urakurota
PAST松三アンソロ寄稿漫画web再録松三アンソロ「お前山王の6番か⁉︎」に寄稿させていただいたもののweb再録です。
IH後のふたりが第三者の結婚式で偶然再会する話です。二人の家族など捏造ありますので許せる方向けです。 6
ao_72_hiko
PAST【君と僕の世紀末】まとめ-----
◆診断元様
https://shindanmaker.com/499674
◆お借りしたよその子
・成海 灯くん(@nal_r)
・静女 凪ちゃん(@sachi_machi)
・夏目田 ユウちゃん(@Castanea_C)
----- 13
こたつ
PAST【鳴保】「他部隊の隊長、副隊長」という感情以外は持ち合わせていない鳴と保が、共闘を通してお互いの印象を改めていく話
・原作程度の戦闘、流血描写あり
・原作より前の時間軸設定
・原作の距離感で絡み、お互いのことをバチバチに意識し合っている鳴保がいます。からの、無自覚のうちに何かが芽生えそうなもどかしさが漂うハピエン
・115話以前に書いた話になります
【鳴保】Xの最適解そうだ。そもそも、信じる信じない以前の話だ。
鳴海は揺らぎそうになった常識を即座に立て直し、意識を戦闘場面へ引き戻した。保科が指す”隊長”に自分が含まれている訳がない。
「おい! ウチの縄張りで勝手に動くな! 何度言わせるつもりだ!」
眼球に残る灼熱感も、バイタルの乱れも関係ない。
鳴海は叩きつけるように激しく水を蹴り上げ、身勝手極まりない保科を追う。
知ってはいたが、やはりあのオカッパに隠れている耳は飾りだったようだ。
――アイツは、僕が引き受けます。鳴海隊長はそこでゆっくり休憩しとって下さい。
そう言い残し、堂々と隊長命令を無視した保科が怪獣へ切りかかった。
紫の閃光が視界の先で交差する。
地鳴りの比ではない咆哮が地下空間を揺らし、保科の動きが空中で止まった。
33818鳴海は揺らぎそうになった常識を即座に立て直し、意識を戦闘場面へ引き戻した。保科が指す”隊長”に自分が含まれている訳がない。
「おい! ウチの縄張りで勝手に動くな! 何度言わせるつもりだ!」
眼球に残る灼熱感も、バイタルの乱れも関係ない。
鳴海は叩きつけるように激しく水を蹴り上げ、身勝手極まりない保科を追う。
知ってはいたが、やはりあのオカッパに隠れている耳は飾りだったようだ。
――アイツは、僕が引き受けます。鳴海隊長はそこでゆっくり休憩しとって下さい。
そう言い残し、堂々と隊長命令を無視した保科が怪獣へ切りかかった。
紫の閃光が視界の先で交差する。
地鳴りの比ではない咆哮が地下空間を揺らし、保科の動きが空中で止まった。
piyoman_panda
PAST(0日後設定)事後の朝、眠ってる高野さんの顔を眺めながら思わず「キスしたいな……」って呟いてしまう律っちゃんの話(あまあま)いつもの朝いつものように抱かれた翌日の朝。
珍しく高野さんより早く目が覚めて、いまだに静かに寝息を立てているのをじっと眺める。
スッと通った鼻筋、長い睫毛、しっとりと柔らかい唇…ーー
軽くふにっと唇に指で触れてみたけど起きる気配はない。
「キスしたいな……」
思わずポツリと呟いてからハッとする。
いやいや!何言ってんだ俺!? いくらなんでもこんなこと言ったら起きちゃうだろ? 慌てて布団の中に潜って、寝たフリをする。
昨夜だって沢山したのに、まだしたりないような気分になってくる。
もぞりと布団から顔を出して高野さんの寝顔を見つめていると、余計に変な気分になりそうで、俺はギュッと目を瞑った。
「…キスしてくれねーの?」
「………!?え、あ…高野さん……起きて…っ?!」
1078珍しく高野さんより早く目が覚めて、いまだに静かに寝息を立てているのをじっと眺める。
スッと通った鼻筋、長い睫毛、しっとりと柔らかい唇…ーー
軽くふにっと唇に指で触れてみたけど起きる気配はない。
「キスしたいな……」
思わずポツリと呟いてからハッとする。
いやいや!何言ってんだ俺!? いくらなんでもこんなこと言ったら起きちゃうだろ? 慌てて布団の中に潜って、寝たフリをする。
昨夜だって沢山したのに、まだしたりないような気分になってくる。
もぞりと布団から顔を出して高野さんの寝顔を見つめていると、余計に変な気分になりそうで、俺はギュッと目を瞑った。
「…キスしてくれねーの?」
「………!?え、あ…高野さん……起きて…っ?!」