akuta595966
REHABILIシチュボ第二弾あづまシチュボあづまシチュボイス
おはよう、ずいぶんと眠っていたね。よく眠れたかい?
ああ、そんなに驚かなくても大丈夫だよ。べつに食べたりしないからね。
ところで君はどうしてここに来たのかな? ここは私が住む池以外は何もない寂しい場所だというのに。
……言いたくないなら言わなくても大丈夫だよ。ならずもつつもさんも全員何かしら人には言いたくないことがある。それくらいはこの年寄りクジラにもわかるとも。
(背景には水の音、波の音が聞こえる)
何か悩み事があるのならここでしばらくゆっくりしていくといいよ。
また一眠りしてもいいし、池で私と泳いでもいい。
……池で泳げるのかって? 大丈夫大丈夫。案外汚れてもいないし溺れそうになったら私が助けてあげるからね。
554おはよう、ずいぶんと眠っていたね。よく眠れたかい?
ああ、そんなに驚かなくても大丈夫だよ。べつに食べたりしないからね。
ところで君はどうしてここに来たのかな? ここは私が住む池以外は何もない寂しい場所だというのに。
……言いたくないなら言わなくても大丈夫だよ。ならずもつつもさんも全員何かしら人には言いたくないことがある。それくらいはこの年寄りクジラにもわかるとも。
(背景には水の音、波の音が聞こえる)
何か悩み事があるのならここでしばらくゆっくりしていくといいよ。
また一眠りしてもいいし、池で私と泳いでもいい。
……池で泳げるのかって? 大丈夫大丈夫。案外汚れてもいないし溺れそうになったら私が助けてあげるからね。
a_9matu
REHABILIバッツマンが配達員を助けるために納棺師をクリケットバットで殴って殺してしまったので二人で納棺師を納棺する話。気持ち的にバツ(←)配がバツ→←←配になる感じ。そう、この配くん闇深いので納棺師を踏み台にしました。ガンジくんに対してめちゃくちゃいい子のフリしてるけど、これも自分を好いてもらうための計画の一つです。
背景推理やってないのでガンジくん雰囲気で書いてます。ごめんなさい
踏み台にはちょうど良かった。足元に広がる赤にかつて自分がやったことへの罪を思い出す。あれも正当防衛だった。……これも正当防衛だ。殺されそうになっている奴を見ないフリをするなんてできるわけなかった。ただ思ったより力強くて、手元にあったクリケットバットで殴りつけてしまった。少し気絶してくれるだけでよかったのに、奴の後頭部と俺のクリケットバットには真っ赤な血がこびりついている。それをただ呆然と眺めていれば、誰かに肩を叩かれた。振り返ると先ほど奴に襲われてた、配達員のビクターが俺にメモを見せてくる。
『助けていただいて、どうもありがとうございました。』
その様子があまりにも普通で俺は少しだけ背筋に寒気が走る。目の前で倒れてる奴は死んだんだぞ。瞳孔も開いて息もしていない。触った感触だってもう温もりがほとんどなくなって冷たいはずだ。ビクターは恐れることなく、死んだ奴の遺体を抱えるとこの部屋に用意されていた棺の中に納めた。
1772『助けていただいて、どうもありがとうございました。』
その様子があまりにも普通で俺は少しだけ背筋に寒気が走る。目の前で倒れてる奴は死んだんだぞ。瞳孔も開いて息もしていない。触った感触だってもう温もりがほとんどなくなって冷たいはずだ。ビクターは恐れることなく、死んだ奴の遺体を抱えるとこの部屋に用意されていた棺の中に納めた。
mochifu
REHABILI現パロ門キラ(カドクラ→水道会社社員、キラウシ→工芸作家兼便利屋さん)のお話です。読み切りなのでこのお話単体でも読めます。
キラウシがもらった酒粕を料理したり、食べたり、酔っぱらったりするだけのお話です。
(文化風習にわかなので間違っていたらすみません…ふわっと読んでください)
オチウ(描写は)ありません。
ちゅーだけしてます。(全年齢です) 10
Lien0725
REHABILI昔チラッと呟いたネタのカゲハン♀転生現パロ
カゲロウさんが神様
なんかやべ~~のに憑かれたっぽいんだがカランカランカラン
勝利のファンファーレでもそこまで鳴らさねぇだろ、と大袈裟に鳴り響く福引のベルが最早憎い。
「一等大当たり!いや~~お嬢ちゃん凄いねえ!はい!景品のハワイ旅行券!」
「あ、はい、あはは……」
やめろ商店街のど真ん中でそんな大きい声を出すな。視界の端で「いいな~」「すご」など老若男女がこちらを見ている。ああ、もうこの町にはいられない。ヤコは胸の内でほろりと涙を流した。
ハワイ旅行券。本来なら飛び上がって喜ぶ物だろう。そう、本来なら。
ヤコは足早にその場を去りながら、バレないようにちら、と隣を見る。背の高い、和服姿のかなり不思議な雰囲気を纏う何かがこちらをジッと見ていた。その「何か」は浮いているようにスーっと自分についてくる。そう、「何か」は人ではなかった。その印を示すように、通行人が次々とすり抜けていく。
1770勝利のファンファーレでもそこまで鳴らさねぇだろ、と大袈裟に鳴り響く福引のベルが最早憎い。
「一等大当たり!いや~~お嬢ちゃん凄いねえ!はい!景品のハワイ旅行券!」
「あ、はい、あはは……」
やめろ商店街のど真ん中でそんな大きい声を出すな。視界の端で「いいな~」「すご」など老若男女がこちらを見ている。ああ、もうこの町にはいられない。ヤコは胸の内でほろりと涙を流した。
ハワイ旅行券。本来なら飛び上がって喜ぶ物だろう。そう、本来なら。
ヤコは足早にその場を去りながら、バレないようにちら、と隣を見る。背の高い、和服姿のかなり不思議な雰囲気を纏う何かがこちらをジッと見ていた。その「何か」は浮いているようにスーっと自分についてくる。そう、「何か」は人ではなかった。その印を示すように、通行人が次々とすり抜けていく。
sinohara0s
REHABILI猫は人間には聞こえない声で鳴けると聞いたので※謎の無黒風仲良し時空
サイト格納済みです。読みやすい方でお読みください。
横書き:http://mpmp.rakusaba.jp/rinzi/text/lxh/none/y_nya-nya-.html
縦書き:http://mpmp.rakusaba.jp/rinzi/text/lxh/none/nya-nya-.html
サイレントニャーニャー 風息がひとりで相槌を打っていると思ったら、小黒が彼の膝に乗っていた。ふんふんと興味深そうに子猫に頷いている風息を後目にしながら、無限は風息の座るソファの斜め横にある食卓の席に腰かける。無限には風息の独り言としか思えないのだが、実は小黒も喋っているらしい。
それを知ったのはつい最近のことで、それまでは無限は小黒を無視すると度々文句を言われていた。初めての時などもっと酷く、突然無限の脇腹にぶつかるように飛び込んできたと思えば、どうして自分を無視するのかと涙ながらに訴えられて無限は困惑するしかなかった。
この世に生を受けて四百年に四半世紀を足してまだ足りない。それだけ生きれば耳の一つ衰えてもおかしくはないと思ったが、弟子以外の声を聞き逃してしまうこともないのだ。なぜよりによって小黒の声が聞こえないのか随分長い事悩んでいたのだが、どうやら猫の生態が関与しているらしい。
1811それを知ったのはつい最近のことで、それまでは無限は小黒を無視すると度々文句を言われていた。初めての時などもっと酷く、突然無限の脇腹にぶつかるように飛び込んできたと思えば、どうして自分を無視するのかと涙ながらに訴えられて無限は困惑するしかなかった。
この世に生を受けて四百年に四半世紀を足してまだ足りない。それだけ生きれば耳の一つ衰えてもおかしくはないと思ったが、弟子以外の声を聞き逃してしまうこともないのだ。なぜよりによって小黒の声が聞こえないのか随分長い事悩んでいたのだが、どうやら猫の生態が関与しているらしい。
_boneguy1487
REHABILIこれまで何回かギモーを描いてたけど、今まで描いた事ない顔してて「?!」ってなってる今までは、純粋な笑みだったり悪だくみしてそうな悪い笑みだったりびっくり顔だったりなんだけど、なんだこの闇抱えてそうなお顔~~~~~~~
yo_toshite
REHABILIリハビリ兼ねての綱メリ 続きは書かないかもしれない文体の似ないわたしたち人理継続保障機関フィニス・カルデア。その所在はどの国も所有権を持たない南極大陸に注意深く隠されていたが、公用語は英語ではなく、日本語である。
『唯一のマスターとなってしまった、日本人であるマスターへの負担は少ないに越したことはない』という職員たちの計らいにより――多言語をおさめる職員たちの優秀さもあって――はじまったそれは、その基地をうしなってなお暗黙の了解として続いているものだった。
「――」
「……メディア殿?」
「わわっ、どうされたのですか、綱さま?」
「ノックをしたのだが、聞こえなかったか?」
「すみません、気付きませんでした」
メディア・リリィに割り当てられた一室に、来客。
メディア、幼きメディアの手元にはペンとノートがあった。そのページには、丸っこくちいさな筆跡でつらつらと何かが記してある。
662『唯一のマスターとなってしまった、日本人であるマスターへの負担は少ないに越したことはない』という職員たちの計らいにより――多言語をおさめる職員たちの優秀さもあって――はじまったそれは、その基地をうしなってなお暗黙の了解として続いているものだった。
「――」
「……メディア殿?」
「わわっ、どうされたのですか、綱さま?」
「ノックをしたのだが、聞こえなかったか?」
「すみません、気付きませんでした」
メディア・リリィに割り当てられた一室に、来客。
メディア、幼きメディアの手元にはペンとノートがあった。そのページには、丸っこくちいさな筆跡でつらつらと何かが記してある。