生きる
nuppodexkatsu
낙서362話でギャグをしている※出勝だし落書き生きていると信じているゆえにこのような内容ですが本当に生きる希望しかないのでギャグにしちゃってます…つらくなりやすい方は閲覧をおすすめできません
KTR_0101
메이킹支部連載中『生きるか死ぬかで丁度良い【完結編】』を途中まで。(当たり前に同棲している降新シリーズ)ありがたい事に今でもぽつぽつと続きをお待ちくださるメッセージをお受け取りするのですが、未だエンドマークは付けられない進捗です。内容を整理しつつ細々と書き進めておりますので、完結させられた折にはまた支部に掲載いたします。
長くお待たせして申し訳ありません。 23016
Ruxi_es_alka
스포일러あんスタ!!キャラTRPGログ3らるむ(KP)……風早巽 までらか……礼瀬マヨイ
シナリオ「あなたの生きる場所(飛行機殺人事件)」 作者:razume様
キャラクターの死亡描写や発狂if等、とにかくなんでも許せる方向け 11
aoki_log
낙서全てを失って、つなぎとめて、世界の片隅(エン国)でひっそり生きる二人の話。片腕を失って、角も折れた炎と、大きな火傷の痕をその身体に残しながら生き残ったドクターの話
残影こうべを垂れた葉先から溜まった雫が零れ落ちる。
まっしろに包まれた小さな村。
炎国の境にほど近いその村は、陽がのぼりきらない内から動き始めていた。
軒並み村の家にある煙突からは朝餉の煙が立ち昇っている。
だが、その村からほんの少し外れにある一軒の家。
まるで隠れるように立つ家は、しんと静まり返っている。
「んー。おや、おはよう、兄さん。早いねぇ」
小さな村の唯一の酒場。
稀に通りがかるトランスポーター向けとも言っていいほどに、大概は暇を持て余した村人の溜まり場と化すそこの店主が戸を開けると、通りがかった上背のある男に声をかけていた。
店主の声に男は頷いて返し、そのまま村の奥へと進んでいく。
向かうのは村の片隅にある一軒の家だ。
1980まっしろに包まれた小さな村。
炎国の境にほど近いその村は、陽がのぼりきらない内から動き始めていた。
軒並み村の家にある煙突からは朝餉の煙が立ち昇っている。
だが、その村からほんの少し外れにある一軒の家。
まるで隠れるように立つ家は、しんと静まり返っている。
「んー。おや、おはよう、兄さん。早いねぇ」
小さな村の唯一の酒場。
稀に通りがかるトランスポーター向けとも言っていいほどに、大概は暇を持て余した村人の溜まり場と化すそこの店主が戸を開けると、通りがかった上背のある男に声をかけていた。
店主の声に男は頷いて返し、そのまま村の奥へと進んでいく。
向かうのは村の片隅にある一軒の家だ。
axe_000
진전ネーム終わった~! やりたいだけじっくりやったら100ページ超えました ワハハ村正以外の登場男士が何だかんだ増えて、村正+10振りくらい登場しそう 描くの楽しみ
前半50頁は9/2までに完成させてpixivで無料公開しようと思ってます
まずは前半、予定通り公開できるように作画がんばるぞ~!お~!
近況報告ですが、夏の連隊戦超楽しいわ年末のご~おんすて~じ楽しみすぎるわで日々生きるのが楽しい
タカ_
메모修行時代の💎兄弟弟→兄
兄の甘さは無駄だが能力は自分より上だから疎ましい。忍びの才はあるのにまるで適性がない。だから早くこんな所から出てけばいいのに。周りの奴らを見捨てれば楽になるのに。俺も完全に道具になれるのに。
あの過酷な状況下なら生きるのに適応する為、感情捨てるの選んだ弟君だけどお兄ちゃんがいちいち甘っちょろいから感情捨てれなくて苦しいから消えてくれ(家出ていけ)な兄弟話も描きたい~
はるみ
완료子🍩はオカリナなんて似合うんじゃないでしょうか。きっと父ちゃんが残して行ったやつ。生きることに必死で久しく吹くことも忘れてしまっていたのに、次のイベで🦁に楽器の吹き方教えてもらってたら、父ちゃんがオカリナ教えてくれた時と同じ言葉で褒められて、急に記憶が蘇って涙が溢れてしまう🍩君…だれかグリー○グ○ーンの日本語版歌って…。ハラミ
진전いんもん14 ローブのフカンが難しすぎる。次からちょっとキスシーンがあります。数ページほどかりむ攻めっぽい絵面になるけどいいのかな。いいよ! 最近の欲しいものは株です。今のところINPEXか丸善(図書カードくれる)が欲しい。イオンも欲しい。購買欲を満たせて資産になるっていいよね。万単位必要だけど。不労所得を作って好きなことして生きるぞ~!!あと2冊薄い本を作ったらDLの一次エロに挑戦しようと思う。みなも
완료原稿息抜き先日ついったで見たネタうちよそでやってみたの巻
(左が捕まって生きるのを諦めてたところに右が助けにくるネタ)
かっこいい受けを目指してみた※例によって描写がめんどくさかったので諸々省略(ごめん)
※玖朗さんは膝立ちで手首や身体が縄でぐるんぐるんに拘束されて敵に囲まれてる状態
「まッ、お……!」
からからに乾いていた喉を押し開いてもう二度と呼ぶことができないと思っていた彼の人の名を呼ぶと、今し方まで風のように舞って敵を切り裂いていた影が振り向いて、ニヤッと笑った。
「よう。昔の俺みたいなことするなぁ? 玖朗」
灰の髪、輝く緑の瞳。流石というべきか、周囲にいた人間は皆倒れ伏している。口を開いて自然と口にしようとしていた言葉を飲み込んで、玖朗は違う言葉を声に出した。
「……ここがどこだか分かってるよね」
安堵と喜びに解けそうになる心を押し留めて続ける。
1300※玖朗さんは膝立ちで手首や身体が縄でぐるんぐるんに拘束されて敵に囲まれてる状態
「まッ、お……!」
からからに乾いていた喉を押し開いてもう二度と呼ぶことができないと思っていた彼の人の名を呼ぶと、今し方まで風のように舞って敵を切り裂いていた影が振り向いて、ニヤッと笑った。
「よう。昔の俺みたいなことするなぁ? 玖朗」
灰の髪、輝く緑の瞳。流石というべきか、周囲にいた人間は皆倒れ伏している。口を開いて自然と口にしようとしていた言葉を飲み込んで、玖朗は違う言葉を声に出した。
「……ここがどこだか分かってるよね」
安堵と喜びに解けそうになる心を押し留めて続ける。
5oma_n
비탄モブ視点の🦍🦇、支部から移行したものになります。優しいシンヨコで生きる彼らの短いはなし。我が名は吸血鬼学校の用務員さん。
間もなく定年、というところまで勤め上げたところで吸血鬼の襲撃を受け後天性の吸血鬼化、今や生き字引に近い存在で市内の小学校を転々としている。
「おはようございます!」
「はい、おはようございます」
妻を看取り子を看取り、そろそろ孫すら見送ってしまいそうな年月を吸血鬼として過ごしている。それでも、日々を元気に過ごす子どもたちを見守る仕事に従事していることを、私は誇りに思っていた。ついこの前までお母さんに連れられないと校門近くまで来ることが出来なかった新一年生は、いつの間にか随分と窮屈そうにランドセルを背負うようになっている。時の流れは早いと言うが、吸血鬼になってしまってからはそれが顕著だった。
2022間もなく定年、というところまで勤め上げたところで吸血鬼の襲撃を受け後天性の吸血鬼化、今や生き字引に近い存在で市内の小学校を転々としている。
「おはようございます!」
「はい、おはようございます」
妻を看取り子を看取り、そろそろ孫すら見送ってしまいそうな年月を吸血鬼として過ごしている。それでも、日々を元気に過ごす子どもたちを見守る仕事に従事していることを、私は誇りに思っていた。ついこの前までお母さんに連れられないと校門近くまで来ることが出来なかった新一年生は、いつの間にか随分と窮屈そうにランドセルを背負うようになっている。時の流れは早いと言うが、吸血鬼になってしまってからはそれが顕著だった。
パープル
훈련今日は七夕やん!ってことで久々に書きなぐった!!どっちが彦星か織姫なのかお任せします!客席で藤若と業子が光る棒と推しうちわでキャーキャー言ってると思いますw
(彦星(12億年)と織姫(3.5億年)の星はあと70億年も生きるそうです)
七夕いつもより星が輝く夜空に琵琶の音が響く。それに合わせてトントトンする楽しげな足音。
「犬王!犬王よ!聞こえているか!今年も唄いに来たぞ!!」
「聞こえているぞ(そうではなくてもほぼ毎日来てないか?まあいい。楽しいから断る理由もないしな)」
「今年も曇りだが関係ないッ!この唄と琵琶の音が届けるなら!」
「ああ、ハッキリと聞こえているぞ。また新しいのを作ったな。それもいいぞ!」
「当然!尽きることないこの世の中の音が変わり廃れていく。それを拾い俺たちが輝くのさ!」
「俺もだ。この世も色んなのが溢れて留まることが無い。また新しい舞い出来たぞ!」
「見えるぞ!盲関係なく雲だろうと雨だろうと見えるッ!」
一層に琵琶の音が激しくなり、足音も大きくなる。
656「犬王!犬王よ!聞こえているか!今年も唄いに来たぞ!!」
「聞こえているぞ(そうではなくてもほぼ毎日来てないか?まあいい。楽しいから断る理由もないしな)」
「今年も曇りだが関係ないッ!この唄と琵琶の音が届けるなら!」
「ああ、ハッキリと聞こえているぞ。また新しいのを作ったな。それもいいぞ!」
「当然!尽きることないこの世の中の音が変わり廃れていく。それを拾い俺たちが輝くのさ!」
「俺もだ。この世も色んなのが溢れて留まることが無い。また新しい舞い出来たぞ!」
「見えるぞ!盲関係なく雲だろうと雨だろうと見えるッ!」
一層に琵琶の音が激しくなり、足音も大きくなる。
おむさわ
완료//2022.06.26//真剣乱舞祭2022、本当に本当にありがとうございました……!!!
間違いなく生きる希望で、活力で、元気の源でした。これからもきっと、ずっとそうです。改めて刀剣乱舞の皆が、刀ミュの皆が、水心子が、清麿が、本当に心から大好きだ!!って思い続ける二か月でした。
楽しそうなふたりがたくさん観られて幸せでした。
心の底からありがとうと、大好きを。 おむさわ
kuzupi00
완료いなかで生きるばじふゆ③※ほんのり原作沿い
※リープの存在する世界で全員生存の未来
※ハピエン
ちょっとジメジメする❄️が居る
聖者の行進目の前の地面から砂埃が舞い上がって、日の光を反射する。
よろけながら立ち上がった圭介さんが、自分の腹にナイフを突き立てて崩れ落ちる。
たくさん人が居る筈なのに何も聞こえなくて、叫び声みたいに場地さんって名前を呼んだ自分の声だけやけにでかく響いた。抱き起こした圭介さんの唇が笑って、何か言ってるのに聞こえない。
どうにかしたくて奥歯を噛み締めたとき、こめかみにゴツンと金属が押し当てられる。目の前の取り乱した相棒を怒鳴り付けた。
あの時の圭介さんみたいに俺の唇が笑って、そのまま視界がブラックアウトする。
「ちぃ、起きろ」
何も聞こえない世界から急に引き上げられて、喉がヒュッと音を立てた。
こちらを心配そうに覗く圭介さんの向こうには夏の空と入道雲。
3561よろけながら立ち上がった圭介さんが、自分の腹にナイフを突き立てて崩れ落ちる。
たくさん人が居る筈なのに何も聞こえなくて、叫び声みたいに場地さんって名前を呼んだ自分の声だけやけにでかく響いた。抱き起こした圭介さんの唇が笑って、何か言ってるのに聞こえない。
どうにかしたくて奥歯を噛み締めたとき、こめかみにゴツンと金属が押し当てられる。目の前の取り乱した相棒を怒鳴り付けた。
あの時の圭介さんみたいに俺の唇が笑って、そのまま視界がブラックアウトする。
「ちぃ、起きろ」
何も聞こえない世界から急に引き上げられて、喉がヒュッと音を立てた。
こちらを心配そうに覗く圭介さんの向こうには夏の空と入道雲。
kuzupi00
완료いなかで生きるばじふゆ②※ほんのり原作沿い
※リープの存在する世界で全員生存の未来
※ハピエン
聖者の行進「ごめんねぇ圭介くん、こんなこと頼んじゃって…ハウスの上から落ちるとか、お父さん馬鹿やけん…自分の歳ば考えんとハウスの修理なんてして、ほんともう」
「いーよ、俺らの畑の面倒いつも見てもらってっから、たまにはなんかさせて」
「そっすよ!水やりくらいなんてことないっす」
「ありがとうねぇ…あれま、千冬くん首のとこ怪我して…あっ、」
「あっ、」
咄嗟に首の右側を手で押さえる。
おばちゃんは、あらあらまぁまぁとニコニコ…いや、ニヤニヤして、俺の顔面が熱くなる。
だから見えるとこには噛みついちゃ駄目って言ったのに…!
圭介さんはとぼけた顔をしてあらぬ方に目線を向けていて、玄関の板張りに腰かけていたおっちゃんも顔を赤くして視線をそらしてくるから、俺はもう居たたまれなくなって足を後ろにジリジリと下げる。
1532「いーよ、俺らの畑の面倒いつも見てもらってっから、たまにはなんかさせて」
「そっすよ!水やりくらいなんてことないっす」
「ありがとうねぇ…あれま、千冬くん首のとこ怪我して…あっ、」
「あっ、」
咄嗟に首の右側を手で押さえる。
おばちゃんは、あらあらまぁまぁとニコニコ…いや、ニヤニヤして、俺の顔面が熱くなる。
だから見えるとこには噛みついちゃ駄目って言ったのに…!
圭介さんはとぼけた顔をしてあらぬ方に目線を向けていて、玄関の板張りに腰かけていたおっちゃんも顔を赤くして視線をそらしてくるから、俺はもう居たたまれなくなって足を後ろにジリジリと下げる。
kuzupi00
완료いなかで生きるばじふゆ①※ほんのり原作沿い
※リープの存在する世界で全員生存の未来
※ハピエン
※なんでも許せるひと向け
聖者の行進いつか2人で見た映画の主人公は、罪を犯し、追手から逃れるために南を目指して旅立った。
俺たちは何の罪を犯したのだろう。
断片的に脳に流れ込んでくる情景は曖昧で、一度に理解するにはあまりにも鮮烈。
オレンジ色の西陽が差し込む駅のホーム、何度も乗り継ぎして南へ向かう俺たちが辿り着いたここは、自分たちを知る人間は誰もいない。
電車の揺れにウトウトしていた俺は圭介さんに手を引かれて、アスファルトが所々剥がれてでこぼこになった小さなホームに降り立った。
人の気配は無くて、駅名を示した看板は錆びて端が茶色く変色している。改札口も無人で、ブリキの切符入れがポツンと置かれていた。
目の前の一本しかない線路の向こう側の景色は見渡す限りの田園風景と山ばかり。
2318俺たちは何の罪を犯したのだろう。
断片的に脳に流れ込んでくる情景は曖昧で、一度に理解するにはあまりにも鮮烈。
オレンジ色の西陽が差し込む駅のホーム、何度も乗り継ぎして南へ向かう俺たちが辿り着いたここは、自分たちを知る人間は誰もいない。
電車の揺れにウトウトしていた俺は圭介さんに手を引かれて、アスファルトが所々剥がれてでこぼこになった小さなホームに降り立った。
人の気配は無くて、駅名を示した看板は錆びて端が茶色く変色している。改札口も無人で、ブリキの切符入れがポツンと置かれていた。
目の前の一本しかない線路の向こう側の景色は見渡す限りの田園風景と山ばかり。
ap_ysokmr
완료レジェンドになる前の闇社会を生きるヴァルが困ってる女の子を助ける漫画です。闇社会なのでモラルがないのと、暴力表現有、勢いで描いたので画面が汚いし恥ずかしいストーリーになっちゃった…モブ女子とモブおじ注意 9Amaryllis_7121
완료これはきっと アディショナルタイム長い長い時を生きるmの元に、fそっくりの男が現れる話。
※1000年生きてる を聴きながら書いた、たぶん人を選ぶ話。
なんでも大丈夫な人向け。 4
CELI
완료「のんびり1週間毎日カゲウツチャレンジ:3日目」…RISEのリハビリでヌシジンにやられまくってたので書いた話。里の為と思いつつも今はカゲロウさんの為に刃を抜く教官とか、カゲロウさんの腕の中に帰るまでが任務ですとか。大事な人の元に帰るという想いは、何よりも強く生きる意志に繋がるんだよという話。tera
낙서ロビウォ⚠️poseのパロディです
⚠️なんでも許せる方向け
エンジェルがウォーズでスタンがロビン
生きるために客引きとのぞき部屋で生計を立ててる
ウォーズの前に現れるエリートのロビン(妻子持ち) 2
daro0427
낙서食べることは生きること生きる意味を失っていた
このまま枯れ朽ち果てていくのだと
かつての友はすでになく
なにを目的にすれば良いかわからない
こんなにも世界にかがやきはないのに、目には明るく彩られ、生き物や人が笑いさんざめくのが不思議だ
ある意味で自分も異邦者なのかもしれない。
jyamuojisan7
완료coc『面会室』pl:わたさん/kp:あんこ両生還でした…!本当に凄い…よく頑張ったねえ……… これからは前向き隠キャとしてちゃんと生きる…よ🥺いつか2人でのどかなカフェ開こうな…☕️🍰🌟置卓までお付き合い頂き本当にありがとうございました〜!!!
5oma_n
완료支部より移行させました、モブ視点でのロドの30年。穏やかで優しいシンヨコの街で生きるふたりのはなし。或る少女の備忘録蜂の巣かと思ったら下等吸血鬼の巣だった、というのは両親の談である。
実家には猫の額ほどではあるものの庭があり、凝り性である母は家庭菜園半分、ガーデニング半分のちょっとした園芸を楽しんでいた。モッコウバラなんかは黄色くて可愛らしい花が咲くので私も好きだったが、匂いに誘われ虫がやって来るのだけはどうにも苦手だった。その当時小学生であった私は、小さなモンシロチョウですら避けてしまうほど昆虫類が苦手だったので、軒下に蜂の巣が出来ていたと両親から申告を受けた時は卒倒するかと思った。
後になって聞くところによると、駆除依頼をした業者からこれは蜂の巣ではなく下等吸血鬼の巣である、と教えられた両親もまた卒倒しかけたのだという。何しろ我が家のローンはまだまだ残っていて、万が一家屋に被害が出てしまっては目も当てられない。駆除業者からは退治人ギルドの連絡先を教えてもらい、そちらに仲介を依頼することになった。こういうことはよくあるらしい。
3429実家には猫の額ほどではあるものの庭があり、凝り性である母は家庭菜園半分、ガーデニング半分のちょっとした園芸を楽しんでいた。モッコウバラなんかは黄色くて可愛らしい花が咲くので私も好きだったが、匂いに誘われ虫がやって来るのだけはどうにも苦手だった。その当時小学生であった私は、小さなモンシロチョウですら避けてしまうほど昆虫類が苦手だったので、軒下に蜂の巣が出来ていたと両親から申告を受けた時は卒倒するかと思った。
後になって聞くところによると、駆除依頼をした業者からこれは蜂の巣ではなく下等吸血鬼の巣である、と教えられた両親もまた卒倒しかけたのだという。何しろ我が家のローンはまだまだ残っていて、万が一家屋に被害が出てしまっては目も当てられない。駆除業者からは退治人ギルドの連絡先を教えてもらい、そちらに仲介を依頼することになった。こういうことはよくあるらしい。
なるみ
완료ローサンの日おめでとう!そしてコネクトルーム2開催ありがとうございます!
皆様とこの素晴らしい時間を共有できることに感謝。
なんやかんやしていたら何も用意ができなかったので、昨年描いた個人誌をWeb再録致します。
現代社会に生きる、前世?の記憶を持った二人の超短編集です。一部ワンドロに投稿した作品も含みます。
少しでも皆様に楽しんでいただけると幸いです。
6月中は公開しております。 13
巨大な石の顔
완료サンサーラシリーズ第二章。兄上が夢から醒めて江澄のために生きることを決意するお話。酔生夢死 月は眉のように細く無数の星が瞬いている夜だった。
雲夢江氏の若い門弟は、戌の刻が終わろうとしているときある高貴な絵師が滞在している金麟台の部屋へやってきた。
大きく燃え上がるろうそくの明かりに少女の満面の笑顔を浮かびあがる。
「白木蓮殿、これがこたびの姿絵の報酬にございます」
江澄の弟子である白蓮蓮が、腰ひもから卓の上にぱんぱんに膨らんだ小さな革袋を恭しくおくなり、じゃらじゃらと特定の貨幣がこすれあう音がおびただしく聞こえた。
その音からおそらくは庶民であれば数か月余裕をもって暮らせるほどの金子が入っていることに藍曦臣は気付いて目を丸くした。たった二枚の姿絵にこんな大金をなぜ。
「こんなにかい?」
8139雲夢江氏の若い門弟は、戌の刻が終わろうとしているときある高貴な絵師が滞在している金麟台の部屋へやってきた。
大きく燃え上がるろうそくの明かりに少女の満面の笑顔を浮かびあがる。
「白木蓮殿、これがこたびの姿絵の報酬にございます」
江澄の弟子である白蓮蓮が、腰ひもから卓の上にぱんぱんに膨らんだ小さな革袋を恭しくおくなり、じゃらじゃらと特定の貨幣がこすれあう音がおびただしく聞こえた。
その音からおそらくは庶民であれば数か月余裕をもって暮らせるほどの金子が入っていることに藍曦臣は気付いて目を丸くした。たった二枚の姿絵にこんな大金をなぜ。
「こんなにかい?」