燭
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DONE文字が読みにくかったので入れ直しました!内容は昨日Twitterにアップしたものとほぼ同じです
⚠️燭へしに普通に子供が居ます
見るに堪えない部分は加筆していますが元データが小さかった為画質は悪いです🙇💦 7
mona5770
DONE燭へしワンドロワンライ20220611テーマ「結婚」
(燭へし)結婚したって本当ですか「ご結婚されたんですね」
左手の薬指で存在を主張する指輪をめざとく見つけた取引先の担当者が浮かべたカモフラージュじゃないのかという笑顔と、おめでとうございますという言葉にどこか照れた表情にわずかに苦々しい空気を纏わせて「ええまあ」と答えを返すと、ほんとうに?ばかりに探る目線が向けられる。
「この年ですし……相手も同い年なもので」
「ああ」
それは仕方ないですねという同情なのか、いままで逃げてたのか言いたいのかよくわからない空気に、僅かに肩をすくめて見せると「ますます頑張らないと」だとか「家族を持つと仕事にも力が入りますよ」なんて言葉で長谷部はいわゆる「一人前」になったんだなというレッテルを貼られる。
ケッコンなんてしなくても俺は頑張ってたし、仕事に力を入れていただろう!なんてことは口にしないけれど、腹の中で声高に叫んだのはもう何度目か。
2985左手の薬指で存在を主張する指輪をめざとく見つけた取引先の担当者が浮かべたカモフラージュじゃないのかという笑顔と、おめでとうございますという言葉にどこか照れた表情にわずかに苦々しい空気を纏わせて「ええまあ」と答えを返すと、ほんとうに?ばかりに探る目線が向けられる。
「この年ですし……相手も同い年なもので」
「ああ」
それは仕方ないですねという同情なのか、いままで逃げてたのか言いたいのかよくわからない空気に、僅かに肩をすくめて見せると「ますます頑張らないと」だとか「家族を持つと仕事にも力が入りますよ」なんて言葉で長谷部はいわゆる「一人前」になったんだなというレッテルを貼られる。
ケッコンなんてしなくても俺は頑張ってたし、仕事に力を入れていただろう!なんてことは口にしないけれど、腹の中で声高に叫んだのはもう何度目か。
takekavat
DONE強くてコンティニューな勇者燭台切とほこらのモンスター長谷部の話の続き。お題はまいじつ燭へしから「好奇心で近づいた燭台切×これが初恋だと思う長谷部」。
二千年の初恋「やっと今日の宿に着いたね」
「……ああ」
「長谷部くんも旅に慣れてきてるけど、今日はちょっとハードだったからね。ゆっくり休もう」
「……そうする」
「どうしたの長谷部くん。体調でも悪い?」
「そんなことはない。ただ、緊張しているだけだ」
「緊張……?」
「ここ数日、お前に伝えたいと思っていることがあって、でもなかなか言えなくて」
「えっなに? 遠慮しないで言ってよ。水臭いよ」
「遠慮じゃない。ただ、本当に緊張して」
「そんな緊張するようなことなの」
「うぅ……」
「なんでそんな、顔真っ赤に」
「おれは、おまえのことがすきなんだとおもう」
「え……、待って、何を」
「お前はすごくやさしい。お前がつくってくれるご飯は全部おいしい。お前といるとおれは、いつもあたたかくてふわふわした気持ちになる。2000年生きてて初めてなんだ。これが、おれの初恋なんだとおもう」
2029「……ああ」
「長谷部くんも旅に慣れてきてるけど、今日はちょっとハードだったからね。ゆっくり休もう」
「……そうする」
「どうしたの長谷部くん。体調でも悪い?」
「そんなことはない。ただ、緊張しているだけだ」
「緊張……?」
「ここ数日、お前に伝えたいと思っていることがあって、でもなかなか言えなくて」
「えっなに? 遠慮しないで言ってよ。水臭いよ」
「遠慮じゃない。ただ、本当に緊張して」
「そんな緊張するようなことなの」
「うぅ……」
「なんでそんな、顔真っ赤に」
「おれは、おまえのことがすきなんだとおもう」
「え……、待って、何を」
「お前はすごくやさしい。お前がつくってくれるご飯は全部おいしい。お前といるとおれは、いつもあたたかくてふわふわした気持ちになる。2000年生きてて初めてなんだ。これが、おれの初恋なんだとおもう」
shiki_poi
DONEうっすらへし燭未満怪談風話です。[へし燭]せわやき その頃、本丸には短刀と打刀しかおらず、部隊編成どころか生活を回すのにも事欠く有り様だった。
したがって、出陣や内番を終えたあとも、出陣の報告をまとめたり今後の予定などを組むために、へし切長谷部の自室には夜更けまで明かりが点っていた。
とはいえ、長谷部も人の身で顕現しているからには、体力に限界もある。連日の夜更かしに、気づけば頭が傾いでいることもしばしばだ。
その夜もびくりと体が動いて居眠りから覚めた長谷部は、背中が暖かいことに気が付いた。手をやると、肩から羽織がかけられている。はて、誰かが気をきかせてくれたのかと思ったが、こんな深夜にこの本丸で起きているのは長谷部くらいだった。
そんなことが二度三度と続いた。
2144したがって、出陣や内番を終えたあとも、出陣の報告をまとめたり今後の予定などを組むために、へし切長谷部の自室には夜更けまで明かりが点っていた。
とはいえ、長谷部も人の身で顕現しているからには、体力に限界もある。連日の夜更かしに、気づけば頭が傾いでいることもしばしばだ。
その夜もびくりと体が動いて居眠りから覚めた長谷部は、背中が暖かいことに気が付いた。手をやると、肩から羽織がかけられている。はて、誰かが気をきかせてくれたのかと思ったが、こんな深夜にこの本丸で起きているのは長谷部くらいだった。
そんなことが二度三度と続いた。
shiki_poi
DONEたいへんうっすらとした、へし燭未満怪談風話です。[へし燭]おとない 長谷部の下宿は親族の持つ家の片隅にある離れで、さほど多くはない学校の友人たちもよく酒や肴を手に押し掛けてきては、ささやかな宴と洒落こんだ。
そのなかでも一際足繁く訪れるのが、光忠だった。
学部も違う光忠と知り合った経緯はすっかり覚えていないが、今や親友といってもよいほどだった。
皆で賑やかに宴を催すのも言うほど嫌いではなかったが、彼と二人で語り明かす夜は格別だ。長谷部が学んだばかりの事柄や興味を引かれた出来事を語ると、相槌を打っては楽しそうに聞いている。それを見ると、不思議と胸がぎゅうっとなるようだった。
ある日、郷里から幼馴染みがやってきた。
寺の次男坊で、仲が良いとは言えない男だが、家の使いで出てきたから泊めろという。
2324そのなかでも一際足繁く訪れるのが、光忠だった。
学部も違う光忠と知り合った経緯はすっかり覚えていないが、今や親友といってもよいほどだった。
皆で賑やかに宴を催すのも言うほど嫌いではなかったが、彼と二人で語り明かす夜は格別だ。長谷部が学んだばかりの事柄や興味を引かれた出来事を語ると、相槌を打っては楽しそうに聞いている。それを見ると、不思議と胸がぎゅうっとなるようだった。
ある日、郷里から幼馴染みがやってきた。
寺の次男坊で、仲が良いとは言えない男だが、家の使いで出てきたから泊めろという。
takekavat
DONE同棲中な冬のリーマン燭へし。お題はまいじつ燭へしから、「猫舌の燭台切×汗だくの長谷部」。冬のへしは寒さですぐ鼻の周りとかほっぺたとか赤くなっちゃうと可愛いなと思う。
うちについたら「昼はラーメンにしよう」
長谷部がそう言いだしたのは、ある冬の休日の昼前。
「いいね、たまには食べにいこう」
頷いてそう応じれば、
「俺たちの部署も最近忙しかったし、これだけ働いてるんだから外食くらい許されるだろ」
にやりと笑って返される。燭台切が料理を好きなので、あまり二人は休日に外食をすることがない。だが最近は忙しいせいで少し億劫さを感じていたのも事実だ。それに気づいたうえでの提案だとしたら嬉しいけれど、聞いたところできっと彼は首を縦に振らない。だからそれには触れず、歩いて15分ほどのラーメン屋に向かう。
長谷部は福岡出身なのでとんこつが好きなのだが、味にこだわりがあるようで彼が認めるとんこつを出すラーメン屋は少ない。このラーメン屋でもとんこつではなくごま醤油を頼む。それでもとても美味しそうに啜るから見ているだけで幸せになる。カウンター席の隣に座る長谷部を見ながら、僕が長谷部くんを好きになった決め手はものを美味しそうに食べるところなのかもしれない、と思っていたら、
2331長谷部がそう言いだしたのは、ある冬の休日の昼前。
「いいね、たまには食べにいこう」
頷いてそう応じれば、
「俺たちの部署も最近忙しかったし、これだけ働いてるんだから外食くらい許されるだろ」
にやりと笑って返される。燭台切が料理を好きなので、あまり二人は休日に外食をすることがない。だが最近は忙しいせいで少し億劫さを感じていたのも事実だ。それに気づいたうえでの提案だとしたら嬉しいけれど、聞いたところできっと彼は首を縦に振らない。だからそれには触れず、歩いて15分ほどのラーメン屋に向かう。
長谷部は福岡出身なのでとんこつが好きなのだが、味にこだわりがあるようで彼が認めるとんこつを出すラーメン屋は少ない。このラーメン屋でもとんこつではなくごま醤油を頼む。それでもとても美味しそうに啜るから見ているだけで幸せになる。カウンター席の隣に座る長谷部を見ながら、僕が長谷部くんを好きになった決め手はものを美味しそうに食べるところなのかもしれない、と思っていたら、
takekavat
DONE体の関係から始まる本丸軸の燭へし。お題はまいじつ燭へしから「告白をする燭台切×おくちが寂しい長谷部」。くちびるがお留守 同時期に顕現し相部屋の燭台切と長谷部は自然と性欲処理のために互いのからだを求めあうようになった。だが燭台切は次第にそれだけの関係では満足できなくなる。
ただのセがつくフレンドなら別に他の相手を作っても構わないということだ。だが長谷部が自分以外の相手とそんなことをしているところを想像しただけでたまらない気持ちになる。
自分だけのものになってほしい。からだも、こころも。
いつものように長谷部が口づけを求めてきた夜、燭台切はその頬を両手で包みながらも唇は重ねずにいた。目を開け、不思議そうに自分を見上げてくる長谷部に語りかける。
「長谷部くん。僕は……君のことが好きなんだ」
長谷部は目を伏せ、どこか不貞腐れたような表情で返してくる。
2101ただのセがつくフレンドなら別に他の相手を作っても構わないということだ。だが長谷部が自分以外の相手とそんなことをしているところを想像しただけでたまらない気持ちになる。
自分だけのものになってほしい。からだも、こころも。
いつものように長谷部が口づけを求めてきた夜、燭台切はその頬を両手で包みながらも唇は重ねずにいた。目を開け、不思議そうに自分を見上げてくる長谷部に語りかける。
「長谷部くん。僕は……君のことが好きなんだ」
長谷部は目を伏せ、どこか不貞腐れたような表情で返してくる。
osmtmkn11222
DONEツイッターで呟いてた話…縦長にしすぎて調整するのに大変苦労した燭へしまではいかないけど燭へし未満ぐらいで…後ちょっと続くけどご飯食べてお話しするだけなので…どうしようかな…となっている追記 一区切りついたのでまとめて他の記事は削除しましたリアクション下さった方ありがとうございました!!
続きました→https://poipiku.com/1007236/6859584.html 8
takekavat
DONE勇者燭台切とほこらを護るモンスター長谷部の話。お題はまいじつ燭へし https://shindanmaker.com/575163 から、「強くてコンテニューな燭台切×なんだか息が荒い長谷部」。二千年の孤独「僕は勇者燭台切! 君がこのほこらのボスモンスター、長谷部くんだね?」
「はぁ…… はぁ……」
「どうしたの息が荒いよ」
「こんな世界の片隅のほこらに勇者が現れるなんて2000年で初めてのことで、慌てて駆けつけたら息切れしてしまった……」
「君、小ボスとは言え曲がりなりにもボスだよね? このほこらの」
「し、仕方ないだろう2000年だぞ!」
「日頃の備えが足りないんじゃないかな」
「しかもお前が晩飯の支度をしてる時に来るのが悪いんだ! せっかくトカゲを煮込んでたのに」
「君、トカゲなんて食べてるの?」
「このほこらで食べ物なんて、トカゲか虫か生えてる草しかないからな。……やめろ、憐れみの目で見るのは!」
「こんなこの世の隅っこで何もないほこらを護るのやめたら? 世界はもっと楽しいことに満ちてるよ。僕と冒険しない?」
1645「はぁ…… はぁ……」
「どうしたの息が荒いよ」
「こんな世界の片隅のほこらに勇者が現れるなんて2000年で初めてのことで、慌てて駆けつけたら息切れしてしまった……」
「君、小ボスとは言え曲がりなりにもボスだよね? このほこらの」
「し、仕方ないだろう2000年だぞ!」
「日頃の備えが足りないんじゃないかな」
「しかもお前が晩飯の支度をしてる時に来るのが悪いんだ! せっかくトカゲを煮込んでたのに」
「君、トカゲなんて食べてるの?」
「このほこらで食べ物なんて、トカゲか虫か生えてる草しかないからな。……やめろ、憐れみの目で見るのは!」
「こんなこの世の隅っこで何もないほこらを護るのやめたら? 世界はもっと楽しいことに満ちてるよ。僕と冒険しない?」
HAL
DONE燭へしワンドロワンライ様からお題『喧嘩』をお借りしました。本丸軸、燭へし未満の二振り目の燭とへしのお話です。
喧嘩「へし切、あなたそんなに警戒心が薄いとそのうちパクっと食われますよ」
菓子鉢に手を伸ばしかけた長谷部に宗三が気だるげな視線を向けた。
「なんの話だ?」
「二振り目の方の伊達男の話です」
「燭台切の?」
長谷部は口にほうりこんだ紅白の半球型の干菓子を喉にひっかけ、あわてて湯飲みに手をのばした。主の故郷の銘菓はころんとした可愛らしい見た目に反して口の中の水分をよく吸うのだ。
「ええ。一昨日もなにやら賑やかだったようじゃないですか」
「あれか?あれは別にたいしたことじゃないぞ?」
実際、たいした話ではなかった。単に長谷部の自室で燭台切と軽い口論が発生しただけ。それも元はと言えば、きちんと休養をとるようにと燭台切から再三苦言を呈されていたにも関わらず、過労で倒れた翌日にすぐ仕事を再開しようとした長谷部が悪かったのだ。それは長谷部本人も自覚していた。自室でこそこそ作業していたところを燭台切に見咎められ、売り言葉に買い言葉が口をついて出たのはそのせいだった。
1735菓子鉢に手を伸ばしかけた長谷部に宗三が気だるげな視線を向けた。
「なんの話だ?」
「二振り目の方の伊達男の話です」
「燭台切の?」
長谷部は口にほうりこんだ紅白の半球型の干菓子を喉にひっかけ、あわてて湯飲みに手をのばした。主の故郷の銘菓はころんとした可愛らしい見た目に反して口の中の水分をよく吸うのだ。
「ええ。一昨日もなにやら賑やかだったようじゃないですか」
「あれか?あれは別にたいしたことじゃないぞ?」
実際、たいした話ではなかった。単に長谷部の自室で燭台切と軽い口論が発生しただけ。それも元はと言えば、きちんと休養をとるようにと燭台切から再三苦言を呈されていたにも関わらず、過労で倒れた翌日にすぐ仕事を再開しようとした長谷部が悪かったのだ。それは長谷部本人も自覚していた。自室でこそこそ作業していたところを燭台切に見咎められ、売り言葉に買い言葉が口をついて出たのはそのせいだった。
mona5770
DONE(燭へし)「残香」というテーマで書いた連ツイ(オメガバ)(燭へし)残香いつも通りの朝だった。
時間通りに起き、カーテンを開けると昨日と同じようなどんよりとした冬の空が見える。
顔を洗って時計代わりにつけているテレビを横目に今日のスケジュールを頭に浮かべながらシャツを羽織り、軽く温めた牛乳とミニクロワッサンを咥えながらネクタイを結ぶ。
「ラッキーアイテムは満員電車」
テレビから聞こえる声にあれがラッキーアイテムになるのかと突っ込みながら歯を磨き、ジャケットとコートを羽織るといつも通りの時間に家を出る。
ゴミを出し刺すような寒さにぶるりと震えながら駅に向かうといつもの電車、前から7両目、3番目の扉から乗り込んだ。
毎朝見かける顔ぶれのなかにふと見かけない男の姿が目に入る。
日本人の平均身長よりも高いはずの俺よりもさらに高い背、黒っぽいスーツの上からもがっしりとした筋肉がついた身体が見て取れる。
3107時間通りに起き、カーテンを開けると昨日と同じようなどんよりとした冬の空が見える。
顔を洗って時計代わりにつけているテレビを横目に今日のスケジュールを頭に浮かべながらシャツを羽織り、軽く温めた牛乳とミニクロワッサンを咥えながらネクタイを結ぶ。
「ラッキーアイテムは満員電車」
テレビから聞こえる声にあれがラッキーアイテムになるのかと突っ込みながら歯を磨き、ジャケットとコートを羽織るといつも通りの時間に家を出る。
ゴミを出し刺すような寒さにぶるりと震えながら駅に向かうといつもの電車、前から7両目、3番目の扉から乗り込んだ。
毎朝見かける顔ぶれのなかにふと見かけない男の姿が目に入る。
日本人の平均身長よりも高いはずの俺よりもさらに高い背、黒っぽいスーツの上からもがっしりとした筋肉がついた身体が見て取れる。
mona5770
DONE(燭へし)ワンドロワンライ2022.5.11「けんか」同居燭へし(つきあっていない)のけんかのはなし。
(燭へし)気が合うけれど、話はあわないんだよね「ちょっと長谷部くん!」
社長の安請け合いで新しい仕事を引き受けることになり、打ち合わせだと連れ出され半日がつぶれた日。
家に帰ると光忠が頭から煙を吹き出しそうな勢いでつっかかってきた。
曰く「缶ビンの回収日なのに出さなかったでしょう!」
まあそれは忘れていた俺が悪いなと口を開きかけたところに「玄関の靴が散乱してて、慌てたのか知らないけれど僕の靴がひっくり返っていた」ときて「そもそも君ねえ」と砲撃は続いた。
過去の「トイレの電気がつけっぱなしだった」だとか「冷蔵庫のお茶を飲みきったらせめてポットは洗っておいてほしい」だとかもう何回も聞いたことが繰り返されると、悪いなと思っていた俺もカチンとくる。そうだろう?
3661社長の安請け合いで新しい仕事を引き受けることになり、打ち合わせだと連れ出され半日がつぶれた日。
家に帰ると光忠が頭から煙を吹き出しそうな勢いでつっかかってきた。
曰く「缶ビンの回収日なのに出さなかったでしょう!」
まあそれは忘れていた俺が悪いなと口を開きかけたところに「玄関の靴が散乱してて、慌てたのか知らないけれど僕の靴がひっくり返っていた」ときて「そもそも君ねえ」と砲撃は続いた。
過去の「トイレの電気がつけっぱなしだった」だとか「冷蔵庫のお茶を飲みきったらせめてポットは洗っておいてほしい」だとかもう何回も聞いたことが繰り返されると、悪いなと思っていた俺もカチンとくる。そうだろう?
yuuu_jiiin
DOODLEいつもほのぼの燭へししか描いてないですがもし病んでる話を描くことがあれば、目の描き方は真ん中にハイライトを入れると思います。
絵柄が可愛い系であればあるほど、病んでる話が背徳的になる気がしています(クソキモ自論)
osmtmkn11222
REHABILI燭へし…7年ぶりに再熱した。鶴「不味かった時はどうなるんだ?」
光「しわしわぴかてゅみたいな顔になってたよ それはそれで可愛いけど可哀想だからもうやらない」
鶴(気になって試しはしたんだな…)
mona5770
DONE(燭へし)ワンライ2022.4.11「なれそめ」リーマンバチバチやりあい系の燭へし
(燭へし)君のひとみに……「長谷部くん!いる?」
静かな管理本部に響く声に「長谷部、ご使命だぞ」「またですか。飽きませんねえ」と長谷部の周りからクスクスと笑いとヤジが飛ぶ。
「飽きるもなにもないだろう。あいつがちゃんとすればすむことだ」
「ねえ!また伝票差し戻されたんだけど!」
「何回同じことを言わせるんだ。これは経費の範疇じゃない」
「それは君が決めることじゃないよね!上司の許可もおりてるんだけど」
「結果が出ていない」
「はあ?それこそどうして君が決めるの?」
欠員がでた本社第一営業部に年明けとともに転勤してきたのは、地方支社にいながらも本社で知らないものがいないというトップセールスマンの長船光忠だった。
入社1年目からセールスランキングに名を連ねた光忠は、数年で全国で五本の指に入るほどの営業担当に成長した。
2614静かな管理本部に響く声に「長谷部、ご使命だぞ」「またですか。飽きませんねえ」と長谷部の周りからクスクスと笑いとヤジが飛ぶ。
「飽きるもなにもないだろう。あいつがちゃんとすればすむことだ」
「ねえ!また伝票差し戻されたんだけど!」
「何回同じことを言わせるんだ。これは経費の範疇じゃない」
「それは君が決めることじゃないよね!上司の許可もおりてるんだけど」
「結果が出ていない」
「はあ?それこそどうして君が決めるの?」
欠員がでた本社第一営業部に年明けとともに転勤してきたのは、地方支社にいながらも本社で知らないものがいないというトップセールスマンの長船光忠だった。
入社1年目からセールスランキングに名を連ねた光忠は、数年で全国で五本の指に入るほどの営業担当に成長した。