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    歌詞

    now_or_lever

    DONE【閲覧注意】原典通りの妻帯者hds←ps+sskです。以前ここに投稿したハデペルと関連が多少ありますが、ハデペルどちらも出てきません。本作単独で読めます。TLに流したものに加筆修正しました。
    追記:フォロワーさんより平i井i堅の告白が本作にぴったりの歌詞だとご感想頂けました。私この曲聴いて書いたのか?と錯覚するくらいイメソンとして優秀なので是非お聴きくださいませ!
    隣は私じゃ駄目だから※キャプションを必読です
    ※読みましたね?
    ※ではどうぞ


    身投げをしたところで消えられるでもあるまいに。

    崖に立ち下方を覗く海神へ、小次郎は思わず声を掛けた。背中越し故表情はわからないが、きっと思い詰めた顔をしている。そんなことが伺える背中だったからだ。

    こちらを振り返った彼はいつもと変わらずどこか気怠げな顔をしている、そうであってくれ———祈るような小次郎の願いを、海神の目元にある水の粒はそれを裏切るかのように光った。なぜ彼が(おそらくは)泣いているか見当も付かず固まっていると、海神は重々しく口を開いた。

    「…たまに、いっそ海そのものにでも成りたいときがある」
    「そりゃあまた、どうしてだい」
    「海は平等だ、生を育むときも。死を与えるときも。どんな者に対しても…例えば余を除いて」
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    Rikka0424ys

    DONE*付き合ってませんが、五(無自覚)×悠(自覚あり)。

    *五条が夏油に手をかけた日…夏油の命日の話しです。普段の疲れが余りに溜まってしまい、精神的にヤられちゃった五条です。

    *何でも許せる方向け。

    DREAMS COME TRUE様の【やさしいキスをして(2004年2月18日リリース)】の歌詞に寄せてます。
    やさしいキスをして。(五悠?)「ゴメン。釘崎、伏黒。俺、用事思い出したわ。先に帰えんね!!」
    今日は3人揃って夕飯を食べようと街へ繰りだしていた時だった。スマホの新着通知を確認した悠仁が、それだけ言い残すと慌てたように駆け出す。


    「え、虎杖?!急にどうしたのよ、アイツ…。でも、用事ってなんなのかしら?」
    詳しい事を聞こうと野薔薇が声をかけたが、悠仁は遥か彼方へ走り去っている。
    「…さぁ?あ、コンビニ寄りたい」
    「解った」
    無言で悠仁を見送った恵は、野薔薇とコンビニへ立ち寄るのだった。


    ーー
    通知と共に表示されたメッセージには、ただ一言

    『会いたい』

    だけで。いつもの軽いノリは影を潜んでいる。
    普段とは違う様子に、悠仁の不安が募る。
    (先生…)
    流石に呼吸も苦しくなってきて、スマホを仕舞うのももどかしく握りしめた掌は、手袋をスマホを操作する際に外してしまった為に、指先が凍るように冷えてきたが、構わずに悠仁は走り続けた。
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    96noScull

    DONEタイトルはきみがとびおりるのならばの歌詞。曲も明るいけど小説はだいぶ暗い気が(;´∀`)みっちもココ君も自分のためには頑張れないけど人に対しては献身的すぎるところが同族嫌悪なんじゃないの?って思ったので。でもみっちは過去と現在を行ったり来たりしてなんとかまいきを反社にしない世界になっても心が追いつかない気がする…その時気力がなくなるんじゃないかなって思いました。
    人の人生左右しといてふざけんな覚えてろこの野郎!! こいつ、今死にたいと思ったな。
     下手糞な笑顔を浮かべた花垣にいち早く気づいてしまったのは、こいつが苦手だからこそ観察する癖がついてしまったからだろう。
     行動の予測がつかない。金になびかないし圧倒的な力に立ち向かう無謀。得にならないのにやすやすと命を張る。善性の塊。未知の生物。
      
    関卍解散後、フリーになったオレに花垣は問いかけた。
    「ココ君は何が欲しいんすか?
    オレはココ君が必要とされたくて金を集めてる気がするんです」
    虚を突かれて、次には血が沸騰した。
    力任せにぶん殴ってもマイキーと渡り合った男は踏ん張った。
    「多分ココ君は、もう何も失いたくないから。
    だから固執してるんでしょう。それを否定はしない。
    ココ君は、自分のために力を振るえない人だ」
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