Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    らいか⛩

    @raikasandesuyo

    25↑腐のもの大好き
    今はK暁の二次創作ばかりの書いてますが新人(?)……。
    2022年に書き始めたばかりなので至らない所が沢山ありますがご了承下さい…。

    リアクションや応援絵文字ありがとうございます。いつも励みにさせて頂いております

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 🙏 ❄ ⛩ 🌸
    POIPOI 24

    らいか⛩

    ☆quiet follow

    お狐パロK暁序章のKK目線です
    ゴスワイプレイマンなのに凛子さん絵梨佳ちゃんKKの話し方全然間違ってたらすみません
    書きたいネタが増える…

    #K暁

    「KK、あなたに依頼よ」
    KKはタバコ休憩という名のサボりをしている最中に先程から作業をしていた筈の凛子から資料を渡される。タバコを灰皿に押し付け火を消すと資料を受け取り中を見やる。その依頼内容は稲荷神社の浄化と書いてあった。
    「今まで依頼が来なかった神社じゃねぇか、守り神が穢れて悪さでもしてるってのか?」
    神社の事なので詳しくは内容が書いてなく只々稲荷神社の浄化としか書いてなかった為訝しげに凛子を見ると凛子は溜め息を吐きながら「半分正解で半分不正解よ」と返した。
    「半分正解ってどういうこった」
    「守り神が穢されてるのは確かよ。でも悪さをしてるわけじゃない。詳しい事は絵梨佳と一緒に稲荷神社に行く事ね。」
    それだけ言うと凛子は再び作業に戻る。KKは首を傾げながら絵梨佳がアジトに来るのを待つしかなかった。
    その間KKは浄化依頼をした稲荷神社に関して分かる範囲で調べたが穢れに関しての情報は得られずその稲荷神社の評判しか知ることが出来なかった。
    「おい、凛子。この稲荷神社穢れに関した情報がねぇぞ」
    「そりゃそうよ、絵梨佳が気付くまで隠してたみたいだし、穢れを祓う守り神が初めて穢されて何をしたら良いか分からなかったってぐらいだからどこに頼ればいいか分からなくて相当困ってたんじゃないかしら?」
    KKは凛子から稲荷神社の依頼が来た時の話を聞くと稲荷神社の神主は穢れを祓ってくれる所を探したには探したがどれも胡散臭く信じられるものじゃなかった為絵梨佳が穢れを見つけた時藁にもすがる思いで声を掛けたそうだ。
    胡散臭い業界なのは理解しているし半分以上は金儲けの為の業者が多いのを知っているKKとしては確かにとしか思えなかった。
    そうこうしている内に絵梨佳が「こんばんはー」と言いながらアジトに入ってきたのを確認すると凛子は口を開くと「絵梨佳、あの稲荷神社にKKと一緒に行って頂戴。あなたが居れば話がスムーズにいくと思うわ。」と絵梨佳に伝える。
    KKは絵梨佳が共に行く理由を理解すると同時にそこまで用心深い神社なのに何故穢されたのか不思議でならなかった。
    それを知るには直接神社に向かうしかない為絵梨佳と共に神社に向かう為アジトを出る。神社には既に凛子から行く旨を伝えてあったのか鳥居に神主らしき男が待っていた。
    「ようこそおいで下さいました。私はこの稲荷神社の神主です。こちらにどうぞ」
    そう言うと神主はKKと絵梨佳を待合所に連れて行き「暫くお待ちください」と伝え何処かに去っていっく。それを見送るとKKは霊視をした。するとざわざわと言いようのない不快な穢れを感じ軽いものじゃない事を察した。
    暫くすると神主が戻ってきて「着いてきてください」と踵を返すので2人はまだ穢れについて話さない神主に首を傾げながらも着いて行く以外の選択肢がなかった為着いていくと行き先は拝殿で何故拝殿に?と思っていたら後ろから「あ、あなたは…!」と驚いたような嬉しさを滲ますような声がかけられた。
    「KK、知り合いだったの?!」
    絵梨佳が驚いたようにKKに言うもKKは声を掛けてきた狐2人の姿を見て「しらねぇ」としか呟けなかった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏👏💖💖💖❤❤❤😍😍💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    らいか⛩

    DONE25日はK暁デーのお題「犬or猫」です

    素敵なお題ありがとうございました!
    とても楽しかったです
    「お、いたいた、俺の話聞いてくれるか?」

    煙草を吸いながら隣に来た中年男は自分に目もくれず話し始めた。
    聞いてくれるか?と言っているが実際返事を聞く前に語り始めているのを見ると聞かないという選択肢はないようで男をジッと見つめる。

    「俺の恋人兼相棒がそこにいるんだが、あいつはやたらと犬や猫に好かれやがる。あの日も…おっと、あの日って言ってもわからんだろうが、簡単に言えば命懸けの共同作業をしたんだよ。で、あの日もあいつは犬を見たらドッグフードを与え猫を見たら撫でたり声をかけたりと俺が引くぐらいさ。つまり恋人さまは根が優しくてなぁ…そこにマレビトも妖怪も寄っちまう程で俺ぁ心配でたまんねぇ。今もマレビトに怯えて逃げてた犬やら猫がマレビトを祓ったお陰なのか戻って来て恋人さまを奪いやがる。正直面白くねぇな。あいつの良さと言えば聞こえはいいが、俺だって…あ、いや、なんでもねぇ。……話を戻すが、俺は犬や猫に好かれねぇ質でな、こっちには来やがらねぇ。俺にとっちゃ良いことだがな。おい、今苦手なんだろとか思っただろ?苦手じゃねぇよ、あいつらが俺を苦手なんだ。そんなに好きなら自分家で飼えばいいだろって言ってみたがたまに触るから良いんだとよ。本当に人並みの好きなのか?まぁ、そこはいい。別に議論するつもりもねぇしな。っと、俺は餌なんて持ってねぇよあっちいけ」
    1239

    related works