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    無惨

    pluto__iv

    INFO嘉辰盈月リンク集

    🎉祝こきょむざ二周年💠🌸

    https://pictsquare.net/gxin3q0je5e49emce5ciq3dtf4xfrl9x
    平安絵巻風の会場をお散歩できます!
    アバター配布: https://poipiku.com/1791508/8028130.html
    本イベント用に無惨様と琥鴞くんのアバターを用意しました。使ってやってください!

    ・琥鴞くんについて ※準備中
    ・こきょむざについて ※準備中
    ・カラー絵まとめ(2022/7/31~12/30) ※準備中

    らくがきまとめたち 2022(他むざ受けカプまじるのであとでキャプションかきます)
    ・8月 https://poipiku.com/1791508/7121011.html
    ・9月 https://poipiku.com/1791508/7121013.html
    ・10月 https://poipiku.com/1791508/7121016.html
    ・11月 https://poipiku.com/1791508/7121016.html
    ・12月 https://poipiku.com/1791508/8070505.html毎日ちまちま描いてるアナログ絵のまとめです。眺めているとこきょむざを感じられます🌸 随時追加予定


    🍉7月のwebオンリーの再展示
    ・カラー絵(2020~2022/7/30): https://poipiku.com/1791508/7203598.html
    見ごたえたっぷりのカラー絵まとめです!

    ・小説リンク集: https://poipiku.com/1791508/7206499.html
    お勧め解説付きの掌編~短編小説リンク集です。短いので気軽に読んでみてね!

    ・R18らくがきまとめ(2022/1/1~7/30): https://poipiku.com/1791508/7212378.html
    おとなのフレンズ向けのアナログおえかきです。えっちな無惨様が見れます♡
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    syako_kmt

    TRAININGむざこくアドベントカレンダー
    4日目
    遊園地にお忍びで遊びに行ったら、事件に巻き込まれ、デートしているところをTVで報道されてしまい、進退極まるが、実は仕事関係で行っただけで、二人は付き合ってるとかじゃないんだけど、無惨様が腹括ってシボと付き合ってることをカミングアウトしてしまい、それが世間じゃ真実と捉えられ、すったもんだから、付き合うことになってしまう二人
    遊園地デート 国会での汚いヤジはある種の名物である。美学に反する為、自分は絶対にヤジを飛ばす側をしないし、どんなヤジを投げつけられても、弱い犬の遠吠えだと気に留めたことすらなかった。だが、今回ばかりは完全に無視できない。その上、言い返したい、寧ろ言った人間の胸倉を掴んで、数発殴って歯の一本でも折ってやりたいとさえ思った。
     その理由は、自分だけでなく、矛先が秘書の黒死牟にも向かっているからだ。
    「うちの秘書は関係ないでしょう」
    「関係ないことないだろう!」
    「庇うのはお前らがデキてるからだろう!」
     マイクでは拾えない程度の音量で、お前がケツを出したのか? 等、聞くに堪えない下品なヤジが国会内に飛び交っている。
     おい、女性議員よ。こんな時に「セクハラだ」って怒れよ……と無惨は呆れながら、ヤジにマジレスするのは大人気ないと必死に堪えている。
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    pluto__iv

    MENU無惨受愛展示小説リンク集
    🌟は無惨様の解釈の割合が多めの話です。オススメ

    『落椿』: 潔い死についての会話から無惨様の過去に触れる話。ちょっと暴力描写あります。うっかり無惨様の激情に触れたい人向け
    https://poipiku.com/1791508/4059890.html

    『花見』: お花見と太陽を克服する気概の話。陽光を恐れる無惨様を励ましたい人向け
    https://poipiku.com/1791508/4124840.html

    🌟『沈思』: 琥鴞くんが無惨様を撫でながら色々考える話。こきょむざを知るのにオススメ!
    https://poipiku.com/1791508/4266440.html

    『病苦』: 無惨様の生前の苦しみの回想と、これからの話。人間無惨様の苦悩に思いを馳せたい人向け
    https://poipiku.com/1791508/4473502.html

    🌟『憧月』: 琥鴞くん視点の独白。無惨様の強さを讃えて危うさを心配する人向け
    https://poipiku.com/1791508/5346322.html

    『彼岸』: 原作最終巻読了後に書いた三途の川とこきょむざの話。本編終了後無惨様を労いたい人向け
    https://poipiku.com/1791508/5386174.html

    『羽化』: 人間琥鴞くんに出奔を唆す無惨様の話。背徳的で甘美な未来への想像を喚起させて道を踏み外させる無惨様を見たい人向け
    https://poipiku.com/1791508/6625326.html

    🌟『覗淵』: 死へのトラウマが再発した無惨様を宥める琥鴞くんの話。ちょっと暴力表現あります。浅草路地裏無惨様の恐怖心に感じるところがあった人向け
    https://poipiku.com/1791508/6792989.html

    『啼梟』: 琥鴞くんの利用価値を喜ぶ無惨様の話。実用主義の無惨様がときめいてるところを見たい人向け
    https://poipiku.com/1791508/6868556.html

    sishiki4

    DOODLE此方のお話は、
    2022年7月23日【星に願いを。 2022-day1-】
    鬼舞辻無惨受オンリー「嗚呼!無惨さまっ!」内で行われた名刺ラリー用に書いたお話です。

    名刺は@Kibutsuji_rally様から配布されたテンプレートを使用しています。

    名刺ラリーがキメ学の鬼舞辻議員応援ラリーという形だったので鬼舞辻議員のお話になります。
    内容は無惨様愛され。
    こくむざ&よりむざ&かがむざ風味です。
    無惨様受名刺ラリー用小話「是非清き一票を、この彼岸花党の鬼舞辻無惨へお願い致します!」

    男の高らかな掛け声が響いた時、溢れんばかりの歓声が沸き起こった。
    広場に集まった観衆は老若男女問わず数十万人に上る。日本の選挙演説の中でこれほどまでの人数を動員したのは類を見ない出来事であり、野党ながら彼岸花党の支持率は驚異の86%を超え、これまでの内閣支持率歴代一位の記録を塗り替えた。
    その記録を打ち立てた鬼舞辻無惨は大歓声を満足そうに眺めると、やわらかな笑顔を作りながら観衆に軽く手を振り、ワゴン車に乗り込んで演説会場を後にした。

    「無惨様、お疲れ様です」
    「あぁ、守備はどうなっている?」

    車の中で待機していた第一秘書である黒死牟は無惨が握っていたマイクを素早く受け取ると、ペットボトルの水を無惨に渡し、各地の選挙状況を報告する。
    2603

    pluto__iv

    DOODLE鏡に映った自分の姿が人間の頃に重なり取り乱す無惨さまと、その激情を受け止めて落ち着かせ向き合う手伝いをする琥鴞くんの話。
    浅草の路地裏での感情発露を受けて、むざさまが人生をこよなく愛せるようにと祈りを込めて書いた文字の改変・供養小説。
    もともと漫画にする予定だったネタなので、最初の方は台詞が小説にそぐわないかも……見逃して……


    元ネタ: 恩師から貰った、因果の意味付けの逆転の言葉
    2021/2/26
    覗淵「違う違う違う違う!」
     叫び声が響いた。続いて鈍い音。
    「私は違う!今の私は!もう昔とは違う! 私は永遠に生きられる! 死にはしない! 私は生物の限界を超えた! 私は夜の闇から死を追い遣った! いずれ太陽からも奪ってやる! 死ぬなどありえない! 私に終わりは訪れない、常に最盛期であり、邪魔する者は全て滅ぼす。わたしにはその力がある。惨めに病に倒れ伏すなどありえないのだ……。もうむかしとは違う……わたしこそが黄泉から最も遠く、いずれ死を永久に追放する存在なのだ……」
     鏡を殴り飛ばした無惨が、長い髪を振り乱していた。正気を失ったように何事かを小声で呟いている。右手の甲から血が滲んだままで、止血する余裕もないようだった。何事かと襖を開けた琥鴞こきょうを、無惨は恐ろしい形相で睨みつけた。
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    pluto__iv

    DOODLE叙爵後〜鬼化の期間のどこか、出奔前夜の時期、欲をくすぐるのが上手い無惨様と、その悪魔的な囁きに魂を持っていかれてる人間琥鴞くんの話。未完成だけどお蔵入りを防ぐために一旦上げます。
    羽化「君に伝えなければならないことがある」
     浮かない顔の青年、民部大丞みんぶのたいじょうは、彼が望月もちづききみと呼んで慕い通う友人、目の前の黒衣の公達きんだちに告げた。曰く、彼の叙爵から数ヶ月が経ち、受領ずりょうとして京を離れる時が近い、と。温和な官人かんにんは彼の友人の願いで、いくつかの書物や記録を調査していたのだが、それも旅立ちまでには終わる目処が立っており、安心するよう付け加えた。
     書き物を続ける彼は幾分憔悴しているように見えた。友人を目にする度、にへらと綻ぶ笑顔も最近ではなりを潜めていた。なにがそんなに苦悩の種なのだ、京を出ても死にはしまい、と問えば、君に会えなくなるなどと優男の模範的返答を吐いたので、友人はこれ見よがしにため息をついた。青年は弱々しい笑みを浮かべ、その他にも理由はある、と地方の暴動や武士勢力の話を持ち出し、文弱の自分に彼らを統制する力も魅力もない、と静かに述べた。この時代に何事もなく帰ってこられる保証はない、さもなくば目代もくだいに立てる家人いえも居ない、そして自分の何よりの楽しみである詩歌の交流が京を離れては望むべくもない、と締めくくり、諦めたように微笑んだ。肉体の危険と魂の死、どちらにせよ彼は京の文化なくして生きていけない。公達はそれを見下ろしながらつまらなそうに聞いていた。
    1843