七海
とむやんくん
MEMOクトゥルフ神話TRPG「ホームシック」
KP:夕陰さん
PL:tom.(七海奏太)
END β-bで無事生還!!!!
テキサンのリーダーは頑固で強い女でした😂
キャラシで書いた信念とか全然曲げなかったしカッケー女だぜ・・・・
久しぶりに七海ちゃん動かせて幸せでした😊
蒼 傘売場
PROGRESS七海兄弟Webオンリー「手を重ねたらチェックメイト」にて展示している漫画です。※現在ベタまでしか終わっておりません…。描き終わり次第また改めて投稿いたします、申し訳ございません!
✄-------------------‐✄
イベント終了後にこちらの漫画に書下ろしを追加してネップリ登録する予定です。
是非随時ご確認ください! 8
IamSUNhuman
DOODLE七海オンリー展示物です。龍水が飲酒でほわほわしてます。恥ずいので表紙はラフ案に差し替えました。本はちゃんと描いてます😁
イベント後は希望者に頒布予定です(数に限りあります)
手を重ねたらチェックメイト 開催ありがとうございます!!!!!!!!!! 17
IamSUNhuman
DONE七海オンリー新刊展示(SAI龍)です。龍水がお酒飲んでふわふわしてます🍻恥ずかしいので表紙は採用したやつのラフに置き換えました。本はちゃんと描いてます。
※ご希望の方にイベント後頒布予定です
手を重ねたらチェックメイト開催ありがとうございます!! 6
しんした
DONE生存if七灰。大人になって自分なりの甘え方を身につけた七海の小話。
じゃれてるというよりもただいちゃついてます。
七灰ワンドロワンライ48.『戯れる』.
思い返すと、随分と不器用な子どもだった。
誰よりも大好きなくせに、その気持ちを上手く言葉にできなくて。
もっと近くにいたいくせに、自分から行動に移すことがなかなかできなくて。
そのくせ、彼の方から来られると、気恥ずかしさからなんでもないような態度を取る始末。
本当に不器用で面倒な子どもだったと思う。
それが、今となれば。
*
久々に重なった休日の昼下がり。
普段なら午前中に家のことを済ませ、買い物がてら灰原とふたりで外出するところだが、ここ数日は今期一番の寒波が襲来していることもあって、家でのんびり過ごすことになった。
コーヒーを淹れて、貰い物のお菓子も開けて、ふたり一緒にリビングのソファへ身体を預けた。灰原の傍らには、まとめて読もうと思っていたらしい漫画が何冊も重なっている。こちらも任務の移動時間に読むには少々荷物になるハードカバーの単行本を本棚から取ってきた。
2112思い返すと、随分と不器用な子どもだった。
誰よりも大好きなくせに、その気持ちを上手く言葉にできなくて。
もっと近くにいたいくせに、自分から行動に移すことがなかなかできなくて。
そのくせ、彼の方から来られると、気恥ずかしさからなんでもないような態度を取る始末。
本当に不器用で面倒な子どもだったと思う。
それが、今となれば。
*
久々に重なった休日の昼下がり。
普段なら午前中に家のことを済ませ、買い物がてら灰原とふたりで外出するところだが、ここ数日は今期一番の寒波が襲来していることもあって、家でのんびり過ごすことになった。
コーヒーを淹れて、貰い物のお菓子も開けて、ふたり一緒にリビングのソファへ身体を預けた。灰原の傍らには、まとめて読もうと思っていたらしい漫画が何冊も重なっている。こちらも任務の移動時間に読むには少々荷物になるハードカバーの単行本を本棚から取ってきた。
うすきみ
DONE勘違いしちゃうちょっとへっぽこ七海と七海の声から恋に落ちた年上夢主のお話勘違いでも愛してる「このキャラクター、お好きなんですか?」
新人の男の子に声を掛けられ、頷いて返すと彼は「僕もです」と笑った。その声に、数年前に居なくなった彼を思い出した。
営業部に、新人ながら敏腕だと噂の男性がいた。女性社員の噂だと、金髪で長身、整った顔立ちで歳の割には随分と礼儀正しい人らしかった。若い子達は、彼を見かけただとか、声を掛けただとか、いつも彼の話題で持ち切りだった。私も興味が無い訳では無かったが、大卒の新人だと私より年下になるし、正直色恋には疲れていた時期だったし、そこまで関わりたい訳でも無かった。
そんなある日。
「この書類はこちらでよろしいですか?」
随分と良い声に声をかけられた。こんな声の人いたかな、と思いつつも、書類を確認し「大丈夫ですよ」と答えながらそちらを見上げると、そこには噂の金髪長身の美青年が立っていた。
3562新人の男の子に声を掛けられ、頷いて返すと彼は「僕もです」と笑った。その声に、数年前に居なくなった彼を思い出した。
営業部に、新人ながら敏腕だと噂の男性がいた。女性社員の噂だと、金髪で長身、整った顔立ちで歳の割には随分と礼儀正しい人らしかった。若い子達は、彼を見かけただとか、声を掛けただとか、いつも彼の話題で持ち切りだった。私も興味が無い訳では無かったが、大卒の新人だと私より年下になるし、正直色恋には疲れていた時期だったし、そこまで関わりたい訳でも無かった。
そんなある日。
「この書類はこちらでよろしいですか?」
随分と良い声に声をかけられた。こんな声の人いたかな、と思いつつも、書類を確認し「大丈夫ですよ」と答えながらそちらを見上げると、そこには噂の金髪長身の美青年が立っていた。
Arasawa
DONEハピエン前提で、愛する女に嫌われ逃げられてる七海が好きな人にオススメの話です。前回のお話https://poipiku.com/3203356/10482935.html
七海の出戻りが解釈違いな元カノの話 4「そういや七海が会いたがってたぞ」
「硝子ー、私そいつ地雷」
「拗れたなー」
「デリケートなもんで」
一度体内に害をもたらすタイプの呪霊と交戦してから定期的に診察してもらっている。今はその診察の終わり。高専を卒業してからは同期である硝子と話す機会は減ったけれど、ゼロではない。硝子のことは好き。七海のことは嫌い。
「ずっと未練たらたらだったのに」
「一度決めたことには彼女の意思なんて関係ないような、図太い芯の通った七海が好きだったの。今の七海は知らない男。解釈違い。地雷です。ばーん」
「あの七海が休日まで高専に顔を出してるんだよ」
「それ悟にも言われた。二人して面白がっちゃって」
「同期の幸せを願ってるだけだよ」
「嘘こけ」
7800「硝子ー、私そいつ地雷」
「拗れたなー」
「デリケートなもんで」
一度体内に害をもたらすタイプの呪霊と交戦してから定期的に診察してもらっている。今はその診察の終わり。高専を卒業してからは同期である硝子と話す機会は減ったけれど、ゼロではない。硝子のことは好き。七海のことは嫌い。
「ずっと未練たらたらだったのに」
「一度決めたことには彼女の意思なんて関係ないような、図太い芯の通った七海が好きだったの。今の七海は知らない男。解釈違い。地雷です。ばーん」
「あの七海が休日まで高専に顔を出してるんだよ」
「それ悟にも言われた。二人して面白がっちゃって」
「同期の幸せを願ってるだけだよ」
「嘘こけ」
しんした
DONE呪専七灰。七海と付き合うようになってから自分の中に生まれた新しい気持ちに気づいた灰原くんの小話。
甘酸っぱい感じです。
七灰ワンドロワンライ47.『独占欲』.
昔から何かに執着することは少なかった。
好き嫌いもあまりなく何でも食べたし、いろんなことに興味を持つ子供で何でも遊び道具にしていたらしい。こだわりがなかったと言ってもいいのかもしれない。
妹が生まれてからはおやつやおもちゃをよく妹に譲っていた。自分としてもお兄ちゃんとして褒められることが嬉しかったから、苦に思ったこともなかった。
だから、自分の中にこんな感情があるなんて知らなかったのだ。
任務終わり。
「疲れたねー」
最寄駅から高専までの帰り道。
「ああ。でも思っていたより早く終わってよかった」
疲れたねと話しながら七海とふたりで歩く。
「ほんとだね。これなら晩ご飯ちゃんと食べれそう!」
こんな些細な時間が特別好きになったのはいつの頃だったか、よく覚えていない。
2529昔から何かに執着することは少なかった。
好き嫌いもあまりなく何でも食べたし、いろんなことに興味を持つ子供で何でも遊び道具にしていたらしい。こだわりがなかったと言ってもいいのかもしれない。
妹が生まれてからはおやつやおもちゃをよく妹に譲っていた。自分としてもお兄ちゃんとして褒められることが嬉しかったから、苦に思ったこともなかった。
だから、自分の中にこんな感情があるなんて知らなかったのだ。
任務終わり。
「疲れたねー」
最寄駅から高専までの帰り道。
「ああ。でも思っていたより早く終わってよかった」
疲れたねと話しながら七海とふたりで歩く。
「ほんとだね。これなら晩ご飯ちゃんと食べれそう!」
こんな些細な時間が特別好きになったのはいつの頃だったか、よく覚えていない。
hiryo_trpg
DOODLECoC:青い鳥がないたKP:肥料(七海 夢叶)
PL:きなコ(七海 雫)
エンドBにて終了です🕊
本当にいっぱい頑張ってくれてました🥲苦しい展開が多いから途中は本当に心配だったけど、物凄く強い子でした
この二人に合うと思ってたので回しきれて良かったです!最高のセッションをありがとう🫂
(⚠️2枚目はネタバレ含みます⚠️) 2
kinako0708TRPG
SPOILERCoC:青い鳥がないたKP:肥料/七海 夢叶
PL:きなコ/七海 雫
⋆┈┈┈END-B┈┈┈⋆
愚愚愚自陣で行ってきました
過去一ボロボロになったけど物凄く刺さったし、BGMや追加描写も素晴らしかった🙏✨
サシキシらしいしんどさはあったけどこの子達に本当に似合ってたなぁ
ありがとう最高でした🫂
(⚠️2枚目はネタバレ注意⚠️) 2
gu_inea
MOURNING@TRPG_TL 星さよ!帰ってきたよぉ!!!!!これはそれぞれの「やってんなあ」の顔 七海ぐん””””””””””””” 格好良すぎる
星人はこんなんなった
なんか意外な二人になって良かった~~~~
ようすけ
DOODLE復興後に同居しているSAI龍というか七海兄弟close to me「SAI! 朝だぞ!」
まぶしい。最初に思ったのはそれだった。薄目に飛び込んできた光が強すぎて、遮光カーテンを開けた人物のシルエットしか見えない。
次に、うるさい、だ。寝起きの耳にはあまりに大きすぎる音量だった。
うう、とうなると、かすかに笑う気配がした。寝起きの悪さを見られた若干の決まり悪さをごまかしたくて、努めてなんでもないように身を起こしてみせる。今さらすぎるのはわかっているけど。
「……おはよう、龍水」
龍水に起こされても驚きはしない。没頭すると時間を忘れるSAIを寝起きのいい龍水が起こしに来るのは、この家で一緒に暮らし始めてから日常茶飯事だからだ。
龍水は朝だと言ったが、時刻はもう十時をまわっていた。とっくに朝食を終えていたらしい弟は、もそもそと最高においしいパンを咀嚼するSAIの向かいに座って紅茶を飲んでいる。それだけの姿も悔しいくらい様になっていて、一応は同じ家に育ってなぜこうも違うのかと、常々持っている疑問がまた頭に浮かんだ。
1736まぶしい。最初に思ったのはそれだった。薄目に飛び込んできた光が強すぎて、遮光カーテンを開けた人物のシルエットしか見えない。
次に、うるさい、だ。寝起きの耳にはあまりに大きすぎる音量だった。
うう、とうなると、かすかに笑う気配がした。寝起きの悪さを見られた若干の決まり悪さをごまかしたくて、努めてなんでもないように身を起こしてみせる。今さらすぎるのはわかっているけど。
「……おはよう、龍水」
龍水に起こされても驚きはしない。没頭すると時間を忘れるSAIを寝起きのいい龍水が起こしに来るのは、この家で一緒に暮らし始めてから日常茶飯事だからだ。
龍水は朝だと言ったが、時刻はもう十時をまわっていた。とっくに朝食を終えていたらしい弟は、もそもそと最高においしいパンを咀嚼するSAIの向かいに座って紅茶を飲んでいる。それだけの姿も悔しいくらい様になっていて、一応は同じ家に育ってなぜこうも違うのかと、常々持っている疑問がまた頭に浮かんだ。
lkh_h3
MEMOマーダーミステリー「式神の館殺人事件-三月の忘れ雪-」
トリケラプロダクツ
GM:fuzai
一ノ宮アリス:みこ
仁科ケイゴ:Calpish
三井コウタロウ:がく
四谷カナエ:なぎ
安土イツカ:アーテル
安土リッカ:おたち
七海ユキト:ゆう
八千代ミユキ:やー
(敬称略)
初めてのペアマダミス、とても楽しくやり取りさせていただきました!
皆様RPが凄かった…!
rio_k_ym
PROGRESSIF軸で大人七海と補助監督灯織がクリスマスマーケットでデートする話あと一歩かけなくて煮詰まったので、一番書きたかったところだけ先に上げてしまいます
七海とクリスマスマーケットに行く話「冷えてしまいましたね。どうぞ、これを」
首をすくめたのを見かねて、七海が片手に持っていたストールを差し出した。
「そんな、気にしないでください。歩いていれば、あったかくなるはずですし」
「いいから、今使ってませんし」
固辞しようとする灯織の首にストールがふわりと掛けられる。そこまでされては、灯織も厚意を無下にはできない。頭一つ分抜きん出た身長をかがめ、七海はストールを丁寧に巻いていく。上質な肌触りのストールがプレゼントのリボンのように丁重に扱われるのを肌で感じ取り、気恥ずかしくて直視することは憚られた。彼の視線を感じながらも、下を向くことしかできなかった。
「はい、できましたよ」
ラッピングを終えたかのように、七海の言葉に反射的に顔を上げると――柔らかく、ほんのりと熱が唇に触れた。
829首をすくめたのを見かねて、七海が片手に持っていたストールを差し出した。
「そんな、気にしないでください。歩いていれば、あったかくなるはずですし」
「いいから、今使ってませんし」
固辞しようとする灯織の首にストールがふわりと掛けられる。そこまでされては、灯織も厚意を無下にはできない。頭一つ分抜きん出た身長をかがめ、七海はストールを丁寧に巻いていく。上質な肌触りのストールがプレゼントのリボンのように丁重に扱われるのを肌で感じ取り、気恥ずかしくて直視することは憚られた。彼の視線を感じながらも、下を向くことしかできなかった。
「はい、できましたよ」
ラッピングを終えたかのように、七海の言葉に反射的に顔を上げると――柔らかく、ほんのりと熱が唇に触れた。
しんした
DOODLE生存if七灰。どの季節も好きな灰原くんのとある冬の朝の一コマ。
寒さに弱い七海の七灰https://poipiku.com/1088919/11161850.htmlの続きです。
手癖で書いたのでずっと甘ったるい感じですが、こういう生存if七灰が好きです。
冬も好きだなぁって思ってる灰原くんの七灰.
四季の中でどれが一番好きかと問われたら、回答には少し迷ってしまう。
春は暖かくて外で遊びやすい。桜や菜の花や有名どころを筆頭に名前も知らない野花も道端で咲き誇るから、目に入る景色がカラフルになるから気分が明るくなる。
夏はイベントが盛りだくさん。プールに夏祭り、海水浴にキャンプ。学生の頃は夏休みの宿題が少し憂鬱だけど、どこまでも青い空と眩しい太陽はそれを吹き飛ばすくらい、パワーを持っていると思う。
秋は言うまでもなく美食だろう。美味しい物に溢れていて、食べても食べても、食べたいものは無くならない。食いしん坊からすると一番魅力的な季節かもしれない。
そして、冬。
景色は少し寂しくなるけれど、その分空気は澄んで、陽も短くなるから他の季節より夜空の星がよく目に入る。クリスマスにお正月とイベントごとにも欠かないし、食べ物だってあったかい鍋物や濃厚なシチューにチーズたっぷりのグラタンなんて、他の季節よりなんだか豪華になるような気もする。
2511四季の中でどれが一番好きかと問われたら、回答には少し迷ってしまう。
春は暖かくて外で遊びやすい。桜や菜の花や有名どころを筆頭に名前も知らない野花も道端で咲き誇るから、目に入る景色がカラフルになるから気分が明るくなる。
夏はイベントが盛りだくさん。プールに夏祭り、海水浴にキャンプ。学生の頃は夏休みの宿題が少し憂鬱だけど、どこまでも青い空と眩しい太陽はそれを吹き飛ばすくらい、パワーを持っていると思う。
秋は言うまでもなく美食だろう。美味しい物に溢れていて、食べても食べても、食べたいものは無くならない。食いしん坊からすると一番魅力的な季節かもしれない。
そして、冬。
景色は少し寂しくなるけれど、その分空気は澄んで、陽も短くなるから他の季節より夜空の星がよく目に入る。クリスマスにお正月とイベントごとにも欠かないし、食べ物だってあったかい鍋物や濃厚なシチューにチーズたっぷりのグラタンなんて、他の季節よりなんだか豪華になるような気もする。
rainbow_jima
DOODLE #カタシロRelive 12/21 七海ひろきさん/堰代ミコさん回のパッションアナログ感想らくがき(他回含むカタシロ全般のネタバレ注意)文字読みにくくてすみません🙇♀️ 2
しんした
DONE呪専七灰。付き合って間もないふたりが任務後にもだもだしている小話。
七海がキザなようなヘタレのような感じです。
七灰ワンドロワンライ44.『イルミネーション』.
夕方から急遽入った任務で訪れた郊外の新興住宅地。
駅前から住宅街へ続く道を歩いていると、道沿いに植わっている木々が一斉にキラキラと輝き始めた。
「わー!すごい!」
「こんなところもライトアップするんだな」
今はまさにクリスマスシーズン。街中ではいろいろなところでイルミネーションの明かりが灯っているが、こんな郊外の道沿いでも見られるとは思っていなかった。
「きれいだねぇ」
「ほんとだな」
これから任務だというのに、付き合い立ての恋人とロマンチックな明かりの下を二人で歩いていたとしたら、少々浮かれてしまうものだろう。隣を見ると、柔らかな暖色の明かり照らされた七海の横顔も、任務前にしてはいつもより緩んでいるように思えた。
1858夕方から急遽入った任務で訪れた郊外の新興住宅地。
駅前から住宅街へ続く道を歩いていると、道沿いに植わっている木々が一斉にキラキラと輝き始めた。
「わー!すごい!」
「こんなところもライトアップするんだな」
今はまさにクリスマスシーズン。街中ではいろいろなところでイルミネーションの明かりが灯っているが、こんな郊外の道沿いでも見られるとは思っていなかった。
「きれいだねぇ」
「ほんとだな」
これから任務だというのに、付き合い立ての恋人とロマンチックな明かりの下を二人で歩いていたとしたら、少々浮かれてしまうものだろう。隣を見ると、柔らかな暖色の明かり照らされた七海の横顔も、任務前にしてはいつもより緩んでいるように思えた。
しんした
DOODLE呪専七灰。寒さに弱い七海のとある冬の朝の一コマ。
付き合ってちょっと経ってるふたりです。
甘えんぼの七海(でももうちょっとちゃんとしたいと思っている)と包容力がめちゃ広い灰原くんが好きです。
気が向いたら生存if七灰の続きも書きたいです。
寒さに弱い七海の七灰.
冬はあまり好きではない。
低温の中ではどうしても身体は動きににくくなるくせに、体温調整の為に消費カロリーは増えてしまう。それに、冬季うつと呼ばれる季節性感情障害から生じる人間の陰気は、呪術師にとっても大いに関係してくる部分である。生理的な面からも精神的な面からも、効率を考えると恒温動物である人間も進化の過程で冬眠というシステムを取り入れるべきだったのだ。
なんて馬鹿げた理論を展開したくなるくらい、冬は憂鬱な時期だった。
けれど。今年の冬は、今までと少し違っていた。
ふと、意識が浅いところまで浮上した。
頭はまだ目覚めきっていないが、キンと冷たい空気が鼻を抜けて反射的に身体がこわばった。どうやら、しっかり被っていたはずの掛け布団がずれているらしい。高専の寮は築年数が古く、木造ということもあって隙間だらけ。本格的な冬が訪れてからというもの、隙間風と底冷えの影響で朝方に吐く息が白くなることも日常茶飯事だった。
2374冬はあまり好きではない。
低温の中ではどうしても身体は動きににくくなるくせに、体温調整の為に消費カロリーは増えてしまう。それに、冬季うつと呼ばれる季節性感情障害から生じる人間の陰気は、呪術師にとっても大いに関係してくる部分である。生理的な面からも精神的な面からも、効率を考えると恒温動物である人間も進化の過程で冬眠というシステムを取り入れるべきだったのだ。
なんて馬鹿げた理論を展開したくなるくらい、冬は憂鬱な時期だった。
けれど。今年の冬は、今までと少し違っていた。
ふと、意識が浅いところまで浮上した。
頭はまだ目覚めきっていないが、キンと冷たい空気が鼻を抜けて反射的に身体がこわばった。どうやら、しっかり被っていたはずの掛け布団がずれているらしい。高専の寮は築年数が古く、木造ということもあって隙間だらけ。本格的な冬が訪れてからというもの、隙間風と底冷えの影響で朝方に吐く息が白くなることも日常茶飯事だった。