暦
hiyokogame080
MOURNING庭師HO4 百合原 暦の表情差分通常、マスク差分、クリティカル、ファンブル
暦クリティカル顔ウザくてかわいいね…
2022/2/21 失敗差分、いつ使うか分からない差分追加 7
rfkw_hm
DONE※ラン暦日々イチャイチャして過ごしてる付き合ってないラン暦が付き合うまで。
28日に前日後日話とえちなページ書き下ろして本になる予定。
区切りまで描いて分かったんだけど、甘やかし上手なお兄ちゃんレが実のところ甘えただって自覚しちゃってもだもだするけどそれをわりと軽くねじふせるラの彼氏力の話だったこれ。 20
みすみ
MOURNING最早、ハロウィンてなんだろう、なネタその2(愛暦/アダ暦)です。書いて行くうちに、予定とだいぶ変わってしまいました……。
🧛♂️の❤️さんと、その使い魔な🐱🌺くん。それと、🐺な🐍さんも登場します。
パロな上にかなりの独自設定が入ってますので、いつも通りなんでも許せる方向けです。ぼんやりと中世ヨーロッパ辺りをご想像いただけますと幸いです💦
そのままの君で 暦は、所謂使い魔と呼ばれる存在である。
使い魔と言っても、種族も様々、誰に仕えるかも様々だ。猫魔族である暦が契約しているのは、吸血鬼の男だ。
普通、猫魔族を使い魔に選ぶのは魔法使いが多い。人間の間でも、魔法使いと言えば黒猫、と連想するくらいだ。暦も、そう思う。
けれど、それは叶わなかった。
猫魔族は一般的に黒毛の者が多く、次いで白、茶やサビ柄が僅かに居る程度。そんな中、暦は生まれついての赤毛だった。
いつからかは覚えていない。気がついた時には、路地裏でゴミを漁る生活をしていた。
恐らく捨てられたのだろうというのは、暦を見た同族の反応でぼんやりと理解した。街中で使い魔として見かける猫魔族の中に、暦と同じ色をした者は居なかったから。
9613使い魔と言っても、種族も様々、誰に仕えるかも様々だ。猫魔族である暦が契約しているのは、吸血鬼の男だ。
普通、猫魔族を使い魔に選ぶのは魔法使いが多い。人間の間でも、魔法使いと言えば黒猫、と連想するくらいだ。暦も、そう思う。
けれど、それは叶わなかった。
猫魔族は一般的に黒毛の者が多く、次いで白、茶やサビ柄が僅かに居る程度。そんな中、暦は生まれついての赤毛だった。
いつからかは覚えていない。気がついた時には、路地裏でゴミを漁る生活をしていた。
恐らく捨てられたのだろうというのは、暦を見た同族の反応でぼんやりと理解した。街中で使い魔として見かける猫魔族の中に、暦と同じ色をした者は居なかったから。
みすみ
MOURNINGアダ暦(愛暦)ハロウィンネタを書こうとしたら、少し暗い(?)不思議な?お話しになりました。最終的に、ハロウィン……?となったので、ハロウィン要素は期待せずにお読みいただけますと幸いです☺️💦
10/31限定公開でしたが、再公開しました。
トリックだったら、良かった カボチャにコウモリに、吸血鬼。果てにはゾンビやフランケンシュタイン、かと思えば愛らしいネコミミを付けて。
あちこちでイベントが企画され、飲食店でも特別なメニューを提供する。
そう、これは最早祭りだ。
公務で関係のあるイベントにいくつか顔を出して、どこを見ても仮装だらけの浮き足立った空気に、愛之介は車に戻ったとたん深いため息を吐いた。
「本日の予定は、以上です」
「ああ」
「事務所へ寄りますか」
「いや、今日は直帰する」
「かしこまりました」
いくつか事務所に寄って確認しておきたい事もあったが、それよりもこの空気に辟易していた。早く帰宅して、こういった空気を断ち切りたい。
確認は、明日で問題ないだろう。
そんな愛之介の空気を察したのか、忠は無言でアクセルを踏んだ。
6572あちこちでイベントが企画され、飲食店でも特別なメニューを提供する。
そう、これは最早祭りだ。
公務で関係のあるイベントにいくつか顔を出して、どこを見ても仮装だらけの浮き足立った空気に、愛之介は車に戻ったとたん深いため息を吐いた。
「本日の予定は、以上です」
「ああ」
「事務所へ寄りますか」
「いや、今日は直帰する」
「かしこまりました」
いくつか事務所に寄って確認しておきたい事もあったが、それよりもこの空気に辟易していた。早く帰宅して、こういった空気を断ち切りたい。
確認は、明日で問題ないだろう。
そんな愛之介の空気を察したのか、忠は無言でアクセルを踏んだ。
みすみ
DONE以前あげた「夢の話。」の続きのような、そうでもないようなお話。(愛暦/アダ暦)少し暗めです。
少し支離滅裂かもしれません。
プライベッターにもあげたのですが、関連してるから一応こちらにも。内容は変わりません。
その傷に爪を立てて さよならだ、と愛之介は呟いた。
はじめは、ほんの気まぐれのつもりだった。
目当ての少年の隣に居座る、気に食わない存在が目障りで、少し遊んで手酷く捨ててやろうと気まぐれに手を出した。
近づいて触れてみれば、存外悪いものでもなく。態と煽るような言い方をすれば、ムキになって噛み付いて来る子供が。組み伏せれば、意外にも健気な面を覗かせる子供が。少しばかり、可愛げがあるのではないかと。そう思えてきて。
毒されている。
個別のメッセージ画面を開き、ふと何度も繰り返される呼び出しとそれに応じるやりとりを見て、そんな考えが過った。
そんな馬鹿なことがあるか。思わず、スマートフォンを握る手に力が入り、みしりと本体が音を立てる。
6383はじめは、ほんの気まぐれのつもりだった。
目当ての少年の隣に居座る、気に食わない存在が目障りで、少し遊んで手酷く捨ててやろうと気まぐれに手を出した。
近づいて触れてみれば、存外悪いものでもなく。態と煽るような言い方をすれば、ムキになって噛み付いて来る子供が。組み伏せれば、意外にも健気な面を覗かせる子供が。少しばかり、可愛げがあるのではないかと。そう思えてきて。
毒されている。
個別のメッセージ画面を開き、ふと何度も繰り返される呼び出しとそれに応じるやりとりを見て、そんな考えが過った。
そんな馬鹿なことがあるか。思わず、スマートフォンを握る手に力が入り、みしりと本体が音を立てる。
space_jam0310
DONEこないだ上げた突発難聴ランガの対になるランガ以外が全部モノクロに見える突発色盲暦くんの話。人の顔色が見えるので顔色ばかり窺って生きてた暦くんが恋を知ってそれをやめることにする、という変な話。
君のとなりで生きていく 雲が真っ白で、境界線がいやにはっきりとしているから、恐らく快晴で空の青はくっきりと濃いんだろう。
空の青も山の緑も、夏はすべての色が濃い。なのに、俺の視界にあるのは白と黒と濃淡。グレースケールの世界。
あれ、と思った時にはもう、俺の視界は特定の色しか捉えられなくなっていた。
□
「――……月日、これ、何色に見える?」
朝起きたら、視界に映る色がすべて少しずつ明度と彩度を落としていた。天気は快晴なのに、まるで大雨の日のように。
「え? ……はっきりくっきり黄色だけど。なに、お兄ちゃんまだ寝てる?」
手近に掴んだパーカーの色も判然とせず、今自分が何色を着ているのかちゃぶ台の斜め前に座る妹に尋ねると呆れたようにそう返され、咄嗟に取り繕う言葉を選んでしまう。どうこたえるのが正解だろう。
11565空の青も山の緑も、夏はすべての色が濃い。なのに、俺の視界にあるのは白と黒と濃淡。グレースケールの世界。
あれ、と思った時にはもう、俺の視界は特定の色しか捉えられなくなっていた。
□
「――……月日、これ、何色に見える?」
朝起きたら、視界に映る色がすべて少しずつ明度と彩度を落としていた。天気は快晴なのに、まるで大雨の日のように。
「え? ……はっきりくっきり黄色だけど。なに、お兄ちゃんまだ寝てる?」
手近に掴んだパーカーの色も判然とせず、今自分が何色を着ているのかちゃぶ台の斜め前に座る妹に尋ねると呆れたようにそう返され、咄嗟に取り繕う言葉を選んでしまう。どうこたえるのが正解だろう。
TANKAmore
MOURNING陽子はまだ暦が1ヶ月ずれていることに気づいていないという地味設定。ゆめでした ボツ分「まだ八月なのに金木犀が咲いている……」
いや、秋分は過ぎているのか。この宮に辿り着いたとき景麒の新しい主はそう呟いた。蓬廬宮の門をくぐり程なくして現れる丹桂宮。
「蓬山は常春ですから、花はなんであれ普段から咲いています」
「へぇ。不思議だな」
そうは言うが驚いた風でもない、どこか平坦な声音からなにも読み取ることができなくて景麒は粛々と後に従う。女仙たちが新たな王を迎え華やいでいる様子を遠い景色のように感じた。口々に告げられる、お慶びを、の言葉に戸惑っている若い主。赤髪があまりに鮮やかで目に焼きつきそうだった。
王のそばにあることは確かな幸福であるのに、どうにも落ち着かない。
その理由は分かっている。
1820いや、秋分は過ぎているのか。この宮に辿り着いたとき景麒の新しい主はそう呟いた。蓬廬宮の門をくぐり程なくして現れる丹桂宮。
「蓬山は常春ですから、花はなんであれ普段から咲いています」
「へぇ。不思議だな」
そうは言うが驚いた風でもない、どこか平坦な声音からなにも読み取ることができなくて景麒は粛々と後に従う。女仙たちが新たな王を迎え華やいでいる様子を遠い景色のように感じた。口々に告げられる、お慶びを、の言葉に戸惑っている若い主。赤髪があまりに鮮やかで目に焼きつきそうだった。
王のそばにあることは確かな幸福であるのに、どうにも落ち着かない。
その理由は分かっている。
みすみ
MOURNINGアダ暦未満。❤️さんが、🌺くんを壊そうとする話。
あまり書かない方向のお話しなので、続きません。
そのうち消すかも……。
夢の話。 雨が、降っている。
見慣れた山道に、自分は佇んでいる。
夜の山道は暗く、降り続ける大粒の雨で視界は悪い。
何度も滑った道の途中で、ただ一人、立ち尽くしている。
ーー違う。
仮面で狭まっている視界が、急に開ける。その先に、人が倒れていた。
黒い学ランに、鮮やかな色のパーカー。暗がりの中でも映える赤毛が、雨に濡れてやけに艶めいて見える。力なく投げ出された手のひらは、静かに雨を受け止めるだけだ。
普段なら強い感情を向けてくる琥珀色の目は、硝子玉のように虚ろに、ただ空を見上げている。
側に落ちたスケートのウィールが空回りする音が、雨音に紛れて聞こえてくる。
少年の体から赤いものがじわりと滲んで、雨で濡れた地面に溶け出していく。
3211見慣れた山道に、自分は佇んでいる。
夜の山道は暗く、降り続ける大粒の雨で視界は悪い。
何度も滑った道の途中で、ただ一人、立ち尽くしている。
ーー違う。
仮面で狭まっている視界が、急に開ける。その先に、人が倒れていた。
黒い学ランに、鮮やかな色のパーカー。暗がりの中でも映える赤毛が、雨に濡れてやけに艶めいて見える。力なく投げ出された手のひらは、静かに雨を受け止めるだけだ。
普段なら強い感情を向けてくる琥珀色の目は、硝子玉のように虚ろに、ただ空を見上げている。
側に落ちたスケートのウィールが空回りする音が、雨音に紛れて聞こえてくる。
少年の体から赤いものがじわりと滲んで、雨で濡れた地面に溶け出していく。
iku_oo6
MOURNING旅行する忠暦🐍🌺を書こうとしていたやつです!ちゃんとした本にはならないけどコピー本ぐらいにはしたいな〜と思いつつ時間が経ったので一旦載せちゃいます🤔いつもと違う海を見て「なあ、忠さんの行きたいカキゴヤ?ってどこにあんの」
「ナビの言うことを信じるならこの近くにあるはずなんだが……」
那覇空港から飛行機に乗った後、電車や特急をいくつか乗り継いだ先でレンタカーを借り、二人は忠が行きたがっていた牡蠣小屋へ向かおうとしている。
珍しく張り切っている忠が事前に予約していたらしいそこへの行き方をスマホで調べ、レンタカー備え付けのカーナビにも目的地設定をする程の気合の入れようだった。
だが、土地勘がない上にあまり大きいとは言えない建物を探すのは運転慣れしている忠にも大変だったようで先程から似たところをぐるぐると回っている状況に陥ってしまっていた。
「まだ予約の時間まではあるんだが、本当にここで合ってるのか……?」
1670「ナビの言うことを信じるならこの近くにあるはずなんだが……」
那覇空港から飛行機に乗った後、電車や特急をいくつか乗り継いだ先でレンタカーを借り、二人は忠が行きたがっていた牡蠣小屋へ向かおうとしている。
珍しく張り切っている忠が事前に予約していたらしいそこへの行き方をスマホで調べ、レンタカー備え付けのカーナビにも目的地設定をする程の気合の入れようだった。
だが、土地勘がない上にあまり大きいとは言えない建物を探すのは運転慣れしている忠にも大変だったようで先程から似たところをぐるぐると回っている状況に陥ってしまっていた。
「まだ予約の時間まではあるんだが、本当にここで合ってるのか……?」
反省会
MOURNING9/12アダ暦 Twitterにのせてるのと同じです!
いつも色をつけてしまうんですが、色なしも載せてみますね
見てる側としてはどっちがいいとかあるんだろうか……別に気にしないんだろうか…… 2
みすみ
DONE忠暦(未満)定食屋の看板息子🌺くんと、元・企業戦士(社畜)の🐍さん(続き)
乾いた心に、愛情いっぱい・2*沖縄そば*
日陰になっているビルの出入り口から外へ出ると、昼の日差しの眩しさに思わず目を細めた。じわりと感じる暑さに思わずため息を吐きながら、忠は足を踏み出す。
所定の休日出勤を終え、まだ日の高いうちに帰路につきながら、忠はほんの数ヶ月前の自分を思い返す。
所謂真っ黒な企業に勤め、過労死ラインを踏み越えながらも必死に働いていた頃が、もはや懐かしい。
本日は昼で終業したので、街にはこれからランチや買い物に繰り出そうとする家族連れやカップルが多く見られる。平日とは種類の違う喧騒に早くも疲労を感じながら、さてどうしたものかと考える。
休日に率先して出歩くタイプでは無いが、このまま帰宅しても昼ごはんは精々コンビニ弁当だ。折角外に出ているのなら、外食して帰るのも良いかもしれない。昼食の事を考え始めた途端に空腹を感じ始めて、我が事ながら現金なものだと苦笑した。
6250日陰になっているビルの出入り口から外へ出ると、昼の日差しの眩しさに思わず目を細めた。じわりと感じる暑さに思わずため息を吐きながら、忠は足を踏み出す。
所定の休日出勤を終え、まだ日の高いうちに帰路につきながら、忠はほんの数ヶ月前の自分を思い返す。
所謂真っ黒な企業に勤め、過労死ラインを踏み越えながらも必死に働いていた頃が、もはや懐かしい。
本日は昼で終業したので、街にはこれからランチや買い物に繰り出そうとする家族連れやカップルが多く見られる。平日とは種類の違う喧騒に早くも疲労を感じながら、さてどうしたものかと考える。
休日に率先して出歩くタイプでは無いが、このまま帰宅しても昼ごはんは精々コンビニ弁当だ。折角外に出ているのなら、外食して帰るのも良いかもしれない。昼食の事を考え始めた途端に空腹を感じ始めて、我が事ながら現金なものだと苦笑した。
七橙🧸
DOODLEマルイさんコラボのジャージ姿可愛かったので描きました🏋️♂️フード好きなので嬉しくて嬉しくて🥰暦くん常にフード服みたいなところあるので毎回描くの楽し〜〜〜🥳ってなってるんですけどランガくんは珍しいので、ね…!!!(大興奮)クレープ絵も描きたいし…SK∞くん新規絵出過ぎです(ありがとうございます!!!) @nnto_sk8
2021.9.10 3
150ml_2min
DONEアダ暦❄のいない夏、つかの間の友達ができたり、ふんわりアダ暦になる話です。❄くんとの親愛描写があります。
暦は難しい数式や、英単語、いつ使うかも分からない昔の言葉を詰め込んだ頭も、テストが終了したことで解放された。その代わりに、頭はスケートのことで埋め尽くされた。テストだからと抑えていたスケートも、これからは夏休みだから存分に楽しめると楽しみにしていたところに、ランガの一言は衝撃だった。
「俺、この夏は一週間か二週間カナダに行くんだ。母さんと一緒に」
暦も良ければどうかな、と力強い日差しとは比べ程にならない、優しい声で誘われた。カナダ。ランガからときおり聞くその言葉は、暦から想像もつかなかった。海のさらに海の彼方にあって、きっと沖縄よりも涼しい、ランガの育った土地。
興味はあったけれども今回は、ランガの父とゆっくり過ごしてほしかった。ランガはこの地に来てから、ずっと暦がいたし、友達や仲間もいて騒がしい生活だっただろう。ランガの父に思いを馳せる暇もなかったのかもしれない。家族水入らずの、穏やかな生活を送ってくれたらいいと願った。
12087「俺、この夏は一週間か二週間カナダに行くんだ。母さんと一緒に」
暦も良ければどうかな、と力強い日差しとは比べ程にならない、優しい声で誘われた。カナダ。ランガからときおり聞くその言葉は、暦から想像もつかなかった。海のさらに海の彼方にあって、きっと沖縄よりも涼しい、ランガの育った土地。
興味はあったけれども今回は、ランガの父とゆっくり過ごしてほしかった。ランガはこの地に来てから、ずっと暦がいたし、友達や仲間もいて騒がしい生活だっただろう。ランガの父に思いを馳せる暇もなかったのかもしれない。家族水入らずの、穏やかな生活を送ってくれたらいいと願った。