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    京都

    くこ。

    DOODLE拙宅京ざみ設定/風見さんが京都出身で綾小路警部と幼馴染
    風見さんのアフターケアを降谷さんや部下ABはしてくれると思うけど。身内の公安の立場とは別に、「捜査一課」の人からのケアが見たいけどノベライズを読むにそしてあの課における彼女のポジションを考えるに警視庁捜査一課には期待できないなら他の捜査一課に夢見て綾小路警部に頑張ってもらった話。
    綾と風の関係は仲良し幼馴染でも掛け算でもお任せします。
    ハロ嫁後で綾と風がただだらだら話す話綾「先輩どうしたその頬。紅葉なんてつけて」
    風「あぁ…。こないだ、捜査一課と合同捜査をした際にちょいな、」
    「…」
    綾「犯人や被害者の関係者やらならまだわかるけど」
    風「おれの顔見て特定しようとするのやめ、アヤノ」
    綾「おかしないですか?警視庁(警視庁捜査一課)」
    風「〜。おれ(公安)が刑事部に介入するだけであちらさんが腹立たしいのんはいつものことやし、あのときは捜査も行き詰まっとったし。おれの頬ひとつで済むなら安いものやろ」
    綾「何言うてるんですか?先輩がなんか理不尽なことしたんですか?」
    風「刑事部にとっては公安のことはなんでも理不尽やろう」
    綾「そんなん当然ちゃいますか。成り立ちちゃいますさかい。で、傷害つけられるようなことはしたんですか?」
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    Hana_Sakuhin_

    MOURNING『昨夜未明、東京都のとあるアパートで男性の遺体が見つかりました。男性は数日前から連絡がつかないと家族から届けが出されておりました。また、部屋のクローゼットからは複数の女性を盗撮した写真が見つかり、そばにあった遺書にはそれらを悔やむような内容が書かれていたといいます。状況から警察は自殺の可能性が高いと――「三ツ谷ぁ。今日の晩飯、焼肉にしよーぜ。蘭ちゃんが奢ってやるよ」
    死人に口なしどうしてこうなった。なんて、記憶を辿ってみようとしても、果たしてどこまで遡れば良いのか。

    三ツ谷はフライパンの上で油と踊るウインナーをそつなく皿に移しながら、ちらりと視線をダイニングに向ける。そこに広がる光景に、思わずうーんと唸ってしまって慌てて誤魔化すように欠伸を零す。

    「まだねみぃの?」

    朝の光が燦々と降りそそぐ室内で、机に頬杖をついた男はくすりと笑った。藤色の淡い瞳が美しく煌めく。ほんのちょっと揶揄うように細められた目は、ふとしたら勘違いしてしまいそうになるくらい優しい。

    「寝らんなかったか?」

    返事をしなかったからだろう、男はおもむろに首を傾げた。まだセットされていない髪がひとふさ、さらりと額に落ちる。つくづく朝が似合わないヤツ、なんて思いながら三ツ谷は首を横に振った。
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