フィン
じろ~
DOODLE圧倒的マシュフィンに勝手に敗北するモブくんのSSです。モブ→フィンで、少し性格悪め&思い込みが激しいモブが独白するだけのお話なので苦手な方はご注意ください。
カプはマシュフィンのみでモブくんは単なる片思い(?)です。
彼についての述懐 俺にとってフィン・エイムズという男は、端的に言えば「どうしようもない奴」だった。
課題も試験も評価はドベの方で、箒の扱いも人並み程度。固有魔法も戦闘に向いたものではないのか、使っている場面を見たことが無い。
友達もいないらしく、アイツの周りはいつもぽっかりと穴が開いているみたいだった。教室の端でうつむきがちにペンを走らせているその姿に、俺は絶対ああはなりたくないと思っていたものだ。
転機を迎えたのは、俺たちがまだ中等部だった頃。入学してもう一年にもなっていただろうか。
座学が終わり、友人と教室を出ていこうとした時、俺は一人の生徒とぶつかって抱えていた教科書を全て落としてしまった。
「ちゃんと前見とけよ、愚図!」
2257課題も試験も評価はドベの方で、箒の扱いも人並み程度。固有魔法も戦闘に向いたものではないのか、使っている場面を見たことが無い。
友達もいないらしく、アイツの周りはいつもぽっかりと穴が開いているみたいだった。教室の端でうつむきがちにペンを走らせているその姿に、俺は絶対ああはなりたくないと思っていたものだ。
転機を迎えたのは、俺たちがまだ中等部だった頃。入学してもう一年にもなっていただろうか。
座学が終わり、友人と教室を出ていこうとした時、俺は一人の生徒とぶつかって抱えていた教科書を全て落としてしまった。
「ちゃんと前見とけよ、愚図!」
Mogmogsmaka
DOODLE診断メーカーでの牡鹿フィン主のお題【花言葉なんて、貴方は知らないんでしょうね】の小話です。※フィンの牡鹿化注意
リナリア妖精の集落にある森の奥。悪魔が少なく今や希少となった動物達が密かに住まうこの場所はフィンのお気に入りの場所だった。
小鳥の囀り、木々のせせらぎ、遠くに聴こえる動物の駆ける音に、昔森を駆け回っていたことを思い出す。
「…フィ」
その森の開けた場所に朽ちた家があり、周りには色とりどりの花が咲いていた。僅かな月の光の元で必死に咲いている元にそろりと近付けば、蜜を求め集まっていた蝶達が舞い上がる。
首を下ろし匂いを嗅げば少し青い花の甘い香りに胸が踊った。
ツツジやポピー、少し高い所にはミモザもある。ここに住んでいた住人が植えたものなのだろう。もう手入れをするヒトは居ないというのに、雑草にまみれながらも力強く咲き誇っている。
1382小鳥の囀り、木々のせせらぎ、遠くに聴こえる動物の駆ける音に、昔森を駆け回っていたことを思い出す。
「…フィ」
その森の開けた場所に朽ちた家があり、周りには色とりどりの花が咲いていた。僅かな月の光の元で必死に咲いている元にそろりと近付けば、蜜を求め集まっていた蝶達が舞い上がる。
首を下ろし匂いを嗅げば少し青い花の甘い香りに胸が踊った。
ツツジやポピー、少し高い所にはミモザもある。ここに住んでいた住人が植えたものなのだろう。もう手入れをするヒトは居ないというのに、雑草にまみれながらも力強く咲き誇っている。
amane_2so
MOURNING先日のコンたくさん(@CYicCUa4E8y1D0q)との合作クリフィン周側の後話です。別にR18じゃないけど下品だしね…
ポイピクに…( '-' )←
※以下注意
・何でも笑って許せる人向け
・カード機能にバグ発生
・セリフ芸
・下品(コラ)
・痴話喧嘩にカードを使用するんじゃない 5
じろ~
DONEマッシュくんによる片思いマシュフィン小説。といいながらフィンくんは最後しか出てきません。巻き込まれドットくんがマッシュくんの恋の話を聞くだけの短編です。
それは甘く柔らかく 恋とはどんなものかしら。
この問いに、有史以来人は様々な結論を出してきた。
曰く、「相手をもっと知りたいと強く惹かれること」。
曰く、「苦しくなるほど思いを寄せること」。
曰く——「それは私のマッシュくんに対する想いです」。
最後の一つについては、揺れる金髪とリボンが眩しい女の子の談である。あまりに個人に寄せられたそれは、いったん置いておくとして。
マッシュ・バーンデッドにとって恐らく恋に一番近しいものは、シュークリームに向ける愛と執着であった。
〇 〇 〇
「それを聞いてどうしろっていうんだ、オレに」
朴訥と語ったマッシュに、そう切り返したのはドットだった。彼は荒っぽい口調とは裏腹に丁寧なしぐさでハーブティーを注ぐと、マッシュの前に静かに置いてくれる。
4402この問いに、有史以来人は様々な結論を出してきた。
曰く、「相手をもっと知りたいと強く惹かれること」。
曰く、「苦しくなるほど思いを寄せること」。
曰く——「それは私のマッシュくんに対する想いです」。
最後の一つについては、揺れる金髪とリボンが眩しい女の子の談である。あまりに個人に寄せられたそれは、いったん置いておくとして。
マッシュ・バーンデッドにとって恐らく恋に一番近しいものは、シュークリームに向ける愛と執着であった。
〇 〇 〇
「それを聞いてどうしろっていうんだ、オレに」
朴訥と語ったマッシュに、そう切り返したのはドットだった。彼は荒っぽい口調とは裏腹に丁寧なしぐさでハーブティーを注ぐと、マッシュの前に静かに置いてくれる。
yamashibadog
DOODLEどこにも上げてなかったかしれないやつ内訳:フィンくん・パチョ・フィンくん・フィンくん・マシュフィン・イーストンマフィ同人事情(⚠キャラ崩壊)・パチョフィン・パチョフィン 10
hkl_4_
DOODLEろ中心V最(なり/はゆ/かな/りり)
スト鯖RUST(しす/ある)
すきなところとイメソン絵
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配信視聴メモに書き忘れたけどUnpackingで、ミニマリスト殺しの部屋を片付けてイライラしてたところに、ユニットバスの部屋登場して台パンするところおもろいので見てほしい
ユニットバスに村焼かれてそうだった
あと見れば見るほどグリフィンドールの男 異論は認めん 8
Mogmogsmaka
MOURNINGおフィンが好きで堪らない執着心の強めな主ちゃんの小話。一応フィン主です。※ちょっとだけモブフィンっぽいところがありますので注意。勿論モブは無惨に散ります。
※主ちゃんの口が悪いです。 1248
Mogmogsmaka
PAST1月14日に開催されたWEBイベント、『はじめての仲魔召喚!』様にて展示させていただいた小説を少し修正しました。フィン主が初めてのキスをするまでのお話です。
麗しの唇光を受けて艶やかに照る、ふっくらと形の良い桃色の唇に目を奪われる。開いて、閉じて、真一文字に結ばれてもその麗しさは失われることはない。
「…」
詠唱して敵に雷撃を落とす。その瞬間すら目を奪われていたフィンは、甘い想いを抱く頭を振って眼前の敵を見据えた。王である少年の一撃で見事に弱点を突かれた悪魔は行動が行えず瀕死の体を引き摺っていた。
「フィン!」
仕留めるなら今だ。王の掛け声と共に鹿革のブーツで地を蹴り敵の間合いに飛び込んだフィンはそのまま剣を振りかざし最後の一撃を放った。
両断された悪魔は断末魔を上げ禍つ霊を吹き上げながら消滅していく。
剣をひと払いし鞘に収めたフィンは、消滅を続ける悪魔の体からアイテムをはぎ取った。
4381「…」
詠唱して敵に雷撃を落とす。その瞬間すら目を奪われていたフィンは、甘い想いを抱く頭を振って眼前の敵を見据えた。王である少年の一撃で見事に弱点を突かれた悪魔は行動が行えず瀕死の体を引き摺っていた。
「フィン!」
仕留めるなら今だ。王の掛け声と共に鹿革のブーツで地を蹴り敵の間合いに飛び込んだフィンはそのまま剣を振りかざし最後の一撃を放った。
両断された悪魔は断末魔を上げ禍つ霊を吹き上げながら消滅していく。
剣をひと払いし鞘に収めたフィンは、消滅を続ける悪魔の体からアイテムをはぎ取った。