添い寝
貴城🌿
MEMOお部屋少しずつ弄っています。空っぽ〜死者Q箱しか置いてないシュール部屋からちょっと進化しました!まだ手付かずのとこあるけど…のんびり頑張りま!!ベッドの場所も高さ調整して頭刺さらなくなったので、どなたでも添い寝チャレンジしてください😂(オルシュ肖像画もある!友よ…大好きだ!)
2枚目のうさぎはあまりにも可愛かったので……新家具かわいい〜〜良い! 4
伊藤乃蒼
DONEjgkrk。衛殊。体調不良と添い寝。「うう……ふがいない……」
殊現は布団の中で唇をかみしめる。
今年の季節の変わり目は奇妙な天気が続いたので暑くなったり寒くなったりを繰り返した結果、山田家でも体調を崩す者が続出した。殊現もその一人である。
体調を崩したのは自分の失態なのでまだ良いのだが、殊現が唇をかみしめているのは別の理由であった。
「こら、殊現。熱が出ているのだからおとなしくしていなさい」
「申し訳ありません、衛善殿……」
発熱した殊現の看病を申し出たのは衛善だった。額の冷えた布が熱くなったら定期的に変えられ、汗を拭われる。申し訳なさと羞恥でただでさえ発熱して熱くなっている頭が余計に熱くなりそうだった。
「ほら、粥だぞ」
「ありがとうございま……自分で食べますので!」
1200殊現は布団の中で唇をかみしめる。
今年の季節の変わり目は奇妙な天気が続いたので暑くなったり寒くなったりを繰り返した結果、山田家でも体調を崩す者が続出した。殊現もその一人である。
体調を崩したのは自分の失態なのでまだ良いのだが、殊現が唇をかみしめているのは別の理由であった。
「こら、殊現。熱が出ているのだからおとなしくしていなさい」
「申し訳ありません、衛善殿……」
発熱した殊現の看病を申し出たのは衛善だった。額の冷えた布が熱くなったら定期的に変えられ、汗を拭われる。申し訳なさと羞恥でただでさえ発熱して熱くなっている頭が余計に熱くなりそうだった。
「ほら、粥だぞ」
「ありがとうございま……自分で食べますので!」
伊藤乃蒼
DONEjgkrk。衛殊。添い寝。「ほら、ここに来ると良い」
殊現は困惑した。どうしたら良いものかと視線を彷徨わせる。
「殊現?」
「し、失礼いたします……」
恐る恐るという言葉がこれほど似合う事もないだろうというほどの足取りで、殊現は衛善の部屋へと入った。
そもそも目の下の隈が示す通り、殊現はあまり眠ることができない。いつもの事と割り切っていた殊現だったが、寒さの厳しくなってきたこの頃は余計に眠れなくなってきた。
「一緒に眠らないか?」
そう提案してきたのは衛善の方からであった。隈が色濃くなった殊現を心配してのことらしい。
「最近はよく冷える。一緒に眠れば温かいだろう」
衛善にそう言われて断れなかった殊現は、枕を持って衛善の部屋を訪れる事となったのである。
656殊現は困惑した。どうしたら良いものかと視線を彷徨わせる。
「殊現?」
「し、失礼いたします……」
恐る恐るという言葉がこれほど似合う事もないだろうというほどの足取りで、殊現は衛善の部屋へと入った。
そもそも目の下の隈が示す通り、殊現はあまり眠ることができない。いつもの事と割り切っていた殊現だったが、寒さの厳しくなってきたこの頃は余計に眠れなくなってきた。
「一緒に眠らないか?」
そう提案してきたのは衛善の方からであった。隈が色濃くなった殊現を心配してのことらしい。
「最近はよく冷える。一緒に眠れば温かいだろう」
衛善にそう言われて断れなかった殊現は、枕を持って衛善の部屋を訪れる事となったのである。
koyubikitta
DONE朝起きたら十年後の鋭心に添い寝されてる俺 というP鋭 朝起きると限りなく眉見鋭心に近い格好いい男に添い寝されていて彼は俺をいかにも愛おしそうな顔で見つめながら見守っていた。
「夢ですか?」
間抜けな声で間抜けな質問をすると、眉見鋭心らしき人は首を傾げた。
「現実だ」
すごい、声まで眉見鋭心に似てる……。
しかし彼が眉見鋭心だと思えない理由は二つ。一つは質の良い寝巻きを着ながら俺に添い寝していること。もう一つは、どう見ても渋かっこいい大人で、高校生ではなさそうなところ。
「なぜ? だれ?」
バカみたいな顔してるんだろうな、と思いながら質問する。知らない人間がベッドに乗っているならもっと慌てるべきなのだ。通報したって良い。
でもそうする気になれなかった。他人と断じるにはあまりにも彼が眉見鋭心に似ているから。
2160「夢ですか?」
間抜けな声で間抜けな質問をすると、眉見鋭心らしき人は首を傾げた。
「現実だ」
すごい、声まで眉見鋭心に似てる……。
しかし彼が眉見鋭心だと思えない理由は二つ。一つは質の良い寝巻きを着ながら俺に添い寝していること。もう一つは、どう見ても渋かっこいい大人で、高校生ではなさそうなところ。
「なぜ? だれ?」
バカみたいな顔してるんだろうな、と思いながら質問する。知らない人間がベッドに乗っているならもっと慌てるべきなのだ。通報したって良い。
でもそうする気になれなかった。他人と断じるにはあまりにも彼が眉見鋭心に似ているから。
y_r4iu
DOODLE添い寝するランガウェ。ランに逆らえないガウェの図が本当に可愛くて愛しいです。
負け続き 聖杯を求める旅の道中、ガウェインは宿屋のカウンターの前で眉根をきつく寄せていた。
「どうしてもか?」
「どうしてももなにも、無いモンは出せねェよ」
詰め寄るガウェインに、宿屋の主人は眉尻を下げて反論する。曰く、明日はどうもこの街で大規模な祭りがあるらしく、遠方から客が集まっているせいで今晩の空きはたった一室、それもひとつしかベッドがないと。ガウェインは乱雑に後頭部を掻いた。なんせ今日探さねばならない寝床は二人分だ。ガウェインはちらりと斜め後ろ、ここ数日行動を共にしている男──ランスロットに目をやった。
しくったな。さほど大きくない町だったので油断していた。この町には他に宿屋などありそうにないし、隣町に行こうにももう時間も遅い。そもそも、本当ならもう少し早く到着する予定だったのにこいつが森で気まぐれを起こすから。
4940「どうしてもか?」
「どうしてももなにも、無いモンは出せねェよ」
詰め寄るガウェインに、宿屋の主人は眉尻を下げて反論する。曰く、明日はどうもこの街で大規模な祭りがあるらしく、遠方から客が集まっているせいで今晩の空きはたった一室、それもひとつしかベッドがないと。ガウェインは乱雑に後頭部を掻いた。なんせ今日探さねばならない寝床は二人分だ。ガウェインはちらりと斜め後ろ、ここ数日行動を共にしている男──ランスロットに目をやった。
しくったな。さほど大きくない町だったので油断していた。この町には他に宿屋などありそうにないし、隣町に行こうにももう時間も遅い。そもそも、本当ならもう少し早く到着する予定だったのにこいつが森で気まぐれを起こすから。
roziura3
MOURNING添い寝する降志。他者を見つめることについて。コ←哀要素があります。文字書きワードパレット11 【ラトレイア】(灰色 無言 鏡)使いました。おこめさん、リクありがとうございました! 8
貴城🌿
MEMO3度目の浮かせ直しでロフト改修してみた……!狭さは窓設置で誤魔化しつつ……また添い寝SS挑戦したい……
ロフト弄った結果、謎の玄関?が出来てしまったので死者Q土産を置いてみました。見に来てください。特に朝方が綺麗です(?)
カオス部屋まっしぐら😂 2
貴城🌿
MEMOそじゅさんとの添い寝SSへの挑戦!1枚目 ベッド1つで試みるも重なってしまい失敗→腰掛けて対応
2、3枚目 ベッドを重ねて見たことで改善。いい感じ!ただし家具重なりが気になる→さらにずらすor染色変更で目立たない色に
ロフト部分なので天井との距離問題で閉じ込められてしまう不良物件……もう一度上げなおそう〜挑戦は続く…… 3
an____wL
MOURNING第44回/ジュン茨ワンドロワンライ@juniba_1h
お題:添い寝😪😴
+2hほどです。
色々あって翠が2人の関係に気づいてしまうお話です。2人との間に矢印は全くありません。
⚠︎若干ですが体調不良っぽい描写があります。星奏館のことなど色々とご都合主義です。
『添い寝』 今日は一日中ずっとひどい雨だった。
今朝は窓を叩く雨音で目を覚ましたほどで、日が昇る時間になっても空は雲に覆われて薄暗くてじめじめしていて。なんだか街行く人たちの顔もどこかどんよりとしている気がして、翠はいつも以上に気分が晴れないまま学校へと歩いた。
それでも、どうせ夢ノ咲に着いたらと考えていた翠だったが、教室に入りぽつぽつと空席のあるのを確認したところでその希望は消え去ってしまう。こんな天気だというのに、あいにくみんな仕事で出払っているようだった。そういえば朝、星奏館も人気がなかったっけ。
放課後には翠も仕事があるのだが、流星隊ではなくソロで雑誌の撮影があるだけなので、自由で騒がしいあの先輩たちに会う予定もない。
4712今朝は窓を叩く雨音で目を覚ましたほどで、日が昇る時間になっても空は雲に覆われて薄暗くてじめじめしていて。なんだか街行く人たちの顔もどこかどんよりとしている気がして、翠はいつも以上に気分が晴れないまま学校へと歩いた。
それでも、どうせ夢ノ咲に着いたらと考えていた翠だったが、教室に入りぽつぽつと空席のあるのを確認したところでその希望は消え去ってしまう。こんな天気だというのに、あいにくみんな仕事で出払っているようだった。そういえば朝、星奏館も人気がなかったっけ。
放課後には翠も仕事があるのだが、流星隊ではなくソロで雑誌の撮影があるだけなので、自由で騒がしいあの先輩たちに会う予定もない。
kohiruno
DONE第33回 ラーヒュン1d1wテーマ:添い寝
お題をありがとうございます!
添い寝、大好きです。
灯火 旅先、相棒が隣のベッドでまだ寝ついてないことは、気配から察していた。
あんなに小さい子供が。彼らは親からあれを倣うのか。そう、独り言をつぶやいている。
夕暮れの辺境の街はずれ、子どもらが戯れになにかに向かい石を投げていた。
ヒュンケルは何をしている、と大声を上げて駆け寄り、彼らを散らす。残されたのは縛られた子。魔族の持つみどりの肌に黄色の目。縄を解くとヒュンケルを睨み、腕を咬み付いて礼も言わずに逃げた。牙は革の手甲を破り、血が滲んだ。
「眠れないのか」
「いや。気にしないでくれ」
目元に手を当てながらヒュンケルは答える。
ラーハルトはベッドに腰掛けて、黙って毛布の上から、ヒュンケルの胸元を何度かなでる。
947あんなに小さい子供が。彼らは親からあれを倣うのか。そう、独り言をつぶやいている。
夕暮れの辺境の街はずれ、子どもらが戯れになにかに向かい石を投げていた。
ヒュンケルは何をしている、と大声を上げて駆け寄り、彼らを散らす。残されたのは縛られた子。魔族の持つみどりの肌に黄色の目。縄を解くとヒュンケルを睨み、腕を咬み付いて礼も言わずに逃げた。牙は革の手甲を破り、血が滲んだ。
「眠れないのか」
「いや。気にしないでくれ」
目元に手を当てながらヒュンケルは答える。
ラーハルトはベッドに腰掛けて、黙って毛布の上から、ヒュンケルの胸元を何度かなでる。