※大牙が音ゲー初心者(と言うより専門外)
※曖昧にぼかしておりますが、本文の筐体はbeat●aniaIIDXをイメージして頂ければと
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「な〜な〜」
「なんすか」
「今日ゲーセン行こうぜ」
「いっすよ」
レッスンの休憩中、晶と大牙は2人して大の字で寝転がりながら緩い口約束を交わしていた。
幸い黒曜には聞かれていなかったようで、のろのろと大牙が起き上がった先でふと目があったシンは何も聞いていないと言わんばかりにゆるりと首を横に振って見せた。
もしかしたら今日のモチベーションになれば、と思ってくれたのかもしれない。なんて、その仕草を都合の良いように捉えると、その後のいつも通りしんどいレッスンも最後まで耐え抜く事が出来た。
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