吟
yaji1_md
DONE心が疲れてしまった晩吟くんの話④今回はこちらが晩吟視点(書き下ろし)です
曦臣視点4はこちらhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18489303
(曦臣視点はツイートをまとめて手を加えたものです) 7337
urami_imop
MOURNING曦澄ワンドロ④お題:声
閉関中、誰とも会話しないでいたら音が聞こえなくなる曦臣。
以前から彼に片思いしていた晚吟は偶然訪れた雲夢不知処で白い影を見かける
お題にかなり苦労した思い出があります
ゆめうつつ 藍宗主の閉関のついては世家だけでなく近隣の民でさえ憂いていた。
それほど藍曦臣という人物は人に愛されている。争いで物事を解決する事を良しとせず、人と人を繋ぎ合わせる事で答えを見出そうとする姿に多くの者が彼に憧れと期待を抱いているのだ。
藍曦臣が閉関していると家僕から聞いた江晚吟の反応はそうか、の一言だった。続けて、藍宗主が閉関しようがどうでもいい、と冷たく言い放ったが彼の本音はそうではなかった。
彼は座学中の頃から藍曦臣に密かに懸想している。だから内心はずっと彼のことが気になり執務も放り出してしまいたい。彼を煩わせるもの全てを取り除き、また陽の光の元に顔を覗かせてくれないか、と江晚吟は望んだ。
3717それほど藍曦臣という人物は人に愛されている。争いで物事を解決する事を良しとせず、人と人を繋ぎ合わせる事で答えを見出そうとする姿に多くの者が彼に憧れと期待を抱いているのだ。
藍曦臣が閉関していると家僕から聞いた江晚吟の反応はそうか、の一言だった。続けて、藍宗主が閉関しようがどうでもいい、と冷たく言い放ったが彼の本音はそうではなかった。
彼は座学中の頃から藍曦臣に密かに懸想している。だから内心はずっと彼のことが気になり執務も放り出してしまいたい。彼を煩わせるもの全てを取り除き、また陽の光の元に顔を覗かせてくれないか、と江晚吟は望んだ。
yorutama
DOODLE部長くんは、頼み事を断れない性格。(学園祭の時にメイド服を着せられて、モブに盗撮され、勝手にSNSで拡散された結果)
吟に助けられる部長は何回でも見たい。
そして無自覚に過保護になる吟…
湖月みう
DOODLE擬人化ならぬ擬タコ化吟と、タコ状態の吟を抱っこする部長ちゃんのらくがき。真似した訳じゃないんですけど部長ちゃんの構図がフォロワーさんのイラストと被ってしまったのでこっちに投下。ちと納得いってないので私の心が我慢できなくなったら消すかも…。
rinne_bl
DONE蒼天で精神限界になった作者が幻覚を見るために書いたオルシュファン生存ifのオル光♂小説。https://poipiku.com/959220/7334380.html【前】
https://poipiku.com/959220/8347064.html【後】
※3.0ネタバレを含みます
※オル光といいつつオルシュファンほとんど出てきません
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
蒼想スターチス【中】 蛮神と化した教皇と蒼天騎士たちを打ち倒し、良い報告が出来ると胸を弾まませて帰還したルカに告げられた事実は非情なものだった。その後アイメリクにやアルフィノと何かを話した気がするが、気がつけばフォルタン邸で借りている部屋のベッドに明かりもつけずに腰掛けていた。
オルシュファンは蛮神化した蒼天騎士の一撃を腹に受け、辛うじて一命を取り留めたものの危ない状態が続き、神殿騎士団の治療師が救命に当たっていた。自分にしてやれることはなく、また教皇の動向も捨ておくことはできない。気がかりではあったが、不安を振り払いアバラシア雲海での調査に力を注いでいた。
それでも心のどこかで、オルシュファンなら大丈夫と思っていたのだ。
10652オルシュファンは蛮神化した蒼天騎士の一撃を腹に受け、辛うじて一命を取り留めたものの危ない状態が続き、神殿騎士団の治療師が救命に当たっていた。自分にしてやれることはなく、また教皇の動向も捨ておくことはできない。気がかりではあったが、不安を振り払いアバラシア雲海での調査に力を注いでいた。
それでも心のどこかで、オルシュファンなら大丈夫と思っていたのだ。
さかえ
DOODLEぽいぴくでは「いずれ土井利になる話」として上げていた文章の続きです。今回は利くん視点で、くっつくところまで。まだまだ途中で、利くんも無自覚です。ラストの一文は閑吟集から「あまり言葉のかけたさに」です。
春やむかしの 続き夏のこと
目を閉じるのは聴覚を研ぎ澄ませるためだ。風の中、水音の中、鳥たちの鳴き交わす中に、利吉は注意深くその音を探す。枝を払い、草を踏み分けゆく足の、こちらへと向かうその音が何人分なのかを、ほとんど祈るような気持ちで探る。
――目を開けたのは、だから、祈ることをやめたということである。利吉はあぐらを解いて座り直すと、姿勢を正した。
「ただいま帰ったぞ」
戸が開く。思った通りに父が立っている。その向こうに人の姿を無意識のうちに探してしまう自分に気がついて、利吉は思わず苦笑した。先ほど祈るのはやめたばかりのはずなのに、それでも捨てきれないこの慕情は、なんと青臭く、悲しく、惨めったらしいことだろう。年ばかり重ねたところで、自分は結局十二のあの頃からまるで変わってやいないのだと、こんなところで自覚することになるとは。
3740目を閉じるのは聴覚を研ぎ澄ませるためだ。風の中、水音の中、鳥たちの鳴き交わす中に、利吉は注意深くその音を探す。枝を払い、草を踏み分けゆく足の、こちらへと向かうその音が何人分なのかを、ほとんど祈るような気持ちで探る。
――目を開けたのは、だから、祈ることをやめたということである。利吉はあぐらを解いて座り直すと、姿勢を正した。
「ただいま帰ったぞ」
戸が開く。思った通りに父が立っている。その向こうに人の姿を無意識のうちに探してしまう自分に気がついて、利吉は思わず苦笑した。先ほど祈るのはやめたばかりのはずなのに、それでも捨てきれないこの慕情は、なんと青臭く、悲しく、惨めったらしいことだろう。年ばかり重ねたところで、自分は結局十二のあの頃からまるで変わってやいないのだと、こんなところで自覚することになるとは。
3h1364rYPW5q2mO
MOURNING曦澄ワンドロワンライ第三十五回。お題「手紙」です。投稿遅くなってすみません。タイム30分オーバーかな。 閉関中の藍曦臣へ江晩吟が宛てた手紙です。開催ありがとうございます。毎回読んでいただき感謝しています。
#曦澄ワンドロワンライ
文に託した四文字の言葉貴方は今も金光瑶がいない狭間で生きる気力を失ったかのように生きているのですか?
閉関中の藍曦臣に文を届けてほしいと、藍啓仁から文での依頼があった。
「元気ですか?体調はご無事ですか?」
そんな簡単で単調な言葉だけでは済まされない。
藍曦臣が心の中に背負った傷は深くて誰も癒すことができない。
との事で藍啓仁のお目にかかったのが江晩吟だった。
元気ですか?
貴方は今も哀しい表情をしているのですか?
その言葉を文に託す。
『体調はどうか?一日三食食べているのか?眠れているのか?』
誰でも書けるようなうわべだけの単調な文字を連ねても藍曦臣の心には届かない。
江晩吟が書きたい、藍曦臣の心の内を知りたいのはうわべだけの文字ではない。
1620閉関中の藍曦臣に文を届けてほしいと、藍啓仁から文での依頼があった。
「元気ですか?体調はご無事ですか?」
そんな簡単で単調な言葉だけでは済まされない。
藍曦臣が心の中に背負った傷は深くて誰も癒すことができない。
との事で藍啓仁のお目にかかったのが江晩吟だった。
元気ですか?
貴方は今も哀しい表情をしているのですか?
その言葉を文に託す。
『体調はどうか?一日三食食べているのか?眠れているのか?』
誰でも書けるようなうわべだけの単調な文字を連ねても藍曦臣の心には届かない。
江晩吟が書きたい、藍曦臣の心の内を知りたいのはうわべだけの文字ではない。
湖月みう
PROGRESS下書きだといい感じシリーズ。この吟の表情、清書したけど割と気にいってるんだけど、これも着色したら微妙になりそう(苦笑)。下書きの方がマシで清書したらイマイチに見えるのなんなんだろうか。
rinne_bl
DONE蒼天で精神限界になった作者が幻覚を見るために書いたオルシュファン生存ifのオル光♂小説。https://poipiku.com/959220/8347064.html【中】
https://poipiku.com/959220/7424403.html【後】
※3.0ネタバレを含みます
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
蒼想スターチス【前】 酷い吹雪の夜だった。
極寒のクルザスにおいてろくな防寒装備もなく、蝋人形のように表情を失ったアルフィノと、その手を引いて歩く光の戦士ルカが、キャンプ・ドラゴンヘッドを訪れた。その時のことをオルシュファンは忘れることはないだろう。
別ルートで避難していたタタルと引き合わせ、身の安全を保証しても彼らの表情は晴れなかった。裏切りの上犯罪者として追い立てられ、仲間とは散り散りになり生死も不確かとあらば無理もない。オルシュファンの激励がなければ、暁の灯火はここで潰えていたことたろう。
「今お前たちに必要なのはしっかりとした休息だろう。もう夜も遅い、寝床を用意するからまずはよく眠ることだ」
「悪いな。しばらく世話にになる……ッ」
6722極寒のクルザスにおいてろくな防寒装備もなく、蝋人形のように表情を失ったアルフィノと、その手を引いて歩く光の戦士ルカが、キャンプ・ドラゴンヘッドを訪れた。その時のことをオルシュファンは忘れることはないだろう。
別ルートで避難していたタタルと引き合わせ、身の安全を保証しても彼らの表情は晴れなかった。裏切りの上犯罪者として追い立てられ、仲間とは散り散りになり生死も不確かとあらば無理もない。オルシュファンの激励がなければ、暁の灯火はここで潰えていたことたろう。
「今お前たちに必要なのはしっかりとした休息だろう。もう夜も遅い、寝床を用意するからまずはよく眠ることだ」
「悪いな。しばらく世話にになる……ッ」
rinne_bl
DONE3.0後に教皇庁の出来事がトラウマになり不眠症になったヒカセンがオルシュファンと一緒のベッドで寝るだけの話。---------------------
オルシュファン限界オタクが自己救済のために書くシリーズ。自設定捏造改変なんでもあり。
※蒼天3.0ネタバレ有
■ヒカセン設定
名前:ルカ
ミコッテ/男/吟遊詩人
仏頂面がデフォルトだが内心はそうでもない
薄明に微睡むおぞましい程に赤い夕日が染め上げた長い天廊を走っていた。
閃光が奔り、崩れ落ちた体躯から夕日よりも紅い血が溢れ出て白い石床を汚す。
握りしめた手から砂のように命が零れ落ちていく。
いやだ、いかないで。
「――っ!」
叫んで飛び起きた自分の声で目を覚ました。
冷たい汗で張り付いた髪が不快で乱暴に拭い、シャツの胸元を掴んで内臓が掻き回されるような気持ち悪さと乱れた呼吸を宥める。それでも胸の奥に染み付いた恐怖は消えてくれなくて、ベッドの上でぎゅっと体を縮めた。
そう、あれはただの悪夢だ。
実際彼は生きているし、同じフォルタン邸の一室で療養している。昨日も見舞いに行って顔を合わせたばかりだし、寝てばかりで退屈だ、体が鈍るとぼやいていた。
5907閃光が奔り、崩れ落ちた体躯から夕日よりも紅い血が溢れ出て白い石床を汚す。
握りしめた手から砂のように命が零れ落ちていく。
いやだ、いかないで。
「――っ!」
叫んで飛び起きた自分の声で目を覚ました。
冷たい汗で張り付いた髪が不快で乱暴に拭い、シャツの胸元を掴んで内臓が掻き回されるような気持ち悪さと乱れた呼吸を宥める。それでも胸の奥に染み付いた恐怖は消えてくれなくて、ベッドの上でぎゅっと体を縮めた。
そう、あれはただの悪夢だ。
実際彼は生きているし、同じフォルタン邸の一室で療養している。昨日も見舞いに行って顔を合わせたばかりだし、寝てばかりで退屈だ、体が鈍るとぼやいていた。
yaji1_md
DONE心が疲れてしまった晩吟くんの話の曦臣視点(書き下ろし)③晩吟視点3はこちらhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18148581
(晩吟視点はツイートをまとめて手を加えたものです) 8445
yaji1_md
DONESM先日ツイートした『Mの自覚がある晩吟君がSMのお店でオーナーの曦臣と出会う話』です。
短く区切っていくつか続けるつもりの話です。
*SMの話なのでR-18 成人済みの方のみご覧ください
*若干のモブ(女)要素があります
*現代
*SMの話です 2565
ハヤシ
DONE手ブロでラッキクッキー盃(さかずき)〜🍶と言っていた日本盛さんのキャンペーンプレゼント
生原酒10セットが届きました^^
ありがとうございました!
4種類あるので各味とか
組み合わせて食べたものを描きたいです
まず1本目「大吟醸」です! 2
yaji1_md
DONE心が疲れてしまった晩吟くんの話の曦臣視点(書き下ろし)②晩吟視点2はこちらhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17928155からどうぞ(晩吟視点はツイートをまとめて手を加えたものです)
大体ご飯の話。
阿瑶と明玦兄さんが出ます。どっちも多分良い人です 8790
yaji1_md
DONE心が疲れてしまった晩吟くんの話の曦臣視点(こっちは書き下し)(晩吟視点はこちらhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17829665です)
別名、悪い大人の話です
ツイートをまとめた話の別視点です。晩吟視点と同じ時の話を曦臣視点で書いたもの。
現代、大人曦臣と高校生晩吟です。年の差は10程。他注意書きはお手数ですが晩吟視点の方でご確認下さい。 9596
v_chimaki
DOODLE⚠️捏造角、尻尾 明日方舟パロリリさん:エーギル潜伏者(異格呪詛師)
不破:フェリーンかループスの堅城砲手か強襲者
明那:サンクタ速射手
君はほぼ確だコンシールメントs3で特戦術師をブチ抜け(いやエイプリルはサンクタじゃないんですけども……)
種族までは考えてないけど他に考えてたのは
霞:放浪医か祈祷師、リオン様:法陣術師、奈羅花:戦術射手、夜見:吟遊者あたり 4
miniw0nder
DONEにょたゆり曦澄 現代AU 記憶なし曦臣と、記憶なし晩吟の中に記憶あり江澄がいる話。続く。ベッターと同じ。内在する貴方「貴方のことが好きです」
千年に一人の美少女も恐れおののいて隣に並ぶことを辞退しそうなほどに目の前の人物はそれはもう綺麗で。きっと世界中の女性たちが羨んでしまうに違いないほどその肌は白く、きっと日焼けなどしたこともないのだろうなあと、晩吟はぼんやりと考える。
自分など元々色白でもない肌に加えてすぐに焼けて赤くなり皮がむけるのだ。
あれはいただけない。皮がむけている最中の肌の汚いこと。できれば家族にだって見せたくない姿である。
「…あの…?」
小首を傾げるその姿すらも美しい。この世にこんな生き物がいて良いのだろうか。
なんならこの人うちの学校の制服を着ていないか?同級生にいたら気が付いているはずだから後輩…な訳はないし先輩か。
5670千年に一人の美少女も恐れおののいて隣に並ぶことを辞退しそうなほどに目の前の人物はそれはもう綺麗で。きっと世界中の女性たちが羨んでしまうに違いないほどその肌は白く、きっと日焼けなどしたこともないのだろうなあと、晩吟はぼんやりと考える。
自分など元々色白でもない肌に加えてすぐに焼けて赤くなり皮がむけるのだ。
あれはいただけない。皮がむけている最中の肌の汚いこと。できれば家族にだって見せたくない姿である。
「…あの…?」
小首を傾げるその姿すらも美しい。この世にこんな生き物がいて良いのだろうか。
なんならこの人うちの学校の制服を着ていないか?同級生にいたら気が付いているはずだから後輩…な訳はないし先輩か。
3h1364rYPW5q2mO
REHABILI520、我愛你の日。皆様の曦澄絵と曦澄文が素晴らしくて打ち込んでしまった。
名前も何も出てこないですが、藍曦臣と江晩吟のCP です。
短編ですが読んでいただけたら幸いです。
運命の染色体季節は巡る。
その中でも変わらないものがある。
言葉にしないと通じ合えないものだろうか。
夜酒を嗜みながら、ふと、愛しき相手の横顔をみる。
精悍な顔立ちで凛々しく微笑んでいる貴方の姿が何よりも愛おしい。
酒でほんのりと顔が紅くなっている麗しき端麗な顔立ちに思わず女性と間違えてしまいそうになる。
そんな愛しき貴方。
生誕は一緒にお祝いしたい。
なんなら記念日も一緒に寄り添っていたい。
赤い糸の染色体が掛け合わせてくれた天命の人だから。
ひとつの命として産まれてくることができればいいのに。それは不可能かな。
一緒に生きて共に死を迎えたい。
そんな風に貴方は思ってくれていますか?
貴方は私の天命の人です。
赤い運命の染色体が引き合わせて心同士を引き寄せてくれたのです。
555その中でも変わらないものがある。
言葉にしないと通じ合えないものだろうか。
夜酒を嗜みながら、ふと、愛しき相手の横顔をみる。
精悍な顔立ちで凛々しく微笑んでいる貴方の姿が何よりも愛おしい。
酒でほんのりと顔が紅くなっている麗しき端麗な顔立ちに思わず女性と間違えてしまいそうになる。
そんな愛しき貴方。
生誕は一緒にお祝いしたい。
なんなら記念日も一緒に寄り添っていたい。
赤い糸の染色体が掛け合わせてくれた天命の人だから。
ひとつの命として産まれてくることができればいいのに。それは不可能かな。
一緒に生きて共に死を迎えたい。
そんな風に貴方は思ってくれていますか?
貴方は私の天命の人です。
赤い運命の染色体が引き合わせて心同士を引き寄せてくれたのです。
22no2chi
INFO春の神話に羽が舞う悪魔:吟路(ギンジ)
※3枚目はキャラ練り時のものですが、設定等変わりありませんので補足として載せます。
https://twitter.com/22no2chi/status/1523286233015005184?t=BZ9vloRneJUnxqlkmoMM8w&s=19 3
yuno
DONE #曦澄ワンドロワンライ の『音』に参加しました。音というか韻です。江澄の字である江晩吟の音の響きが好きな藍曦臣のお話。お互いの名や字を褒め合ってます。大人な雰囲気を出したかった。終始ご機嫌な二人。【曦澄】耳に心地よく瞼の裏に鮮やかに「貴方の字が好きだ。晩吟」
江晩吟。音韻を噛みしめるように口にする。己の字をとても美しいもののようにこの人は言う。
「字面もすっきりしている。無駄がなくすらりとして美しい。まさに貴方のようだ」
「そうか?」
「うん。私は貴方を字で呼ぶのが好きだ。韻が美しい。呼ぶ声が耳に心地いい。自分の声だというのに不思議だね。貴方に字を贈った方は趣味が良い」
晩吟。晩吟。藍曦臣が繰り返し呼ぶ。柔らかな声だった。ゆったりと広がっていくような声。
ああ、確かに。呼ぶ声が心地良い。己の字がこんなにも広がりを持った音だったとは。
「貴方の字も良い響きをしている」
藍曦臣。曦臣。自分がこの人を呼ぶ時、以前は号を、今は専ら字で呼ぶ。閨では藍渙と呼ぶこともあるが。どちらも好きな響きだった。
1154江晩吟。音韻を噛みしめるように口にする。己の字をとても美しいもののようにこの人は言う。
「字面もすっきりしている。無駄がなくすらりとして美しい。まさに貴方のようだ」
「そうか?」
「うん。私は貴方を字で呼ぶのが好きだ。韻が美しい。呼ぶ声が耳に心地いい。自分の声だというのに不思議だね。貴方に字を贈った方は趣味が良い」
晩吟。晩吟。藍曦臣が繰り返し呼ぶ。柔らかな声だった。ゆったりと広がっていくような声。
ああ、確かに。呼ぶ声が心地良い。己の字がこんなにも広がりを持った音だったとは。
「貴方の字も良い響きをしている」
藍曦臣。曦臣。自分がこの人を呼ぶ時、以前は号を、今は専ら字で呼ぶ。閨では藍渙と呼ぶこともあるが。どちらも好きな響きだった。