花葉「ゲームとかって睡眠とか毒とか状態異常系の魔法あるじゃん?現実にそういうのないの?」
紫音「あるよ。ただ…」
樹「魔法というより呪いの類になるね」
花葉「の、呪い?」
紫音「そう。そういう人の状態にふかーく干渉するものは魔法ではなく呪いになる。いくら魔法が普及しているとはいえ、一般の人にはあまり扱えない代物だね。それ故に呪いの魅力に囚われ全てを捧げた者や呪いの力を得るために血が流れたりしている」
花葉「そう…なんだ」
樹「花葉くん興味あるの?」
花葉「…まあできるようになれば戦術の幅は広がるかなって思っただけ」
紫音「君自身ができなかったとしても相手が扱えれば君たち雷属性の特殊魔法でその能力を一時的に手に入れられるよ」
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