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    ストーリー

    Laurelomote

    MEMO【考察】カービィ世界のスペシャルアイテムと聖遺物について

    ディスカバ新ストーリーに向けて自分の中の考察を整理するの巻。一部過去のふせったーからサルベージしてます。
    あくまで個人の考察です。自己満足のため読了後の苦情は一切受け付けておりません。
    非常に宗教的な話題のため、苦手な方はブラウザバックで閉じる事を推奨致します。
    カービィ世界のスペシャルアイテムと聖遺物についてハルカンドラとアナザーディメンション、そしてそれらとの関連性が確定or疑われる古代遺産について。
    現状該当するのは結構たくさんあるけど、その中でも「所有者に何らかの恩恵をもたらす」という説明があったものについてピックアップしていく。

    ・ギャラクティック・ノヴァ:召喚者の願いを一つ叶える
    ・スターロッド:夢の泉を介して人々に心地よい夢と穏やかな眠りを与える
    ・ディメンションミラー:鏡面の前に立った者の望みを映し出す
    ・マスタークラウン:所有者に無限の力を与える
    ・神の器:目覚めさせた者に慈悲をもたらす

    ただ、これらの説明はあくまで"伝承"でしかなく、実際使用してどうなったかはどれも本編を遊んでいる人々にはお察しなのだが、気になるのは「外部からの干渉によって、伝承とは真逆の悪影響を使用者にもたらす」というアイテムがかなり多いという部分。例えば、スターロッドは夢の泉にナイトメアが侵入しなければ何も起こらなかったし、ディメンションミラーも効果が歪み始めたのはダークマインドの介入によるものとされている。神の器も悪用していたハイネス本人が「目覚めさせし者に"染まり"」と証言した上に、彼が参照していた書物には「集うエネルギー次第で何者にもなれる存在」との記載もある。『マホロアエピローグ』でどうしようもない特級呪物とファンの間で認識されるようになったマスタークラウンも、ハルカンドラの守り神ランディアが頭に乗せている間は何もなかったことから、これも所有者次第と言えなくもない。(まあランディアの場合はこれを制御できなかったifも存在するが…)
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    tukitatemochi

    DONE本編のストーリーを核に嘘で塗り固めて生成したカピオロです。
    我が愛しき祝福について(或いは永遠の呪いについて) 風のない、星がよく見える夜だった。オロルンはファデイの隊長と、その部下たちと共に焚き火を囲んでいた。作戦中の束の間の休息だ。オロルンは火から離れた所で、彼らの何気ない世間話を聞くとはなしに聞きながらぼんやりと座っていた。
     焚き火のパチパチと爆ぜる音が耳に心地良い。世界には、この音を録音して聴くことでリラクゼーション効果を求める人たちもいるらしい。果たして録音した音だけで期待したような効果は得られるのだろうか。火の暖かさ、不規則に揺れる影、時折飛び出しては消える火の粉、木の焼ける匂い。焚き火を構成する要素は一つでも欠ければ途端に薄っぺらになってしまうように思った。
     隊員たちの話題の中心であるスネージナヤのことも、流行の歌も、何もわからないオロルンは会話に入ることができないので、こうして取り止めのない思考に身を任せている。だが決して排除されているというわけではなく、居心地は悪くない。さっきは炎水という、初めて飲む酒も分けてもらった。強いアルコールで少し火照った頭と身体にはむしろ、賑わいを外から眺めているくらいの方が丁度いい。
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