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    らい。

    井幸ミキ

    DOODLE昨日参加したヴィク勇版ワンドロワンライ。
    1時間で書けるところまで書いたものの、もうちょっと書きたくなって、書き足し!!
    ヴィさんの愛が重い感じを出してワンライしましたが、勇利くんも同じくらい重いんだーっていうのを、回りくどく書きたく…

    世界情勢を取り入れております。
    事故は飛行機事故のつもりで…。
    天使も悪魔も 僕の名前は勝生勇利。
    日々迷える魂を還る場所へ導いてるよ。
    実感はないんだけど、多分、僕は、地上に生きる人々からは『天使』と呼ばれる存在だと思う。

    かく言う僕も迷える魂だった。
    地球での生を終えて、とある理由で魂の還る場所へ戻れなくて、どうしたらいいだろうと迷っていたんだ。

    迷える魂っていうのは、生きている間に生じた未練や業によって、本来魂の進むべき道からはぐれてしまった魂のことを言うんだけど。

    僕は、少し違う。

    僕は…未練がないかと言えば嘘になるけど、道に迷うほどではなかった。
    誰だって、大なり小なり未練や後悔があると思うけど、肉体を脱ぎ捨てる時、それらは生きている時ほどの重さを持たなくなる。あぁ、ああすればよかったな、こうすればよかったな、程度で、それじゃあ、次の生でチャレンジしようってなるんだ。
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    murasaki9721

    DOODLEもっちゃんとの会話、だいぶ仲良さそうだったけど、龍太郎にとって「家族の会話」ではなかったんだなと思うと、なんか、こう、色々苦しくなってきた。
    ドイツからの帰国子女だし、院長の一人息子だし、他の研修医と友達になろうとしないし……あの…あの……。自分、龍太郎のことギュッ(抱擁)していいすか?

    妄想120%の捏造、駄文。1000文字ぐらい。
    多分もう日本にいる。
    高品家族+もっちゃん(オヤジとオフクロは、オレより仕事が好きなんだ)

    すまない、と一言残しバタバタと出て行った両親を見送りながら、龍太郎はそう思った。
    当てつけだとは分かっている。医者や看護師という仕事の尊さは、今日12歳になった少年ですらよく理解していた。

    (それでも…)

    イチゴのショートケーキを一人で頬張る。ケーキボックスの中には龍太郎の分しかなかった。





    まどろみから龍太郎を目覚めさせたのはインターホンだった。
    ジリリリと家中に響くそれを止めに行こうと玄関へ向かう。

    結局昨夜は両親が早く帰ってくるという希望を捨てきれず、リビングにお気に入りのぬいぐるみと毛布、それにゲームを持ってきてダラダラと過ごしていた。
    まだだろうか、と待っているうちに寝落ちしてしまったらしい。
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