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    生きる

    itiIti_1

    MOURNINGある噂話を常連客から聞いた一二三が寂雷と独歩にその噂話を持ちかける場面から始まります。
    真実か嘘か歩き回る噂話。それはこの時代に生きる人のみぞ知る物語。

    なんて言ってますけどただのボツ話です。
    初投下ですし何よりボツ話なので大目に見ていただけたら幸いです…😢
    書いていて私もよく理解が出来ませんでした(おい)。ちなみにですが、寂乱は多少ながら意識したつもりです。『つもり』です。
    夜空に瞬く噂話「センセー、こんな噂知ってます?」


    事の始まりは一二三のこの一言だった。


    「根拠も何も無いやつなんすけど、俺っちのお店に来るお客サンが話してたんすよ。いやーこの人すごく噂好きで色んな話聞くんすねー。
    そのお客サン、シブヤ在住なんすけど……、


    なんか今シブヤに長らく飴村乱数が居ないらしくって。」

    「………え?」


    寂雷と独歩の箸が止まる。
    2人は共に穴があきそうなほど一二三を見遣った。
    その後、声を発したのは独歩だった。



    「飴村乱数が長らく居ない?いやいや一二三、この間飴村乱数のインスタ見ただろ?
    109の前でピースサインしてる……。」

    「俺っちもそう思ってそのお客サンに言ったんっだよ!でもそのお客サンによれば、飴村乱数は居るけど、本物の『飴村乱数』が居ない…って。
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    smalldespair57

    DONE五×転生ばぶ七 
    事変後もろもろ落ち着いた世界線で、最速転生した七(5ちゃい)を五(34ぐらい)が育てています。
    七幼児注意。全ては私が生きるための妄想です。
     よく晴れた昼下がり、気温は20℃前後、空気も澄んで抜群の公園びより。
    平日でも結構子連れが多く、家の近くにはない大きな遊具や広い芝生で楽し気に遊んでいる子らの声が、青空の下に響いている。

    七海もついさっき、公園に着くまでは同じようにはしゃいでいた。
    片手に砂場で遊ぶための大きなプラスチックのスコップをひきずり、片手では僕の手を握ってはいたけど、早く遊びたくて今にも振り払って駆け出していきそうだったのに。今は、足から根が生えたみたいにびたっと止まって動かない。僕の手をぎゅううと握りしめ、直立不動で、目の前のたくさんの呪霊を視界に入れないようにうつむいている。スコップも力なく地面に置かれてしまった。

    あーあ、ガン萎えじゃん。せっかく朝早くから遠出して、お弁当も持ってきたのになあ。


    「……こわいこわいがいる」

     七海がボソッと口に出す。もちろん僕も気づいてはいた。だって僕だし。
    でもまさかこんなに数が多いとは。ざっと数えても二十体はいる。
    でも何体かは、僕のヤバさに気付いてそそくさと姿を消した。うん、賢明賢明。

     滑り台の上でギャン泣きしている女の子を、母親がスマホを構えてほら 4072

    夜塗@紅くん

    DONE襲い受け🐳🐺
    媚薬盛られた🐺師匠
    致してないからえっちじゃない精神で生きる
    その日、藍は尊敬する師匠である憂炎の空桑に招かれていた。
    いつものように稽古をつけてもらった後、ひょんなことから「うちの空桑に来るか?」と誘われたのである。
    生まれて初めての他人のお家へのお呼ばれ。
    自分などが行って迷惑ではないかと困惑する藍を他所に、盛り上がった憂炎は日付と時間まで全て決めてしまっていた。
    断ることもおこがましいからと流される形で承諾し、今日に至るのだが……

    「師匠は留守なのか」

    「悪りぃな、今憂炎は外出中だがや。暫くしたら帰ってくるはずやで、中で待っとってくれ」

    「ああ」

    どうやら憂炎は外出中のようだった。
    自分で誘っておいて外出してしまうあたりが師匠らしいとぽわぽわしながら、藍は案内された客間で憂炎の帰りを待った。





    数十分後、ガタガタと騒がしい音とともに憂炎が帰宅した。
    普段よりも少し乱暴に客間の扉を開けた憂炎は、そのままソファに座っていた藍を抱きしめるように倒れ込む。

    「師匠……?」

    肩口に感じる吐息の熱さに、藍は思わず肩をすくめた。

    「どうした、体調が悪いのか?」

    荒い息と心なしか高い体温。
    あまり人と触れ合ったことのない藍でも違和感 1000

    すいか寄りの召

    MOURNING【kmt*杏千】
    支部に投稿した(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14525846)の続きの書きかけのようなもの。途中まで書いたけど、これは前のを読んでくれた方々に自由に続きを想像してもらった方が生きると思ったので、供養。
    正午、起床してキッチンに向かうと、そこにはまだ兄上が目を覚ました形跡はなかった。やっぱり宇髄さんの言う通り、兄上は二日酔いになっているのだろうか。それとも、単純に疲れて眠り込んでいるだけなのか。
     両親もまだ帰ってはいなかった。ただ、こちらは帰宅するのは早くても今日の夕方と聞いているから別に不思議なことではない。そう大丈夫、時間はちゃんと進んでいるのだ。あと数時間もすれば両親は帰ってくるし、自分も、そして兄上もきっと笑顔でそれを迎え入れるだろう。自分たちの関係はこれからも何も変わらず、何も、変わらず。

    「……っ、……」

     やっぱり無理だった。
     ぼぅっとしていると否が応にも、昨夜の出来事が頭を過ぎって、心の内側がぐちゃぐちゃに掻き乱されてしまう。あの熱くて生々しい、兄上の手と舌の感触が肌の上に蘇って。自分では意識して触れたこともない場所を舌で擦られて、感情の整理も出来ないまま声を上げてしまった。それも、自分でも聞いたことのないような鼻にかかった声をしていた。その声を聞いた瞬間、兄上の口の端が笑うように上げられたのを見てしまった。あれは一体どんな気持ちだったんだろう。触れられた場所か 3267