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    にほ。

    MOURNINGとある日の情報省の小話。
    ディアミリだけどミリはまたも不在。

    ミリと婚約中でシホちゃんに惚気たいディと、
    ディのしょうもない惚気話に仕事を邪魔されたくないシホの攻防。笑

    なぜかシホちゃん視点。
    ただディにミリについて惚気させたかっただけなのに犠牲者が一名出てしまった。
    ごめんよシホちゃん。

    イザシホ前提だけどイザシホ感は薄め。と思う。
    日常話を目指したのに何故かディが気持ち悪くなった。
    今日も今日とてデスク業務が立て込んでいる。
    そんな中で、時折やたら気の抜けたため息が聞こえてくるのは今日は何度目だろうか。



    「はあー……」


    人のこめかみをぴくりと反応させるこのため息の主はエルスマン大尉のもの。
    大尉のこういった姿を見るのは珍しくない。
    なんだったら日常茶飯事と言ってもいい。

    けれど我々情報省のメンバーはこのため息に触れたくはない。
    触れてしまったら最後、エルスマン大尉の惚気地獄の犠牲者に成り果てるから。


    「はあ〜……あ〜」


    それにしても今日は回数が多い。
    なんなの。
    鬱陶しいことこの上ないわ。
    どうせこの(一応)上官の婚約者であるミリアリアさん関連であることは、今までの経験でわかっている。
    このため息に最初の内はちゃんと反応してしまい、何度痛い目をみたことか。
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    肝缶ω

    MOURNING絶対出さないであろうやつのネーム供養。
    半+ロナ。暗い。
    半が大怪我で死にそうになって転化することになる話。家族が来るまでサギョがずっと半に付いてて、カメも病室に駆けつけて、談笑したときはまだ半は気丈に振る舞ってたけど、カメが帰ったら朦朧としちゃって、目も見えていないであろう状態。まるで幻覚を見ているようにロに話し掛けるんだけも、やっぱりロは来ないし連絡もつかない。akmさんが来た所で家族以外面会できなくなって、見かねたヒヨがサギョと一緒にロを探すと病院の屋上にいて、「俺なんかと会うより」みたいなことを言う。サギョがそれにガチギレして、「意識を失うまで先輩はずっとあんたのことを気にしてた」「あんたのことを一方的に追っかけてるのは先輩の勝手で、あんたには迷惑なだけかもしれねーけど」「最後すら会ってやれねーのかよ!あんまりだろ!!」と胸ぐらを掴む。ロはそれでやっと半の病室に向かうが、そこにいた半は既に吸血鬼に転化済み。「やっと来たかバカめ」と笑う半の瞳は赤い。周りに吸血鬼が増えすぎて麻痺していたが、同級生として一緒に過ごした時間や関係性にはもう二度と戻れないのだとやっとロナは気付く。
    …とは言っても半は転化してもロナにガツガツ行くんですけどね。なのでロナにとって救いはある。