芝桜。☆quiet followDONEMC♂×ベール。野外セ。成人向。ベールがお口でしてくれる。フォロワーさんとの何気ない(?)会話から生まれたもの。ラストがバッサリ終わるのは、伏線かもしれない。 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 芝桜。MOURNING留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。※メフィスト家族の捏造あり往年の名曲、レ○ッカのフレ○ズ。その歌詞です。貴族様もきっと、口づけを交わした日はパパの顔さえも見れなかっただろうなぁ、という話。口づけを交わした日は ぼんやりとして、目の前のことに集中できない。 自分が今どこで何をしているかという現実よりも、脳内で何度も繰り返し再生される場面の方に意識を全て持っていかれる。 新聞部。放課後。本棚。留学生。……唇。 『メフィスト、好きだよ』 「……メフィストフェレス。聞いているのか」 父の声に呼ばれ、私は慌てて顔を上げた。 「はい、父上」 若干の苛立ちをはらんだ父の声は、何度か呼びかけても反応が無かった私の態度によるものだろう。父は夕食を食べる手を止め、テーブルの斜向かいから訝しそうに私を見つめていた。 テーブルの上にはメインディッシュの魚。家族揃ってダイニングテーブルに着席している。父と兄の様子を見て、まだ幼い顔をした弟も向かい側から心配そうに私の顔色をうかがっている。 1624 芝桜。DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。※MAJOLISH捏造設定あり※留学生独自設定、モブ登場あり※メタい話お題「MAJOLISH」#obm男MC版深夜の創作一本勝負#obmプラスB攻悪魔は「人」と呼べるのか「んー、どうしようかな。……メフィスト、ごめん、やっぱりこっちのジャケットも着てみてくれる?」 俺はずらりとハンガーに吊るされたジャケットの中から、少し光沢のあるダークグリーンのものを手に取り、メフィスとフェレスに差し出した。 「おい、これで何着目だ。何でも同じだから早く決めろ」 メフィストフェレスが苛ついた口調で言う。何度もリテイクを繰り返され、さすがに嫌気がさしてきたのだろう。俺もそうなるだろうとは思っていたので、ここに来るまでの間、必死にウェブカタログを読み込んで、衣装については「これでいこう」というものを決めていた。しかし、ウェブで見た画像と実際に目にする衣装は違うし、何を着せてもスマートに着こなしてしまうメフィストフェレスに、ついつい色々な衣装を試したくなってしまったのだ。 1978 芝桜。MOURNING執事誕’22おめでとうございます!というわけで、全くお祝い関係ないですが、去年9月に発行したコピ本より再掲します。カプ無しでバルバトスと殿下の話です。L30辺りをさまよっていた頃、バルバトスは若く見えて爺に間違いないとは思いつつ、純粋に若いバルバトスと殿下の出会いを見てみたいと思って創作したもの。嘘しか言ってない。殿下と執事のこと 魔王の息子が成年を迎えるに当たり、魔王城では王子の新しい執事を召し抱えることが決まった。 そして、その執事に選ばれたのがバルバトスだった。 彼の年齢や経歴から考えると誰が見ても異例の抜擢で、当のバルバトス自身もなぜ自分が選ばれたのか、そのはっきりとした理由は分からなかった。 初出勤の前日、明日からの勤務に向け、先輩の執事から仕事内容の引き継ぎや魔王城の案内、そこに住む人々や取引先についての留意点などの説明をみっちりと叩き込まれた。怒涛の情報が洪水のように一気に流し込まれたが、要領の良いバルバトスは、言われた内容はどれもすぐに理解できたので、その日の昼過ぎには解放となった。 先輩執事にお礼を言い、仕事場を後にしたバルバトスは、帰宅の前に、しばし魔王城を散策することにした。 2273 芝桜。MOURNING留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。お題「水着」#obm男MC版深夜の創作一本勝負#obmプラスB攻悪魔は人を導けるのか 昼休みのRAD学食。 留学生がいつにもなく真剣な面持ちでD.D.Dの画面を見つめている。ランチは既に食べ終わっているらしく、トレイに乗せたままの食器がテーブルの脇に寄せられたままになっている。 何を見ているのか知らないが、普段のダラダラとした「ながらスマホ」ではなく、何か真剣な悩みでもあるような雰囲気だ。 「調べ物か?」 「あ、メフィスト!?」 声をかけると、何をそんなに驚いたのか留学生の肩がビクッと大きく飛び跳ねた。 「座るぞ」 ランチセットのトレイをテーブルに置き、留学生の向かいの席に腰を下ろす。 「真剣な顔をして何を見ていたんだ」 留学生が大事そうに握るD.D.Dにチラリと視線をよこして問いかける。 1556 芝桜。DONE留学生♂×メフィストフェレス「始まりは別れの手紙から」企画に参加させていただきました。私のことをどうか忘れてください、という手紙から始めるストーリーです。#obm_始まりは別れの手紙から悪魔の心臓『俺のことをどうか忘れてください』 机の上には、そう書かれた手紙と一枚の写真がある。メフィストフェレスを斜め後ろから撮影した写真だ。RAD新聞部の部室でデスクに向かって椅子に腰掛けているメフィストフェレス。そのほかには特に何も写っていない。 自室の整理をしている時にたまたま見つけた写真だった。学生時代のものをまとめて保管している箱の中に入っていた。クローゼットの奥から引っ張り出した箱の、そのさらに下の方に入っていた封筒の中身だ。 この写真がどのタイミングで撮られたものなのか、なぜこんな手紙と一緒にここにあるのか。思い出そうとしても、その出来事はもう完全にメフィストフェレスの記憶からは忘れ去られていた。 3157 芝桜。DONE留メフィ。obm留♂×メフィストフェレス。名無し留学生(俺)とメフィスト先輩。お題「アイス」#obm男MC版深夜の創作一本勝負#obmプラスB攻悪魔はどこまで欲しがるのか 暑い暑いと手をバタバタとさせながらうるさく入ってきた留学生が、いつもの場所にドスンと座る。腰を下ろすやいなや、右手にぶら下げていたビニール袋の中からアイスクリームらしきものを取り出し開封し始めた。毎度のことだが、新聞部を何だと思っているのか。 じっと睨みつけていると、こちらの視線に気づいたようで、顔を上げた留学生と視線が合った。 「何? 欲しいの?」 そんなもの欲しいわけがない。 「最近、冷たいものばかり食べているな」 「だって、夏だもん。暑いし」 留学生は途中まで開封しかけたアイスクリームのパッケージをこちらに向けて見せた。 「それに、懐かしいんだよね。今、購買部で「人間界フェア」をやっててさ。見覚えのあるものを見つけると思わず買ってきちゃうわけ」 969