玄武
Ao_MiNaMii
PROGRESSししんでんしんそくぜんしゅぞく本Side玄武 人間族の章3玄武は常に冷静だが氷船くんはそこそこテンパってる そら(村焼かれたら誰でも)そう
信くんの生存フラグまで 第一部まとめ(仮) 村が燃えている。
最初、何が起こっているのか分からなかった。平和な、何の変哲もない村が、喧騒に包まれて真っ赤に染まっていた。
「鬼族だ!」「獣人族だ!」「火を消せ、水を!」
村の大人たちが村を駆けずり回っている。氷船は、――年長のほうではあるがまだ子どもに分類される氷船は、まだ火の回っていない裏山と長老の家とを往復して、泣きじゃくって歩けない子どもや持てる限りの食糧などを避難所の山小屋へ運んでいた。
今日は、長老が村の子どもたちを集めて読み書きや計算を教えていた。その長老の家から子どもたちをみんな運び出したのを見届けた長老が、最後にいくらかの書物を抱えて出てくる。ちょうどそこへ戻ってきた氷船は、長老の抱える書物を渡してもらい二人で山小屋に向かった。
4243最初、何が起こっているのか分からなかった。平和な、何の変哲もない村が、喧騒に包まれて真っ赤に染まっていた。
「鬼族だ!」「獣人族だ!」「火を消せ、水を!」
村の大人たちが村を駆けずり回っている。氷船は、――年長のほうではあるがまだ子どもに分類される氷船は、まだ火の回っていない裏山と長老の家とを往復して、泣きじゃくって歩けない子どもや持てる限りの食糧などを避難所の山小屋へ運んでいた。
今日は、長老が村の子どもたちを集めて読み書きや計算を教えていた。その長老の家から子どもたちをみんな運び出したのを見届けた長老が、最後にいくらかの書物を抱えて出てくる。ちょうどそこへ戻ってきた氷船は、長老の抱える書物を渡してもらい二人で山小屋に向かった。
315wakiaiai
MOURNING玄武くんの台詞で🥛ボーイネタ途中まで書いたので供養します(小説ではないです!)P玄 🥛ボーイネタ(?)あ〜今おみや小をいただきましたけどもね。
ありがとうございますー。
こんなんなんぼあってもいいですからね。
玄武くんが番長さんを好きらしいんやけど。
そうなんや。
それが恋なのかわからないらしいねん。
難しい問題やね。
色々聞くんやけどな、全然わからへんねん。
ほんだら俺がね、玄武くんの気持ちが恋かどうか一緒に考えてあげるから、どんなこと言うてたかとか教えてみてよ。
「俺の中に脈打つ熱い魂、番長さんには知っていて欲しいんだ。」って言うてた。
恋やないかい。
その気持ちはもう完全に恋やがな。すぐわかったよこんなもん。
俺も恋やと思てんけどな、玄武くんが言うには、「いつもありがとう。はみ出し者の俺たちを見捨てず、目をかけてくれること。夢みたいに楽しい毎日を過ごさせてくれること。感謝の言葉は付きねぇ。報恩謝徳の意思を忘れず、前に向かって進み続けることをここに誓わせてもらう。どうかこれからもよろしくな。」っていうねんな。
1466ありがとうございますー。
こんなんなんぼあってもいいですからね。
玄武くんが番長さんを好きらしいんやけど。
そうなんや。
それが恋なのかわからないらしいねん。
難しい問題やね。
色々聞くんやけどな、全然わからへんねん。
ほんだら俺がね、玄武くんの気持ちが恋かどうか一緒に考えてあげるから、どんなこと言うてたかとか教えてみてよ。
「俺の中に脈打つ熱い魂、番長さんには知っていて欲しいんだ。」って言うてた。
恋やないかい。
その気持ちはもう完全に恋やがな。すぐわかったよこんなもん。
俺も恋やと思てんけどな、玄武くんが言うには、「いつもありがとう。はみ出し者の俺たちを見捨てず、目をかけてくれること。夢みたいに楽しい毎日を過ごさせてくれること。感謝の言葉は付きねぇ。報恩謝徳の意思を忘れず、前に向かって進み続けることをここに誓わせてもらう。どうかこれからもよろしくな。」っていうねんな。
kurono_666_aka
DOODLE花食み藍湛×花生み魏嬰。原作軸で玄武洞での話です。花が咲ききる前に摘むととても痛いというオリジナル設定追加してます。
ちり、とした違和感を肘の内側に感じた。
そっと目を向ければ、案の定そこには小さな蕾が芽吹いている。
(あー、やっぱり)
隣りに座る藍忘機が眠っているのを確認して魏無羨は頭を抱えた。
「よりにもよって今かよ……」
魏無羨は花生みだった。時を選ばず自身から咲く花をいつもは別段気にはしていなかったが、今は非常時だ。藍忘機と二人玄武洞に取り残され、抜け出すには屠戮玄武を倒すしかないというこの時に、咲き始めてしまった花を魏無羨は恨めしそうにつついた。
花を生むためにはかなりの体力を消費する。食事も取れないこの状況では自殺行為といえよう。まして決戦の前に無駄な体力は使えない。
「毟るしかないかぁ……」
取り除いてしまえば体力の消耗は回避できる。けれど、咲ききる前の花を摘むのは生皮を剥がすようなもので、とてつもなく痛いのだ。
4238そっと目を向ければ、案の定そこには小さな蕾が芽吹いている。
(あー、やっぱり)
隣りに座る藍忘機が眠っているのを確認して魏無羨は頭を抱えた。
「よりにもよって今かよ……」
魏無羨は花生みだった。時を選ばず自身から咲く花をいつもは別段気にはしていなかったが、今は非常時だ。藍忘機と二人玄武洞に取り残され、抜け出すには屠戮玄武を倒すしかないというこの時に、咲き始めてしまった花を魏無羨は恨めしそうにつついた。
花を生むためにはかなりの体力を消費する。食事も取れないこの状況では自殺行為といえよう。まして決戦の前に無駄な体力は使えない。
「毟るしかないかぁ……」
取り除いてしまえば体力の消耗は回避できる。けれど、咲ききる前の花を摘むのは生皮を剥がすようなもので、とてつもなく痛いのだ。
Ao_MiNaMii
PROGRESSししんでんしんそくぜんしゅぞく本Side玄武 人間族の章2正義
手負いの獣人。知らん人間が仲間に触ろうとしていたのでバチギレ
海晴
人間の村の医者。怪我人の手当をできるほど周囲の安全が確保できない
氷船
獣人たちの第一発見者。村の子どもの一人。
正義登場「……さっき、草の中に何か……誰か?が、いた。見てきてもいいかい」
「構わないが……本当にいるのか? 僕には見えな……あっこら一人で行くんじゃない、今の失態をもう忘れたのか」
海晴に叱られながら氷船は斜めに斜面を登り、その草むらを覗き込んで息を呑んだ。
山を滑りながら氷船が見た草の中には、氷船よりもいくらか年下くらいの少年が寝かされていた。ただ、その傷の大きさや顔色から、もう息をしていないことが分かる。
後からついてきた海晴が、またも呆然としている氷船の横をすり抜けて草むらの脇に膝をついた。
「……獣人族、だな。どういうことだ? 仲間割れでもしたのか。この傷は獣の爪だろう、妙にでかいが」
草の中へ丁寧に寝かされた少年のそばには、氷船と同じくらいの年頃らしい金赤毛の獣人、それからもっと大きな、見たことのない黒い獣の体が転がっていた。少年を挟んで川の字に金赤と獣が並んでいて、草の倒れ方が荒れていないことから、少年の傷はこの場所でついたものではなさそうだと氷船は考える。獣も金赤も酷く傷だらけで、とても氷船たちの村を襲った犯人とは思えなかった。
1603「構わないが……本当にいるのか? 僕には見えな……あっこら一人で行くんじゃない、今の失態をもう忘れたのか」
海晴に叱られながら氷船は斜めに斜面を登り、その草むらを覗き込んで息を呑んだ。
山を滑りながら氷船が見た草の中には、氷船よりもいくらか年下くらいの少年が寝かされていた。ただ、その傷の大きさや顔色から、もう息をしていないことが分かる。
後からついてきた海晴が、またも呆然としている氷船の横をすり抜けて草むらの脇に膝をついた。
「……獣人族、だな。どういうことだ? 仲間割れでもしたのか。この傷は獣の爪だろう、妙にでかいが」
草の中へ丁寧に寝かされた少年のそばには、氷船と同じくらいの年頃らしい金赤毛の獣人、それからもっと大きな、見たことのない黒い獣の体が転がっていた。少年を挟んで川の字に金赤と獣が並んでいて、草の倒れ方が荒れていないことから、少年の傷はこの場所でついたものではなさそうだと氷船は考える。獣も金赤も酷く傷だらけで、とても氷船たちの村を襲った犯人とは思えなかった。
Ao_MiNaMii
PROGRESSししんでんしんそくぜんしゅぞく本Side玄武 人間族の章人間族の玄武=氷船ヒブネ
村を焼かれて疲労困憊で裏山をうろうろしてたら滑って転んだ
人間族の薫=海晴ミハル
子どもたちが避難したって聞いて山小屋に向かってたら氷船が斜面ズベベベベしてきたので激おこスティックファイナリアリティなんとか
この時点では信と正義に息がある 火の手がどこまで回っているか確認して、もし近いようならもっと上の小屋へ移動して、村や大人たちがどうなっているか確認して……
そう考えて、それを行動に移したはずなのに、気づけば氷船はふらふらと山小屋や村の周囲を彷徨っていた。あれこれ確認して次の行動を決めなければ、と頭では分かっているつもりなのに、焼けた村を目にするのがどうしても怖い。代わりにあちこちへ無意味な視線を投げながら歩いているうちに、踏みつけた草で靴が滑って視界と重心が転げた。
ずざざざ、と自分が山を滑っていく音が氷船の意識を席巻する。呆然とする氷船の耳に、鋭い声が飛び込んだ。
「氷船くん!」
同時にガクンと視界が止まって、肩の布地が上に引きずられ腰帯がずれる。しぱしぱと何度か瞬きをしていた氷船は、覚束ない動作で肩の上のほうを見上げた。
750そう考えて、それを行動に移したはずなのに、気づけば氷船はふらふらと山小屋や村の周囲を彷徨っていた。あれこれ確認して次の行動を決めなければ、と頭では分かっているつもりなのに、焼けた村を目にするのがどうしても怖い。代わりにあちこちへ無意味な視線を投げながら歩いているうちに、踏みつけた草で靴が滑って視界と重心が転げた。
ずざざざ、と自分が山を滑っていく音が氷船の意識を席巻する。呆然とする氷船の耳に、鋭い声が飛び込んだ。
「氷船くん!」
同時にガクンと視界が止まって、肩の布地が上に引きずられ腰帯がずれる。しぱしぱと何度か瞬きをしていた氷船は、覚束ない動作で肩の上のほうを見上げた。
流浪 @阿七おいしい
DOODLE遙か7 玄武組暇だったから前も描いたアイドルパロ玄武。
今回は紹介文も考えてみた。でもユニット名は決まらなかった。
洋服だからこそ分かる体格の違いを今回意識してみたら阿国さん華奢で可愛いな…って勝手になった。
2024.3.12 3
Enuuu
MOURNINGいつか何かになる雨玄の書き付け。注意
* 書きたいところだけ。
* 雨彦が狐に変身することができる人間で、
玄武が人魚の悲恋もの。
無題*Scene.00
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉をきつねに教わった。何かを得たいのならば、相応の危険を冒さなければならないことを意味する言葉だそうだ。若い人魚はその言葉をいたく気に入った。敵が多く、環境の変化が目まぐるしい海で生きていく彼にとっては納得ができるものであったし、向上心を強く持ってありたいと言葉を心に刻んだ。
一方、人魚が「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉を気に入ってしまったことに対して、きつねは一種の嫌な予感を抱いていた。きつねが教えた言葉は、陸の世界に憧れる彼の背を押し、その為のあらゆる努力を良しとしてしまう。人魚は立派な性格をしており、何か欲しいものがあれば、大抵の代償は支払おうとするだろう。
7018「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉をきつねに教わった。何かを得たいのならば、相応の危険を冒さなければならないことを意味する言葉だそうだ。若い人魚はその言葉をいたく気に入った。敵が多く、環境の変化が目まぐるしい海で生きていく彼にとっては納得ができるものであったし、向上心を強く持ってありたいと言葉を心に刻んだ。
一方、人魚が「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という言葉を気に入ってしまったことに対して、きつねは一種の嫌な予感を抱いていた。きつねが教えた言葉は、陸の世界に憧れる彼の背を押し、その為のあらゆる努力を良しとしてしまう。人魚は立派な性格をしており、何か欲しいものがあれば、大抵の代償は支払おうとするだろう。
愛を叫ぶ酢橘
DONE『我が子への詩』🌈🕒、3j創作
白米。(@gohan_oxo_suki )様のSSからの作品となります。
玄武🌞母の物語
⚠️以下が嫌な方はブラウザバック願います⚠️
※主人公が名前ありモブです
※唯一出る🌞が喋りません(ほぼモブ)
※🌞母が捏造(許可済)
※タヒネタ
※pwは母親を小文字英語
玄武の過去に救いをと思い書いていましたが…
す・く・ い・っ・て・ど・こ・や・ね・ん 11
マサよし
DOODLE鉄太郎さんの信×玄武ネタお借りしました|ω・)信gen「やっと行ったか」
食糧庫の奥で信に強く抱きしめられながら、時間が過ぎるのを待っていた。普段ならたくましい腕やふわふわした尻尾に包まれている間は落ち着くが、今はそうはいかない。
この世界の人間が突然やって来たのだ。
急いで隠れるように皆に言われて食糧庫に逃げ込むと、毛を逆立てた信が「奴らは玄武を探しているようだ」と教えてくれた。俺には聞こえない外の様子が、彼の耳には聞こえているらしい。その険しい顔に、やはり獣人族にとって好ましい状況ではないのだと分かった。
どこから俺の存在がバレたのか。やはり別の世界から来た異質な存在は他の種族も放っておけないのだろう。人間族は鬼族と共に鬼人族という大きな勢力の中にあると盟に教えてもらったのを覚えている。もし彼らに見つかれば、俺も獣人族もどうなってしまうか分からない。皆と一緒にいられなくなってしまうのかもしれない。
2489食糧庫の奥で信に強く抱きしめられながら、時間が過ぎるのを待っていた。普段ならたくましい腕やふわふわした尻尾に包まれている間は落ち着くが、今はそうはいかない。
この世界の人間が突然やって来たのだ。
急いで隠れるように皆に言われて食糧庫に逃げ込むと、毛を逆立てた信が「奴らは玄武を探しているようだ」と教えてくれた。俺には聞こえない外の様子が、彼の耳には聞こえているらしい。その険しい顔に、やはり獣人族にとって好ましい状況ではないのだと分かった。
どこから俺の存在がバレたのか。やはり別の世界から来た異質な存在は他の種族も放っておけないのだろう。人間族は鬼族と共に鬼人族という大きな勢力の中にあると盟に教えてもらったのを覚えている。もし彼らに見つかれば、俺も獣人族もどうなってしまうか分からない。皆と一緒にいられなくなってしまうのかもしれない。
流浪 @阿七おいしい
DOODLE遙か7 阿国さん【型式:玄武 -天-】
とか各八葉スーパーモード的なんあったら厨二心が疼くんだけどなーw
青龍→攻撃特化
朱雀→スピード特化
白虎→体力特化
玄武→防御特化
みたいな。
2024.1.24
よしみね
DOODLE鍵わ〜さんのエターナル百合速たや1枚一緒に夜空見て長生きの朱雀が自分の目で見てきた星の成り立ちを語って玄武が人間がつくってきた逸話を語るんやろか...妖精さんサイズでおてて繋ぎながら空中フワフワ飛ぶんやろか...一緒に人間の手助けしたり色んな動物とじゃれたりするんやろか...小さい葉っぱのしたでちゅっちゅしてるんやろかキスが交尾みたいなものなんやろか胸とか股押しつけ擦りあったりは(文字数)
raccoondog_cute
DOODLEこれも異形化なのでワンクッション含有要素:部位増殖、人体欠損、蛇と亀、にわか仏教
あっとさん自作ビガミシナリオ「四神獣の誇り」のネタバレを含みます!!未通過と通過予定の人は見ないで…😭もしくはHO玄武を握ることを約束して🤫 2
ミチヨお爺
PASTP玄いろいろ①先日アクキーにしたおでけけP玄たゃ元絵です トレーナーの四角窓は透明になってました!
②どちゃくちゃ落書き夏P玄 年相応に楽しみ!になってるげんぶ君も好きで、色々アイテム持ってもらった感じです
③4年前作った玄武君のアクキーをご購入いただいた方に同封したペーパーです 古メールフォルダから発掘しました 絵の諸々もだけどモバエムエムステのアカウント載ってるのにも時代感じる…… 3
Enuuu
DOODLE注意※ 同級生の葛之葉雨彦と黒野玄武。
※ 黒野が女体化。
無題 葛之葉は黒野に思いを寄せるようになってから、彼女が図書委員の仕事をする曜日には仕事が終わるまで図書室に入り浸るようになっていた。図書室の隅にある閲覧席で小説を読むふりをして、彼女が帰る時間になるのを待つ。司書に黒野が挨拶するのが聞こえてきたら、まるで読み終えたばかりだという風に彼女の前へ出て「もし良ければ一緒に帰らないか」と誘っている。いつも決まりきったことをしているので司書には葛之葉の気持ちが筒抜けだ。しかし黒野は鈍いのか、そういったことに興味がないのか一向に気づく様子がない。葛之葉としては面白くない部分もあるが、ありがたかった。だが、そろそろ新しいアプローチの方法を考えなければいけないだろう。このままでは週に一度、一緒に帰宅しているだけの人間だ。
2609