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    バビ

    あごだし

    DONEバビデビ!パーリィナイトif人間界
    七啓のお話。軽く動物虐待表現あり。
    no more 動物虐待。
    家族の言い訳 健康診断に引っかかってしまった。フリーランスの仕事をしていると、なかなか定期検診には向かわない。そんな僕らを心配した去場社長命令で、バビル出版の健康診断に僕ら作家勢も強制参加させられたのが二ヶ月くらい前のこと。
     視力検査ゾーンの前で並んでいた明日ノ宮くんと仲良くなれたりして、結構有意義な時間だったのだけれども……返ってきた結果は、まさかのD判定。
     要再検査ということで、いつもは行かない病院まで行き、出された結果が軽い脂肪肝。
     まだ若いから心配するようなことじゃない。運動しましょうねって言われたけど。
     僕は左手にササミ、右手に鶏モモ肉を持って首をうなだれた。
     広告の品らしく、モモ肉が安いのだ。ウィーンのリサイタルから帰ってくる啓護くんのために、唐揚げを作ってあげたい。肉食な彼の一番の好物は牛肉で、ヘルシーさを求めるときはラム肉を好む。そんな高級品は中々買ってあげられないから、せめて唐揚げを作ってあげたい。けれど、脂肪肝。啓護くんは、絶対に僕の診断結果を聞いてくるし、嘘をつくのは忍びない。
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    ぴろきさや

    DONEバビデビif人間界オンリー開催おめでとうございます!
    あすさとSSです。マンションに引っ越した入間君。お隣からエッチな声が聞こえてきて…のお話です。全年齢ですがエッチな声の描写があります~!
    宜しくお願いします。
    お引っ越し!(あすさとSS)「ふ~、なんとか片付いたかな?」
     入間は額に浮かんだ汗を首にかけたタオルで丁寧に拭いながら、ほっと息を吐いた。一人暮らしには広すぎるくらいの広さのこの部屋なのに、あちこちにまだまだ段ボール箱は山積みになっている。必要最低限の物だけ持って来たはずだったが、あの狭いアパートの一室にこんなに物があるとは思わなかった。
    「もうひと頑張りしなきゃ!」
     腕まくりをしながら気合いを入れたそのとき、玄関のチャイムが鳴った。引っ越して来たばかりのマンションに当然知り合いはおらず、配送業者も帰ったばかりだし、電気ガスなどの業者が来るにはまだ早いよねと腕時計を見やった入間は「しまった!」と顔を青くする。慣れない片付けに手間取って、自分が考えていたよりもかなり時間は経過していた。鳴らした主に十分な心当たりがあるので持っていた荷物を文字通り放り出して、長くはない廊下を全速力で走って玄関へ向かった。
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    rinrin140038

    DOODLEバビデビ!パーリィナイトif人間界2開催おめでとうございます。
    鍋島啓護×佐藤入間
    3部作の3番目になります。

    *ご注意*
    どちらも女性【百合】作品になります。
    苦手な方は回れ右をお願いいたします。
    大丈夫!!な方のみお進みください。
    「ごちそうさま」なんて言うつもりはないこんにちはこんばんはモブです。そこら辺を歩いて生きているモブです。因みに女です。なので、何処かで見たことがあると思っている方は残念ですが別人です。ええ、別人です。あっちは男、私は女なんで。おっと、これ以上話すと色々メタ発言ですね。はははは。

    実は私ランジェリーセレクトショップの店員なのですが、本日のお客様が、モロに好みのカップルで大変萌えております。萌え萌えです。今時は珍しくもない女性の同性カップルさん。一見男性カップルかな?と思うくらいパンツ姿がお似合いのお二人ですが、この職業に就いて早数十年、いえ10年位です。そんな歳ではないのですよ?おほほほほほ。おっと話が逸れてしまいましたね。はい、私の長年培った観察眼の前では性別を見分けるなんて造作もないことですよ。というか、小柄な方は青の艶のある綺麗な髪に、睫がびっしりぱっちりとした大きな愛らしい眼、睫…マツパじゃないですね。羨ましい…。服を着ていても分かる華奢な身体と骨の具合、なんとも愛らしい可愛らしい女性…そして、お連れの背の高い方は少しガッチリとした体型ですが、男性のそれではなく女性の筋肉の付きかた。きっちりと纏めた髪は可愛い方同様艶が美しく、睫も…こっちも自分の睫だ、羨ましい…長い睫に肌もきめ細かい、スタイルも羨ましいほど抜群な美人さんですね。なんでしょう。なんでですか。本当にもう可愛らしい方ととても美人な方でお似合いのカップルで…私、妬ましい気持ちよりただただ見ていたいという感想のみです。
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    rinrin140038

    DOODLEバビデビ!パーリィナイトif人間界2開催おめでとうございます。
    鍋島啓護×佐藤入間
    月一🍲🐬で作成していた3部作の番外編です。
    『家族』で入間くんが鍋島さんの帰りを待っている時の話です。
    読まなくても特に本編に差し障りはありません。

    *ご注意*
    この作品は某移動王国の歌を題材にしています。
    無理な方は回れ右をお願いいたします。
    大丈夫!!と言う方のみお進みください。
    黄昏の啓護さんを待っている間に寝てしまったのか、今自分は夢を見ているようだ。
    夢、と認識できるのは今まで家にいたのが外にいるからだ、としか言いようがない。
    鮮やかな夕日に照らされた今時少し珍しい赤茶色をした石畳。木々は綺麗に手入れをされ微かに鳥の囀ずりも聞こえる。とても綺麗な、何処か外国のような雰囲気の場所。
    それにしても、此処は何処なのだろう。記憶が正しければ僕は此処…大きな噴水がある公園?広場に来た記憶も何かの雑誌やテレビなどの媒体でも見たことがない。
    大きな噴水はキラキラと夕日を浴びて大きな音をたてながら水を流し、その存在を主張していた。
    少し近くに行ってみようか…
    先程から座っていた茶色の、何処の公園にもありそうな木で出来たベンチから立ち上がり噴水へと近づく。近づくにつれその噴水の大きさが見ているより大きい事に気づく。
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