、ノーカンだからなノーカン」
「霊幻さん往生際悪くないですか? 覚えていない、ってことはないんですよね? へにゃって笑って、『俺も好きだよ』って言ってくれたことを」
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DONE付き合って数ヶ月目の芹霊です。芹沢webオンリーに展示していたものです。
かなわない人 芹沢にとって世界は分からないことだらけだ。
まず普通というものが分からない。辞書を引けば言葉の意味は分かる。そもそもありふれているものも、広く一般に通じているものというのが一体なんなのか学習する機会がなかったために、何が普通で何が普通じゃないのかを判断する基準がない状態なのだ。
爪にいたときはそういったことを考えなくて良かった。全員が普通じゃなかったから、普通を知らなくても支障がなかったのだ。
しかし霊とか相談所では支障だらけだ。最初の数ヶ月は霊幻の言われるがままに動いていた。彼は言語化の達人だった。人の行動や気持ちについて、打てば響くように聞いたら芹沢が理解出来るように言葉にしてくれる。
芹沢の普通と普通じゃない基準は、霊幻の言葉になった。お陰で自分の半径数百メートル程度の社会の見方が構築された。霊幻がいなければそれは不可能だったし、今でも感謝している。
2292まず普通というものが分からない。辞書を引けば言葉の意味は分かる。そもそもありふれているものも、広く一般に通じているものというのが一体なんなのか学習する機会がなかったために、何が普通で何が普通じゃないのかを判断する基準がない状態なのだ。
爪にいたときはそういったことを考えなくて良かった。全員が普通じゃなかったから、普通を知らなくても支障がなかったのだ。
しかし霊とか相談所では支障だらけだ。最初の数ヶ月は霊幻の言われるがままに動いていた。彼は言語化の達人だった。人の行動や気持ちについて、打てば響くように聞いたら芹沢が理解出来るように言葉にしてくれる。
芹沢の普通と普通じゃない基準は、霊幻の言葉になった。お陰で自分の半径数百メートル程度の社会の見方が構築された。霊幻がいなければそれは不可能だったし、今でも感謝している。
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DONE芹沢webオンリーおめでとうございます!!めでたい!!ショウくん視点の芹沢とショウくんの話です。一応芹霊ベースですが霊幻は出てきません。
俺の友達 芹沢からメールが来たのは、やっと冬が終わったと思った日の朝だった。
『お久しぶりです。芹沢です。
ショウ君、元気にしているかな。返事が遅くなってごめん。
俺は今、霊幻さんの事務所に勤めています。
爪にいたときとは全然やることが違って、最近になってやっと慣れてきました。
ショウ君にはずっと連絡をしたいと思っていました。
なぜなら、あのとき社長の一番近くに俺がいたのに、止められなかったことを後悔していたからです。
引きこもっていた俺を社長が外に連れ出してくれて、俺は爪で社員をやっていたつもりでした。
自立する準備をしながら社長の元で働いているのだと思っていました。
その認識は間違っていたのだと、霊幻さんの事務所で働き始めて気づきました。
5227『お久しぶりです。芹沢です。
ショウ君、元気にしているかな。返事が遅くなってごめん。
俺は今、霊幻さんの事務所に勤めています。
爪にいたときとは全然やることが違って、最近になってやっと慣れてきました。
ショウ君にはずっと連絡をしたいと思っていました。
なぜなら、あのとき社長の一番近くに俺がいたのに、止められなかったことを後悔していたからです。
引きこもっていた俺を社長が外に連れ出してくれて、俺は爪で社員をやっていたつもりでした。
自立する準備をしながら社長の元で働いているのだと思っていました。
その認識は間違っていたのだと、霊幻さんの事務所で働き始めて気づきました。
umi_scr
PAST某バンドの有名曲を無理矢理芹霊変換したやつです。書いたのは2017年頃。歌詞の落とし込み方が強引すぎてボツにしたんですが、それは置いておいても、この関係性の芹霊がすごく好きです。霊幻さんが振り回されるやつ。※霊幻さんの過去捏造注意
JAM 仕事を辞めた理由は、腐るほどあった。下戸なのを知っていながら浴びるほど飲まされたこと、クソ威張り散らした取引先に罵られながら笑って頭を下げたこと、ずっと付き合っていた彼女を抱けなくなったこと。
そんなに性欲が強くない方だとは思っていたが、いざ勃たなくなったときの絶望はとてつもなかった。人生、終わった、と思った。駆け込んだ医者には「ストレス」ですね、と予想通りの診断をされ、副作用が怖すぎる薬を飲んでは見たもののまるで効かなくて、結局最低な別れ方をした。「ごめん、他に好きな人ができた」と嘘をついての。
そんなとき、同期の人間が不幸な事故にあったのが決定的なトリガーになった。俺が行くはずの出張は訳あってそいつが行くことになり、そしてその飛行機が、墜ちた。
2679そんなに性欲が強くない方だとは思っていたが、いざ勃たなくなったときの絶望はとてつもなかった。人生、終わった、と思った。駆け込んだ医者には「ストレス」ですね、と予想通りの診断をされ、副作用が怖すぎる薬を飲んでは見たもののまるで効かなくて、結局最低な別れ方をした。「ごめん、他に好きな人ができた」と嘘をついての。
そんなとき、同期の人間が不幸な事故にあったのが決定的なトリガーになった。俺が行くはずの出張は訳あってそいつが行くことになり、そしてその飛行機が、墜ちた。
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DOODLE「幸せ過去最高記録更新中」の少し前の霊幻視点の話アイ・ニード・ユー 芹沢の大きな背中を見て、セックスしてぇなと唐突に思った。そう思うのは、今置かれている環境によるものだと冷静に分析する自分もいた。生存本能って本当にあるんだな、とも。
なぜなら辺りは風の轟々と音が響き、芹沢が水平に持つ傘の向こう側は真っ白という、遭難寸前の状況だからだ。自分たちの住む地域ではまず見ることのないホワイトアウトする視界と、同時に巨木の枝が大きくしなるほどの強風の音が平衡感覚を失わせる。踏み締める雪は時間が経つにつれて段々と嵩を増していて、最初は靴底が埋まるくらいだったのが今は足首が埋まるほどになっている。このペースだと一晩経ったら頭の先まで埋まって春まで見付からないだろうと思った。
仕事の依頼で、この時期に塩干潟県の山間に行くという時点で嫌な予感はしていたのだ。
2616なぜなら辺りは風の轟々と音が響き、芹沢が水平に持つ傘の向こう側は真っ白という、遭難寸前の状況だからだ。自分たちの住む地域ではまず見ることのないホワイトアウトする視界と、同時に巨木の枝が大きくしなるほどの強風の音が平衡感覚を失わせる。踏み締める雪は時間が経つにつれて段々と嵩を増していて、最初は靴底が埋まるくらいだったのが今は足首が埋まるほどになっている。このペースだと一晩経ったら頭の先まで埋まって春まで見付からないだろうと思った。
仕事の依頼で、この時期に塩干潟県の山間に行くという時点で嫌な予感はしていたのだ。
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DOODLE寒波で出張先から帰れなくなった芹霊幸せ過去最高記録更新中「ごめん母ちゃん、今日は帰れなさそう」
電話越しに母親の心配する声が聞こえて、うん、うん、と相槌を打つ。
大丈夫だよ。霊幻さんと一緒だから。明日朝には帰れると思う。ひと通りのやり取りを経て電話を切って、芹沢は息を吐く。憂鬱や煩わしさというよりも、感慨深さから来るため息だった。引きこもっていたときはもちろん、爪に所属していたときですら、仕事で帰れなくなる事態なんて、想像もしなかった。
今、自分の住んでいる味玉県から数百キロ離れた土地にあるホテルで、五階の廊下からは絶え間なく降り続ける雪で烟る、知らない町並みが見えている。現実感がない風景は書き割りのようだった。
ホテルの廊下で電話を終えて部屋に戻ると、ベッドの上では風呂に入り、服を着替えた霊幻が寝そべっていた。芹沢が着ると少し窮屈そうなビジネスホテルの寝間着も、霊幻が着ると少し裾が足りないくらいのジャストサイズに見える。
1936電話越しに母親の心配する声が聞こえて、うん、うん、と相槌を打つ。
大丈夫だよ。霊幻さんと一緒だから。明日朝には帰れると思う。ひと通りのやり取りを経て電話を切って、芹沢は息を吐く。憂鬱や煩わしさというよりも、感慨深さから来るため息だった。引きこもっていたときはもちろん、爪に所属していたときですら、仕事で帰れなくなる事態なんて、想像もしなかった。
今、自分の住んでいる味玉県から数百キロ離れた土地にあるホテルで、五階の廊下からは絶え間なく降り続ける雪で烟る、知らない町並みが見えている。現実感がない風景は書き割りのようだった。
ホテルの廊下で電話を終えて部屋に戻ると、ベッドの上では風呂に入り、服を着替えた霊幻が寝そべっていた。芹沢が着ると少し窮屈そうなビジネスホテルの寝間着も、霊幻が着ると少し裾が足りないくらいのジャストサイズに見える。