呑
Hamanokarisuma2
DONEまず前提条件として酒を呑んで二人揃ってベロンベロンになってるということを踏まえて読んでくださいだとしてもヒドイな…
私は貴女の?「だーかーらー!!何で同じ事を何度も言わせるんだよ!!アタシは緋彩のペットじゃないっつーの!!」
「そんな風に言ってないでしょー!?渚ちゃんは私の大切な大切なパートナーよ!」
「そうだろ!?そうだろ!?」
「ただペットみたいにカワイイところがあってって話をしただけでしょー!?」
「あー!!また言った!!またペット言った!!」
「ちーがーいーまーすー!!ペットみたいって言っただけですー!!」
「人として見ろよー!!ペットみたいにってそれはもうペットじゃんかよー!!」
「だって仕方ないでしょ!?だって渚ちゃん着ないって言ってた動物パジャマを大切に着てるじゃない!!」
「それはパジャマだから着てるだけだろー!?」
「ふーん?じゃあパジャマを着てガオーって言うの?あんな可愛らしい声で鳴くの?」
1202「そんな風に言ってないでしょー!?渚ちゃんは私の大切な大切なパートナーよ!」
「そうだろ!?そうだろ!?」
「ただペットみたいにカワイイところがあってって話をしただけでしょー!?」
「あー!!また言った!!またペット言った!!」
「ちーがーいーまーすー!!ペットみたいって言っただけですー!!」
「人として見ろよー!!ペットみたいにってそれはもうペットじゃんかよー!!」
「だって仕方ないでしょ!?だって渚ちゃん着ないって言ってた動物パジャマを大切に着てるじゃない!!」
「それはパジャマだから着てるだけだろー!?」
「ふーん?じゃあパジャマを着てガオーって言うの?あんな可愛らしい声で鳴くの?」
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ陸の後の話
前話「星呑み小話15」→https://poipiku.com/315554/5890781.html
後話「星呑み小話:悪食」→https://poipiku.com/315554/8172154.html
星呑み小話17賑やかな宿場町を後にし、関所を抜ける。
後もう少しだと言う[[rb:石動 > いするぎ]]に、[[rb:一重 > かずしげ]]は意を決して聞いた。
「さっきの、おかしくないの」
「お、どうしてそう思った」
一重は少し考えるような、戸惑うような間を置いて答える。
「……手形が白紙だった。僕たちみたいな庶民なんて大抵通れるって叔父さんも言ってたけど、それでも白紙なんて持ってこないより怪しいよ」
出女でもない限り、関所は厳しい審査をしない。男なら無手形でも通れるが、その代わり検査が煩雑になってしまう。普段は荷運びをしているという石動がそれを知らぬはずもない。だというのに石動は荷から白紙を取り出し、受け取った役人はまるでそれに文字が書いてあるように目を上下させていた。
2209後もう少しだと言う[[rb:石動 > いするぎ]]に、[[rb:一重 > かずしげ]]は意を決して聞いた。
「さっきの、おかしくないの」
「お、どうしてそう思った」
一重は少し考えるような、戸惑うような間を置いて答える。
「……手形が白紙だった。僕たちみたいな庶民なんて大抵通れるって叔父さんも言ってたけど、それでも白紙なんて持ってこないより怪しいよ」
出女でもない限り、関所は厳しい審査をしない。男なら無手形でも通れるが、その代わり検査が煩雑になってしまう。普段は荷運びをしているという石動がそれを知らぬはずもない。だというのに石動は荷から白紙を取り出し、受け取った役人はまるでそれに文字が書いてあるように目を上下させていた。
ジョニーフジコフ
DOODLE毒がないなら薬にもならないって言葉が好きですがそれにしても酒は飲みすぎないのが一番(呑まないとは言ってない)/好きなお酒が売らなくなったのを機会に控えてみたら2キロくらい落ちてた。なんかごめんね肝臓。流浪 @阿七おいしい
DOODLE遙か7 阿国さん線画練習もかね〜…漫画版!
旅装軽そうで可愛い。市女笠持っちゃうのも可愛い。女子かよ←
柄は適当にぽいものを素材からもってきたよ許して。
漫画マジ可愛い〜。七緒ちゃん含め現代組も仕草が可愛い。癒し。
あ、知りたいのは舞い手になった経緯ね。女姿の方も本人の話をそのまま鵜呑みにしていいのかね?
2022.1.31
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ弐の後の話。
前話「星を呑んだ 弐」→https://privatter.net/p/7529250
後話「星呑み小話:知らぬは当人のみ」→https://poipiku.com/315554/6518714.html
星呑み小話:深海に腕を伸ばす[[rb:伊呂波 > いろは]]は後悔していた。
少し、軽く考えすぎていたのかもしれない。勿論、悩んだ末の行動ではある。あのまま[[rb:旋葎 > せんり]]に此処に置いて欲しいと言う道だってあった。それをしなかったのは、やはりあの鯨がどうなったのかが気になってしまったからだ。
伊呂波一人のためだけに、全てを押し流した化け物。凶悪無比の所業を、悪びれなかった人で無いもの。過ぎ去ってしまえば、まるで夢のような出来事だったが、戻った地はそれが現実だと突きつけてきた。人が住んでいた形跡なぞ欠片も残っていない、只の砂浜が其処にはあった。
『ああ、お前ですか』
それを呆然と眺める伊呂波の後ろから声がした。
2432少し、軽く考えすぎていたのかもしれない。勿論、悩んだ末の行動ではある。あのまま[[rb:旋葎 > せんり]]に此処に置いて欲しいと言う道だってあった。それをしなかったのは、やはりあの鯨がどうなったのかが気になってしまったからだ。
伊呂波一人のためだけに、全てを押し流した化け物。凶悪無比の所業を、悪びれなかった人で無いもの。過ぎ去ってしまえば、まるで夢のような出来事だったが、戻った地はそれが現実だと突きつけてきた。人が住んでいた形跡なぞ欠片も残っていない、只の砂浜が其処にはあった。
『ああ、お前ですか』
それを呆然と眺める伊呂波の後ろから声がした。
senaka154
DONECQL魏無羨中心酒呑漢詩企画「杯酒言欢」
に寄稿させて頂いたイラストです。素敵な企画に参加させて頂きありがとうございました!
故人賞我趣
挈壺相與至
班荊坐松下
數斟已復醉
【陶淵明「飲酒二十首其十四」】
友人達は私が酒好きなのを知り
壺を携えて皆でやってきた
松の下に筵を敷き
数献傾ければたちまちに酔ってしまう
minamonotuk1
DONEひめ はじめ※19歳未満、閲覧禁止です
新年会だかに呼ばれていい感じでお酒呑んでた歌さんをちょうどいい仕上がりのところで迎えに来た五条先生が美味しくいただいてる感じ
補助監とかにちょっと絡み酒してたり油断してたからちょっとお仕置きされたかも…
00kazauro
DOODLEレゥリィ・アンダイン 10代ハンドルネーム【Kurage】というYouTubeで話題の歌姫。
声変わりをしていないエンジェルボイス。歌声のみで姿は見せていないが、歌ってみた系の動画をUPしている。可愛いお菓子が好き。クラゲ可愛い好き。
素直で何でも鵜呑みにするタイプ。人見知りが激しいのでよく人の後ろに隠れている。 6
maya_machida
DOODLE着衣での乳首攻めから、ノッてしまったやり過ぎた朝。(仁科は頭抱えてるけど、本人は気づいてない)と、にしなの呑み込んだよささづか(エロくはない。エロくはないはず………) 3
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ質の前の話
前話「星呑み小話14」→https://poipiku.com/315554/5703292.html
後話「星呑み小話17」→https://poipiku.com/315554/6151812.html
星呑み小話15かん、かん、と鏨の音が響く。風にそよぐ草木は無く、空を渡る鳥もおらず、空間の主と伴侶以外に音を立てるもののいない此処では、実際より随分と大きく聞こえた。
「……[[rb:丹星 > あかほし]]殿、少し休まれては」
延々と鏨を振るう丹星に、[[rb:焼火 > やけひ]]が声をかける。
『なに、まだまだよ』
「しかし……[[rb:畏 > い]]と[[rb:虞 > ぐ]]に尋ねたら、朝から一切休憩をしていないと」
畏、虞とは丹星がその手で鍛え作った二丁の銃だ。元々は剣と鉾であったらしいが、銃が気に入った為作り直し今に至っている。神の作ったものが只の武器である筈もなく、形を変え喋ることも出来る、あやかしのようなものだ。
2393「……[[rb:丹星 > あかほし]]殿、少し休まれては」
延々と鏨を振るう丹星に、[[rb:焼火 > やけひ]]が声をかける。
『なに、まだまだよ』
「しかし……[[rb:畏 > い]]と[[rb:虞 > ぐ]]に尋ねたら、朝から一切休憩をしていないと」
畏、虞とは丹星がその手で鍛え作った二丁の銃だ。元々は剣と鉾であったらしいが、銃が気に入った為作り直し今に至っている。神の作ったものが只の武器である筈もなく、形を変え喋ることも出来る、あやかしのようなものだ。
ntntU
SPOILER酔蝶華感想25その2霊夢がセクシーでワロタ、漫画版だと霊夢寝間着で登場しすぎである
人間がみんなおかしくなってるけど霊夢は寝ているだけだったんだろうか
いつものおっさんたちもおかしくなってるけど店主は無事なんだろうか
熱燗呑んだことないけど熱燗が美味しそうな話でした。萃香はいつもノースリ&ノー下着で元気でよさげで来月も楽しみ。
ちなみにこの絵は電話中の落書き兼ハガキ戦士のボツ絵
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ陸後~質前の話
前話「星呑み小話12」→https://poipiku.com/315554/5629938.html
後話「星呑み小話15」→https://poipiku.com/315554/5890781.html
星呑み小話14褥で久方ぶりの夢を見ているのであろう己の伴侶をそのままして、[[rb:丹星 > あかほし]]は一人廊下を歩く。其処から見る庭は、植物なぞ一本も生えていない、石と砂で形作られたものだ。作ったものも、管理するものも生き物では無いのだから、似合いではある。只時折、それが妙に虚しいと感じる時がある。今もそうだった。恐らくこれは丹星が丹星としてある限り、つまり永遠に抱えていかなければならない感情なのだろう。
廊下を抜け、数える程しか履いたことのない草履を履く。そのまま戸をくぐれば先にあるのは閉じられた門だ。門を閉じていた閂は勝手に横にずれてごとりと落ち、これまた勝手に門は開く。それを悠々と乗り越えて、忘れ去られし戦神は久方ぶりに自らの意思で人界に降り立ったのであった。
2859廊下を抜け、数える程しか履いたことのない草履を履く。そのまま戸をくぐれば先にあるのは閉じられた門だ。門を閉じていた閂は勝手に横にずれてごとりと落ち、これまた勝手に門は開く。それを悠々と乗り越えて、忘れ去られし戦神は久方ぶりに自らの意思で人界に降り立ったのであった。
pepupepushi
DOODLE初恋の逆襲(イドアズ漫画)☆自分の初恋に気づいていなかったウツ朮″兄弟の話
★「産声を上げるのが早すぎた」「きみの産声を丸呑みにする」と同じ設定で、「産声を上げるのが早すぎた」の3ページ目直前の時間軸の話ですが、☆の前提がわかっていればこれ単体でも大丈夫です 6
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ弐の前の話
前話「星呑み小話:あやかしやしき」→https://poipiku.com/315554/4949196.html
後話「星呑み小話:さとりの話」→https://poipiku.com/315554/6439517.html
星呑み小話:凪の夜――こんな事になるなんて思わなかった。
朝日が差し込むにはまだ早い、薄暗い寝床で[[rb:旋葎 > せんり]]は思う。本当は今すぐにでも起き上がりたいのだが、そうもいかない。理由は2つある。
先ず、身体が怠い。次に、身体が重い。痩躯の割に大した怪我や病気と縁がない旋葎としては、あるまじき事態である。何故そうなったかと言えば、――[[rb:楓星 > ふうせい]]のせいであった。
『……』
前兆は無かったと、旋葎は思う。むっすりと黙ったまま、布団に転がる旋葎を見下ろしている。
「……あー、お前」
『言われなくても、分かってる』
被せるように早口で投げられた言葉に、旋葎は目を見開く。楓星の表情は何時もと大して変わらず不機嫌そうで、状況と親睦性がない。
2274朝日が差し込むにはまだ早い、薄暗い寝床で[[rb:旋葎 > せんり]]は思う。本当は今すぐにでも起き上がりたいのだが、そうもいかない。理由は2つある。
先ず、身体が怠い。次に、身体が重い。痩躯の割に大した怪我や病気と縁がない旋葎としては、あるまじき事態である。何故そうなったかと言えば、――[[rb:楓星 > ふうせい]]のせいであった。
『……』
前兆は無かったと、旋葎は思う。むっすりと黙ったまま、布団に転がる旋葎を見下ろしている。
「……あー、お前」
『言われなくても、分かってる』
被せるように早口で投げられた言葉に、旋葎は目を見開く。楓星の表情は何時もと大して変わらず不機嫌そうで、状況と親睦性がない。
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ陸の後の話
前話「星呑み小話10」→https://poipiku.com/315554/5491746.html
後話「星呑み小話14」→https://poipiku.com/315554/5703292.html
星呑み小話12『落ち着きがねえなァ』
けたけたとした笑い声を、[[rb:一重 > かずしげ]]は無視した。今はそんな何時ものことに構っている場合ではない。小さな村で、ひっそりと暮らしていただけでは見ないものばかりなのだから。
――今、一重は[[rb:石動 > いするぎ]]と共に、ある屋敷を目指していた。一重の奉公先となるそれは、叔父の[[rb:汽一 > きいつ]]と共に暮す村からは一国程離れており、幼い一重には初めての長旅となる。その付添を頼まれたのが石動だった。彼はそもそも国を越えて荷物を運ぶことを生業としていたので、適役だろうという判断である。勿論それ以外にも理由はあるのだが、一重は知らされていない。
2590けたけたとした笑い声を、[[rb:一重 > かずしげ]]は無視した。今はそんな何時ものことに構っている場合ではない。小さな村で、ひっそりと暮らしていただけでは見ないものばかりなのだから。
――今、一重は[[rb:石動 > いするぎ]]と共に、ある屋敷を目指していた。一重の奉公先となるそれは、叔父の[[rb:汽一 > きいつ]]と共に暮す村からは一国程離れており、幼い一重には初めての長旅となる。その付添を頼まれたのが石動だった。彼はそもそも国を越えて荷物を運ぶことを生業としていたので、適役だろうという判断である。勿論それ以外にも理由はあるのだが、一重は知らされていない。
vkos
MOURNINGハロウィン漫画描くときに酒呑み音頭を調べてたら関連動画に出て、この図が頭に浮かんで仕方なかったので…白薔薇「ピ、ピアノはありますよ💦」
ゾズマ「アセルス毎日ぐーるぐる(迷子)」
イルドゥン「二時間ちょっとの訓練場だと?」
オルロワ「馬車屋するなら出資しても良い」
零姫「こんな夫嫌じゃ」
飛ばし屋「一日一便だぜ」
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ陸の前の話。怪我描写有り
前話「星呑み小話3・前」→https://poipiku.com/315554/4904736.html
後話「星呑み小話3・後」→https://poipiku.com/315554/5108676.html
星呑み小話11神というものは生物――特に人間が「そうあれ」と望み、祈ることで名前と形を保っている。人の、身勝手でどうしようもない望みに沿うには、理解がなければ話にならない。戦の、野蛮な血塗れの神である[[rb:丹星 > あかほし]]とて例外ではなく、それが出来ていたからこそ今の今まで消えずにいたのだ。存在も名前もこの国から消え失せた神は幾多もいる。消えずとも、神達は人間が繁栄するほどに力が目減りしていくのを感じていた。だから残った神は消え失せる前に表舞台から降りることとした。今も起きている神は丹星のみであろう。他は恐らく永遠に起きることはない。消えるか眠るか、淀んだ二択の末の酷い結末だ。
何故前者を選ばなかったのか、丹星は夢のうちで何度も答えを探した。星がなければ今もその答えを見つけることが出来なかっただろう。
2120何故前者を選ばなかったのか、丹星は夢のうちで何度も答えを探した。星がなければ今もその答えを見つけることが出来なかっただろう。
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ陸後の話
前話「星呑み小話8」→https://poipiku.com/315554/5355684.html
後話「星呑み小話12」→https://poipiku.com/315554/5629938.html
星呑み小話10「……気になってたんだけど」
何時ものように大人しく座っている[[rb:伊呂波 > いろは]]がそう呟いた。
『はい』
[[rb:鯨湦 > けいしょう]]が短く返事をする。その手はゆっくりと確かめるように伊呂波の髪を櫛で梳いている。
ある日急に項が見えるほどに切った伊呂波の髪は、年月と鯨湦のまめな手入れの結果、女のように長くなっていた。それを毎朝鯨湦が梳り、結んで飾り付けるのが二人の日課となっている。
男の髪を手入れして飾り付けるなんて、道楽にしても趣味が悪くないか、と伊呂波は思うのだが、こうしている時の鯨湦は顔が見えずとも随分楽しそうなのが伝わるので、されるがままになっている。それに、こうして朝を二人で迎えるのも久しぶりだ。
1204何時ものように大人しく座っている[[rb:伊呂波 > いろは]]がそう呟いた。
『はい』
[[rb:鯨湦 > けいしょう]]が短く返事をする。その手はゆっくりと確かめるように伊呂波の髪を櫛で梳いている。
ある日急に項が見えるほどに切った伊呂波の髪は、年月と鯨湦のまめな手入れの結果、女のように長くなっていた。それを毎朝鯨湦が梳り、結んで飾り付けるのが二人の日課となっている。
男の髪を手入れして飾り付けるなんて、道楽にしても趣味が悪くないか、と伊呂波は思うのだが、こうしている時の鯨湦は顔が見えずとも随分楽しそうなのが伝わるので、されるがままになっている。それに、こうして朝を二人で迎えるのも久しぶりだ。
ryuhi_k
DONEべったー掲載「星を呑んだ」シリーズ本編外の一コマ肆のエピローグ的な話その2
前話「星呑み小話:渡れぬ水が横たわる」→https://poipiku.com/315554/8478175.html
後話「星を呑んだ 伍」→https://privatter.net/p/7702350
星呑み小話9「まだ険しい顔をしていますね」
[[rb:晶 > あきら]]の声に[[rb:楓星 > ふうせい]]は「していない」とぶっきらぼうに返事をした。子供のような有様に、晶はこれ見よがしに溜息をつく。
それを無視する楓星は、ただひたすら一点を睨んでいる。先にいるのは、[[rb:旋葎 > せんり]]と[[rb:石動 > いするぎ]]だ。
『……なんであればかり気にかけるんだ』
低い声で楓星が吐き出す。
「数百年ぶりに死んだと思っていた親同然の存在と再会すれば、普通そうなると思いますが?」
楓星は返事をしない。
恐らく、楓星も全く理解していないわけではないのだろう。それでも、旋葎の全ては自分のものであり、他者に分け与える部分なぞないと考えているから不満が湧き上がってしまう。
1460[[rb:晶 > あきら]]の声に[[rb:楓星 > ふうせい]]は「していない」とぶっきらぼうに返事をした。子供のような有様に、晶はこれ見よがしに溜息をつく。
それを無視する楓星は、ただひたすら一点を睨んでいる。先にいるのは、[[rb:旋葎 > せんり]]と[[rb:石動 > いするぎ]]だ。
『……なんであればかり気にかけるんだ』
低い声で楓星が吐き出す。
「数百年ぶりに死んだと思っていた親同然の存在と再会すれば、普通そうなると思いますが?」
楓星は返事をしない。
恐らく、楓星も全く理解していないわけではないのだろう。それでも、旋葎の全ては自分のものであり、他者に分け与える部分なぞないと考えているから不満が湧き上がってしまう。
Lobotomy_poppo
DONE職員ハンター。ルイスとマックスとハンターで三馬鹿トリオ。お酒好きで強いは強いんだけど酒癖が日替わりでどれもこれもクソめんどくせぇ。
あまりたくさん飲ませるとめんどくせぇ。呑み会にはバカトリオをセットで誘おうな。
渡チキ
PAST去年の年末に開催された兼歌WEBオンリー『恋の和歌さわぎ~電脳庭園にて~』で投稿させていただいた漫画の再放送その③喜怒哀楽「哀」😢悲しい題材なのに個人的に一番好きな仕上がりのお話になってしまいました😂負の感情に呑まれた付喪神は魔性にとっては至高の食物。どうにかして食べようと、魔性達が日々折れた恋刀を模しておびき出そうとしている感じです。最後のあれについては読み手様のご想像にお任せします^^ 8yuruunisan
DONE星を呑む ソロデカ かなり甘い デカイベ後 甘いものが好きでもなく食に興味が薄いデカラビアと贈り物をするソロモン 灯火イベント前に書いたので違和感あるかもしれません。星を呑む「助かるぜ」
機械工のメギド、タムスが弾んだ声を出した。ハンマーに歯車、作業途中でも手軽に食べられる保存食、彼は意気揚々と一式抱えて作業場に戻っていく。
その姿を見送り、ソロモンはほっと一息をついた。
「気に入って貰えたみたいでよかった」
ソロモンのアジトのメギド達には、軍団長たるソロモンからプレゼントを贈られる習慣がある。
そして、当然の事だがメギドによって喜ぶプレゼントは様々で、少し困ったことに要求方法も様々だった。
先程の機械工の彼は、そう言う意味では分かりやすいメギドだった。ヴァイガルドに慣れてない所があるのか、他の理由か、欲しい物を直接の品名で言うのは苦手のようだが、どういった物が欲しいのかは自覚していて、それをソロモンに要求するのにも躊躇が無い。甘え上手で、ソロモンにとっても楽な相手だとも言えるだろう。
6930機械工のメギド、タムスが弾んだ声を出した。ハンマーに歯車、作業途中でも手軽に食べられる保存食、彼は意気揚々と一式抱えて作業場に戻っていく。
その姿を見送り、ソロモンはほっと一息をついた。
「気に入って貰えたみたいでよかった」
ソロモンのアジトのメギド達には、軍団長たるソロモンからプレゼントを贈られる習慣がある。
そして、当然の事だがメギドによって喜ぶプレゼントは様々で、少し困ったことに要求方法も様々だった。
先程の機械工の彼は、そう言う意味では分かりやすいメギドだった。ヴァイガルドに慣れてない所があるのか、他の理由か、欲しい物を直接の品名で言うのは苦手のようだが、どういった物が欲しいのかは自覚していて、それをソロモンに要求するのにも躊躇が無い。甘え上手で、ソロモンにとっても楽な相手だとも言えるだろう。