パレット
ナガレ
TRAININGワードパレットで一人ワンライっぽいもの。ぶぜまつ風味。9.寒昴(冬の夜空、灯り、君のため)
冬、明け六つには少々早いこの時間。松井江は目覚し時計が鳴るよりも早く目を覚ました。今朝は何の当番もないはずだから、朝餉の時間までもう一眠りしたって構わない。
どうしようかなともぞもぞと布団の中で身動ぐ松井。少し悩んだ後、松井はのそりと起き上がった。
布団から抜け出すと真っ先に暖房器具の電源を入れた。次に就寝前に布団の脇に畳んで置いた綿入れを掴むと、大きく広げて暖房器具から発せられる温風に当てた。自身には温風が届かないがそこは我慢だ。そうやって温めた綿入れを寝間着の上に羽織ると、寒いなと独りごちりながら素足で畳を歩き、松井は廊下に面した部屋の障子を少し開けてみた。
1602冬、明け六つには少々早いこの時間。松井江は目覚し時計が鳴るよりも早く目を覚ました。今朝は何の当番もないはずだから、朝餉の時間までもう一眠りしたって構わない。
どうしようかなともぞもぞと布団の中で身動ぐ松井。少し悩んだ後、松井はのそりと起き上がった。
布団から抜け出すと真っ先に暖房器具の電源を入れた。次に就寝前に布団の脇に畳んで置いた綿入れを掴むと、大きく広げて暖房器具から発せられる温風に当てた。自身には温風が届かないがそこは我慢だ。そうやって温めた綿入れを寝間着の上に羽織ると、寒いなと独りごちりながら素足で畳を歩き、松井は廊下に面した部屋の障子を少し開けてみた。
神楽坂ちばな
DONE【パレパレ】🌻メンヘラじゃないもん!🌴
-2021.12-
https://twitter.com/usaginomeu/status/1469570620644261890?t=TiigajQv6wKuaOwhIBeD0A&s=19 4
serisawa
DONE降志小話。ふるしほパレット7「祈りのような、二度目、視線」より。rainy mornig 雨の匂いがする。
しとしとと静かな音が穏やかな調べのように響く夜を超えて、朝露に草木が濡れる早朝。
浮上したおぼろげな意識を委ねるように耳を澄ませていれば、うぅん、と物憂げな声と供に、腕に絡みつく体温がもぞもぞと身じろぎした。
安心しきった顔で穏やかな眠りに落ちている彼女にふと頬を緩ませながら、サイドテーブルの腕時計に手を伸ばす。針が指し示す時間は五時半。
今日の予定は午後からのポアロのみで、起きるには早い。
昨夜の帰宅は午前一時を過ぎていた。
志保は既に彼女の部屋で休んでいたため降谷も大人しく自室で眠ったのだが、彼の帰宅に気が付いたのか、一時間ほども経った頃に音も無くベッドに潜り込んできたのは志保の方だ。
1692しとしとと静かな音が穏やかな調べのように響く夜を超えて、朝露に草木が濡れる早朝。
浮上したおぼろげな意識を委ねるように耳を澄ませていれば、うぅん、と物憂げな声と供に、腕に絡みつく体温がもぞもぞと身じろぎした。
安心しきった顔で穏やかな眠りに落ちている彼女にふと頬を緩ませながら、サイドテーブルの腕時計に手を伸ばす。針が指し示す時間は五時半。
今日の予定は午後からのポアロのみで、起きるには早い。
昨夜の帰宅は午前一時を過ぎていた。
志保は既に彼女の部屋で休んでいたため降谷も大人しく自室で眠ったのだが、彼の帰宅に気が付いたのか、一時間ほども経った頃に音も無くベッドに潜り込んできたのは志保の方だ。
hassak_
MEMOパネル備忘録 記録があまり残ってなくて私も残念。基本的に一日の作業が終わった段階で写真を撮ってるので制作期間は塗りだけで二週間くらいです。(もっとがんばれ)百均で絵の具六色、筆、パレット、雑巾を買いました。千円いかないくらい。お財布に優しいね。
でもビニールを張って頂くのが申し訳なくなる、どうもありがとうございました。 10
asagi_di7
REHABILIワードパレット6花の額縁潤んだ瞳/吐息に震える/いっぱい
お借りしました。
少し未来の話。
優しい時間「できた……」
ふう、と息をついた。
きちんとした手直しは必要だけど、壮五の思い描いた作品が出来上がったことに安心感と、愛おしさと、とにかくいろんな気持ちがごちゃ混ぜになって思わず膝に置いていた王様プリンのぬいぐるみを抱きしめた。
作曲活動を本格的に始めるために作業部屋を借りることにしてもう数年。
というのも、寮は壁が薄く、作業するには向いていないからだ。
とはいえ生活の拠点はいまだに寮だからあくまでここは作業するために籠る部屋だから必要最低限の家具しかない。
「じゃあ、俺の代わりにこいつ置いとくな」と環が壮五のためにゲームセンターで取った王様プリンのぬいぐるみは壮五の膝にいるのが常だが、環が部屋を訪れるときだけは環の膝に座っている。
1896ふう、と息をついた。
きちんとした手直しは必要だけど、壮五の思い描いた作品が出来上がったことに安心感と、愛おしさと、とにかくいろんな気持ちがごちゃ混ぜになって思わず膝に置いていた王様プリンのぬいぐるみを抱きしめた。
作曲活動を本格的に始めるために作業部屋を借りることにしてもう数年。
というのも、寮は壁が薄く、作業するには向いていないからだ。
とはいえ生活の拠点はいまだに寮だからあくまでここは作業するために籠る部屋だから必要最低限の家具しかない。
「じゃあ、俺の代わりにこいつ置いとくな」と環が壮五のためにゲームセンターで取った王様プリンのぬいぐるみは壮五の膝にいるのが常だが、環が部屋を訪れるときだけは環の膝に座っている。
asagi_di7
REHABILIワードパレット20引き金愛おしい/跳ねる/舌を吸う
から。
初夜翌日の二人。
その後責任を取った 眩しい光が顔に降りかかって環は思わず目を覚ました。
見慣れない場所にきょろきょろとして、それからすうすうと寝息を立てる隣の人にはっとした。
昨日は環の二十歳の誕生日で、壮五と二人でホテルに泊まったのだ。
朝の光が少しだけ煩わしいというように壮五の顔が歪んでいたから、慌てて起き上がってカーテンを閉めてやろうとすると壮五の眉が更に険しくなった。
「…………」
環が元の場所に戻ると壮五はまた安心したようにすやすやと眠った。ついでにがっしり腰に腕を回しているから実は起きているんじゃないかと思ったけど、眠っているらしい。
壮五と同じ部屋に泊まることはもう恋人になる前からだったから当たり前だった。
それでも壮五よりも早く目を覚ますなんて初めてかもしれない。少しでも壮五が気分良く眠れるようにシーツをかけてやる。
1417見慣れない場所にきょろきょろとして、それからすうすうと寝息を立てる隣の人にはっとした。
昨日は環の二十歳の誕生日で、壮五と二人でホテルに泊まったのだ。
朝の光が少しだけ煩わしいというように壮五の顔が歪んでいたから、慌てて起き上がってカーテンを閉めてやろうとすると壮五の眉が更に険しくなった。
「…………」
環が元の場所に戻ると壮五はまた安心したようにすやすやと眠った。ついでにがっしり腰に腕を回しているから実は起きているんじゃないかと思ったけど、眠っているらしい。
壮五と同じ部屋に泊まることはもう恋人になる前からだったから当たり前だった。
それでも壮五よりも早く目を覚ますなんて初めてかもしれない。少しでも壮五が気分良く眠れるようにシーツをかけてやる。
asagi_di7
REHABILIワードパレット21アンチイノセント言わせない/諦めて/覆いかぶさる
から。
初夜を迎えるまでの二人(全年齢)
手放すのを諦めて。環と初めてキスをしてからままごとのようだった二人のお付き合いは劇的に変わった、というほどでもなかったが、キスは頻繁にするようになった気がする。
初めてした時のような触れ合うキスから互いを求め合うようなキスに至るまでそう時間はかからなかった。
環はキスが上手だと思う。
これはあくまで環以外の人とキスをしたことがない壮五の主観だが、多分上手だと思う。
だって、キスをして力が抜けてしまうなんて。そんなこと、知らなかった。
とにかく、初めてしたキスからあまり時間が経たずに求め合うようなキスをした時、壮五は「これはいけない」と思った。
壮五は二十歳だが、環は十七歳。高校生だ。ただでさえ未成年と付き合うのは問題があるというのに、きっとこのままいけば壮五は環の全てを求めてしまうような気がした。
2009初めてした時のような触れ合うキスから互いを求め合うようなキスに至るまでそう時間はかからなかった。
環はキスが上手だと思う。
これはあくまで環以外の人とキスをしたことがない壮五の主観だが、多分上手だと思う。
だって、キスをして力が抜けてしまうなんて。そんなこと、知らなかった。
とにかく、初めてしたキスからあまり時間が経たずに求め合うようなキスをした時、壮五は「これはいけない」と思った。
壮五は二十歳だが、環は十七歳。高校生だ。ただでさえ未成年と付き合うのは問題があるというのに、きっとこのままいけば壮五は環の全てを求めてしまうような気がした。
minato18_
DONE神を手に入れる話ワードパレット。
11.ラトレイア(灰色/無音/鏡)
常夜の福音(マレかず) カツカツと乾いた音が細い廊下に反響する。ひんやりとした空気を切り裂くように歩いていくと、やがて最奥のとある部屋へと辿り着く。そこは鉄の扉によって閉ざされた牢獄だ。鈍色のそれを開けられるのは、この艦の中で唯一人。
扉の前に立ったマレスペロはしばらくの間部屋の中へ意識を傾け、それから鉄の中央に手を添えた。音も無く道が開く。瞬間、鋭い殺気と共に黒い塊が飛んできた。それを軽々と受け止め、真ん中に膝を叩き込む。
「……っ」
微かな呻き声を上げて塊は地に伏せた。膝を折って優しく撫でやると弱々しい腕で払い除けられる。
「さ…わる、な…ッ」
「随分と元気だね、一騎」
己の名に反応した真壁一騎が顔を上げた。琥珀の瞳には苛烈な怒りが宿っている。
2447扉の前に立ったマレスペロはしばらくの間部屋の中へ意識を傾け、それから鉄の中央に手を添えた。音も無く道が開く。瞬間、鋭い殺気と共に黒い塊が飛んできた。それを軽々と受け止め、真ん中に膝を叩き込む。
「……っ」
微かな呻き声を上げて塊は地に伏せた。膝を折って優しく撫でやると弱々しい腕で払い除けられる。
「さ…わる、な…ッ」
「随分と元気だね、一騎」
己の名に反応した真壁一騎が顔を上げた。琥珀の瞳には苛烈な怒りが宿っている。
yataratonemui46
TRAININGふるしほパレット全部乗せ。ポイのフォントが好きなので、ほぼ自分用投稿です。
夜色のパレット1
庁舎の外は冬に沈み、飲み込まれた街が夜の腹のなかで光り始めていた。
頭上の雨雲が、待てなかったとばかりに、前を歩く彼のスーツに次々とファーストキスを落としていく。
歓声に応え、彼が顔を上げ僅かに目を閉じた。小さなキスの嵐が、彼の鼻梁をすべり、睫毛を震わせ慈しんだ。
香気やわらかに纏うカフェ店員も、うわばみのように剣呑なコードネームの男も、統べて内包した彼の正体が、小さく跳ねる雨粒に映し出されてははぜた。
「おいで」
世界の祝福を背に受けた彼から、輝く右手が向けられる。
敵わない。私の口の端からは、ため息が夜になって零れた。諦念を差し出すように、私は左手を預け、招待を受けた。
この美しい鬼に私は捕らえられたのだ。
4590庁舎の外は冬に沈み、飲み込まれた街が夜の腹のなかで光り始めていた。
頭上の雨雲が、待てなかったとばかりに、前を歩く彼のスーツに次々とファーストキスを落としていく。
歓声に応え、彼が顔を上げ僅かに目を閉じた。小さなキスの嵐が、彼の鼻梁をすべり、睫毛を震わせ慈しんだ。
香気やわらかに纏うカフェ店員も、うわばみのように剣呑なコードネームの男も、統べて内包した彼の正体が、小さく跳ねる雨粒に映し出されてははぜた。
「おいで」
世界の祝福を背に受けた彼から、輝く右手が向けられる。
敵わない。私の口の端からは、ため息が夜になって零れた。諦念を差し出すように、私は左手を預け、招待を受けた。
この美しい鬼に私は捕らえられたのだ。
asagi_di7
REHABILIワードパレット4恋に火ともし拗ねたように/真っ赤/耳元に心臓をお借りしました。
初めて「恋人」になった日の話。
ままごとの終わり環から告白されたのはつい一ヶ月前のことだった。
初めての恋は実らないものだと色々な媒体で言われていたから、きっと壮五の恋もそうだろうと思っていたし、それならばきっとこの恋は墓場まで持っていくのだろうとも思っていた。だって環は壮五の相方で、同じグループのメンバーで、同性で、何より年下だった。
壮五は恋をしたことなんてなかった。自分の生まれ育ちが少なからず関わっているとは思うが、そもそもな話、恋だの愛だのにうつつを抜かすよりも自分の環境に精一杯で、それらをぎゅうぎゅう押し込めてなんとか作った隙間は音楽に費やしていたのでそんなものが入り込む余地もなかった。
家を飛び出して、今まで圧迫していたものが全て無くなり、隙間を埋めていた音楽が壮五をいっぱいにした時、その中にするりと入り込んできたのが環だった。
2304初めての恋は実らないものだと色々な媒体で言われていたから、きっと壮五の恋もそうだろうと思っていたし、それならばきっとこの恋は墓場まで持っていくのだろうとも思っていた。だって環は壮五の相方で、同じグループのメンバーで、同性で、何より年下だった。
壮五は恋をしたことなんてなかった。自分の生まれ育ちが少なからず関わっているとは思うが、そもそもな話、恋だの愛だのにうつつを抜かすよりも自分の環境に精一杯で、それらをぎゅうぎゅう押し込めてなんとか作った隙間は音楽に費やしていたのでそんなものが入り込む余地もなかった。
家を飛び出して、今まで圧迫していたものが全て無くなり、隙間を埋めていた音楽が壮五をいっぱいにした時、その中にするりと入り込んできたのが環だった。
なつゆき
DONE文字書きワードパレットNo.10アーティフィー「紅葉」「戻る」「雲」ジャックとデュース。
こちらで考えた捏造の陸上部員(https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=580868&TD=5090701)がでてきます。 4
asagi_di7
REHABILIワードパレット19「最も美しい人」艶めかしい/伝う/混じる唾液をお借りしました。
「朝まで一緒にいて」「は……」
ちゅ、ちゅ、と何度も角度を変えながらキスをして腕の中で必死にそのキスに応える恋人にどうしようもなく胸が締めつけられるようなそんな気持ちになる。
「たぁ、きく、」
唇を離せばつう、と銀色の糸が環と壮五を繋いでいる。
そのまま我慢できなくて壮五をぎゅうっと抱きしめたらいつも日焼けしないようにと気を遣っている真っ白な肌が少しだけ体温が上がったせいで赤くなっていた。
『お酒を飲んだ逢坂くんは本当かわいいよねえ!』
つい先日まで撮影していたドラマの打ち上げでここにはいない壮五のことを話題にされた時に言われた言葉だった。
環といえば壮五。壮五といえば環。
業界ではそんな風な認識があって、こうやって壮五の話題を振られることも一度や二度ではなかった。
1434ちゅ、ちゅ、と何度も角度を変えながらキスをして腕の中で必死にそのキスに応える恋人にどうしようもなく胸が締めつけられるようなそんな気持ちになる。
「たぁ、きく、」
唇を離せばつう、と銀色の糸が環と壮五を繋いでいる。
そのまま我慢できなくて壮五をぎゅうっと抱きしめたらいつも日焼けしないようにと気を遣っている真っ白な肌が少しだけ体温が上がったせいで赤くなっていた。
『お酒を飲んだ逢坂くんは本当かわいいよねえ!』
つい先日まで撮影していたドラマの打ち上げでここにはいない壮五のことを話題にされた時に言われた言葉だった。
環といえば壮五。壮五といえば環。
業界ではそんな風な認識があって、こうやって壮五の話題を振られることも一度や二度ではなかった。
yagyusana
MOURNINGワードパレットでリハビリ中。仁柳は好きなので、初めて書いてみた。けどなんか中途半端になったので供養。
単なる告白。仁→(←)柳くらいの関係。
月夜の告白ワードパレット
12降るのは沈黙ばかり
月が綺麗/ガラじゃない/ぬくもり
「好きだ」とあからさまに言うなんてガラじゃない。
「なぁ、さんぼー」
「なんだ」
「月が綺麗じゃな」
この言葉に隠された意味を、柳なら知っているかもしれない。もし知らなければ、これは単なる風景描写だ。
「おや、お前がそんなにロマンチストだとは。データを更新しておかねばな」
立ち止まって懐からノートを取り出し、何かを書き留める。
自分にしては精一杯の告白だったのに、柳からは何か焦点の合わない答えが返ってきた。なんだか決まりが悪くなって、仁王は肩をすくませ頭を掻いた。隣の背の高い男は月明かりの中で微笑み、仁王の耳元で低く囁く。
「……お前のものだ」
53812降るのは沈黙ばかり
月が綺麗/ガラじゃない/ぬくもり
「好きだ」とあからさまに言うなんてガラじゃない。
「なぁ、さんぼー」
「なんだ」
「月が綺麗じゃな」
この言葉に隠された意味を、柳なら知っているかもしれない。もし知らなければ、これは単なる風景描写だ。
「おや、お前がそんなにロマンチストだとは。データを更新しておかねばな」
立ち止まって懐からノートを取り出し、何かを書き留める。
自分にしては精一杯の告白だったのに、柳からは何か焦点の合わない答えが返ってきた。なんだか決まりが悪くなって、仁王は肩をすくませ頭を掻いた。隣の背の高い男は月明かりの中で微笑み、仁王の耳元で低く囁く。
「……お前のものだ」
rontatnor
MOURNING剣 直(つるぎ なお)1 / 庭師は何を口遊む ◎HO3
2 / パピルン / メメント・モリの温室 / ブルー・スターズ・セパレート
3 / 雨空カラーパレット
4 / ダンス・ウィズ・ストレンジ
5 / 焼肉飲み放題2時間3000円
6 / Sweets ××××× lend
7 / だから嫌いなあんたでいてくれよ。 7
能勢ナツキ
INFOみちのくCOMITIA7に委託初参加します。・10/24 11時〜15時
・ビックパレットふくしま展示ホール(福島県郡山市南二丁目52番地)
和風ファンタジー読切漫画とアナログ原画集の3種です。
また現地に行けない方は通販も行っておりますのでご覧ください→https://hihoo.booth.pm/
よろしくお願いします! 2
だだだのだ
MOURNINGカラーパレットで遊んだ36巻のオレンジビーナのコマ見たら下のラベルの『炭酸飲料』の下に『SHUWAAA』って書いてあってニコニコしちまったわい 今日の日記です
ちなみにアニメでは『果汁10%』ってあった 本家は12%だったっけ そう考えるとオレンジビーナって割と甘めなんかな🤔ビーナちゃん食レポ頼んだ
nikunonabe62
DONE蝶サナギでワードパレットより『唇』『窓辺』『火照る』
ちょっと抽象的な文になってしまった..........読みづらいかも
窓辺の蝶窓辺に一羽の黒い蝶々が止まる。
ぼんやりとした視界にそれを収めていれば羽をひらりと瞬かせた。
午前から午後に移り変わる瞬間の穏やかな日光が蝶を照らし、その輪郭を羽の内の模様と共に透かしていく
柔らかい光に透かされた羽の内は黄、緑、青、赤の色が浮き上がり燐光していた。
窓辺の蝶に金色の誰かの影が重なる、指先を近付ければ存外それは逃げる事は無く爪先に触れそうな距離まで
「騎士様?」
不意に呼ばれた愛称は慣れ親しんだものだ
声の方に目を向ければ白い衣服に目を隠す黒い布に一瞬だけ網膜が焼かれる
目を細めたのを気付かれていないと良いのだが
「日向ぼっこですか?」
「ああ、そんな所や」
蝶はこちらに近付くと俺の指先に気付いたのだろう覗き込むように体を屈め「まあ」と微笑んだ
686ぼんやりとした視界にそれを収めていれば羽をひらりと瞬かせた。
午前から午後に移り変わる瞬間の穏やかな日光が蝶を照らし、その輪郭を羽の内の模様と共に透かしていく
柔らかい光に透かされた羽の内は黄、緑、青、赤の色が浮き上がり燐光していた。
窓辺の蝶に金色の誰かの影が重なる、指先を近付ければ存外それは逃げる事は無く爪先に触れそうな距離まで
「騎士様?」
不意に呼ばれた愛称は慣れ親しんだものだ
声の方に目を向ければ白い衣服に目を隠す黒い布に一瞬だけ網膜が焼かれる
目を細めたのを気付かれていないと良いのだが
「日向ぼっこですか?」
「ああ、そんな所や」
蝶はこちらに近付くと俺の指先に気付いたのだろう覗き込むように体を屈め「まあ」と微笑んだ
かいこう
TRAINING顔/伊吹と志摩バットリの悪夢に囚われている伊吹
切断とか嘔吐とか出てくるので好きな人はどうぞ
甘々字書きワードパレット22金平糖と23ティラミス
顔「ん、志摩ちゃん、ありがとー」
志摩が新しく買ったという動物の顔を模したクッションの写真が表示されているスマートフォンを相棒に返す。
「今回のもかわいー」
「だろ?」
胸を反らして誇らしげに言う志摩の可愛さに、伊吹は声を上げて笑った。結構酔っているので、知らない内に声が大きくなる。つられて志摩も笑っていた。もうすぐ日づけが変わろうとする深夜の、闇に包まれた官舎の一室が笑い声で満ちる。先月、久住を逮捕してから、自分に対する志摩の空気が、柔らかくなったと伊吹は思っていた。俺が悪い、何もかも俺のせい、というような気負った鎧が、目の前のビールの泡みたいに、すっかり薄くなった、いい感じ。久住の件で相棒としての仲がこじれるまで、結構です、の頻度は四月に比べればだいぶ少なくなっていたが、今は一層、心を開いてくれているようだった。自ら初めて部屋に招いてくれたり、柔らかくて丸みを帯びたフォルムのぬいぐるみやクッションが好きなんだと教えてくれたり。当番勤務の後で、よく互いの部屋を訪れて、今夜みたいに飲むことが増えた。最初はその日の夕方頃には帰路に着いていたのに、気づいたら、一晩泊まって、翌朝帰るという流れになっている。嫌ではなかった。伊吹にとっては楽しい。伊吹から受け取った私用のスマートフォンを手に、志摩が室内を見回した。
7195志摩が新しく買ったという動物の顔を模したクッションの写真が表示されているスマートフォンを相棒に返す。
「今回のもかわいー」
「だろ?」
胸を反らして誇らしげに言う志摩の可愛さに、伊吹は声を上げて笑った。結構酔っているので、知らない内に声が大きくなる。つられて志摩も笑っていた。もうすぐ日づけが変わろうとする深夜の、闇に包まれた官舎の一室が笑い声で満ちる。先月、久住を逮捕してから、自分に対する志摩の空気が、柔らかくなったと伊吹は思っていた。俺が悪い、何もかも俺のせい、というような気負った鎧が、目の前のビールの泡みたいに、すっかり薄くなった、いい感じ。久住の件で相棒としての仲がこじれるまで、結構です、の頻度は四月に比べればだいぶ少なくなっていたが、今は一層、心を開いてくれているようだった。自ら初めて部屋に招いてくれたり、柔らかくて丸みを帯びたフォルムのぬいぐるみやクッションが好きなんだと教えてくれたり。当番勤務の後で、よく互いの部屋を訪れて、今夜みたいに飲むことが増えた。最初はその日の夕方頃には帰路に着いていたのに、気づいたら、一晩泊まって、翌朝帰るという流れになっている。嫌ではなかった。伊吹にとっては楽しい。伊吹から受け取った私用のスマートフォンを手に、志摩が室内を見回した。
サナーレ
PASTイメージ画像さらに変更後、この時期は詳細が描かれ無いままキャス画ばかり。
2人にゆんたとぱるちゃんというミニキャラクターが生まれている。尚、まだこの2匹の詳細が明らかになっていない。
同時期にあるてがぱれっとに改名。
Zero_zenitsu
DONE友達(セイロン: @Ceylon1220)のとあるイラスト企画に参加してきたー!!この子はセイロン氏のオリキャラでパレットちゃん!かわゆーい獣人ちゃーん!
(※私のオリキャラではないです)
楽しく描けたのでまた参加したい☺️❤️
Shrimp_Syako
DOODLEお題引用元・ワードパレットガチャ
https://odaibako.net/gacha/2844
ジェン葵へのお題:魔法のような/サンダル/夜
---
サンダルを履く日に焼けた素足ばかり目に入る。おれはなんども人にぶつかりかけるのだけど新伍はさんざめく人波をするする抜ける。手を握っていなかったらたぶんとっくにはぐれていた。おれたちは人のいないほうへ、だれもいないほうへ、静かなほうへ、暗いほうへ、自然と踊り出、それでやっと向かい合った。
ジェン葵へのお題:陽だまり/戻ろうとして/コーヒー
---
戻れるのならばそれはたしかに戻りたいけれど肝心の戻るべき場所はわからなかった。どうしたって、結局最後はこうなるにちがいない。
おまえのいるところはぜんぶ陽だまりだ。どす黒くうずまくコーヒーのおもてすら、きらきらさせる。
2287---
サンダルを履く日に焼けた素足ばかり目に入る。おれはなんども人にぶつかりかけるのだけど新伍はさんざめく人波をするする抜ける。手を握っていなかったらたぶんとっくにはぐれていた。おれたちは人のいないほうへ、だれもいないほうへ、静かなほうへ、暗いほうへ、自然と踊り出、それでやっと向かい合った。
ジェン葵へのお題:陽だまり/戻ろうとして/コーヒー
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戻れるのならばそれはたしかに戻りたいけれど肝心の戻るべき場所はわからなかった。どうしたって、結局最後はこうなるにちがいない。
おまえのいるところはぜんぶ陽だまりだ。どす黒くうずまくコーヒーのおもてすら、きらきらさせる。