ましま
hiisekine_amcr
PROGRESSアイスキングダムをテーマにした幻覚マシマシ捏造話の続きの続きの続きです。最終回です。IKL幻覚雨クリ小説④(終) ――空を飛べるか?――
アメヒコのその問いに、空気がぴり、と凍り付いた。
「……空を飛べるか、なんて、変なことを聞くんだね。人が空を飛んでるところ、見たことあるの?」
ソラはからかうような口ぶりで、アメヒコからの質問をかわした。
「いや、ないな」
「だろうね。僕も、人が空飛んでるところは見たことないよ」
嘘ではない。が、真実でもなかった。
ただ少なくとも今は秘密を打ち明ける必要性を感じない。
「ていうか、なんでいきなりそんな話?僕別に、空想の話で盛り上がりたくて来たわけじゃないんだけど」
クリスさんの話とか、氷結をどうするかとか、そういう話をするべきじゃない?と促すが、アメヒコは窓の外の、どこか遠くをみたまま、うわごとのようなことを話し続ける。
12772アメヒコのその問いに、空気がぴり、と凍り付いた。
「……空を飛べるか、なんて、変なことを聞くんだね。人が空を飛んでるところ、見たことあるの?」
ソラはからかうような口ぶりで、アメヒコからの質問をかわした。
「いや、ないな」
「だろうね。僕も、人が空飛んでるところは見たことないよ」
嘘ではない。が、真実でもなかった。
ただ少なくとも今は秘密を打ち明ける必要性を感じない。
「ていうか、なんでいきなりそんな話?僕別に、空想の話で盛り上がりたくて来たわけじゃないんだけど」
クリスさんの話とか、氷結をどうするかとか、そういう話をするべきじゃない?と促すが、アメヒコは窓の外の、どこか遠くをみたまま、うわごとのようなことを話し続ける。
hiisekine_amcr
PROGRESSアイスキングダムをテーマにした幻覚マシマシ捏造話の続きの続きです。多分次が最終話。IKL幻覚雨クリ小説③ 大量の本が、アメヒコの執務室に届けられた。
「キング・アメヒコ。こちらは……」
普段事務仕事を手伝ってくれている助手が、その本の山を見て閉口した。
どれもかなりの年代物で、雑に扱ったら破れてしまいそうだ。
「グランドキングのおすすめの本だとさ」
「グランドキングの?少し中身を拝見しても……」
クリスの名前を出すと俄然興味が湧いたのか、助手が目を輝かせた。
「図書館の本だから丁重にな」
「はい!」
助手はどきどきしながら一番上に積まれていた本のページをめくった。表紙には「海洋学入門」と書かれている。
「…………」
助手は、その本の中身をじっと見つめると、眉間に皺を寄せた。
「どうだい」
「……これは、古典文学、か何かでしょうか。文字は頑張れば読めないことはないのですが、言い回しが難しくて……」
5909「キング・アメヒコ。こちらは……」
普段事務仕事を手伝ってくれている助手が、その本の山を見て閉口した。
どれもかなりの年代物で、雑に扱ったら破れてしまいそうだ。
「グランドキングのおすすめの本だとさ」
「グランドキングの?少し中身を拝見しても……」
クリスの名前を出すと俄然興味が湧いたのか、助手が目を輝かせた。
「図書館の本だから丁重にな」
「はい!」
助手はどきどきしながら一番上に積まれていた本のページをめくった。表紙には「海洋学入門」と書かれている。
「…………」
助手は、その本の中身をじっと見つめると、眉間に皺を寄せた。
「どうだい」
「……これは、古典文学、か何かでしょうか。文字は頑張れば読めないことはないのですが、言い回しが難しくて……」
hiisekine_amcr
PROGRESSアイスキングダムをテーマにした幻覚マシマシ捏造話の続きです。IKL幻覚雨クリ小説② それはいつものように、朝の執務を終えたアメヒコがクリスへの報告と様子見を兼ねて、クリスの執務室を訪ねたときのことだった。
「キング・アメヒコ。申し訳ありませんが、グランドキングはまだお戻りではありません」
執務室の傍に控えていた騎士の一人が、申し訳なさそうにそう言った。
「まだ?どこへ行っているんだ」
アメヒコが知る限り、今日はクリスは特別普段と違う仕事は入っていないはずだったが。
「それが、朝の融解の祈りへ向かわれてから、お戻りになっていないのです。てっきり、キング・アメヒコとご一緒かと思っていたのですが……」
「そうか。では探しに行くが……、もし戻ったら昼に広間で落ち合おうと伝えてくれ」
「は。かしこまりました」
4831「キング・アメヒコ。申し訳ありませんが、グランドキングはまだお戻りではありません」
執務室の傍に控えていた騎士の一人が、申し訳なさそうにそう言った。
「まだ?どこへ行っているんだ」
アメヒコが知る限り、今日はクリスは特別普段と違う仕事は入っていないはずだったが。
「それが、朝の融解の祈りへ向かわれてから、お戻りになっていないのです。てっきり、キング・アメヒコとご一緒かと思っていたのですが……」
「そうか。では探しに行くが……、もし戻ったら昼に広間で落ち合おうと伝えてくれ」
「は。かしこまりました」
hiisekine_amcr
PROGRESSアイスキングダムをテーマにした幻覚マシマシ捏造話です。雨クリの距離が近い。ファンタジー要素が強めです。
IKL幻覚雨クリ小説 それは氷に閉ざされゆく世界。いずれすべてが凍りつき、命あるものはみな息絶える世界。
その中でもまだ人が住まう地域に、人は国と、その国の集まる連合を作り上げた。
名を「アイスキングダム」という。
*****
新たに、北の国の王が即位した。
ソラという年若い少年で、先代の北の国の王の弟でもある。「風の力」の詠唱術に長けていると、もっぱらの評判だ。
即位の挨拶のためにキングダム連合の中央に位置する中つ国に立ち寄ったソラは、連合をとりまとめる王であるクリスと、また中つ国の王であるアメヒコと共に立ち話をしていた。
「あの小さかったソラが、もう北の国の王になってしまっただなんて」
「まだまだ小さいと、思っていたんだがな」
4534その中でもまだ人が住まう地域に、人は国と、その国の集まる連合を作り上げた。
名を「アイスキングダム」という。
*****
新たに、北の国の王が即位した。
ソラという年若い少年で、先代の北の国の王の弟でもある。「風の力」の詠唱術に長けていると、もっぱらの評判だ。
即位の挨拶のためにキングダム連合の中央に位置する中つ国に立ち寄ったソラは、連合をとりまとめる王であるクリスと、また中つ国の王であるアメヒコと共に立ち話をしていた。
「あの小さかったソラが、もう北の国の王になってしまっただなんて」
「まだまだ小さいと、思っていたんだがな」
homare_ryou
MEMO咲えよ、人生【前中後編】完結記念の設定メモ的なのです。本編はこちらから→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15597073
質問などあればマシマロへどうぞ→ https://marshmallow-qa.com/homare_ryou?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
Q&A的な裏話Q.なんで恵は直哉のことを北海道で見つけ出すことが出来たの?
A.直哉が己の自己評価の低さ故に舐めプしまくってたからです。
→直哉は「どうせ次のヒートまで恵くん来ぉへんし、誰からも連絡されんやろ〜!!www」と思っていて(実際割とそう)、部屋に北海道のるるぶや自殺マニュアルをほっぽって金と着替えだけ持って家を出ました。
直哉が悪さをしないように裏でこっそり監視していた悟が、直哉が自殺旅行に出て三日目くらいで「あれ、なんか直哉の家、夕方に電気ついてなくない?」ってことに気がついて合鍵で中に入ってみればもぬけの殻。
取り残されていたるるぶと自殺マニュアルを見て「なんか直哉が一人で北海道に自殺しに行ってるんだけど?!」とパニックになった悟が大慌てで手の空いてる生徒らを招集。いざと言う時の為に硝子らを引き連れていざ北海道まで。
2427A.直哉が己の自己評価の低さ故に舐めプしまくってたからです。
→直哉は「どうせ次のヒートまで恵くん来ぉへんし、誰からも連絡されんやろ〜!!www」と思っていて(実際割とそう)、部屋に北海道のるるぶや自殺マニュアルをほっぽって金と着替えだけ持って家を出ました。
直哉が悪さをしないように裏でこっそり監視していた悟が、直哉が自殺旅行に出て三日目くらいで「あれ、なんか直哉の家、夕方に電気ついてなくない?」ってことに気がついて合鍵で中に入ってみればもぬけの殻。
取り残されていたるるぶと自殺マニュアルを見て「なんか直哉が一人で北海道に自殺しに行ってるんだけど?!」とパニックになった悟が大慌てで手の空いてる生徒らを招集。いざと言う時の為に硝子らを引き連れていざ北海道まで。
siz
MOURNINGいかがわしくはないが全裸なので一応ワンクッション。伽.藍.堂.イ.ン.タ.ス.テ.ラ聞きながら描いたもの。いつもと絵の具塗り方変えてみました。水マシマシ。
しかし顔アップにすればするほど輪郭描くの苦手になっていくな…。うーむ…納得いかん
折角描いたし勿体無いから載せるけども!()
ボ⚫ロ曲で一、二を争う好き曲なのでリベンジしたいなあ
(追記 ⚫じゃなくて.にした。ニコ動に有るので是非聞いて…!)
芝井🥐
PROGRESS学パロテジュオク青春感ましましのオクタビオが過去の事故がトラウマで前に進めない中でテジュンに偶然的な出会いをする話。完成時はしぶにて公開予定。
俺とアンタの逃避行『あんたならやっていけるから、自信持って新しい学校に行きな。寂しくなったら、また戻ってくればいい。アタシは待ってるよ。』
『あと、アタシはあの事を気にしてないから。』
『今ではすっかり元気だし、学校にだって通ってる。シルバが思う程、ヤワじゃない。』
『だから、顔ぐらいは見せなよ…。』
22時を回った長針がが街灯の光に反射してながらカチカチと音をたてる。メトロノームのように速さを変えることも無く、一定のスピードで動いている。レースカーテンから漏れる眩い光とスマホのブルーライトがに照らされながら、誰かが綺麗に整えたシーツの上で仰向けになる。目が痛くなる容赦ない光と一方的に届く親友からのメッセージ。画面には相手からのメッセージカラーである白色の吹き出しだけが羅列している。彼女のメッセージを無視したい訳じゃない。けど、どうしてもメッセージ打つ手が止まってしまう。少し打ったとしても指はバツボタンを長押しするのが定例となっていた。…最後に送ったのはいつだっけな。思っいきり上にスクロールしてみる。1回、2回、3回、4回、5回…といくら指を上下させても白色は続いていた。
14839『あと、アタシはあの事を気にしてないから。』
『今ではすっかり元気だし、学校にだって通ってる。シルバが思う程、ヤワじゃない。』
『だから、顔ぐらいは見せなよ…。』
22時を回った長針がが街灯の光に反射してながらカチカチと音をたてる。メトロノームのように速さを変えることも無く、一定のスピードで動いている。レースカーテンから漏れる眩い光とスマホのブルーライトがに照らされながら、誰かが綺麗に整えたシーツの上で仰向けになる。目が痛くなる容赦ない光と一方的に届く親友からのメッセージ。画面には相手からのメッセージカラーである白色の吹き出しだけが羅列している。彼女のメッセージを無視したい訳じゃない。けど、どうしてもメッセージ打つ手が止まってしまう。少し打ったとしても指はバツボタンを長押しするのが定例となっていた。…最後に送ったのはいつだっけな。思っいきり上にスクロールしてみる。1回、2回、3回、4回、5回…といくら指を上下させても白色は続いていた。
🍊みかん好きのオルカ
DONEねこ下着を描きたくなった日は偶然にもおっぱいの日でした… ナワの薄い胸にこいつを着せたかったんじゃ!!おっぱいの日バンザイ!!!
お風呂上がりにカワイイネコチャンをリパに着せられたナワブ…リパはニヤニヤしながら見えてる部分を撫でます。穴に手を突っ込みます。着たままします。何をとは言わないけど!!!
kanzaki_ak1
DONEいつもエロ描く時筋肉ましましになってるけど、そのままヒロス着たらぴっちぴちのぱっつんぱっつんになるんじゃなかろうかと思って描いてみた。やっぱりぴっちぴちだった。女性にモテモテのイケメンが炎には抱かれてるってのが良い… 3
ruterutero
DONE【4season】虎杖×伏黒
四季をテーマにかなり短い話をまとめたSSS(スーパーショートストーリー)です。
お付き合いしている二人。
彼らの関係の変化を季節の流れと一緒に見守れたらなぁ…なんて思いつきで書きました。
何卒…何卒……🙇
誤字脱字、感想等ありましたらお願い致します。
ましまろ→https://marshmallow-qa.com/ruterutero?utm_medium=ur 4
つき草
PROGRESSめっちゃどっかで見た事あるゥゥ!!!…っと思ってもう一回よく見たらピサロ様だった。
イナダンさんの髪の毛を銀髪にしたのもあって、ピサみがマシマシですねぇ~
マツムムさんは間に合わなかった(´・ω・`)
マツムムさんを描くつもりだったから右側へ謎の空白が💦
明日時間があったらマツムムさんチャレンジするっすー☆
もこ.
MAIKING久々に線画がんばりました。…が、キャンバスサイズ間違うわ、ペンを落書き用のものにしてしまうわで、ただでさえ苦手な色塗りをさらに苦労する予感しかしない😓
王位争奪戦時の黒目小さめ白目多めにすると男っぽさがマシマシになる気がします。 2
z_ecicicicicici
DOODLE夏の熱いひとときを。作業の息抜きがてら、次の新刊の表紙ラフ🤔
どうしても水着ヒロスでエロを…描きたくて。。。キースの水着をどうしようか死ぬほど悩むけどとりあえずダボダボのシマシマな海パンかな~
シチュエロにしてキースだけ服着ててもいいが…。
介 すけ
DONEやさしい人 龍羽(フ●バのパロ)(いつでも誰かを想う…そんな貴様がとても、とても、愛おしい)
羽は優しいから傷ついてもどれだけ泣いても
きっと誰かのために笑って励ましますひとだと思う。
龍はそんな羽をぎゅっと抱きしめてくれー…!
きみどり
MAIKING前半凪茨、後半EveによるAdamいじりでわちゃわちゃ。書きたいところだけ書いてる。凪砂くんのくっそ真面目な独占欲ましましな台詞が書きたかったやつです。
「もう、俺……疲れました。どうしたら、いいのか分からない、です」
ゆっくりと椅子を引かれ、正面に凪砂が立つ。何をするのかとぼんやり力無く眺めていたら、突然凪砂の腕が両脇の下に差し込まれ、よいしょ、という掛け声と共に抱きかかえられる。ビクリと肩を震わせたが、そんな反応なんてお構い無しに、抱きかかえたまま、凪砂は副所長室に設えているソファーに腰を下ろす。
「かっ……か、?」
「ちゃんと疲れたって言えて、えらいね、茨。初めて聞いた気がする」
ぎゅっと抱き締められ、右耳から優しい言葉がテノールに乗って流れ込んでくる。
「……大丈夫。つまづいて転んでしまって、茨が立ち上がれない時は、私が手を引いてあげる。日和くんや、ジュンも一緒に支えてくれる。同室のつむぎくんや天満くん、翠くんだってそう。同じ事務所のValkyrieや2wink、Crazy:B、それにTrickstar。沢山の人達と茨は言葉を交わして関係を作ってきたんだ。心配する事なんて、何にも無い」
2358ゆっくりと椅子を引かれ、正面に凪砂が立つ。何をするのかとぼんやり力無く眺めていたら、突然凪砂の腕が両脇の下に差し込まれ、よいしょ、という掛け声と共に抱きかかえられる。ビクリと肩を震わせたが、そんな反応なんてお構い無しに、抱きかかえたまま、凪砂は副所長室に設えているソファーに腰を下ろす。
「かっ……か、?」
「ちゃんと疲れたって言えて、えらいね、茨。初めて聞いた気がする」
ぎゅっと抱き締められ、右耳から優しい言葉がテノールに乗って流れ込んでくる。
「……大丈夫。つまづいて転んでしまって、茨が立ち上がれない時は、私が手を引いてあげる。日和くんや、ジュンも一緒に支えてくれる。同室のつむぎくんや天満くん、翠くんだってそう。同じ事務所のValkyrieや2wink、Crazy:B、それにTrickstar。沢山の人達と茨は言葉を交わして関係を作ってきたんだ。心配する事なんて、何にも無い」