しり
ue_no_yuka
DONE奥原氏物語 前編ようみつシリーズ番外編。花雫家の先祖の話。平安末期過去編。皆さんの理解の程度と需要によっては書きますと言いましたが、現時点で唯一の読者まつおさんが是非読みたいと言ってくださったので書きました。いらない人は読まなくていいです。
月と鶺鴒 いつか罰が当たるだろう。そう思いながら少女は生きていた。
四人兄弟の三番目に生まれ、兄のように家を守る必要も無く、姉のように十で厄介払いのように嫁に出されることもなく、末の子のように食い扶持を減らすために川に捨てられることもなかった。ただ農民の子らしく農業に勤しみ、家族の団欒で適当に笑って過ごしていればそれでよかった。あとは、薪を拾いに山に行ったついでに、水を汲みに井戸に行ったついでに、洗濯を干したついでに、その辺の地面にその辺に落ちていた木の棒で絵が描ければそれで満足だった。自分だけこんなに楽に生きていて、いつか罰が当たるだろう。そう思いながら少女は生きていた。
少女が十二の頃、大飢饉が起こり家族は皆死に絶えたが、少女一人だけが生き長らえた。しかし、やがて僅かな食べ物もつき、追い打ちをかけるように大寒波がやってきた。ここまで生き残り、飢えに苦しんだ時間が単楽的なこの人生への罰だったのだ。だがそれももういいだろう。少女はそう思い、冬の冷たい川に身を投げた。
8738四人兄弟の三番目に生まれ、兄のように家を守る必要も無く、姉のように十で厄介払いのように嫁に出されることもなく、末の子のように食い扶持を減らすために川に捨てられることもなかった。ただ農民の子らしく農業に勤しみ、家族の団欒で適当に笑って過ごしていればそれでよかった。あとは、薪を拾いに山に行ったついでに、水を汲みに井戸に行ったついでに、洗濯を干したついでに、その辺の地面にその辺に落ちていた木の棒で絵が描ければそれで満足だった。自分だけこんなに楽に生きていて、いつか罰が当たるだろう。そう思いながら少女は生きていた。
少女が十二の頃、大飢饉が起こり家族は皆死に絶えたが、少女一人だけが生き長らえた。しかし、やがて僅かな食べ物もつき、追い打ちをかけるように大寒波がやってきた。ここまで生き残り、飢えに苦しんだ時間が単楽的なこの人生への罰だったのだ。だがそれももういいだろう。少女はそう思い、冬の冷たい川に身を投げた。
taro
MAIKING【展示】 沼の妖怪が唱えてる義炭の念仏(3ページ以降は作業途中&未完成)全体の2/3+オマケのみ掲載です⚠️独自の解釈で痣について触れており、転生要素もあります⚠️
※5月24~27日開催のWebイベント『幸い希う君へ 参』掲示のお品書きにて閲覧パスワードを案内しています
◆『淫魔ちゃんシリーズ🔞』はコチラ ↓
https://poipiku.com/246599/8841576.htm 12
るか(Luka)
DONEXで不定期に書いている、お子がいる義炭「幸福の〜」シリーズの話です。前回のWebイベ義炭誕の時にネップリ登録していた話の再録です
『幸福のひるさがり』
全5ページです
幸い希う君へ参、開催本当におめでとうございます。そしてありがとうございます。
少しでも義炭界の賑やかしになればと思い参加させていただきました。
楽しんでいただけますように……(読んだよ!のひと言でもくださると泣いて喜びます) 5
るか(Luka)
DONEXで不定期に書いている、お子がいる義炭「幸福の〜」シリーズの話です。今回は善良なモブ保育士目線ですので、苦手な方はご注意ください。
『幸福のおくりむかえ』
全9ページです
幸い希う君へ参、開催本当におめでとうございます。そしてありがとうございます。
少しでも義炭界の賑やかしになればと思い参加させていただきました。
楽しんでいただけますように……(読んだよ!のひと言でもくださると泣いて喜びます) 9
Oto
PAST星祝祭4開催おめでとうございます!幻水デビューは3ですが、1、2ではまり込み、ティアクライスまでシリーズ楽しみました。SRPG好きなのでラプソディアのシステムはとても嬉しかったです。
途中ですが最後にルックと坊ちゃんの絵を追加しました。2,3日中に完成させて差し替えたいです…間に合わせられずすみません… 20
なりこ
MOURNINGなりこさんちシリーズ「ぎゆうの だいさくせん!」
2023年夏に発行予定でしたが、前回と同じ製本がリニューアル中&予算&部数と配布方法に悩み
いつか本として発行しようと思っていたものを限定公開します。
Twitter見てる人じゃないとわからない話とノリが盛りだくさんです。
紙の本で出したい気持ちは変わらずあるのでその時はオマケをたくさんつけます。
製本用の仕様になってます 14
sekise_kise
DOODLE0軸晴博(現パロ)第三練習室シリーズ 番外編4の続き
※以前投稿した転生学パロシリーズの延長線上です。
※番外編4のがっつり続き
ピアスっていいよねの性癖詰め込みです。 3861
紺どらくがきちょう
DONE【おでが見たい🎷🥁シリ~ズ】TLに流すのはアレかなということで、出張版です
雰囲気はいつも通……通り???
キスの日ネタです
題名は、このメロディが構成するような展開になったらいいなの意味を込めております。
最後のフレーズに係る意図ともうっすら関係付けてるかもしれないし、しないかもしれない
自由に受け取ってやってください🙏 3
kagamineclub
TRAINING相互さんとの文字書き練習用なりチャシリーズ今回はオリジナル🎈🌟です。
なりチャ苦手な方は回れ右でお願いいたします。
⚠️R18指定のため、未成年の閲覧はお控え下さい。
🔞指定 パスワード:類&司の誕生日8桁 11509
陸離
DONE【イベント終了の為全体公開に移行します。イベント時に見てくださった皆様ありがとうございました!】4枚追加しました。良かったらまた見てみて下さい☺️
最後のコマの🐗さんは後ろに二人がいるのわかってやってる
(2024.5.23)
恋仲になったばかりの頃の3つ目のお話です
これでワンクッションのシリーズはおしまいです
なんとかイベントに間に合ってよかったです😌ほっ 11
メノウユキ
PASTカクヨムにのせてる長編シリーズの青藍の鍵をこっちも載せます現代ファンタジーのつもりで書いてるので、興味がある方はどぞ
プロローグ(青藍の鍵) 神秘とはいったい何だろうか。辞書を引いて調べると〈人知では推し測れない理論的認識を超えた言いようのない事柄〉と書かれている。ネットなどを調べても似たようなことが書かれていた。
人はその神秘を追い続け、それをロマンという者もいるだろう。わからないからこそ、美しいものがあると。知らないからこそ、知ることが楽しいのだと。
だが私は違うと思う。神秘なんてものは酷く残酷で、醜い。求めてもいない力があるなんてことは、不便以外のなにものでもない。空を求めて羽ばたいても、太陽に焼かれて死ぬという現実を知ってしまえば誰も飛び立たなくなる。それと同じだ。
そう文句を言っている私は、他の人間とは違う特異な体質を持っている。それは瞳。私の生まれ育った地域では瞳の色は茶色か黒が普通だった。だが、私の瞳の色は青かった。それだけなら、まだカラーコンタクトをつけるとか対処法はあったが、私の目にはほかの人には見えないはずのものが映るらしい。
1324人はその神秘を追い続け、それをロマンという者もいるだろう。わからないからこそ、美しいものがあると。知らないからこそ、知ることが楽しいのだと。
だが私は違うと思う。神秘なんてものは酷く残酷で、醜い。求めてもいない力があるなんてことは、不便以外のなにものでもない。空を求めて羽ばたいても、太陽に焼かれて死ぬという現実を知ってしまえば誰も飛び立たなくなる。それと同じだ。
そう文句を言っている私は、他の人間とは違う特異な体質を持っている。それは瞳。私の生まれ育った地域では瞳の色は茶色か黒が普通だった。だが、私の瞳の色は青かった。それだけなら、まだカラーコンタクトをつけるとか対処法はあったが、私の目にはほかの人には見えないはずのものが映るらしい。
usus_lu
MEMO─𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵
早駆るシリウス
❑ 𝗞𝗣 / 𝗞𝗣𝗖 - るち / 芹澤 侑
❑ 𝗣𝗟 / 𝗣𝗖 - 桜旗 / 根本 星空
✿ 𝗘𝗡𝗗 - D3 両生還
─
w2k0923
MOURNINGネタ小説倉庫①西◯兄貴のH◯T LIMITの衣装を着た寮長という、「こんなリドル寮長はいやだ」シリーズのイラストが面白すぎて一晩でジェバンニして書いたもの。
謎に寮長愛されになりました。
ハーツオールキャラカプなしギャグ?のつもりだけど、分類するならデュ→→リド←エー
うちのデュースくん、フリーにしておくとカシラのこと好きすぎてちょっと引いている
普段エスデュ書きなのでエーデュースは仲良し 3840
李坂怜菜
DONEポメガバ楽トウがつなとらの話をしている会話。楽視点。⚠️登場人物は“恋人同士の楽トウ”ですが、ポメガバつなとらシリーズの続編です。
🐉🐯前作→ https://poipiku.com/9312231/10253888.html
⚠️今作を読まなくても次作に影響しないように頑張りますが、自分が納得するために書きました。意味が分からない方にはお勧めしません。自衛願います…!
OK?(y/n) 1939
ktn224m
DOODLE※女体化/南泉♀ドレスアップのちょぎにゃん♀になるやつ なるやつというかすでに成立済み
私向けすぎて何書いていいか分からんシリーズ
もう少し続きます
描けたら続きます
好きだねドレス はい 性癖だから仕方がないね はい
2024.5.23 一枚追加しました まだ続きます
2024.5.30 一枚追加しました もう少し続きます ちょにゃ♀は翻弄される年下が唯一描ける組み合わせだと思っている 3
sekise_kise
DOODLE0軸晴博(現パロ)第三練習室シリーズ 番外編4
※以前投稿した転生学パロの延長線上です
※特に具体的な行為は一切ないのですが、背後注意です。
※若干の痛そうな描写あり
ピアスを開けてもらう💚がどうしても見たかったので書きました。 3762
抹茶と塩豆大福
MAIKING幼い頃の情景シリーズの大人プロポーズ編さっさと本編の後編書かなきゃなと進めつつ思いついてしまったので出だしだけポイ
大人になってからのプロポーズ厄災を封じ、平和になったハイラルで俺は期待に胸を膨らませながらリーバルの前に膝をついていた。
何度も練習した騎士の言葉を伝えて手を差し出して、結婚しようって言った。
「え、やだ」
けど満を持して伝えた言葉はハエを叩くようにして撃ち落とされた。
「え!何で!?」
幼い頃から何度も練習してきた騎士の言葉に間違いはない。厄災を封じたら結婚しようとプロポーズ前のプロポーズも何回もしつこいくらいした。婚約だって小さな頃からしてる。
自ら採掘してデクの木様にわざわざ祝福してもらった翡翠の髪飾りも準備した。
死角がないほど完璧にできたプロポーズをリーバルは心底呆れた顔で俺に突き返してきた。
本当に何で!?
「なんでも何も、忘れたのかい?君のプロポーズは大切なものが足りてないんだよ」
518何度も練習した騎士の言葉を伝えて手を差し出して、結婚しようって言った。
「え、やだ」
けど満を持して伝えた言葉はハエを叩くようにして撃ち落とされた。
「え!何で!?」
幼い頃から何度も練習してきた騎士の言葉に間違いはない。厄災を封じたら結婚しようとプロポーズ前のプロポーズも何回もしつこいくらいした。婚約だって小さな頃からしてる。
自ら採掘してデクの木様にわざわざ祝福してもらった翡翠の髪飾りも準備した。
死角がないほど完璧にできたプロポーズをリーバルは心底呆れた顔で俺に突き返してきた。
本当に何で!?
「なんでも何も、忘れたのかい?君のプロポーズは大切なものが足りてないんだよ」
nakameyucco
INFO6/1 ムパラ D18 ICHIDAIJIにて頒布します。【LOVE BITE】A5/32P/500円/全年齢
パリの朝の漫画です。
始まりこんな感じですが特にシリアスでもありません。
※直接的な描写は無いですが基本的に品がないのでご注意ください。
既刊と、間に合えば💍🍑ネタで無配も用意します。
※無配のみの頒布はしません。R18のため不要な場合はお声がけください
よろしくお願いいたします! 11
抹茶と塩豆大福
MAIKINGブレワイリーバルが死に戻りする話。今書いてる長編シリーズ2シリーズくらい完結したら書いていきたい。終わりの果て破壊の音が響き渡るハイラルの大地。
遠くに見えるデスマウンテンは噴火しマグマが流れ、砂漠では砂塵を巻き込んだ竜巻が空を貫いている。
水がとうとうと穏やかに流れているはずのラネールでは雷雨が川を濁らせ氾濫しており村を飲み込む姿が見えた。
空は赤黒く汚れ、綺麗なものは何もない。
ハイラル城から怨念の塊が吹き出し世界に睨みを効かせている。
恐ろしい恐ろしい破滅の始まり。
そんな世界の中心で一人のリトが神獣の背中に佇んでいた。
ポツンと一人。ただ一人。
その横には壊れたマリオネットのようにガタガタと音を立てる厄災の化身の姿があり、リトを恐れるように狂い蠢いていた。
「メドー、今の情報をしっかり解析しておいて」
「大丈夫。もう終わったわ」
903遠くに見えるデスマウンテンは噴火しマグマが流れ、砂漠では砂塵を巻き込んだ竜巻が空を貫いている。
水がとうとうと穏やかに流れているはずのラネールでは雷雨が川を濁らせ氾濫しており村を飲み込む姿が見えた。
空は赤黒く汚れ、綺麗なものは何もない。
ハイラル城から怨念の塊が吹き出し世界に睨みを効かせている。
恐ろしい恐ろしい破滅の始まり。
そんな世界の中心で一人のリトが神獣の背中に佇んでいた。
ポツンと一人。ただ一人。
その横には壊れたマリオネットのようにガタガタと音を立てる厄災の化身の姿があり、リトを恐れるように狂い蠢いていた。
「メドー、今の情報をしっかり解析しておいて」
「大丈夫。もう終わったわ」
抹茶と塩豆大福
MAIKING続き書くか分からないリンリバpixivに載せてる盲目リーバルシリーズの部隊立ち上げ編
ずっと書きかけのままな気がするけど勿体無いな…
荷物執政補佐官の執務室。
雑多に置かれた書類の束を前に机に突っ伏したインパは、その膨大な量の書類から1枚を抜き取り、盛大にため息を吐いた。
「はぁ…また退魔の騎士への配属希望者ですよー…」
厄災復活を前に選ばれた各部族の英傑達。
ハイラル王は英傑達の就任の際、任務に赴く際に指揮できるようハイラルの部隊作り率いることを許した。
つまり各英傑直属の部隊を作るということだ。
本来であるなら部隊の編成は実力や素行家柄などで決められる。
しかしハイラル王は特別な部隊ゆえに英傑への信頼も大切だと言い、まずは兵士たちにどの部隊につきたいかを申請するように言い渡した。
結果その膨大な申請書類を前に執政補佐官殿は頭を抱えているのだが…。
3584雑多に置かれた書類の束を前に机に突っ伏したインパは、その膨大な量の書類から1枚を抜き取り、盛大にため息を吐いた。
「はぁ…また退魔の騎士への配属希望者ですよー…」
厄災復活を前に選ばれた各部族の英傑達。
ハイラル王は英傑達の就任の際、任務に赴く際に指揮できるようハイラルの部隊作り率いることを許した。
つまり各英傑直属の部隊を作るということだ。
本来であるなら部隊の編成は実力や素行家柄などで決められる。
しかしハイラル王は特別な部隊ゆえに英傑への信頼も大切だと言い、まずは兵士たちにどの部隊につきたいかを申請するように言い渡した。
結果その膨大な申請書類を前に執政補佐官殿は頭を抱えているのだが…。
茄子猫
DONEゼノバース2のライチちゃん❤お気に入り衣装シリーズ第二弾です😄イベントの景品で貰った21号の服とオシャレビキニの組み合わせが某対魔忍やカラーリングがゲーム機のswitchみたいで可愛くてお気に入り♪二枚目はおまけ。この衣装はグルドにそそのかされて着せられてるって設定だったりします🥰 2
noukin_hina
MEMO誰も幸せにならない激シリアス激重話。軽率にひとがしぬ。半分寝ながら書いたからいろいろおかしい所ある。現パロで当たり前のように同棲してる響とシル。Gではないけど血表現あり 1946蟹岡モリ美
DOODLEゲゲゲ with 令和JK シリーズの続編8番出口パロです(知らなくても読めます)
仕上げられる気がしないので途中ですがポイピクにて供養(@@;)
ミケとミケ子の8番出口「—— と言うことで、奥様のお力添え頂きたくお願い申し上げますぅ〜〜」
鼠色のボロ布を纏った前歯と髭が特徴的な男が両手の平を擦り合わせヘコヘコとこうべを垂らすが、奥様と呼ばれた女子高生は歩調を緩めなかった。
奥様でも無ければ、お力も無いし、これからバイトの時間でもあったからだ。
「ねぇねぇ、奥様〜無視しないで下さいよぉ〜」
「ねずみ男、だからミケ子さんに頼るのは無理だと言ったろう?」
ねずみ男と呼ばれた男の後ろにはもう1人男がいた。名は田中ゲタ吉、先を歩くJKのクラスメイトだ。
忠告も聞かず、おべっかを並べ周りをウロチョロするねずみ男にミケ子が痺れを切らし「着いてくるな」と怒鳴れば、
「ミケ子〜また田中と喧嘩? もうちょい彼氏に優しくしてあげなよ〜」
6868鼠色のボロ布を纏った前歯と髭が特徴的な男が両手の平を擦り合わせヘコヘコとこうべを垂らすが、奥様と呼ばれた女子高生は歩調を緩めなかった。
奥様でも無ければ、お力も無いし、これからバイトの時間でもあったからだ。
「ねぇねぇ、奥様〜無視しないで下さいよぉ〜」
「ねずみ男、だからミケ子さんに頼るのは無理だと言ったろう?」
ねずみ男と呼ばれた男の後ろにはもう1人男がいた。名は田中ゲタ吉、先を歩くJKのクラスメイトだ。
忠告も聞かず、おべっかを並べ周りをウロチョロするねずみ男にミケ子が痺れを切らし「着いてくるな」と怒鳴れば、
「ミケ子〜また田中と喧嘩? もうちょい彼氏に優しくしてあげなよ〜」
Rahen_0323
DOODLEカキツバタのヒスイ入りその6です。バトルパート。以前書いた「置き去った男」に繋がる話です。そちらの1〜7と一緒に読むことをオススメします。シリーズでもあるので「漂流譚」の1〜5も先に読むことを推奨。
なんでも許せる方向け。書いてから調べたけどヒスイヌメイルって結構重いんですね。まあカキツバタはスーパーイッシュ人でありジジイの孫なので……(てきとう)
漂流譚 6湿地と言われるだけあり、あちこちに池のような大きな水溜まりがあった。オイラ達はそれを踏み締め靴や草鞋を湿らせながら進む。
「フカッ!」
「「!!」」
やがて先頭を走っていたフカマルが立ち止まった。
「ぜーっ、ぜーっ、着いた、げほっ、のかぃ?」
「フーカ!」
「カキツバタさん、大丈夫?凄いバテてますけど」
「オイラのこたぁいいから、そんなことより」
あんだけ動いたのにピンピンしてるショウは、息を切らすオイラを心配するが。
オイラの体力が無いことは今はいい。それよりフカマルが何故ここへ導いたかだ。
汗を拭って顔を上げ、フカマルが指差す方を見る。
「あ…………」
「アイツは」
そこには、傷だらけの状態でくたりと倒れるポケモンが居た。
4354「フカッ!」
「「!!」」
やがて先頭を走っていたフカマルが立ち止まった。
「ぜーっ、ぜーっ、着いた、げほっ、のかぃ?」
「フーカ!」
「カキツバタさん、大丈夫?凄いバテてますけど」
「オイラのこたぁいいから、そんなことより」
あんだけ動いたのにピンピンしてるショウは、息を切らすオイラを心配するが。
オイラの体力が無いことは今はいい。それよりフカマルが何故ここへ導いたかだ。
汗を拭って顔を上げ、フカマルが指差す方を見る。
「あ…………」
「アイツは」
そこには、傷だらけの状態でくたりと倒れるポケモンが居た。