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    住めば都

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    住めば都

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    あくねこ、ラト夢。
    夜遅くに帰ってきた主様が、ラトと夜食を食べる話。どうやらラトは上手く寝つけなかったようで……?

    当初の想定とは全然違う内容になってしまいましたが、過去の悪夢で感情をざわつかせているラトを主様が宥めるという本筋のところは書けたので良しとします。
    本当は誕生日に間に合わせたかったけどムリでした。ラト、誕生日おめでとう!

    #aknkプラス
    aknkPlus
    #aknk夢
    #あくねこ夢
    cats-eyeDream
    #ラト
    lat

    ライナスの毛布 金の指環を指に嵌め、途端に襲い来る世界がねじれるような感覚を、目を閉じてやり過ごす。ゆっくり三秒数えて目を開けると、景色は見慣れた屋敷の玄関ホールに様変わりしていた。
    「……主様」
     帰ってきたことにほっと息をついた女に、暗がりから声をかけるものがいた。夜目の効かない彼女は、そこで初めてホール中央の大階段に腰掛ける執事の姿に気づいた。
    「あれ、ラト?」
    「はい……おかえりなさい」
    「うん、ただいま」
     名を呼ぶと、ラトはふらりと立ち上がった。濃いピンク色の髪が、彼の動きに合わせて揺れる。いつも三つ編みに結われている長い髪は下ろされており、シャンプーのコマーシャルかのようにさらりとたなびいた。
    「ラトがこの時間まで起きてるの、珍しいね」
     彼のほうへゆっくりと歩み寄りながら、女は言った。
     月が満ちるごと、情緒不安定になっていたラトの就寝は早い。彼が満月に狂わされることはもうないけれど、体に染みついた長年の生活リズムは早々変わるものではないらしく、いつも二十一時を過ぎると眠そうにしている。
     同室のフルーレも、美容のためにと早寝を心がけていて、夜更かしは苦手だ。そのためミヤジも二人に合わせ、地下の部屋は消灯時間を二十二時に設定しているという。
     現在時刻は、二十三時少し前。いつもはもっと早く帰ってこられるのだが、今日はたまたま終業ギリギリに急ぎの仕事が舞い込み、残業を余儀なくされてしまった。帰宅が遅れると知らせに戻った際、ロノに夜食を頼んでおいたので、女はそれを食べに来たのだった。
     宵っ張りの彼女にとってはそれほど遅い時間ではないが、ラトはいつもなら寝ている時間だ。眠れないのだろうか。そうだとしても、なぜこんなところで座り込んでいるのか。
    「いつもどおりにベッドに入ったのですが、目が覚めてしまいまして。胸のあたりがザワザワするので、ここで主様を待っていました」
    「そっか……そうなんだね」
     淡い微笑を浮かべたラトは、シャンデリアの揺らめく明かりに照らされて、やけに儚げだった。このまま夜の暗がりに解けていってしまいそうな、そんな雰囲気がある。
    「ラト」
     呼びかけて、彼女は手を差し出した。
    「私、これから厨房に行くんだけど、つきあってくれる? 夜の屋敷は暗いから、ラトが一緒にいてくれたら心強いな」
     きょとりと秋の空色をした瞳を瞬かせ、ラトは女の手を取った。節ばった、大きな傷だらけの手は、酷く冷たい。
    「クフフ……どこへなりとおつき合いいたしますよ。そもそも私は、あなたに会いたくてここにいたのですし」
     重さを感じさせない動きで立ち上がり、ラトは笑みを深める。表情が変わると儚い気配はなりを潜め、妖しいまでの艶やかさが漂い出した。
    この屋敷が女の帰る場所になってしばらく、ラトともそれなりの付き合いになる。だが、彼の纏う空気は変化の振り幅が大きすぎて、未だに戸惑ってしまう。
     内心ドギマギしながら、彼女はラトの手を握りしめた。彼の冷えきった指先が、温度を取り戻すことを願いながら。


     厨房に入ると、ラトが明かりをつけてくれた。
     キレイに片付けられた作業台の上に、メモが置かれている。ロノが女にあてて残したものだ。コンロの上の鍋にスープが、戸棚にパンが入っているという内容だった。
     女は慣れた手つきでコンロの火をつけると、お玉で鍋をぐるぐるとかき混ぜる。手持ち無沙汰そうにしているラトに、器とスプーンを二つずつ出してほしいと声をかけて、自分は冷蔵庫からパセリを取り出した。それを、包丁で細かく刻む。程よく温まったスープを器に移し、片方には彩り程度に、もう一方には山盛りのパセリを乗せたら完成だ。
    「よければ、ラトも一緒に食べよう? ラトの分は、パセリたっぷりにしたからさ」
    「……ふむ。主様が用意してくださったものですしね。せっかくなので、いただきます」
    「うん、ありがとう」
     ラトはパセリ以外の食材に興味がない。パセリを大量に投入したとはいえ、さまざまな食材を煮込んだスープを食べてくれるかどうか、正直なところ可能性は半々というところだった。
     受け入れてくれたことに安堵した女が礼を言うと、ラトは不思議そうに首を傾げる。
    「なぜ、主様がお礼を言うのですか? 用意していただいたのですから、私がお礼を言うべきところでしょう?」
    「そうかもしれないけど。でも、ラトが一緒に食べてくれるの、嬉しいから」
    「……そうなのですね。よくわかりませんが、主様が喜んでくださったのなら、私も嬉しいです」
    「うん。さあ、食べよう。いただきます」
    「いただきます」
     手を合わせてから、スプーンを手に取る。しょうがの風味が効いたスープは、ロノが作っただけあってとても美味しかった。
     しょうがには、食欲増進や疲労回復に効果のある成分が含まれているのだ。疲れて帰ってくる女のことを考えて用意してくれたことがわかって、心まで温まるようだ。
    「不思議ですね」
     静かにスープを口に運んでいたラトが、ぽつりと言った。パセリ以外をほとんど食べない彼には珍しく、器の中身が空になっている。
    「どうかした?」
    「温かいものを食べてお腹が温まる、というのは理解できるのですが……このスープを飲んでいると、胸の辺りまで温まる感じがして。ふむ、これはどういうことなのでしょう?」
     図らずも、ラトも女と同じことを考えていたらしい。彼は不思議でたまらないという顔で、中身のない器を覗き込んでいる。
     それは、ラトが嬉しいと感じているからだ。そう解説してやることもできたけれど、女は「それは不思議だね」と話を合わせ口を噤むことを選んだ。
     幼い子どものように、思ったことをそのまま声に出すラトのことだ。胸の温かさが喜びであることを知れば、自分がなにに喜んだのか考察し、気づいたこと全部を教えてくれるだろう。それは、あまりに面映ゆい。
     パセリを山盛りにしただけの、アレンジとも呼べない味変だが、ラトに喜んでもらえたのならよかった。用意した分を完食してくれたことも嬉しい。そんなふうに思って、女の胸もまた優しい温もりに包まれた。


     使った食器や器具をキレイに片づけてから、二人は厨房を後にした。
     ラトは当たり前のように、女を寝室までエスコートした。ドアの前で、就寝の挨拶をする。ラトの動きに合わせて揺れる長い髪に彼女は、そういえば彼は上手く寝つけなかったのだということを思い出した。
     心配になって、訊ねる。
    「ラトは、眠れそう?」
     玄関で会ったとき、胸がザワザワすると言っていたから、もしかしたら良くない夢を見たのかもしれない。平和な国でのほほんと生きてきた女からすれば、ラトの過去はあまりに凄惨だ。もし、昔の夢を見たのだとしたら。
     乗り越えたと彼は言うが、受けた傷や痛みが全て消えたわけではないはずだ。食事を分け合うことで、冷えきっていた彼の体を温めることはできたかもしれない。だが、心のほうはどうだろう。
     そんな女の不安とは裏腹に、ラトは穏やかな顔で首肯した。
    「はい。あんなにざわめいていた心が、今は嘘のように穏やかになっていますから。……主様は、今夜はこのまま、こちらで過ごされるのですよね?」
    「うん。そのつもりだよ」
    「でしたら、安心して眠れます」
     微笑んで、ラトは女の手を取った。そして甘えるように、あるいは祈るように、柔い手のひらに頬を擦り寄せる。
    「主様が屋敷にいない日の夜は……長くて、深くて、寂しさに溺れてしまいそうになります。でも、こちらにいてくださるときは耐えられるんです。朝が来たら、またすぐ主様に会えますから」
    「ラト……」
     ほとんど衝動的に、女は空いているほうの手もラトの頬に当てていた。言葉にならない感情を発散するかのように、手を動かす。黒猫執事の頭を撫でてやるときと同じ、いのちを慈しむ手つきだ。
     ラトはしばらく、女にされるがままにしていた。けれどやがて、掴んでいた手を離して、一歩分だけ足を後退させる。
    「主様の手は温かくて、とても名残惜しいですが……私はそろそろ部屋に戻ります。いつまでも、こうしてお引き止めするわけにいかないですしね」
     そう言うわりに、ハア……と大きなため息をつくものだから、女は思わず苦笑を零した。
     ラトは、いつでも気分の向くまま振舞っているように見える。しかし女といるときの行動には、いつも気遣いや優しさが見て取れた。今も、彼女を休ませるために、自分の欲求を抑えているのだろう。
    「おやすみ、ラト。ラトの見る夢が、いい夢でありますように」
    「私は大丈夫です。きっと、あなたの夢を見ますから。主様も、できれば私の夢を見てくださいね。そうすれば、朝まで会えなくても寂しくありません」
    「う、うん……そう、だね」
    「では、主様。おやすみなさいませ。また明日、一緒に過ごしましょう」
     頭を垂れるラトにひらりと手を振って、女は寝室に入った。
     なんだか、すごいことを言われた気がする。直前のやりとりを反芻して、彼女は頭を抱えた。
     ラトが女に対して抱いているのは、家族に向ける感情だ。彼自身が以前、そのように言っていた。同室のミヤジとフルーレ、そして主人たる女のことを、家族のように思っている、と。
     だというのに、勘違いしてしまいそうになる。女に向けられるラトの言葉の一つひとつが、あまりにも熱烈で。
     あんなふうに、言われてしまったら――
    「…………こっちで過ごす時間、もうちょい増やすか」
     長く、深く、寂しい夜が、彼を飲みこんでしまわぬように。夜更けにはおやすみを、陽が昇ればおはようを、日毎言えるように。
     明日、目が覚めたら、一番にラトに会いに行こう。そして、今夜見た夢の話をするのだ。ラトの夢には、本当に女が登場しただろうか。
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    住めば都

    DONEあくねこ、ルカス夢。
    いつもドキドキさせられて悔しい主様が、意趣返しのつもりで「ルカスは冗談ばっかり」と返したら、実は全部本気の本心だったと暴露される話。

    交渉係を務めて長い男が、自分の思いに振り回されて本音を隠せず、苦し紛れに冗談だよって見え見えの誤魔化し方しかできないのめちゃくちゃ萌えるなと思うなどしました
    いっそ全部、冗談にしてしまえたら 目の覚めるような美人ではない。愛嬌があるわけでも、聴衆を沸かせる話術を持つわけでもない。
     至って普通。どこにでもいそうな、地味で目立たないタイプ。――それが私だ。
     おおよそ三十年かけて築き上げた自己認識は、異世界で出会ったイケメン執事たちに「主様」と呼ばれ大切にされたところで、簡単に揺らぐようなものではない。
    「フフ、主様といられる時間は、本当に幸せです♪ この時間が、永遠に続けばいいのになあ……」
    「はいはい。全く……ルカスったら、冗談ばっかり言うんだから」
     上機嫌に微笑む担当執事を、私は半眼で睨みつけた。
     ルカスとアモンは、口説くようなセリフをよく言ってくる。恋愛経験の少ない私はそのたび顔を赤くしてドギマギしてしまうのだが、彼らの思惑どおりに翻弄されるのを、最近は悔しいと感じるようになっていた。
    1884

    住めば都

    DOODLEあくねこ。ナックとハンバーグの話。友情出演、ロノとテディ。
    執事たちの話題に上がるだけですが、美味しいもの大好き自称食いしん坊の女性主様がいます。
    後日、お礼を伝えられた主様は「私が食べたかっただけだから」と苦笑したそうです。

    お肉が苦手なナックに豆腐ハンバーグとか大根ステーキとか食べさせてあげたい気持ちで書きました。
    美味しいは正義 今日に夕食のメニューは、ハンバーグだ。
     食堂に向かう道すがらで会ったテディが、鼻歌混じりで嬉しそうに言うのを聞いて、ナックは落胆の気持ちを曖昧な笑顔で濁した。
     ナックは肉全般が苦手だ。メインが肉料理の日は食べられるものが少なく、空腹のまま夜を過ごすことも多い。
     だが、ハンバーグを心から楽しみにしているらしい同僚に、それを伝えることは憚られた。食事は日々の楽しみだ。テディには心置きなく、好物を味わってほしい。
     食事の時間は一応決まっているが、執事たちは全員揃って食事を取るわけではない。一階や地下の執事たちはそろって食べることが多いようだが。
     決められた時間内に厨房へ顔を出し、調理担当に、食事に来たことを告げる。そうして、温かい料理を配膳してもらうのだ。
    2130

    住めば都

    MEMO2023クリスマスの思い出を見た感想。
    とりあえずロノ、フェネス、アモン、ミヤジ、ユーハン、ハナマルの話をしている
    執事たちが抱く主様への思いについて現時点で、あるじさまへの感情が一番純粋なのはロノかなという気がした。
    クリスマスツリーの天辺の星に主様をたとえて、でもそこにいるのは自分だけじゃなくて、屋敷のみんなも一緒でさ。
    主様と執事のみんながいるデビルズパレスを愛してるんだなあということがとてもよく伝わってきて、メインストのあれこれを考えると心が痛い。ロノの感情と愛情が純粋でつらい(つらい)

    なぜロノの贈り物にこんなに純粋さを感じているかというと。
    手元に残るものを贈っている面々は、そもそも根底に「自分の贈ったものを大切に持っていてほしい」という思いがあるはずで、贈った時点である意味主様からの見返りを求めているのと同じだと思うんですよね。
    ただ、消え物にするか否かは思いの重さだけでなくて、執事たちの自分への自信のなさとか、相手に求めることへの拒否感とか、なにに重きを置くかの価値観とか、いろいろあると思うので、消え物を選んだ執事がみんなロノほど純粋な気持ちではいないんだろうなと思っている。
    1511

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    住めば都

    DONEあくねこ、ハウレス夢
    本編2章の直後くらいに、セラフィムの騙った主様の処刑を夢に見るハウレスの話。

    始めたばっかりですが、生きてるだけで褒めてくれるあくねこくんにズブズブです。
    本編は3章1部まで、イベストは全て読了、未所持カードばっかりだし執事たちのレベルもまだまだなので解釈が甘いところも多いかと思いますが、薄目でご覧いただければと思います( ˇωˇ )
    悪夢のしりぞけ方 ハウレスはエスポワールの街中に佇んで、呆然と雑踏を眺めていた。
     多くの商店が軒を列ねる大通りは、日頃から多くの人で賑わっている。幅広の通りはいつものように人でごった返していたが、いつもと違い、皆が同じほうを目指して歩いているのが奇妙だった。
     なにかあるのだろうか。興味を引かれたハウレスは、足を踏み出して雑踏の中へ入った。途端に、周囲の興奮したような囁き声に取り囲まれる。
    「火あぶりだってさ」
    「当然の方法だよ。なにしろ奴は人類の敵なんだから」
    「天使と通じてたなんて、とんでもない悪女だな」
    「許せないよ。死んで当然だ」
     虫の羽音のような、不快なさざめきが寄せては返す。悪意と恐怖、それから独善的な正義。それらを煮つめて凝らせたような感情が、人々の声や表情に塗りたくられていた。
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    住めば都

    DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしています。
    「おかえり」ユーハン夢。
    予定の時間を過ぎても帰ってこない主様を待ち続けるユーハンの話。

    翌朝、ほかの執事からもユーハンがずっと待ってたと話を聞いて、主様は某ワンちゃんを思い浮かべたとかいないとか。
    待てと言うならいつまでも 主人の帰宅時刻五分前になったのを確認し、ユーハンは出迎えのため本邸の玄関へ向かった。
     今朝、主人は「帰宅はいつもどおりだと思う」と告げ出掛けていった。彼女が「いつもどおり」というときは、十分から二十分くらいの誤差はあるものの、だいたいこのくらいの時間に帰ってくる。
     ユーハンは姿勢よく立ったまま、主人の帰宅を待った。だが、十分経っても、二十分経っても、彼女が戻ってくる気配はない。尤も、不思議な指環の力で二つの世界を行き来する彼女の帰還は、予兆も気配もなく、突然であるのが常なのだけれど。
     そのうち帰ってくるだろうと思っていたユーハンだったが、予定の時間から一時間が経って、さすがに不安を感じた。
     事件や事故に巻き込まれたのではないか。突然の病気や怪我で、身動きが取れなくなっているのかもしれない。彼女を狙う不届きな輩に襲われて、恐ろしい目に遭っていたとしたら。
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    住めば都

    DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしました
    「逃げてもいいんだよ」バスティン夢
    ※秋のホーム会話のネタバレを一部含みます
    向こうでいろいろあった主様が、バスティンと馬に乗っているうちに元気を取り戻す話

    主様といるときか、動物を相手しているときだけ、柔らかい空気を纏うバスティンに夢を見ています。彼は穏やかな表情の奥に激重感情を隠してるのがずるいですよね……
    安息の地を探して 天高く、馬肥ゆる秋。
     近頃の馬たちは元気いっぱいで、よく食べ、よく走り、よく眠る。前後の話の流れは忘れたが、先日バスティンは主人にそんな話をした。
     彼女がいたく興味を引かれた様子だったので、ならばとバスティンは提案したのだ。次の休日に、馬たちの様子を見に来るか、と。
     それを聞いて、元より動物好きの主人は目を輝かせた。馬たちのストレスにならないのなら、触ったり乗ったりしてみたい。そう話す彼女はすでに楽しそうで、無表情が常のバスティンまで、つられて笑みを浮かべてしまうくらいだった。
     だというのに――これは一体、どうしたことだろう。
    「……主様」
    「あ……うん。ごめん、ちょっとボーっとしてた。せっかく時間を取ってくれてるのに、ごめんね。今度はちゃんと聞いてるから、もう一回説明してもらえる?」
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