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    店員

    wtiaiiaio

    DONE購買の話その8。 漆間恒の青春。不良にからまれる六田を助ける漆間を助ける水上、海の作った名刺を配る水上、同級生としゃべる漆間。急~に世界観がマガ◯ン。ガラの悪いモブががっつり話す。【漆間さんが突き飛ばされる&馬乗りになられる程度の暴力描写あり】

    次回はとうとうアレを手に入れる水上、カゲとモブ店員、海&天羽の購買訪問。
    よろしくお願いします~。
    六月のパン食い競争 その8清掃活動にご協力ください 放課後のことである。漆間が自転車置き場に向かっていると、裏庭ではしゃぐ男子生徒たちの姿が目にとまる。ボウリングのマネごとをしているようで、金髪男の足元にはピラミッド状に缶が並んでいる。10メートルほど離れた場所から、坊主頭の男が缶めがけて野球ボールを放った。
     ストライク。缶を倒した勢いそのままに、豪速球は花壇にぶつかり宙を舞う。最終的にいくつかの花が下敷きになったが、2人は気にするそぶりもなく、そろって喜びの声を上げた。

    「あ~、遊んだ遊んだ」

     人を見た目で判断してはいけない。判断してはいけないが、彼らが次に取った行動はおおむね漆間の予想通りだった。缶を置き去りにしたまま、トンズラここうとしているではないか。
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    みなりーむー

    DONEばじふゆが足つぼマッサージに行ったお話です。
    ギャグです。
    仲良く悶絶して欲しくて書きました^^

    ・名前ありモブ(店員)が出てきます。
    ・直接的ではありませんが二人が致してるシーンがあるので苦手な方はご注意。
    ・実際のリフレクソロジーとはいろいろ異なりますので、あくまでフィクションとしてお楽しみください。
    ばじふゆが足つぼマッサージに行ったらいろいろバレた話「あっ……ぁ、……それっ…………もぉむりっ……」
     千冬は耐えきれず身を捩って膝にかかるバスタオルをぎゅうっと掴んだ。
    「千冬ぅ……もうヘバんのかよ……さっきまでの勢いはどーしたぁ?」
     場地が額に汗を滲ませながら、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
    「だっ……て……こんなんだとは思ってなくて……っ……あっ……やっぱむりっ……」
    「無理とか言うんじゃねーよ……もっといけんだろ」
    「場地さんだって……限界な癖にっ……やっ……オレ、もうっ……」
     千冬はバスタオルを握りしめる指にぐっと力を込めた。堪えきれず涙の滲む目で場地に訴える。
    「あっ……むりっ……そこだめっ……うぁっ……ぁ……」
     千冬の体が不規則にビクビクと跳ね、どこでもいいから何とか体を逃がそうともがく腕が背もたれに伸びる。
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    117p_

    DONE終始モブ視点の雨想のようななにか。
    ずっとモブのコンビニ店員さんが出てくる。
     深夜のコンビニバイトは、給料の割にかなり楽な仕事だと思う。確実に面倒臭い発注の仕事が無ければ、日中や夕方ほど客足も多くない。都心から電車で約二十分、駅から徒歩十分という住宅街の中にぽつんと存在するこのコンビニに、深夜に客が多く舞い込むことも無く。かろうじて終電前後、帰宅途中のサラリーマンが夕飯を買いに店内に駆け込んでくる程度だろう。うちの店は原則として深夜の時間帯は必ず二人体制で行われるーー本当は防犯的な理由、らしいーーのだが、今日も今日とて店長は言い訳を重ねて私一人を店に残し、どこかへ去ってしまった。……つまるところ、暇だ。レジに映る時刻は現在二十四時。退勤までは、まだ六時間もあるのだ。

     そうして時間は過ぎ、時計の針が一時を指した頃。最後のお弁当を持ってきたおじさんのレジを打っている途中、静かな店内に軽快な入店音が響いた。誰か入って来たことを聞き逃すことは無いけど、この音量、どうにかならないのだろうか。電子レンジで温めていたお弁当を取り出し、お手拭きと箸、缶ビールと合わせて袋に入れて差し出す。急ぎ早に立ち去っていった人にありがとうございましたと声をかけて見送ると、颯爽とレジ前に青年が現れる。
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