梵
somakusanao
DONE明司君と九井君のお話。今日も仲良し梵天です。そういうことじゃないんだよな 日本最大反社組織「梵天」の相談役である明司はずっと九井に聞きたいと思っていたことがあった。折よく今日は幹部会であるが、まだそろっていないメンバーがいるため、待ちの時間だ。ちょうどいい機会だと思って、話しかけた。
「九井、ちょっといいか。聞きたいことがあるんだ」
「なんだよ」
仕事中であれば九井は断るはずだ。目の前にあるパソコンは眺めているだけらしい。
「乾青宗っていうのは、おまえのなんなんだ。定期的に金を送っているようだが」
「あ? 個人的な金だ。文句はねぇだろ」
「文句じゃない。ずっと疑問に思っていたんだ。いちおう相談役だしな。把握しておこうと思っただけだ」
九井がじっとこちらを見る。警戒しているのだろう。相談役として、年上の同僚として、明司は語りかけた。
1498「九井、ちょっといいか。聞きたいことがあるんだ」
「なんだよ」
仕事中であれば九井は断るはずだ。目の前にあるパソコンは眺めているだけらしい。
「乾青宗っていうのは、おまえのなんなんだ。定期的に金を送っているようだが」
「あ? 個人的な金だ。文句はねぇだろ」
「文句じゃない。ずっと疑問に思っていたんだ。いちおう相談役だしな。把握しておこうと思っただけだ」
九井がじっとこちらを見る。警戒しているのだろう。相談役として、年上の同僚として、明司は語りかけた。
96noScull
DONE去年の描きかけ。なかざわかずとさんタッチで描きたかったのでみっちの目が小さめです(;´∀`)初代黒龍メンバーからしんいちろうくんのこと聞けたんだろうかみっち…結局まいといぬぴから似てるって言われただけで最後まで知らないままなのかなぁと…。komai_osakana
DONEみつたい風味。梵天軸の武ヒナ。似た者夫婦と知るたいの話。パライソに立つ「三ツ谷さんに会いに来ました」
そうはっきりと言ったのは、故人の嫁だった。
「はじめまして、ですよね。私、花垣日向です。三ツ谷さんとは、夫を通じて仲良くしていただいております」
「ご丁寧にどうも。柴大寿だ。三ツ谷から弟とも仲良くしてくれていると話に聞いている」
「八戒君、やっとある程度会話してくれるようになったんですよ」
「弟がすまない……三ツ谷はいるが人に会えるような状態じゃない」
それでもいいならば、と目の前の彼女を中に入れる。
「先に謝ります。ごめんなさい」
そう言って橘は散らばったアトリエに臆することなく、奥にいる草臥れた男を目指して廊下を歩んでいく。
「こんにちは、三ツ谷さん」
「ヒナちゃん…」
三ツ谷は無精髭にボサボサの髪、泣いてばかりで赤くなった目元。 対する橘は綺麗な身なりをしている。化粧で隠しているのか、涙の跡も感じられない。
1117そうはっきりと言ったのは、故人の嫁だった。
「はじめまして、ですよね。私、花垣日向です。三ツ谷さんとは、夫を通じて仲良くしていただいております」
「ご丁寧にどうも。柴大寿だ。三ツ谷から弟とも仲良くしてくれていると話に聞いている」
「八戒君、やっとある程度会話してくれるようになったんですよ」
「弟がすまない……三ツ谷はいるが人に会えるような状態じゃない」
それでもいいならば、と目の前の彼女を中に入れる。
「先に謝ります。ごめんなさい」
そう言って橘は散らばったアトリエに臆することなく、奥にいる草臥れた男を目指して廊下を歩んでいく。
「こんにちは、三ツ谷さん」
「ヒナちゃん…」
三ツ谷は無精髭にボサボサの髪、泣いてばかりで赤くなった目元。 対する橘は綺麗な身なりをしている。化粧で隠しているのか、涙の跡も感じられない。
96noScull
DONE去年の描きかけができあがったので。梵天マークをみっちの腰らへんに入れたい→体傷だらけで若干サイコパスだったらなおよしという趣味に走りました()最初はマイキー君みたいにビルの屋上バックにしようかと思ったけどイメソンが「季節は次々死んでいく」だったので生き汚くあってほしいなぁと…somakusanao
DONE捏造ばかりの梵天のバレンタインの次の日の話。竜胆視点です。2月15日 今年も無事に十五日を迎えることができた。神様ありがとう。
灰谷竜胆は、信じてもいない神に感謝した。それほど梵天の二月十四日は荒れるのだ。二月十四日。セントバレンタインデー。これは蟲毒かといわんばかりの愛人たちによるキャットファイトの一日である。
今年は死人がでなくてよかったなぁ。しみじみと望月が呟いた。誰も答えなかったが、みな心はひとつだった。
ちなみに死人は出たことはない。表面上で出たことはない。人知れず海に沈んだか、山に埋められたか、高級マンションで孤独死か。女ってえげつないと梵天をして言わしめるほどである。
しかしその地獄のバレンタインデーも終わった。今日は平和だ。少なくとも今日だけは平和だ。神様ありがとう。神様というものがなんだかちっとも分らぬが、そう言っときゃいいんだろ。竜胆の足取りは軽い。
3876灰谷竜胆は、信じてもいない神に感謝した。それほど梵天の二月十四日は荒れるのだ。二月十四日。セントバレンタインデー。これは蟲毒かといわんばかりの愛人たちによるキャットファイトの一日である。
今年は死人がでなくてよかったなぁ。しみじみと望月が呟いた。誰も答えなかったが、みな心はひとつだった。
ちなみに死人は出たことはない。表面上で出たことはない。人知れず海に沈んだか、山に埋められたか、高級マンションで孤独死か。女ってえげつないと梵天をして言わしめるほどである。
しかしその地獄のバレンタインデーも終わった。今日は平和だ。少なくとも今日だけは平和だ。神様ありがとう。神様というものがなんだかちっとも分らぬが、そう言っときゃいいんだろ。竜胆の足取りは軽い。
micca_cp
DONE梵天30歳竜胆×天竺18歳蘭えろです。
目が覚めたら見知らぬベッドでパンツ一枚で眠っていた。
昨日の夜、どこかの女とラブホにでも入ったっけ? と思いながら広いベッドで寝返りをうつと、隣には半裸の男が背中を向けて寝転んでいた。
は? 俺が男と寝た? と一瞬困惑したが、その男の身体に刻まれたタトゥーでそれが竜胆であることが分かった。しかし、おかしい。どう見てもその身体は未成熟な少年の身体では無く、青年、大人、そんな印象を与えるたくましい背中である。しかも髪型も違う。そんなことを考えていたら、長い襟足がさらりと流れた。
目を閉じたまま竜胆らしき男が俺の方を向いて腕を背中に回してくる。
「ん~・・・・・・?」
「・・・・・・竜胆?」
竜胆らしき男が目を開いた。そして俺の姿を見て、「うわぁぁ!?」とベッドから飛び起きた。そりゃそうだ、俺だって本当はそのくらい驚きたい気持ちなのだから。
3796昨日の夜、どこかの女とラブホにでも入ったっけ? と思いながら広いベッドで寝返りをうつと、隣には半裸の男が背中を向けて寝転んでいた。
は? 俺が男と寝た? と一瞬困惑したが、その男の身体に刻まれたタトゥーでそれが竜胆であることが分かった。しかし、おかしい。どう見てもその身体は未成熟な少年の身体では無く、青年、大人、そんな印象を与えるたくましい背中である。しかも髪型も違う。そんなことを考えていたら、長い襟足がさらりと流れた。
目を閉じたまま竜胆らしき男が俺の方を向いて腕を背中に回してくる。
「ん~・・・・・・?」
「・・・・・・竜胆?」
竜胆らしき男が目を開いた。そして俺の姿を見て、「うわぁぁ!?」とベッドから飛び起きた。そりゃそうだ、俺だって本当はそのくらい驚きたい気持ちなのだから。
96noScull
DONE武ヒナ前提バレンタインマイ武。もっとわちゃわちゃしたやつが浮かんでいたけども、アルファベットチョコって中学生らしくていいんじゃないかなって思ったので。中学時代→からの梵天監禁マイ武です。ダイスカットのILOVEYOU ダイスカットのILOVEYOU
「タケミっち」
帰宅途中に出くわしたのはマイキーだった。
「マイキー君奇遇っスね!」
飼い主を見つけたわんこもかくやという様子で走り寄る武道。
「今日バレンタインじゃん。
ヒナちゃんとデートじゃないの?」
「や、ヒナ塾あるって言って…チョコは昼休みに貰いましたし」
テレテレと鞄をいじる様に、マイキーはふぅん、よかったじゃんと笑みを浮かべた。
「マイキー君こそバレンタインは女子からいっぱい貰ってそうなのに」
見たところマイキーは手ぶらだ。やっぱりチョコよりあんこ派だからなのか。
「貰ったけど全部は食えねぇし、手作りなんて何入ってるかわかんねーもん。
ケンチンに仕分けてもらって大丈夫そうなやつだけ家に持って帰ってもらった」
2313「タケミっち」
帰宅途中に出くわしたのはマイキーだった。
「マイキー君奇遇っスね!」
飼い主を見つけたわんこもかくやという様子で走り寄る武道。
「今日バレンタインじゃん。
ヒナちゃんとデートじゃないの?」
「や、ヒナ塾あるって言って…チョコは昼休みに貰いましたし」
テレテレと鞄をいじる様に、マイキーはふぅん、よかったじゃんと笑みを浮かべた。
「マイキー君こそバレンタインは女子からいっぱい貰ってそうなのに」
見たところマイキーは手ぶらだ。やっぱりチョコよりあんこ派だからなのか。
「貰ったけど全部は食えねぇし、手作りなんて何入ってるかわかんねーもん。
ケンチンに仕分けてもらって大丈夫そうなやつだけ家に持って帰ってもらった」
8miyoon
DONE仙鳳組 with 梵マ 〜シルコに捧げる愛の調べ〜フラワーじゃないからドライにしてもなにも起きない笑った顔を初めて見た。いや、そんなに親しい関係ではないし、組と反社の犯罪組織という、とてもビジネス的関係の人間でしかないから、それが当然ちゃ当然なんだけど。しかもそんなに長い時間にわたって関係を結んでいるわけでもない。うちはほら、あくまで日本のなかでも外れの外れ、土着の極道でしかないからさ。
仕事相手の笑顔なんて、商談がうまく行ったときの作り笑顔くらいしか見ないのが普通だって思うよ。俺もそういうスタンスだし、実際人生はそんな感じでときを刻むようになっている。身ひとつで幼馴染とここまで来れたのだって、もはや奇跡と時の運だ。
「葬式に、来れなくて悪かった。ボスからの言付けだ」
「………いえ、むしろ、こうして来ていただけていることに、上も、下も、驚いています……九井さんも、その、首領も」
2413仕事相手の笑顔なんて、商談がうまく行ったときの作り笑顔くらいしか見ないのが普通だって思うよ。俺もそういうスタンスだし、実際人生はそんな感じでときを刻むようになっている。身ひとつで幼馴染とここまで来れたのだって、もはや奇跡と時の運だ。
「葬式に、来れなくて悪かった。ボスからの言付けだ」
「………いえ、むしろ、こうして来ていただけていることに、上も、下も、驚いています……九井さんも、その、首領も」
mt_pck
MEMOCoC『やさしい朝をくださいね』KP⇒ぷちこ(KPC:梵 遊馬)
PL⇒ゆひくち(PC:橡 鷹真)
両生還でシナリオ終了です。
本当にやさしくて、真綿で首を絞め合うようなやさしい地獄を吸いました。
ありがとう。 9
bfytaso
INFO【ドラマイ】新刊案内『once again』R18龍♥寺堅×佐野万♥郎
※通販のみ。イベント頒布はありません。
◆とらのあな
↓
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030964477
◆BOOTH(自家通販)
↓
https://pinkblood.booth.pm/items/3615092
完全描き下ろしによる【梵天軸】ドラマイ 6
96noScull
DONE梵天マイキー独白風。タイトルはつばきやの「恋わずらい」の歌詞から。つばきやの歌詞が好きカプにピタ―ッとハマると興奮してしまって( *´艸`)お願いさ、少し笑ってせめてもの救いを残して お前が戻ってくるまでの十二年は多分、お前へ捧げた愛だったと思う。
あの日お前から未来の話を聞かされて、思ったのは『やっぱり』ってことだった。
オレの衝動はずっと腹の中にあって、それをなだめるために喧嘩している節があった。
オレは東卍の仲間が好きだし、東卍の仲間も何があってもオレについてくるだろう。
それこそ地獄だって。
エマとイザナを亡くして、失うものは何もなくなった。
いやきっと、今エマとイザナが生きていたとしても地獄へ進んでいく過程で亡くしていたんだと思う。オレが強くたって、いや強いからこそ矛先はオレの大事なものに向かうんだ。
東卍のやつらはオレのもんなんだからオレのために死んでいくのはしょうがない。
812あの日お前から未来の話を聞かされて、思ったのは『やっぱり』ってことだった。
オレの衝動はずっと腹の中にあって、それをなだめるために喧嘩している節があった。
オレは東卍の仲間が好きだし、東卍の仲間も何があってもオレについてくるだろう。
それこそ地獄だって。
エマとイザナを亡くして、失うものは何もなくなった。
いやきっと、今エマとイザナが生きていたとしても地獄へ進んでいく過程で亡くしていたんだと思う。オレが強くたって、いや強いからこそ矛先はオレの大事なものに向かうんだ。
東卍のやつらはオレのもんなんだからオレのために死んでいくのはしょうがない。
***
DONE帝さんが持ってるエコバッグは昨年キョート博物館で販売されていた梵天像エコバッグです。気づいて下さった方が居てうれしいです😊※詳しくはこちら https://poipiku.com/2781/5209503.html
風景画と生活を切り取ったような絵が元々好きなのでこういう絵をたくさん描きたいな(希望)
WATA
MEMO【PlayTogether】PlayToGANGゲーム内GANGチームロゴ&代紋一覧
▼チーム名
CRIMSON、日本連合会、関西卍會、白竜の会、國華八天、マッスル会、黒豆、梵-BRAHMAN、百花繚乱 15
mt_pck
MEMOCoC『Good night,judas』KP⇒あしゅれい
PL1⇒もくず(HO1:派 義影)
PL2⇒うみ(HO2:糺 リアン)
PL3⇒ゆひくち(HO3:橡 鷹真)
PL4⇒ぷちこ(HO4:梵 遊馬)
ありがとうございました!
派班だいすき。 10
meu_novel
ArtSummary2022梵天同棲軸ドラマイシリーズ~~~~!!書き納め、になるかもしれないしならないかもしれない夜、呼吸を聞くマイキーの体調は落ち着いたとは言えず、少し元気になって飯を食ったかと思えば次の日にはやっぱり吐き戻して、離れていてもケロッとしていると思えば次の日には片時も傍を離れようとはしなかった。そういう、不安定な日々を過ごすことにももう慣れてきている。
もう二ヶ月は仕事を休んで、そうしていたら、少しずつだがオレにしか出来ないことが嵩んでいく。イヌピーはほとんど一人でよくやってくれていると思う。オレのわがままにすら付き合ってくれるのだから、相当いい同僚だろう。
だけど、そればっかじゃやってられねぇ。こうしてマイキーと過ごしている間にも、仕事は溜まってく。例えば、イヌピーを何故か毛嫌いしている上客のメンテ、とか。
3108もう二ヶ月は仕事を休んで、そうしていたら、少しずつだがオレにしか出来ないことが嵩んでいく。イヌピーはほとんど一人でよくやってくれていると思う。オレのわがままにすら付き合ってくれるのだから、相当いい同僚だろう。
だけど、そればっかじゃやってられねぇ。こうしてマイキーと過ごしている間にも、仕事は溜まってく。例えば、イヌピーを何故か毛嫌いしている上客のメンテ、とか。
sarasa_orihara
Deep Desire梵天×武道。ゆるい監禁表現あります。梵天LOVERS1
夢を見た。
廃れたボウリング場でマイキー君と再会する夢。ヒナとの結婚式の招待状を渡そうとした時、背後から銃で撃たれた。膝から崩れ落ちる様に倒れたオレの鳩尾にマイキー君の蹴りが入りそのまま意識は暗転した。
真っ白なシーツに覆われたベッドの上で武道は目を覚ます。ベッドサイドのテーブルに置かれたデジタル時計は朝の七時を表示している。徐々に脳が覚醒し、さっきまで見ていたものが夢ではなく現実に起きた出来事だと気づく。
ここは梵天の隠れ家の一つで、都内のどこかにあるマンションの一室だ。組織の首領である佐野万次郎と再会した夜、彼は武道を連れ去り監禁した。更に武道が気を失っている間に右脚の腱を断っていた。銃弾を受けた背中と足の傷は丁寧に治療が施されたが断たれた脚の腱はそのままだ。左脚は健在だが一人で車椅子に乗り移れる事が出来る位で一人では歩けない。着替えもままならず身に纏えるのは大きめのワイシャツと下着のみ。逃走しようにも現状ではマンションの外に出たところで捕まるだろう。だからという訳ではないが武道はここから逃げ出したいと思った事はない。過去にタイムリープ出来ないなら、現代で佐野万次郎を救うしかないと決意したからだ。
9783夢を見た。
廃れたボウリング場でマイキー君と再会する夢。ヒナとの結婚式の招待状を渡そうとした時、背後から銃で撃たれた。膝から崩れ落ちる様に倒れたオレの鳩尾にマイキー君の蹴りが入りそのまま意識は暗転した。
真っ白なシーツに覆われたベッドの上で武道は目を覚ます。ベッドサイドのテーブルに置かれたデジタル時計は朝の七時を表示している。徐々に脳が覚醒し、さっきまで見ていたものが夢ではなく現実に起きた出来事だと気づく。
ここは梵天の隠れ家の一つで、都内のどこかにあるマンションの一室だ。組織の首領である佐野万次郎と再会した夜、彼は武道を連れ去り監禁した。更に武道が気を失っている間に右脚の腱を断っていた。銃弾を受けた背中と足の傷は丁寧に治療が施されたが断たれた脚の腱はそのままだ。左脚は健在だが一人で車椅子に乗り移れる事が出来る位で一人では歩けない。着替えもままならず身に纏えるのは大きめのワイシャツと下着のみ。逃走しようにも現状ではマンションの外に出たところで捕まるだろう。だからという訳ではないが武道はここから逃げ出したいと思った事はない。過去にタイムリープ出来ないなら、現代で佐野万次郎を救うしかないと決意したからだ。
milouC1006
DONEサッチ~さん( @84mg_ )昨晩はありがとうございました~。たけまい納品です! 本当に、プロットに毛生えたみたいなものなんですけどよろしくお願いします~。あまりやらないジャンルとネタだったので楽しかったです! 履修したら薬漬けの梵マイ関係のなにか書きたいです!「旗、壊れたんだけど」
「そ、そっすね……」
いつものファミレスにいつものお子様ランチ。のはずが、今日は突然、頂上の旗が剥がれ落ちてしまった。マイキー君が意気揚々とフォークを突き刺したその瞬間に。一体どんな設計してるんだよ! と、恨み言は遥か遠くの旗工場に投げかけるしかなかった。
ドラケン君から突然マイキー君の昼飯を任されたのは数時間前。そして、旗が突然壊れたのは数秒前。ドラケン君は滅多なことがなければ機嫌を損ねずにやれると言っていたが、滅多なことが起きてしまった。
マイキー君は、それはもう闇落ちという物があるなら落ちる寸前というほどご機嫌斜めだが、あくまで物の不備。店員さんに怒るのは筋違いだろうと思っているのが、どこへ逃すことも出来ない腹立たしさをため込んでいた。
1547「そ、そっすね……」
いつものファミレスにいつものお子様ランチ。のはずが、今日は突然、頂上の旗が剥がれ落ちてしまった。マイキー君が意気揚々とフォークを突き刺したその瞬間に。一体どんな設計してるんだよ! と、恨み言は遥か遠くの旗工場に投げかけるしかなかった。
ドラケン君から突然マイキー君の昼飯を任されたのは数時間前。そして、旗が突然壊れたのは数秒前。ドラケン君は滅多なことがなければ機嫌を損ねずにやれると言っていたが、滅多なことが起きてしまった。
マイキー君は、それはもう闇落ちという物があるなら落ちる寸前というほどご機嫌斜めだが、あくまで物の不備。店員さんに怒るのは筋違いだろうと思っているのが、どこへ逃すことも出来ない腹立たしさをため込んでいた。