yamabukisyunnto
DONEアニメの平田の世界を見返していて、タイプライターの音は平田のセリフにしか被ってないことに気づいたので拙いですが書きました。死ネタです。平田が病んでます。
長いです。
生活音─世界の端で。
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
…煩い。
かち。
いつからこんな音が、なんてとうにわかりきっている。
それはきっと、オレが生まれてから、ずっと鳴っていた。
最初は気にならないくらいの音だった。
だが、時間が経つにつれこの音はどんどん大きくなっていって、今じゃオレの手に負えないほど鳴り続けるようになった。
…いや、元からオレがどうにかできるものじゃあなかったな。
だってこれは、オレの心臓の鼓動のようなものだから。
オレが生きている限り止むことはないのだ。
1751かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
かちかちかちかちかちかち
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち
…煩い。
かち。
いつからこんな音が、なんてとうにわかりきっている。
それはきっと、オレが生まれてから、ずっと鳴っていた。
最初は気にならないくらいの音だった。
だが、時間が経つにつれこの音はどんどん大きくなっていって、今じゃオレの手に負えないほど鳴り続けるようになった。
…いや、元からオレがどうにかできるものじゃあなかったな。
だってこれは、オレの心臓の鼓動のようなものだから。
オレが生きている限り止むことはないのだ。
まほろ
DONEレオン王子殿下お誕生日おめでとうございます。rstm軸、盟友コンビのほのぼの話です。盟友コンビの持つ空気感いいですよね。
ふんわり奪還戦後婚約者確定までの間、プラ様視点パートは6月初旬、レオ王子視点パートはフリージアの花火大会の日。 8
紫@🐏
DONE禁足地を去る先生と残される人たち。白地図/初恋 「ナタの――ことなのですけど」
やわらかで優しげな口調は常と変わらぬまま、きっぱりと女は切り出した。咄嗟に受け流したり躱したりすることすら思いもよらぬ程、それは真っ向から容赦なく、真っ直ぐに突きつけられたのだった。
「どうされるつもりなのかを、聞いておきたくて」
砂塵を含んだ風が叩きつける天幕の中、オイルランプの灯が作る濃い陰影が、ゆらゆらと揺れていた。
「一時の……思春期の子供が経験する、よくある病のようなものだと思っていました。いつか振り返って、ああ、あんな頃もあったなって、照れ笑いをするようなものだと。でも、」
そうじゃなかったんです、とアルマは言った。
微かなため息。
灯芯の燃える音。
轟々と唸る風の声。
3888やわらかで優しげな口調は常と変わらぬまま、きっぱりと女は切り出した。咄嗟に受け流したり躱したりすることすら思いもよらぬ程、それは真っ向から容赦なく、真っ直ぐに突きつけられたのだった。
「どうされるつもりなのかを、聞いておきたくて」
砂塵を含んだ風が叩きつける天幕の中、オイルランプの灯が作る濃い陰影が、ゆらゆらと揺れていた。
「一時の……思春期の子供が経験する、よくある病のようなものだと思っていました。いつか振り返って、ああ、あんな頃もあったなって、照れ笑いをするようなものだと。でも、」
そうじゃなかったんです、とアルマは言った。
微かなため息。
灯芯の燃える音。
轟々と唸る風の声。
せいへき
DONE一郎を忘れた零の話※簓零風味
忘れないで「えっと……一郎くん、で良いんだよな」
その言葉を、その言葉を聞いた瞬間息ができなくなった。簓さんから聞いていた。聞いていたのに。
「悪い間違ってたか?」
簓さんに呼ばれたマンションの一室。親父がいると聞かされていた。記憶を失った——いや、記憶を失ったというより、認知症に近い症状を持った親父がいると。
ある程度覚悟はしていた。顔も名前も何もかも忘れられている。そう覚悟して来た。
「……一郎で合ってます」
それでも名前を確かめられたという事実に混乱した。絶望したのかもしれない。
「山田一郎、です」
「良かった。俺は天谷奴零だ……って俺は自己紹介しなくても良いんだったか」
〝山田零〟ではなく〝天谷奴零〟
記憶を失う前も天谷奴零と名乗っていた。でもそれは意図的なものだ。今は違う。〝山田零〟を忘れ自分を〝天谷奴零〟だと認識している。
2878その言葉を、その言葉を聞いた瞬間息ができなくなった。簓さんから聞いていた。聞いていたのに。
「悪い間違ってたか?」
簓さんに呼ばれたマンションの一室。親父がいると聞かされていた。記憶を失った——いや、記憶を失ったというより、認知症に近い症状を持った親父がいると。
ある程度覚悟はしていた。顔も名前も何もかも忘れられている。そう覚悟して来た。
「……一郎で合ってます」
それでも名前を確かめられたという事実に混乱した。絶望したのかもしれない。
「山田一郎、です」
「良かった。俺は天谷奴零だ……って俺は自己紹介しなくても良いんだったか」
〝山田零〟ではなく〝天谷奴零〟
記憶を失う前も天谷奴零と名乗っていた。でもそれは意図的なものだ。今は違う。〝山田零〟を忘れ自分を〝天谷奴零〟だと認識している。
petepete122254
DONE現学パロで再会しちゃったカークパトリックとコミンの刃傷沙汰カクコミ未満です。公式でお互いに殺されたも同然な二人が好き。特定の相手には一人称や二人称が変わるやつ好き。深夜テンションなので抜けありそうでこわい。 1143さばたん
DONEおみくじでけたー!作業進捗ポイポイ場結局戻るボタンというか振りなおしボタンを作った
https://app.springin.org/v3/works/8E2C7806-94BB-41E1-87B7-569F4E75E348/page 8
猫子(ねこ)
DONE◈14色の日常◈【特別編】
大切な人のために
🐱👾❄️🥀👑💎🐶
#14色の稀石
姫花「ごきげんよう!諸君!」
梓白「ごきげんよう、姫?」
雪音「ああ、おはよう」
紫音「ふふ、わざわざ僕たち幹部を呼び出すなんてどういった用件かな?」
朱優「花依斗さん、何か聞いてないですか?」
花依斗「…いや、俺も呼び出されただけだ」
京「姫、どうしたの?」
姫花「どうしたなんて聞くまでもない!今日は年に一度しかない大事な日!!はい、それは!?」
花依斗「…ああ、あれか」
雪音「あれだろうな」
紫音「あれね、君の出番じゃない?」
朱優「おそらくな」
梓白「ほら、君も何かわかるんじゃない?」
京「あ、あれか!はーい!わかった!」
姫花「どうぞ!」
京「はるのた…」
姫花「そう!陽様の誕生日!!!」
京「やったー!あたり!!」
梓白「ふふ、よくできました」
4572梓白「ごきげんよう、姫?」
雪音「ああ、おはよう」
紫音「ふふ、わざわざ僕たち幹部を呼び出すなんてどういった用件かな?」
朱優「花依斗さん、何か聞いてないですか?」
花依斗「…いや、俺も呼び出されただけだ」
京「姫、どうしたの?」
姫花「どうしたなんて聞くまでもない!今日は年に一度しかない大事な日!!はい、それは!?」
花依斗「…ああ、あれか」
雪音「あれだろうな」
紫音「あれね、君の出番じゃない?」
朱優「おそらくな」
梓白「ほら、君も何かわかるんじゃない?」
京「あ、あれか!はーい!わかった!」
姫花「どうぞ!」
京「はるのた…」
姫花「そう!陽様の誕生日!!!」
京「やったー!あたり!!」
梓白「ふふ、よくできました」
oshikatuyeah
DONE※顔あり夢主います春の尾祭り用の描きおろし漫画です!
「花吐き病」いいな~と思って描きました!尾がもっとねちっこいのもいいなと思ったのですが、そしたらR18になりそうだったので…笑
そのバージョンでもいつか描いてみたいな~
パスワード:お品書きにあります! 3
bluestar_tea
DONE73話放送日に寄せて。原作も神回だし、アニメも神回だし、とにかくハド愛に溢れる回...🙏
ハドの最後の光景が、青い青い空と輝く白光を纏ったかのようなアバってのがまた...またっ...!!🙏🙏🙏