noa_noah_noa
MOURNING久々に書いた🌱⚖️。リハビリ。用量・用法はお守りください用量・用法はお守りください
セノを閉じ込めておくことにした。
セノのために別宅を買うことも検討したが、それよりも資金を自室の整備等に充てた方が良いとわかったのですぐに止めた。代わりにセノ用の寝具や寝巻きを買った。他にも備品を少々。
自室の準備が出来たので次は呼び寄せることにした。彼の仕事の予定は自分の職業柄掌握済であったので決行日を決めるのは容易い。大捕物が終わって後処理も一段落するであろう日に彼を食事に招くことにした。
計画のことは伏せて、久しぶりに君と一夜を過ごしたいと囁けば、被り物でも隠せない赤い耳がふるりと縦に揺れた。律儀な彼のことだから1週間前に約束さえすれば翌日を休暇にすることは分かりきっていたので、俺は当日と翌日に休暇をとることにした。計画は完璧だが、準備も同等に完璧でなくてはならないのだ。
2542セノを閉じ込めておくことにした。
セノのために別宅を買うことも検討したが、それよりも資金を自室の整備等に充てた方が良いとわかったのですぐに止めた。代わりにセノ用の寝具や寝巻きを買った。他にも備品を少々。
自室の準備が出来たので次は呼び寄せることにした。彼の仕事の予定は自分の職業柄掌握済であったので決行日を決めるのは容易い。大捕物が終わって後処理も一段落するであろう日に彼を食事に招くことにした。
計画のことは伏せて、久しぶりに君と一夜を過ごしたいと囁けば、被り物でも隠せない赤い耳がふるりと縦に揺れた。律儀な彼のことだから1週間前に約束さえすれば翌日を休暇にすることは分かりきっていたので、俺は当日と翌日に休暇をとることにした。計画は完璧だが、準備も同等に完璧でなくてはならないのだ。
noa_noah_noa
CAN’T MAKEよくわからないけれど⚖️くんが情緒不安定。描写はないけど事後なので注意。
無題。とろとろと溢れていく意識を集めて目を開けると、うっすらと白んだ空がサイドテーブルを照らしていた。
視界に入った水差しが喉の渇きを思い出させてくれる。
酷使してしまった喉を潤すべく身体を起こそうとしたが、隣の温もりがそれを阻止している。両腕でがっちりと俺を包み込んでいる男はすっかり夢の世界にいるらしい。
すう、すうと幼子のような寝息を立てている姿は普段の仏頂面との落差もあって愛らしく感じる。
作りものめいた彼の髪をくしゃりと撫でれば、見た目よりも柔らかい触感が心地よかった。無意識なのだろう、撫でる手に吸い付くように顔を動かしている。
かわいい。
でも、格好いい。
そんな男が俺のものだなんてそんな贅沢、許されていいのだろうか。
1435視界に入った水差しが喉の渇きを思い出させてくれる。
酷使してしまった喉を潤すべく身体を起こそうとしたが、隣の温もりがそれを阻止している。両腕でがっちりと俺を包み込んでいる男はすっかり夢の世界にいるらしい。
すう、すうと幼子のような寝息を立てている姿は普段の仏頂面との落差もあって愛らしく感じる。
作りものめいた彼の髪をくしゃりと撫でれば、見た目よりも柔らかい触感が心地よかった。無意識なのだろう、撫でる手に吸い付くように顔を動かしている。
かわいい。
でも、格好いい。
そんな男が俺のものだなんてそんな贅沢、許されていいのだろうか。
noa_noah_noa
DONE前にツイートした🌱の台詞の前後に台詞だけ肉付けしただけのもの。ディベート:愛の告白について(仮)ディベート:愛の告白について(仮)
「アルハイゼン」
「セノか」
「急に来てすまない。お前に話したいことがあるんだ」
「ほう?大マハマトラ殿の逆鱗に触れるような行動をした覚えはないのだが」
「俺は仕事でお前のところに来たんじゃない。そういうところが嫌味ったらしいと言われる一因だと思うぞ」
「ああ、すまない。君の珍しい格好に驚いて思ってもいないことが口から出てしまったようだ。気に障ったのであれば謝ろう」
「いや、それはいらない」
「そうか。それで用件はなんだ」
「これから言うことはお前を不快にさせると思うから聞き流して欲しい」
「君の発言は矛盾しているな」
「ああ。自分でも理解している。ただ、この件について議論をするのは俺の主張を全て言い終えてからにしてほしい」
1232「アルハイゼン」
「セノか」
「急に来てすまない。お前に話したいことがあるんだ」
「ほう?大マハマトラ殿の逆鱗に触れるような行動をした覚えはないのだが」
「俺は仕事でお前のところに来たんじゃない。そういうところが嫌味ったらしいと言われる一因だと思うぞ」
「ああ、すまない。君の珍しい格好に驚いて思ってもいないことが口から出てしまったようだ。気に障ったのであれば謝ろう」
「いや、それはいらない」
「そうか。それで用件はなんだ」
「これから言うことはお前を不快にさせると思うから聞き流して欲しい」
「君の発言は矛盾しているな」
「ああ。自分でも理解している。ただ、この件について議論をするのは俺の主張を全て言い終えてからにしてほしい」
noa_noah_noa
MOURNINGアルセノもどき謎パロ。なんでもありな人用。
※18世紀後半くらいの西欧のどこかの国っぽいイメージかもしれない
最初と最後、そしてタイトルが言いたかっただけ。
唯一の男。唯一の男。
セノはいつだって淋しがりやに囲まれている。
セノという少年について語るには、まず彼の母親について話さなければならない。
セノの母親はこの国で3番目に大きな都市でとある娼館の5番目くらいに人気のある娼婦だった。
異国から流れてきたという彼女は、闇に溶け込んでしまう程の漆黒の髪に太陽に焦がされた褐色の肌をしていた。この国では滅多に見かけない色と妖艶な肉体は男達の関心を誘った。一方で彼女は母国とはやや発音も文法も異なるこの国の言葉は殆ど話せず、子供程度の語彙しか持っていなかったため、異国の血を引く豊満な身体の女に似合わぬ愛らしさがあった。それもまた男達の欲を駆り立てたのだった。
彼女は自分のことを愛してくれる男達のことが大好きだった。故郷で家族を全て失い、この国に来た彼女にとって男達は自分を求め、一晩中その大きな腕の中で包み込んでくれる貴重な存在だった。男達との夜は彼女を祖国での過去を忘れさせ、冷え切った心を温めてくれた。
6133セノはいつだって淋しがりやに囲まれている。
セノという少年について語るには、まず彼の母親について話さなければならない。
セノの母親はこの国で3番目に大きな都市でとある娼館の5番目くらいに人気のある娼婦だった。
異国から流れてきたという彼女は、闇に溶け込んでしまう程の漆黒の髪に太陽に焦がされた褐色の肌をしていた。この国では滅多に見かけない色と妖艶な肉体は男達の関心を誘った。一方で彼女は母国とはやや発音も文法も異なるこの国の言葉は殆ど話せず、子供程度の語彙しか持っていなかったため、異国の血を引く豊満な身体の女に似合わぬ愛らしさがあった。それもまた男達の欲を駆り立てたのだった。
彼女は自分のことを愛してくれる男達のことが大好きだった。故郷で家族を全て失い、この国に来た彼女にとって男達は自分を求め、一晩中その大きな腕の中で包み込んでくれる貴重な存在だった。男達との夜は彼女を祖国での過去を忘れさせ、冷え切った心を温めてくれた。
mmpp02
DOODLEアルセノです。お腹かみかみするの好き…スペース余ったので耳はみはみも
大マハにかわい子ぶって甘える(策士)配膳さんと、怒りながらもなんやかんや許す大マハ癖です。
大マハに気付かれない様にモブ俺に牽制してください。
noa_noah_noa
MOURNINGアルセノ?もどき。夢想の楽園。※夏目漱石の『夢十夜』オマージュ
夢想の楽園。
こんな夢を見た。
気まぐれに古代遺跡を探索しようと砂漠を訪れた途端、大きな砂嵐に襲われた。
平時でさえ足元が不快で仕方ないのに視界まで奪われるとは思わなかった。
避難も兼ねて目的地へ急ぐと、目の前に血まみれの恋人が倒れていた。
思わず駆け寄り名前を呼んでみたが、嵐のせいで声が聞こえていないのか反応はない。がたがたと震える身体をそっと抱えて遺跡へと向かった。
目的地に着いてすぐに外套を脱いで床へ広げ、その上に恋人を寝かせた。彼の権威の象徴でもある被り物を外してやる。
先ほどから身体の震えは止むことはなく、朝焼けのような瞳は半分ほどしか見えなくなっていた。一緒に運んだ彼の鞄からいつも持ち歩いている筈の包帯と止血剤を取り出そうとしたが、入っておらず、どうしたものかと自分の鞄の中身を漁ってみたところで役に立ちそうなものはなかった。
2285夢想の楽園。
こんな夢を見た。
気まぐれに古代遺跡を探索しようと砂漠を訪れた途端、大きな砂嵐に襲われた。
平時でさえ足元が不快で仕方ないのに視界まで奪われるとは思わなかった。
避難も兼ねて目的地へ急ぐと、目の前に血まみれの恋人が倒れていた。
思わず駆け寄り名前を呼んでみたが、嵐のせいで声が聞こえていないのか反応はない。がたがたと震える身体をそっと抱えて遺跡へと向かった。
目的地に着いてすぐに外套を脱いで床へ広げ、その上に恋人を寝かせた。彼の権威の象徴でもある被り物を外してやる。
先ほどから身体の震えは止むことはなく、朝焼けのような瞳は半分ほどしか見えなくなっていた。一緒に運んだ彼の鞄からいつも持ち歩いている筈の包帯と止血剤を取り出そうとしたが、入っておらず、どうしたものかと自分の鞄の中身を漁ってみたところで役に立ちそうなものはなかった。
w5zTvFVqd7tGyb2
PASTEnglish Log.Sorry, I'm using a translation site, so it's incomplete English.Please give me any advice to make it easier to read for English speakers. 5noa_noah_noa
MOURNINGアルセノ4つめ?拙作(https://poipiku.com/7286563/8263683.html)の続きのような話。本当は🌱の誕生日祝いに書き切るつもりだったけれど、間に合わなかった。
※🌱伝説任務ちょいバレ?注意
🌱の家に楽器が飾ってあったので、そこから前作を思いついて、今回に至るところまでの流れが書きたかっただけ。
ラストダンスは貴方と。最早ルーティンとなりつつある、恋人への家へと向かうセノはドアの前で立ち止まった。平穏と静寂を好む恋人の家の中から僅かに音が聞こえる。音と言っても料理や掃除といった生活音ではない。
聞き覚えのあるような、初めて耳にするような音色。
彼の同居人が演奏しているのだろうかとセノが扉を開けてみれば、アルハイゼンが椅子に腰掛けて二弦楽器を弾いていた。
「お前が楽器を弾くなんて知らなかった」
「……君か」
セノに気づいたアルハイゼンはその手を止めた。セノはそのまま彼の隣に座る。
「芸術には疎いと思っていた」
「確かに俺は芸術を愛するタイプではないが、楽器をただの調度品として飾るような愚行はしないさ」
アルハイゼンは後方の棚の上に立てかけているもう一つの楽器に目をやりながら反論した。
1343聞き覚えのあるような、初めて耳にするような音色。
彼の同居人が演奏しているのだろうかとセノが扉を開けてみれば、アルハイゼンが椅子に腰掛けて二弦楽器を弾いていた。
「お前が楽器を弾くなんて知らなかった」
「……君か」
セノに気づいたアルハイゼンはその手を止めた。セノはそのまま彼の隣に座る。
「芸術には疎いと思っていた」
「確かに俺は芸術を愛するタイプではないが、楽器をただの調度品として飾るような愚行はしないさ」
アルハイゼンは後方の棚の上に立てかけているもう一つの楽器に目をやりながら反論した。
noa_noah_noa
MEMOアルセノ3つめという名の走り書き。ふ……り⚖️妄想
一応、そういう描写を連想させるので未成年閲覧禁止
無題※ふたなりセノ妄言
未成年閲覧禁止
捏造なんでもござれ
書きたいところだけ書き殴った
「アルハイゼン」
セノが下履きに手をかける。親指と人差し指に挟まれた布がゆっくりと下がっていく様子をアルハイゼンは一瞬たりとも見逃さまいと見つめていた。
セノはそんな彼の、食い入るような視線に眉ひとつ動かさずに己の「秘密」を晒した。
「……っ」
隠しきれなかった息がこぼれる。それは歓喜か驚きか。
アルハイゼンの視界を支配していたのは、セノの太腿に伝う赤だった。
「流石のお前も驚いたか」
セノはするりと下履きを足から抜き、太腿の赤を拭う。
「それは」
「予想はついているだろう。月のものだ」
「なぜ」
「契約だから」
セノは下履きを履き替えながら答える。
670未成年閲覧禁止
捏造なんでもござれ
書きたいところだけ書き殴った
「アルハイゼン」
セノが下履きに手をかける。親指と人差し指に挟まれた布がゆっくりと下がっていく様子をアルハイゼンは一瞬たりとも見逃さまいと見つめていた。
セノはそんな彼の、食い入るような視線に眉ひとつ動かさずに己の「秘密」を晒した。
「……っ」
隠しきれなかった息がこぼれる。それは歓喜か驚きか。
アルハイゼンの視界を支配していたのは、セノの太腿に伝う赤だった。
「流石のお前も驚いたか」
セノはするりと下履きを足から抜き、太腿の赤を拭う。
「それは」
「予想はついているだろう。月のものだ」
「なぜ」
「契約だから」
セノは下履きを履き替えながら答える。
noa_noah_noa
MOURNINGアルセノ2つ目。多少のキャラストバレと多大なる捏造設定あり。
単純に後半のシーンが書きたかっただけ。
引用元
https://www.poetryfoundation.org/poems/43812/a-red-red-rose
http://marieantoinette.himegimi.jp/gardenredrose.html
恋人は、恋人は、
「なぜ知論派だったんだ」
セノが不意に尋ねる。問われたアルハイゼンは読みかけの本から視線をセノに移した。
「いきなりどうした」
「前から気になっていたんだが、機会が無くて」
「いくら機会がないからといって、君は人の進路の選択という大事なことをデッキの構築に行き詰まった気分転換として聞くのか」
アルハイゼンがセノの手元を咎めるように見て言えば、セノは少しだけバツが悪そうな顔をした。そして、そういうつもりではなかったんだが、と前置きをして続けた。
「俺はお前が賢い人間だと思っているし、実際多岐にわたる知識も持っている。だからこそ、なぜ知論派を専攻したのか気になっただけだ。お前なら他の学派でもやっていけただろう」
2084「なぜ知論派だったんだ」
セノが不意に尋ねる。問われたアルハイゼンは読みかけの本から視線をセノに移した。
「いきなりどうした」
「前から気になっていたんだが、機会が無くて」
「いくら機会がないからといって、君は人の進路の選択という大事なことをデッキの構築に行き詰まった気分転換として聞くのか」
アルハイゼンがセノの手元を咎めるように見て言えば、セノは少しだけバツが悪そうな顔をした。そして、そういうつもりではなかったんだが、と前置きをして続けた。
「俺はお前が賢い人間だと思っているし、実際多岐にわたる知識も持っている。だからこそ、なぜ知論派を専攻したのか気になっただけだ。お前なら他の学派でもやっていけただろう」
noa_noah_noa
MOURNINGアルセノに狂ってしまい、タイトルとほんの少しのシーンが書きたくて書いてしまった。物語調の語り口になっているのはアルハイゼンの視点になると頭のおかしさが激化してしまうので、抑えるため。
先人達に刺されないかだけが心配。
なんでも許せる人しか読んではいけない私だけが満足している。
気ぐるいの書記官(アルセノ)気ぐるいの書記官
スメールにアルハイゼンというとても優秀な書記官がいました。
アルハイゼンは知恵の国スメールの書記官にふさわしい頭脳と学者特有の未知への好奇心から培われた豊富な知識を持っていましたが、自分のポリシーに反することはたとえ仕事に関することでもしない、他人からの評価を気にせず、物事の本質をストレートに言ってしまい、周囲の反感を買いやすく人間味の薄いことから「気狂い」と呼ばれていました。
そんなアルハイゼンにも例外がありました。
それは彼の恋人です。
アルハイゼンの恋人はセノという、正義感と人情に溢れる大マハマトラでした。セノは教令を破った学者を裁くマハマトラのトップで、学者たちには恐れられていましたが、「大マハマトラ」の兜を脱いだセノを知る人たちからすれば思いやりの塊のような青年でした。そんなセノの一面を知る人はほんの一握りでしたが。
3332スメールにアルハイゼンというとても優秀な書記官がいました。
アルハイゼンは知恵の国スメールの書記官にふさわしい頭脳と学者特有の未知への好奇心から培われた豊富な知識を持っていましたが、自分のポリシーに反することはたとえ仕事に関することでもしない、他人からの評価を気にせず、物事の本質をストレートに言ってしまい、周囲の反感を買いやすく人間味の薄いことから「気狂い」と呼ばれていました。
そんなアルハイゼンにも例外がありました。
それは彼の恋人です。
アルハイゼンの恋人はセノという、正義感と人情に溢れる大マハマトラでした。セノは教令を破った学者を裁くマハマトラのトップで、学者たちには恐れられていましたが、「大マハマトラ」の兜を脱いだセノを知る人たちからすれば思いやりの塊のような青年でした。そんなセノの一面を知る人はほんの一握りでしたが。