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    hydroxidestar

    @ReinesReines

    ツバサ(紅)です。好き勝手に書いてます。よしなに

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    hydroxidestar

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    R18.刀/剣/乱/舞ぶ.ぜ.ま.つ。酒盛りをしている時に、豊前は媚薬成分が入ったお酒を飲んでしまったようで。松井が様子を見に行くと豊前は苦しそうにしていた。部屋を出ていけと言う豊前に対して松井は――。

    #ぶぜまつ
    japaneseClethra

    豊前が媚薬を飲んでしまった「松井、すまねえ!」

    部屋に来た和泉守兼定が両手を合わせていきなり謝るものだから、僕はつい首を傾げてしまった。
    聞けば、昨日は新選組、三名槍、太郎次郎のメンバーで酒盛りをしていたらしい。そこへ遠征を終えた豊前と桑名が加わってすごいことになったらしい。騒ぎすぎて、へし切長谷部が怒っていたのはそのせいか。

    実はその中に媚薬成分が入ったお酒が混じっていようで。万屋でジョークグッズと思い買ったのだが、遅効性のガチのものらしく……それを豊前が飲んでしまったと言うのが顛末だ。

    「道理で、今朝は起きてこないわけだ」
    「面白がって買ってしまった私たちも悪いのです。松井江、申し訳ありません」

    太郎太刀が深々と頭を下げてきた。お酒の席なのだし、ハメを外したくなる気持ちは分からないでもない。

    「そんなに謝らないで。飲んだのは豊前なんでしょう?それは飲んだ方にも責任はあるから。また、豊前と飲んでやってください」
    「松井江、ありがとうございます。弟によく言って聞かせますので」
    「ちょっと兄貴!?アタシの所為だって言うのかい!?」
    「貴方があれこれと買いこんだからですよ」
    「松井、今度からは一言声かけるわ。その方が安心するでしょ?」
    「うん、ありがとう。加州清光」

    これから出陣と遠征だと言う面々を見送り、僕は豊前の部屋へと向かうことにした。幸いにも月末月初の忙しい時期は過ぎたから、事務処理はゆっくりできる。
    厨に寄って水分と軽食、冷たいタオルを持っていくことにした。

    「豊前、入るよ?」
    「まつ、い……?」

    豊前の息は荒い。風邪と言われればそうとも見えるが、瞳はぎらぎらと燃えているし、頬から耳まで朱に染まっている。これは完全に行為のときのカオだ。

    「聞いたよ。調子が悪いんだってね。水は飲めそうかい?」
    「飲みてえ、けど……まつに手ェだしそうで怖え。まつ、悪いことは言わねえから早く出ていった方が……っ」
    「ムリに決まってるでしょ。そんなに具合悪そうなのに」
    「これは、具合じゃなくて……っ!」

    僕は豊前の額に自分のを重ねてみた。熱は思ったよりも籠っている印象だ。これは早く放出しないと豊前が辛いだろう。

    「おれは。おれは、こんなふうにまつを、だきたく、ねえんだよっ」

    腕を掴まれたと思うと、僕は布団に押し倒されていた、豊前の腕が震えている。
    豊前はいま、必死に耐えていた。自分の腕を噛んで、欲情に耐えているくらいに僕を優しく扱おうと言うのが伝わってきた。ほんと、君は僕に優しいんだから。

    膝で豊前の硬い場所を突くと、豊前の口から「う、っ……」と声が漏れた。豊前はわかっていないなあ。僕にだって君に欲情するのに。そんな姿を見せられたら、僕だってむりなんだよ?

    「ま、つっ!」
    「そこに溜まってるもの出さないとキツイでしょ」
    「だからっ、それは俺ひとりで……っ。まつ、早く離れてくれっ。俺の気が変になる前に…!まつ!」

    豊前の息がさっきより上がっている。それすらも、僕は愛しく感じるんだ。

    「いいんだよ、豊前。大切にされるのも嬉しいけど、僕はそれ以上が欲しい」

    豊前の首に腕を回して抱き寄せる。長い口づけを交わしたあと、豊前の瞳が好きな色に変わった。


    ***


    「まつのナカ、ぴんくだな」
    「ひ、あ……っ!?」

    豊前の舌が粘膜を拓いていく感触に、背中が粟立つ。やめてほしいのと、続けてほしい気持ちが入り混じって足に力が入らなくなる。
    豊前とこういう関係になるまで相手のものを口に含むなんてことは想像もしていなかったけれど、好きな人のは違う。ずっと含んでいたいと思うんだ。上顎を刺激されるのも、喉の奥を突かれるのも全部快感に変わるから不思議だ。飲むことすら抵抗がなくなっていた。

    「……ったく、飲むなって言ってンだろ」
    「豊前のは別……。僕の中で混じったら、身体の一部になるだろう?」
    「まったく、どこでそんな言葉覚えてきたんだか。……まつ、挿入たいから、こっち来てくんね?」
    「ん……」

    豊前と向き合って、僕はゆっくりと腰を下ろす。侵食されていく感触に身体中が悦んでいる。豊前を離したくないし、離れたくない。

    「ぶぜ……っ!まって、そこはっ」
    「気持ちいいか?」
    「ん、気持ち、いい……ぶぜん、まって、イッちゃう、イっちゃうから……っっ」

    首を激しく噛まれたと思えば、豊前の熱が最奥に放たれた。その瞬間、目の前がちかちかと明滅する。身体中が泡立つ。僕の全身で、豊前を好きと言っている。

    (もっと、もっと君が欲しいよ。豊前。激しくていい。僕なしじゃ生きていけないって思ってほしい)


    それからはもう理性なんか残っていなかった。

    「ああ、あっ、あぅ、うぁ…………っ!!」

    何度も繰り返し揺すられて、頭も体も溶けてしまったんじゃないかってくらいぐずぐずにされて、それでもまだ足りないって貪欲な自分がいる。

    「まつ、好きだ。かわいい、すきだ…………」
    「ぼくも、ぶぜん、だいすき…………」
    「あいしてるよ、まつ」
    「うん、うん…………っ!あ、あ、そこぉ、きもちいぃ…………っ」
    「ここだな?まつの気持ちいとこ」
    「ひゃあ、だめ、だめぇ…………っ!」
    「だめじゃねえだろ、こんなに締め付けてるのに」
    「だって、へんになる、おかしくなる…………っ」
    「俺は見てえな、お前が乱れる姿」
    「んん、だめ、だめだって、ばっ…」


    それからは何回豊前と体を繋げたのか覚えていない。
    覚えていることは、豊前が獣みたいにギラギラしていたこと、僕の口からは声にならない声ばかり出たこと。豊前がいっぱい愛を囁いてくれたこと。

    僕の体には赤い花がたくさん咲いて散らばったけれど、豊前の証という印だ。すぐに消えてしまうだろうが、それすらも愛しいよ、豊前。
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    hydroxidestar

    DONE戦闘の余韻抜けなくてキスしちゃう

    松井の腰が抜ける

    ぶ「キスだけでいかせてやんよ」

    事に及ぶ

    「指舐めて」と松井の口へ近づける。

    これで書けばよくない?と思い、書きました!!
    身も恋も溶かすのはきみヒトリ「やあ、松井江。出陣お疲れ様」
    「蜂須賀虎徹、ただいま。今日は君が昼当番なんだね」
    「ああ。すぐに食べるかい?」
    「そうしたいのだけど豊前が帰還途中から眠そうでね……。寝かせてきたらすぐ食べるよ」
    「了解した。きみたちの分は取り分けておくね」
    「ありがとう」

    上手く誤魔化せただろうか。
    豊前が眠いというのは、嘘だ。僕も豊前も戦闘の興奮がまだ体に燻っていて、興奮している。周りに悟られないよう平静を装っているが、それにも限界がある。なんとか部屋に辿り着くなり、豊前は噛み付くようなキスをしてきた。熱い、溶けそうだ。
    唇が合わさっただけなのに、全身が沸騰したように熱くなっている。お互いのジャケットは畳の上に放り投げた。後で畳まないと皺になるなあ、なんてことを考える余裕はこの時まで。豊前はキスを続けながら、僕の胸を弄る。つねったり摘まんだり。裾から入り込んだ長い手が伸びてきて、胸や腹をまさぐる。うそれだけで思考は停まりそうなのに、豊前はキスを止めない。何度も何度も舌を絡め取られて、豊前の唾液が僕のと混ざる。
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