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    ちょりりん万箱

    陳情令、魔道祖師にはまりまくって、二次創作してます。文字書きです。最近、オリジナルにも興味を持ち始めました🎵
    何でも書いて何でも読む雑食💨
    文明の利器を使いこなせず、誤字脱字が得意な行き当たりばったりですが、お付き合いよろしくお願いします😆

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    ちょりりん万箱

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    魔道祖師オンライン交流会7の展示作品です。

    藍思追と藍景儀はお互いに想いあっているのに、それを隠しながら、習慣と誤魔化して生活していた。
    R-18なので、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。よい子は18歳まで我慢してね!

    パスワードは、本日の日付(数字4つ)と18⬆️?yes/no?

    楽しんでいただけますように!

    #魔道祖師
    GrandmasterOfDemonicCultivation
    #追儀
    anotherMatter

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    はるもん🌸

    MOURNING「今、誰かが私を呼ぶ声がした。魏嬰、君か?」
    月夜を見上げ、藍忘機は遠い昔に見たかわいらしい笑顔を思い出していた。そんな独り言をつぶやいたことがあった。魏無羨がいなかった時間があまりにも長すぎた。
    そのせいか、今ある幸せが、まるで嘘のように感じる瞬間があるのだ――――――――。
    あなたがここにいる『魏嬰、なぜ君が死ななければいけなかったのだ…』

    背中の痛みよりも、胸の痛みがこたえた。冷泉でどれだけつかろうとも、癒える事はない。
    兄が「時がたてば忘れ行くだろう」と言いに来てくれた事がある。

    されど、その日は来なかった。

    師弟が大きくなっていく様を感じ取るたび、時間の経過を感じる。
    かつて子供だった彼がはしゃいでいた姑蘇の山道を歩いては魏無羨の笑い声を思い出す。なぜ一緒に遊びに出かけなかったのだろうと後悔しても、もう遅い。

    彼はあんなにも自分を気にかけてくれていたのに。愛しさは増すばかりだった。会いたくて、愛しくて、つらかった。



    「――――――ッ」

    藍忘機は息を少しみだしつつ目を開けた。
    体にずしりとした重みを感じる。魏無羨だ。むにゃむにゃと自分の髪の毛を口に入れて何か言っている。力加減を忘れてつい、強く抱きしめてしまった。
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