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    MOURNING切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言

    原作の意図の考察じゃなくて、自分が納得できるつじつまの合った説明が欲しいなとおもって考えたもの。思いのほか長くなった。乱文。
    切原が真田→柳の制裁を止めた理由についてだらだら考えている独り言切原は、衝動的に本能のままに動く人だと思うと、切原が止めた理由を考えること自体ナンセンスな気がするが、それでもいろんな解釈やコメントを見ると自分の考えも言語化したいなあ、と思ってしまう。カギとなるポイントは①切原は制裁の意味を理解しているのか②切原は何を「根に持」っているのかの2点なのではないかと思っている。以下、自分の考えをつらつら述べていくが、これは原作の意図を読み取ろうとするものではなく、開示されている情報をもとにつじつまの合う説明を考えるものである。自分が二次創作をするときのためのものなので、自分の趣味趣向がもりもりである。

    ではまず、①から。
    切原は、きちんと制裁の意味を理解していると私は考えている。関立S2敗北後、「俺を殴っ(てください)」と自分から制裁を求めているのを見ると、真田からの制裁の意味をきちんと理解しているようにみえる。(草試合の時点でも、反論や「なんでなんすか」みたいな態度ではない。新テニ同士討ち柳の棄権時の反応などを見るに、切原はわからないことはわからないといい、わかるものは不満な表情をしながらも受け入れるタイプだと私は思っている。)仮に日頃の殴ったり殴られたりを、根に持っているとしても、制裁が関わる場面で、そのうっ憤を晴らすというのは考え難いのでは…。
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    あもり

    PAST24年3月17日春コミで出した、無配ペーパーの小話再録です。そのに。
    2のこちらは、ムーとティトスです。新刊準拠の話ですが読んでなくても「本編最終章終了後、ジュダルが行方不明になったので単独で白龍がレームへ訪問しにきた後の二人の会話劇」とさえわかってれば問題ないです。
    私の割と癖が強く出た話となりました。こっちはしっとり目です。ノットカップリング。
    受け継がれるもの 練白龍が去った後、次の面談先へと元気よく歩くティトス様とは裏腹に、色々と考えあぐねてしまう自分がいた。練白龍は割合、裏表がない青年だ。今回の訪問もどちらかと言えば公人としての彼ではなく、私人としての立場に近いのだろう。だからこそ、あそこまでさらけ出したともいえる。しかし、自身が腹の内を掻っ捌いたようなものだからと言って、それを、同じだけのことを相手に求めさせるのはあまりにもリスクが高すぎる。落ち着いたと思ったが全くそんなことはない。やはり練家の男だと、かつての紅炎を思い出す。
    「ムー」
     くるりとティトス様が振り返った。丸い瞳をこちらに向けてじっと見、そして俺の顔に手を伸ばそうとしていたためすぐに屈む。なんでしょう、と言えば少しだけ笑って口を開いた。
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