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    barechun

    PROGRESSすまない自慰その2
    未推敲
    もう少しで書き終わります
    未定 その日はヘルメスにとって災難の日だった。観測に必要な器具をオレイアスに奪われ、追いかけるうちに木の根に足を引っ掛け転び、オレイアスを捕まえたとおもったら奪われた器具はどこかに捨ててきたらしく手には持っていない。まだ一日が始まって大した時間も経っていないのにヘルメスはボロボロになっていた。
    おそらくここら辺で捨てられたのだろうと大きな体躯を縮めて器具を探す。これはもう観測は別の日にやり直しだと溜息を吐きながら。
     その時、ほのかに甘ったるい匂いが辺りに漂い始めた。顔を上げると少し離れた場所でモルボルの一種がズルズルと音を立てて徘徊をしていた。これは先日新しく創造された種類でこれまでの品種とは違い、モルボル種特有の異臭を改善させたものだった。その代わりにあの大きな口腔内の液体の危険性が以前よりも上がったのだと報告を受けている。たとえ臭いが改善されていたとしてもあの生物には嫌な思い出がある、また頭からかぶりつかれたらたまったものではない。もう少し離れた場所で器具を探そうとヘルメスが立ち上がった時、ふとモルボルの口に通常ならある筈のない何かが見える。目を凝らして見たヘルメスは、それが一体何なのかに気が付き息を呑む。
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    barechun

    PROGRESSヘル光♀すまない自慰進捗
    未推敲
    未定 その日はヘルメスにとって災難の日だった。観測に必要な器具をオレイアスに奪われ、追いかけるうちに木の根に足を引っ掛け転び、オレイアスを捕まえたとおもったら奪われた器具はどこかに捨ててきたらしく手には持っていない。まだ一日が始まって大した時間も経っていないのにヘルメスはボロボロになっていた。
    おそらくここら辺で捨てられたのだろうと大きな体躯を縮めて器具を探す。これはもう観測は別の日にやり直しだと溜息を吐きながら。
     その時、ほのかに甘ったるい匂いが辺りに漂い始めた。顔を上げると少し離れた場所でモルボルの一種がズルズルと音を立てて徘徊をしていた。これは先日新しく創造された種類でこれまでの品種とは違い、モルボル種特有の異臭を改善させたものだった。その代わりにあの大きな口腔内の液体の危険性が以前よりも上がったのだと報告を受けている。たとえ臭いが改善されていたとしてもあの生物には嫌な思い出がある、また頭からかぶりつかれたらたまったものではない。もう少し離れた場所で器具を探そうとヘルメスが立ち上がった時、ふとモルボルの口に通常ならある筈のない何かが見える。目を凝らして見たヘルメスは、それが一体何なのかに気が付き息を呑む。
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