屋上
Maaaasan
TRAININGnovelberチャレンジトレラギ編お題『屋上』
あの学校屋上なんてあるの?と何となくマップ見て回ってたらラビュル寮にそれっぽい場所があって人が立ち入れそうな作りだったのであの場所は屋上と呼んでも差し支えないだろうと思ったので書いた。
夕方「ぉおうっ!これが女王様が見る景色、ってヤツっスか?女王様と言うよりは、王様になった気分ス!」
「おいおい、はしゃいであんまり身を乗り出すなよ。落っこちるぞ?」
放課後、ラギーはトレイに連れられてハーツ寮の屋上へやってきていた。
傾きかけた日の光が眩しい。
「へええ……。ここから見る夕日はこんな感じなんすねえ……」
ラギーは眩しそうに、瞼に手をかざした。
「サバナ寮から見える夕日は、どんな感じなんだ?」
言いながら、トレイはラギーの隣に立つとさりげなく腰に腕を回す。
「どんなも何も……。そうっスねえ、考えた事ないなぁ。ただ……」
「ただ?」
「ばあちゃんの作る晩飯の匂いがするような気がするっス。あ~、腹減った……」
856「おいおい、はしゃいであんまり身を乗り出すなよ。落っこちるぞ?」
放課後、ラギーはトレイに連れられてハーツ寮の屋上へやってきていた。
傾きかけた日の光が眩しい。
「へええ……。ここから見る夕日はこんな感じなんすねえ……」
ラギーは眩しそうに、瞼に手をかざした。
「サバナ寮から見える夕日は、どんな感じなんだ?」
言いながら、トレイはラギーの隣に立つとさりげなく腰に腕を回す。
「どんなも何も……。そうっスねえ、考えた事ないなぁ。ただ……」
「ただ?」
「ばあちゃんの作る晩飯の匂いがするような気がするっス。あ~、腹減った……」
10jiro0367
DOODLE入院生活の一幕。シャロの仕事終わり。看護婦さんたちに「本当に仲がいいのね〜」って、微笑ましく思われてそうなSW。
(屋上だと、「寒いだろ」ってすぐシャロに病室に戻されそう…)
ShoucaseOJ
DOODLE2021/9/18 ダンキラ版ワンドロライ お題《屋上》にて参加させていただきました🌆🛹お題を見て一番最初に思い浮かんだのが、屋上が舞台の蓮太郎⭐︎3カドスト『ホバーボードの記憶』でした。「じいちゃんとはいい思い出しかない」と語るところで毎回涙腺がぶっ壊れるオタクわい
えこり
DONE高銀学パロ(3Z風味の何か)何も始まらない話です。屋上でタバコ吸ってるぎんぱち先生が書きたかっただけ。
本当はもっと切ない風味になるはずだったのに、たかすぎ君はそんな殊勝じゃない!と自分の中で解釈違いを起こしました。 2998
水月 千尋
TRAINING #ritk版深夜の60分一発勝負【お題:タイムマシン】
(所要時間:1h40m)
今回も屋上にいる類くんから始まる、類司の話。
【タイムマシンはいらない】
──もし、タイムマシンで時を遡れるとしたら。
放課後の屋上で、凪ぐ風に紫の髪を優しく揺らされながら天を仰いだ。
今はまだ水色の濃いこの初夏の空も徐々に橙色へと移り変わっていくが、例えばこの空が水色に戻って、白んで、暗くなって……その過程を眺めることを考えると楽しくはあった。が、架空の物語の中での時間遡行を参照するとすればそういったものではないだろう。
寄り道も感傷的になる暇もない。目標の地点まで一足飛びだ。
では、
(そうまでして変えたい事があるかな……?)
僕は高校二年だ。人間の平均寿命を考えれば決して長いとは言えないが、とりあえずこの歳まで確かに生きてきた。その間に後悔が全くなかったわけじゃない。あの日、あの時に戻れたらと考えた事もある。
1754──もし、タイムマシンで時を遡れるとしたら。
放課後の屋上で、凪ぐ風に紫の髪を優しく揺らされながら天を仰いだ。
今はまだ水色の濃いこの初夏の空も徐々に橙色へと移り変わっていくが、例えばこの空が水色に戻って、白んで、暗くなって……その過程を眺めることを考えると楽しくはあった。が、架空の物語の中での時間遡行を参照するとすればそういったものではないだろう。
寄り道も感傷的になる暇もない。目標の地点まで一足飛びだ。
では、
(そうまでして変えたい事があるかな……?)
僕は高校二年だ。人間の平均寿命を考えれば決して長いとは言えないが、とりあえずこの歳まで確かに生きてきた。その間に後悔が全くなかったわけじゃない。あの日、あの時に戻れたらと考えた事もある。
gamamamatcha
DONE『まだこれからさ』月のないこんな夜は
騒ぎ出す夜更け前
サムデイ
7話先行カット出た時に描き始めたやつなので実際のアニメではこんなシーンありません。夜の屋上で全力をかけた戦いっていいよね。かっこいいよね。
ついでに語るとヨシュアには絶対膝をついてほしくないっていう謎の理想があります。あとDS版の瀕死のポーズがすごい好きです。
akyulili
SPOILERドラまほ第3話の好きなとこ🍒なんと言っても屋上……2人の横顔がほんっとーに美しくて、虜になりました🙏
1話で沼の淵に立ち、2話で沼に落ち、3話で底なし沼と悟り抵抗を完全にやめたって感じです😇
壁打ち芸人
DOODLE情緒不安定なシがバに甘える(※)話をざっくり放課後二人以外いなかった屋上での出来事でシュウが立ち去って帰宅するも鞄をまるまるベンチに置き忘れていたので大雨の中バルトが届けにきて、合わせる顔がないけど濡れ鼠の彼をそのまま帰すわけにはいかず家に招き入れその後は…のベタな展開になります。何かのかたちでいつか描けたらいいな…
自分は左右ガバガバ人間なのですが漫画版ベースだとややシュウバル寄りです 3
水月 千尋
TRAINING #ritk版深夜の60分一発勝負 (ワンライ)のお題『嘘』をお借りして書いたものです。
[所要時間:2h+10m]
また屋上かよ!!!!
【嘘つきナイト】
基本的に僕が昼食を摂る場所は決まっていない。確率的に屋上や中庭が多いのは作業をしながらだったりするからで、昼食とその後のゴミを持ってうろうろするのが面倒な時は、教室で適当に胃に流し込んでしまうこともある。
そして、今日もそのパターンだ。
僕はタマゴサンドを手早く胃に納めて、作業道具や作りかけの小さめのロボットが入った黒いバッグを手に屋上へと急いだ。
通い慣れた階段をかけ上がって屋上のドアを開くと──頭上に広がっていたのは抜けるような青空だった。くわえて、熱くも冷たくもない風が心地よく吹き抜けていくそこはくつろぐのに絶好の場所だったのだろう。暖かな日差しをやわらかく跳ね返す見慣れた金の髪が、こっくりこっくりと舟を漕いでいた。……司くんだ。
1473基本的に僕が昼食を摂る場所は決まっていない。確率的に屋上や中庭が多いのは作業をしながらだったりするからで、昼食とその後のゴミを持ってうろうろするのが面倒な時は、教室で適当に胃に流し込んでしまうこともある。
そして、今日もそのパターンだ。
僕はタマゴサンドを手早く胃に納めて、作業道具や作りかけの小さめのロボットが入った黒いバッグを手に屋上へと急いだ。
通い慣れた階段をかけ上がって屋上のドアを開くと──頭上に広がっていたのは抜けるような青空だった。くわえて、熱くも冷たくもない風が心地よく吹き抜けていくそこはくつろぐのに絶好の場所だったのだろう。暖かな日差しをやわらかく跳ね返す見慣れた金の髪が、こっくりこっくりと舟を漕いでいた。……司くんだ。
フォ……
DONE彼との記念日を楽しむためにお題「時計」「屋上」
司類ワンドロ23
2479文字(所要時間約5分)ひやりと肌を刺す冬の季節も終わりを告げて、今、季節は花開く春にさしかかっていた。
司は高校へ向かう朝の道すがら、少しばかり胃の痛い悩みを抱えていた。
彼が目指しているのは六月。恋人である類の誕生日についての事だった。
彼と司が恋人同士になったのはつい二ヶ月前のバレンタイン。
司が告げて、彼がその気持ちを受け止めた。
だから、これから迎える彼の誕生日は、二人にとっての初めての誕生日となるのだった。
まだあと二ヶ月ある。けれど、もう二ヶ月しかないとも言える。
『スター』たる天馬司にとって初めての恋人を祝う誕生日。
もちろんその前には自分自身の誕生日もあるのだが、こと『演出家』として華々しい計画を立ててくる恋人がその相手とあれば、少しばかり思考を凝らすのが早かったとて、問題はないのだろう。
『司くん。司くんが好きなのは魚料理だったかい?』
つい先日、ふと『何となく』を装って問いかけられた類の言葉を思い出す。
その言葉の真意に気づかなかったふりをして言葉を返しつつ、類も、動いているのだなと少しばかりの焦りを感じたのだった。
類は、司にとって何でもできるスペシャリ 2586
きたはら/しま
DONEはみ通をよんで我慢できなくて書いた部屋ではなく屋上で寝ているアーロンと、なにかものを買ってあげたいルークの話アーロンにとって、世の中には嫌いなものばかりだ。餓え、争い、怪我、略奪、銃撃、腐ったパン、泥水。
いつだったか。「アーロンはどうしていつもそんなに怒っているんだ?」と聞かれたことがある。決まっている、アーロンの世界には許せないことばかり目に入ってきたからだ。怒らなければ、立ち上がらなければとっくの昔に死んでいただろう。
いつだったか。潜入した国で情報をあさるために図書館で情報収集していたとき。迷子になった子供になぜか懐かれて、絵本を読んでやったことがある。古ぼけた図書館の、これまた古ぼけた木枠ががたついている窓ガラスは、表面があめ玉みたいに波打っていた。そこから入り込む午後の光は揺らめいていて、机にぼんやりとした影を落とす。それがあんまりにも砂漠の日差しと違いすぎて、アーロンの気が迷ったのだ。その子供が、死んでしまった仲間と同じ髪の色をしていたのもいけない。
アーロンはそのとき読んだ話も大嫌いになった。三兄弟がそれぞれ家を建て、狼が襲いに来るというおとぎ話。わらの家と木の家は吹き飛び、煉瓦の家だけが安全だったという、くだらない夢物語。
コンクリートとガラスで出来ていた砂漠の家は、 2522
Na_SaSa_321
MOURNINGバレンタイン見て描きかけでやめちゃったのが出てきた。ホワイトデーのお返しに物じゃなくて、深夜の学校の屋上でお月様見る経験っていうのもいいなって思ったやつ。
描いてたら現実世界の月は一緒に見てくれなさそうやし絶対寒くてお月見どころじゃないなって思って止めたので供養🌙*゚
自分で見ても絵柄がひどい…
mayu_og3
DONE屋上デートする🌪🌱この街で一番空に近い庭園は、沈みかける夕日を浴びて茜色に染まっていた。夜の気配を漂わせた空に伸びる緑の木々の間、しゃがみ込んだシルエットが長く伸びている。「よう、ウィル」
驚かせないように、ゆっくりと近づくガストの声にウィルが振り向いた。夕映に金色の髪がキラキラと輝き、小さく揺れる。
「アドラーか。何か用か?」
「いや、ここに来れば会えるかなぁ…って思ってさ」
ガストの軽口に呆れたようにため息をついて、ウィルは立ち上がった。
「ノースセクターのルーキーは随分と暇なんだな」
皮肉めいた言葉も、声をかければ顔をしかめられ、話をすることさえ拒否されていた数ヶ月前からすれば、格段の進歩だ。ゆっくりと近づいてくるウィルの顔を眺めながら、ガストの胸は高まり、自然と頬が緩む。嫌悪からほんの少しの信頼へ、ウィルの自分に対する気持ちが変わり始めた冬を超えて、いつの間にか一方的な友情から片想いへと変わった気持ちを胸に隠しながら、彼のお気に入りの場所へ立ち寄ることが、ガストにとってささやかな幸せを感じる時間になっていた。
春の気配が近づいてきているといえ、夕暮れの風まだは冷たい。隣に並ぶウィルが小さく肩 2696
のつ(野津 彗糸)
DONEアロルク【お題:学パロ】(60分×4)付き合ってるような付き合ってないような雰囲気のアロ先生とルク先生がなりゆきで旧校舎の屋上で手を握って一晩過ごす話です。モク先生も(+チェズ先生も名前だけ)出ます。
※ルクがちょっとかわいそうな目に遭います。ごめんよ…。
※学校の怪談・軽めのホラー要素を含むため、苦手な方はご注意ください!
※アロルク版深夜の創作60分一本勝負 10