Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    riho_7777

    @riho_7777

    ほとんど五七

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 17

    riho_7777

    ☆quiet follow

    続きました。
    できてない五七、ジュセン時代の晩夏の話。
    やっぱり五さんがクズ風味。

    R-18作品のため、高校生を含む18才未満の方は閲覧できません。
    ご了承ください。

    18才以上ですか?(yes or no)

    #五七
    Gonana

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖😍🙏💖💖💖💖💖💖💖💗💖💖😍🙏💖💖💖💖❤❤❤❤❤💖💖💖💖💖💖💖💖💖🙏🙏🙏💘💘💘🍑💘💘💘💘💘💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    riho_7777

    PROGRESSweb再録本(7/24発行予定)に入れる予定の書き下ろし短編その1の冒頭になります。
    サラリーマン時代の七が五さんと再会する話。
    再録本に収録予定のこの話の前日譚です。
    https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15665619

    推敲前のため、誤字脱字等はご容赦を。
    恋は思案の外 金曜日の夜、どうせ明日も出勤だからと仕事を切り上げ、まだパソコンとにらめっこしている同僚を残して七海はオフィスを後にした。
     就職して半年、証券会社の仕事は思っていた以上にハードだった。来る日も来る日も他人の金のことばかりを考える日々。これまでは主に先輩社員のサポートについてきたが、つい先日、単独で顧客を持つことが決まったと、内々に上司から伝えられた。新入社員としては異例の早さらしい。これからますます忙しくなるだろう。
     早めに会社を出たつもりだったが、オフィスビルの通用口から外へ出て腕時計を見ると時刻は十時を回っていた。空腹は感じるものの、外食して帰る気分にならず、疲れ切った身体を引きずるように、週末で賑わう繁華街を駅に向かって歩く。夏日超えの暑い日が続いていた今年の秋も、十月半ばを迎えようやく秋めいて過ごしやすくなった。きっちり締めていたネクタイを緩めながら歩いていた七海は、駅前の開けた空間に人集りができていることに気付いた。多くの人がちらりと視線を送るだけで通り過ぎていく中、十人ほどの人は立ち止まり、遠巻きに何かを見ている。七海は歩くスピードを上げて人だかりの側を通り過ぎようとして、思わず足を止めた。人だかりの中心にいたのは、七海がもっとも会いたくなくて、誰よりも会いたかった男だったからだ――逃げるように去った世界に置き去りにしてきた、青い春の残像。
    3770

    related works

    recommended works

    mahiruBBB

    PROGRESSほりぃさん(@57Dholly)、いはしさん(@sardine57817)のリレー小説バトンを僭越ながら頂きまして…これで良かったのか?!誰かが、優しく己の髪に触れている。壊れものを扱うかのように細やかな動きをみせる指先は、しばらくするとそのまま降り、頬まで来るとむに、と薄い肉を摘んだ。
    「起きてるんでしょ、七海」
    寝たふりなんて可愛いね。そう言いながらずっと弄られている頬が痛い。まだ惰眠を貪っていたかったのだが、この我儘な恋人は1人でのんびり目覚めを待つなんて芸当は出来ないようだ。
    「…止めてください、痛いです」
    「あ、起きた」
    「起きたんじゃなくて、起こされたんです」
    「えぇ〜どっちでも良くない?」
    ジトッとした目で見つめるも、『すっきりしました‼︎」と顔にかいてあるご機嫌野郎は全く意に介さないようだ。何回繋がったのか途中から覚えていないが、とりあえずズキズキと痛む腰が昨晩の激しさを物語っている。床に落ちているぐしゃぐしゃのリネン類は見なかったことにして、五条さんが手渡してくれたミネラルウォーターを煽った。
    「ねえ、ご飯とシャワー、どっちにする?」
    それとも僕、かな?なんて寝惚けたことを曰う五条さんにキャップを閉めたペットボトルを投げつけるが、直前でボトリと上質なカーペットの上に落ちた。クソッ。
    「えっ今舌打ちしたよ 1194