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    hyoukaaisu

    DOODLE『浴衣バーン』
    ブレイサ
    フォロワーさんの浴衣姿のイサ三さんが素敵すぎて思わず書いてしまった話。
    円、輪をテーマに盛り込んだお話。
    イサ三さんを遠くで見たらブバカラーの赤い帯
    近くで見たら夫婦円満の柄がこちらを威嚇する仕様になっております。
    なんでも入れられて、戦に必要な"もの"としてさりげなくブバを持たせたら完成。
    浴衣バーンATF主催の復興イベントとして、夏祭りをすることになった。
    俺はそのままパイロットスーツかいつもの隊服を着て参加するつもりだったのだが、ブレイバーンに『イサミ、その時に、その場所に合った服に身を包むべきだ』などと当たり前の常識を言われ
    もちろん、俺は着物なんて着たことなどないのでブレイバーンの大きな手で器用に着付けられていた。

    灰色の生地に黒の線が鉄線柄を描いた浴衣。
    唯一派手なのはブレイバーンを思わせる赤色の帯くらいだろう。

    ブレイバーンに持たされた浴衣生地と同じく灰色の信玄袋に描かれた黒の刺繍でほどこされたブレイバーンの模様がさりげなくあるのも意外なところかもしれない。

    あいつのことだからもっと赤や白やら青の派手な浴衣を用意するかと思いきや出されのは全体的に落ち着いた雰囲気のものだったので、少し物足りなく感じてしまうのは、相当あいつに染められてしまっているなと、顔が熱くなる。
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    山椒魚

    DONE洛冰河が竹舎の隣の空き部屋に移り住んだ頃の話です。白蓮華数えで15歳(14歳位)、明帆17歳位。

    さはんドロライのテーマ「嘘」のクリアで登場人物が1度は嘘をつく、または嘘という言葉を口にする縛りで書きました。
    まぁ、この話自体が嘘・・・というか捏造だらけですけどね。
    という訳で何でも許せる方向きです。

      *:*:*:*:*

    邦訳分冊版の連載を追いかけ中。(現在連載50巻目 第20話の段階)
    月夜の迷いごと 「今まで苦労をかけたな」
     師は穏やかな口調で、口許に笑みまで浮かべてこれまでの働きを労ってくれた。
     普段であればどれほど誇らしく、喜ばしく思ったことだろう。
     けれど今、それは絶望感を伴い明帆の胸を押し潰した。
     お払い箱になったのだ・・・・・・

     明帆の師への敬愛は崇拝に近いものがあった。
     昇山し、拝師の礼を行った時から、端麗な容姿をもつその人の優美な所作に強い憧憬の念を抱いた。表情を抑えた怜悧な面は俗人とは一線を画す不可侵な崇高さとして映り、ただひたすらに敬った。師の命には何の疑念も差し挟むことなく、盲目的に従った。
     そうしていつしか、師の望むことを察し、先回りしてご機嫌取りを行うようになっていった。そんな明帆を、師は傍へと取りたて、重用した。
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