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    たばた

    matsuge_ma

    DONE学校に二人が迎えにくるドタバタバカラブコメ
    ソルティスのAiと不霊夢が遊作と尊を迎えにくる話「ゲッ」と尊が呻き声を上げたのと、ざわめきが遊作の耳に届いたのはほぼ同時であった。
    「なんでいるんだよ……ソルティスでは絶対学校に来るなって言ったのに~……」
     尊は唸りながら小さく地団駄を踏んで、遊作のブレザーの袖を掴む。まるで黄色い悲鳴から身を隠そうとするように擦り寄ってくるので、遊作は少しよろけた。尊は「あ、ごめん」と一言謝罪したが、それでも掴んだ袖は離さない。助けを求めているようだ。しかし実際のところは遊作も尊と同じような状況なので、なんの手助けをすることも叶わないのだった。
    「ねえ遊作、知らんぷりして裏門から帰らない?」
     掴んだ袖をぐいぐいと引っ張り、遊作の身体を揺らしながら尊が小声で言った。制服がシワになるからやめてくれ。そう言ってやろうとしたが、結局その文句は音にならずに再び遊作の喉を滑り落ちていった。掴まれてシワになりかけている制服より、ぐわんぐわんとゆすられる自身の身体より、校門で注目を浴びている二人の美丈夫(以前草薙がそう表現した)からどう逃げ果せるのか、そちらの方が重要な課題だったからだ。顔に出ていないだけで、遊作はずいぶんと焦っている。
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    おんじゃ@ojachanco

    DONEどうも初投稿&初執筆でございます。
    以前投稿したのが完成しましたm(_ _)m
    フィンに一目惚れの初恋をしてしまった主人公による苛烈で理不尽なドタバタハートフルラブコメ少女漫画風フィン主です。

    ※主人公の名前は「青空ツグミ」元ネタは漫画「あそびあそばせ」のあの子。
    ※ネタバレ、捏造、シナリオ改変、キャラ崩壊、稚拙な文面等々様々な問題がございますがそれでも宜しければお願いします。
    路は短し、恋せよ少年 邂逅編ー感情の起伏が乏しい、無表情、お人形さんみたい
     散々他人から言われてきたが自覚はしている、それはダアトに飛ばされナホビノとして戦っている今でも変わらない。
     ーただ、成り行きで此処まで来た
     どんな苦境や鬼門だってその一言ですべて乗り越えて、くぐり抜けてきた。最初は恐れていた悪魔も逆に自分に恐怖を覚えるようになる程だ
     ー今日もやり過ごせるだろう、そう思っていたのに…

       あの瞳の、あの輝きを見た瞬間。

     芽生えた知らない感情に、心の臓を揺さぶられー



    樹島を攫ったラフムを追うためダアト品川区を進み続ける僕と磯野上はアオガミが探知した気配を便りにコウナン四丁目方面へ向かうべく御楯橋を渡っていた、この辺りに悪魔はいない事を確認し、彼女と慎重に歩を進めていた。
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    キビ○

    MAIKING晴明さん実装してくれないので、我慢ならず溜まったネタをこちらに吐き出したく思います!ふるみ先生がセンペルビウムを育ててるツイしてましたので、それで思いついてしまった現パロオフィスラブ晴道+リンボ。多肉植物の妖精?悪魔?のリンボとそれを飼う晴明さんと職場の同僚の道満のドタバタオフィスラブ。頑張って続き書けるといいなぁ。
    多肉植物を飼う晴明さんのお話いつもの帰り道。毎日通る高架下に怪しげな露店が出ていた。繁忙期であったので定時を大幅に過ぎての帰宅だった為、駅の線路下のこの場所はオレンジの蛍光灯がじりじりと音を立てているだけで人気はない。そんな不気味な所に如何にも怪しい露店がひとつ。いつもなら気にも止めないだろうが今日は何故か立ち止まってしまった。簡素な机の上にケミカルな色合いをした謎のキラキラした液体が満たされたガラスのティーポットやら、虹色に輝く刺々しい石など、よく分からない物が色々と並んでいる。その中でやけに目を引いたのが小さな植物だった。
    「やあ、このセンペルビウムが気になるかい?」
    白いローブを羽織った露天商が声をかけてきた。ローブの影から除く瞳がきらりと輝いており、その声は人当たりの好さそうな感じがするがどうも胡散臭い。
    2025