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    スレ違い

    5ma2tgcf

    PROGRESS晏沈の転生もの8話目です。

    夜の帝王の記憶なし晏無師×記憶あり沈嶠で、晏無師の記憶を戻そうと沈嶠ががんばる話です🌃

    今回は闘魚とすれ違い編です。
    転生晏沈 8 胸がざわつく。
     妙な夢を見た後、晏無師は眠ることができなかった。目を閉じる度に沈嶠の顔が瞼にちらついて仕方がない。昨夜桑景行に売り飛ばした沈嶠は、今頃奴に抱かれているのだろうか。晏無師の頭の中に、夢の中で見た乱れた沈嶠の顔が浮かぶ。あの表情を桑景行が見ているのかと思うと腹の中が煮えるような感覚に襲われる。

     不可解な感情を持て余した晏無師は苛立ち、必然としばらく吸っていなかった煙草に手を伸ばす。沈嶠がいない今、止める者もいない。摘み上げた煙草を肺一杯に深く吸い込み、余計なことを考えないよう身体中を煙で満たそうとする。しかし焦燥はおさまらない。小さく燻るような赤い火が灯る煙草の先端。灰皿の上には吸殻が積もり、時間だけが過ぎていった。晏無師は長い指で灰を弾き、艶のある髪を気だるく掻き上げる。窓の外はすっかり明るくなっていたが、まだちらちらと雪が舞っていた。風に翻弄され、熱が加えられれば儚く溶けてしまう雪。また沈嶠の顔が浮かびそうになり晏無師は煙草を揉み消した。
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    subaru_no_iine

    PROGRESS以ぐだ♀ オメガバース β×α
    ・ゆるふわ土佐弁
    ・ご都合主義
    ・ふたなり
    ・メリバの予定
    ジュンブラで本になります。
    両想いになります!話自体は両想いで終わる予定なんです(すれ違いも盛り込まれますが)幸せな空気を目いっぱい吸っている以ぐだちゃんだけを見ていたいですけどこの話オメガバなんですよ(ゲス顔)お互いに相手をわかり合ってるのいいですよね🙆‍♀️
    すてきなわたしの夢 7 金曜の夜、イタリアンバルのドアの前で、会計を済ませる立香を待つ。
     ほどなく、上機嫌の立香が出てきて以蔵の腕にしがみついた。
    「いぞーさん、お待たせ~」
     ハートの絵文字が見えるような口調だ。
    「そしたら、行こっか。いいお茶買ったの、淹れて飲もう」
    「茶か……茶なら、ちっくと飲むがが遅れたちえいろう?」
    「え?」
     以蔵の言葉が思いがけなかったのだろう、立香は目を丸くした。
    「ケーキ買うてあるがじゃ。今夜はうちん家に来んかえ」
    「ケーキ……なんで?」
    「おまんと食いとうて」
    「なんで、うちじゃなくて?」
    「おまんと話いとうて」
    「何の話だろ……」
    「着いたら話す。おまんがえいなら行くぞ」
    「はい」
     以蔵の腕に掴まり、立香はふわふわと歩を進めた。
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    ggg_totsu

    DOODLE現パロ すれ違い サウ
    少しずつ書き足していきます(24/4/19加筆)
    タイトル未定買ったばかりの時はあんなにはしゃいで喜んで使っていたこのベットも、今は寝心地が悪くってしょうがない。最後に二人で寝たのっていつだったっけ。寝具に染み付いたかすかなデス・ライトの香りも、眠気を著しく妨害してきやがる。夜は調子が出ない。暗いことばかり考えてしまって、視界が狭くなる。おれをいつも奮い立たせてくれる勇ましきキャプテンの精神は、どうやら日中限定での活動だったようだ。気づいたら身体が芋虫のように丸まっていた。サンジは虫が嫌いだから、芋虫になったおれを見たら嫌われるかも。人間が虫になるなんてあり得ないのに。でも、サンジに嫌われたくなんてないな。今どこにいるんだよ。明かりもつけない部屋で一人広いベットに寝ていると、どうしようもない寂寥感に苛まれる。それもこれも、みんなサンジのせいだ。最近帰りが遅いし、せっかくのデートだって他の女と楽しそうに話すから。俺の話なんて上の空で、俺にも言ったことないような甘い言葉を、今日会ったばかりの見ず知らずの人間にかけるから。あまつさえ「君がいてくれたら何もいらないくらいだ」なんて。じゃあ、おれは。おれは一体どうなるんだ。彼女がお前のそばにいたら、おれはもういらないの?おれはこんなに好きなのに。おれってお前のなんなんだよ。そういえば、サンジから好きと言われたことも、愛してると囁かれたこともなかった。恋人になれたと浮かれていたのは、おれだけだったんだ。そりゃそうか。だって、相手がおれじゃあな。必死になって眠りに入ろうとしていた身体はいつのまにか起き上がって、リサイクルショップで買った能天気な柄のトラベルバックに荷物を押し込んでいた。彼とお揃いのキーホルダーは見ないことにした。
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    mith3308

    DONE2024年5月5日SUPER COMIC CITY 31に発行予定の
    ファウ晶♂の新刊サンプルです。一章を公開しています!
    親愛と恋慕で葛藤する晶くんと、それを知っていて遠ざけるファウストの話です。
    たくさんすれ違いさせたいです。ハッピーエンドです。
    魔法使いたちを書くの楽しいんですが読める代物が書けているのか心配ですが…
    覗いてくださっただけで嬉しいです!楽しんでいただけるように頑張ります。
    Night and Day. 真っ青な大空が地の果てまで続いている。遥か遠くにある荒々しい岩肌を持つ山々が、大空に喰らいつくように、剣を天に衝き立てたような稜線を重ねていた。昼を過ぎて傾いた太陽の光が、雄麗な山脈を白く光らせている。尾根を境目に、影絵のように片方の面が、黒く塗りつぶされていて、稜線を重ねたいくつもの山が、一枚の黒い大きな岩のようにも見えた。
     晶は、雄大な景色を見渡しながら、この山の一部になるような気持ちで、大きく息を吸った。草の香りを多く含んだ空気は瑞々しく、身体が満たされていく。あまり、元の世界では身近になかった空気だった。
    「賢者!」
     澄んだ空気を、楽しげな声が伝ってくる。
     晶は、山脈から視線を外して振り返った。短い草が生えた急な斜面を、運搬用のそりに乗って、ものすごいスピードで滑り降りているシノが、手を振っている。
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    ikura_hanken

    DONEちょっと前に書き上げて、pixivに載せてたやつ。
    フォ学時空。
    付き合ってないし、すれ違い気味のネファ。
    ファウストに関する色んなことで一喜一憂してしまう、まだちょっと幼げなネロの話。
    モブのストリートチームメンバーが元気に喋ってます。

    個人的にフォ学ネファのネロ視点っぽいなーと、思ってる曲を聴きながら書きました。
    そのうちファウスト視点も書きたい。
    雨が止んでも持っていて窓がノックされる音に気がついて、ガラス越しに空を見ようとするも水滴で視界が歪んでいた。雨だ。
    今日は曇り止まりで雨の予報はなかったのに。
    もう少しでうちにくる今日の俺の先生、もとい面倒見のいい先輩ファウストに想いを馳せた。
    今日は俺の家で勉強会だ。
    ファウストが俺の家に来るのは秋ぶりだったけど、まだ家の場所は忘れていないようで、駅まで迎えに行くと言ったら寒いから家で待っていなさいと返された。
    準備のいいあの人のことだ、きっと折り畳み傘を持って…………………いないかも。
    そうだ、確か一昨日あたりに壊れたとぼやいて、持ち手が取れたそれを見せてくれた。
    なんでも、突風に煽られて反射的に強く引っ張ったらばきりといったらしい。触れれば壊れそうな見かけによらず、パワフルなところは相変わらずだ。
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    melisieFF14

    DONE両片想いのすれ違いもだもだしてる付き合う前のメリレオ。
    Hit on恋焦がれるようにその身体に触れたい、声を自分にだけ聴かせてほしいと、その目に映るのは自分だけでありたいと願うことをやめられないまま、紫混じりの黒髪と赤紫の気の強そうな眼差しをいつも追い求めている。それは仲間に対して向けることを到底許される感情ではないことを理解していて、当人には察知されないように気を張るようになっていた。
    であればその欲望の捌け口はどこへ行くのかと言えば、恋う人と似た容姿の女へと向けていた。とはいえ共通点など黒髪だけだとか、目元や表情が似ているからなど、部位のみ投影して後は補完し、何も知らない女たちへ欲を吐き出していた。声ばかりはどうしても違い過ぎるので、春を売る女たちに声は出さなくて良いと伝えていたが何やら勝手に盛り上がられて喘がれることもしばしば。聴きたくもない声音を情事の最中に手で塞ぐのはナンセンスだったので唇で塞ぐことが多かったのがメリジにとっては煩わしかった。欲の捌け口でしかないから相手を思いやる気持ちなど一切なく、ただの性欲処理の行為に快楽などある訳もなかろうに。実際メリジには性感による気持ち良さなどなかった為、彼女たちに対して情を持ち合わせることもなければ穴としか見ていなかったことも事実だ。
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