生存
noonworks_aot
낙서色紙の生存ifから連想した、最悪パターンの話です。ベルトルトが可哀想なので注意本物の「どういうことか、説明してくれる?」
久しぶりに聞いたジーク戦士長の声は、親しみやすく、それでいて冷たかった。相変わらずだ。僕は無理矢理唾液を飲み込んで、緊張でからからの喉を潤してから、答えた。
「マルセルとアニとライナーは、戻れません」
今のところ、僕とライナーの正体はばれていないが、何度も危ない橋を渡った。
トロスト区防衛戦では、マルコに僕たちの会話を聞かれそうになった。偶然近くの建物が崩落して会話がかき消されなかったら、彼を始末しなければならなかっただろう。
アニが捕まったのは一番の痛手だった。しかし賢明な彼女は自らを結晶に封じ込めて口を噤み、一切の情報を漏らさなかった。さらに幸運なことに、『僕たちの出身の山奥の村』の役人はかなり仕事が雑だったようで、ほとんど散逸していた戸籍資料からアニと僕たちが繋がることもなかった。
1501久しぶりに聞いたジーク戦士長の声は、親しみやすく、それでいて冷たかった。相変わらずだ。僕は無理矢理唾液を飲み込んで、緊張でからからの喉を潤してから、答えた。
「マルセルとアニとライナーは、戻れません」
今のところ、僕とライナーの正体はばれていないが、何度も危ない橋を渡った。
トロスト区防衛戦では、マルコに僕たちの会話を聞かれそうになった。偶然近くの建物が崩落して会話がかき消されなかったら、彼を始末しなければならなかっただろう。
アニが捕まったのは一番の痛手だった。しかし賢明な彼女は自らを結晶に封じ込めて口を噤み、一切の情報を漏らさなかった。さらに幸運なことに、『僕たちの出身の山奥の村』の役人はかなり仕事が雑だったようで、ほとんど散逸していた戸籍資料からアニと僕たちが繋がることもなかった。
ゆずまる
메모J庭55で頒布した新刊「生存者二名」の全員生存if話です。本編未読でも読めます。
J庭55無配本生存者十名
「俺が何したってんだよぉ~~~~!」
日が傾き、仕事終わりのサラリーマン達で賑わい始めたとある居酒屋。
その一室で僕は今、会ったばかりの男性の愚痴に付き合わされている。
どうしてこうなったんだろう。
今から数時間前。
幼馴染みの紗奈と二人で下校中、僕らは突如何者かに襲われ誘拐された。
目が覚めると知らない場所にいて、突然現れたウサギの形をしたぬいぐるみにこう告げられたのだ。
『今からみなしゃんには~……最後の一人になるまで、殺し合いをしてもらいま~しゅ!デスゲームのはじまりはじまり〜〜〜☆』
僕らが連れて来られた部屋には、他にも八人の男女がいた。全員が困惑したように顔を見合わせる。
これから一体どうなってしまうのだろう。不安に思っていた矢先、一人の女性が果敢にもウサギに立ち向かっていったのだ。
4630「俺が何したってんだよぉ~~~~!」
日が傾き、仕事終わりのサラリーマン達で賑わい始めたとある居酒屋。
その一室で僕は今、会ったばかりの男性の愚痴に付き合わされている。
どうしてこうなったんだろう。
今から数時間前。
幼馴染みの紗奈と二人で下校中、僕らは突如何者かに襲われ誘拐された。
目が覚めると知らない場所にいて、突然現れたウサギの形をしたぬいぐるみにこう告げられたのだ。
『今からみなしゃんには~……最後の一人になるまで、殺し合いをしてもらいま~しゅ!デスゲームのはじまりはじまり〜〜〜☆』
僕らが連れて来られた部屋には、他にも八人の男女がいた。全員が困惑したように顔を見合わせる。
これから一体どうなってしまうのだろう。不安に思っていた矢先、一人の女性が果敢にもウサギに立ち向かっていったのだ。
破゜笛
완료クラレオに帰結するRE4全員生存ルート妄想漫画第4話やっと本編に突入しました。ここから話の後半です。
いつも以上に好き勝手描いて喋らせてます。何でもOKな人向けです。
前編→https://poipiku.com/1366175/9882526.html
完結目指して続きも頑張ります。 20
Fallen000_
비탄全員生存ifで何もかもが終わったあとの謎時空のむたみわ話。起承転結話の結の前の閑話。年明けに出そうと思って間に合わなかったからお蔵入りしてたんですがワンドロのお題と合ってたのでここで供養 2866
Sarururu
완료ED後生存ifのテラディオです。未来への進み方とは。※pixiv掲載中のシリーズから続いています。
夢の合鍵 あとで巻き込むからな。
隠れ家の主が放った言葉は、確かにきっかけではあった。驚く気配を見せた彼の隣で、そう思った。
思った、のだが。
──こんな展開になるとは。
デッキでの光景を眺めながら、テランスはここに至るまでの経緯を思い出した。
茶を喫していたのだった。
ラウンジの卓を共に占めたのは、初対面のダルメキアの青年。褐色の肌の持ち主は昇降機前で出会った当初こそ警戒した様子を見せたが、名乗ったテランスには何か思い当たるふしがあったようで、「ああ、あんたが」と頷いた。そしてすぐに「あんたってのはまずいか。なんて呼べばいいんだい? テランス卿、テランス様、テランス殿……」と唸り始めたので、テランスは少し笑ってしまった。
14406隠れ家の主が放った言葉は、確かにきっかけではあった。驚く気配を見せた彼の隣で、そう思った。
思った、のだが。
──こんな展開になるとは。
デッキでの光景を眺めながら、テランスはここに至るまでの経緯を思い出した。
茶を喫していたのだった。
ラウンジの卓を共に占めたのは、初対面のダルメキアの青年。褐色の肌の持ち主は昇降機前で出会った当初こそ警戒した様子を見せたが、名乗ったテランスには何か思い当たるふしがあったようで、「ああ、あんたが」と頷いた。そしてすぐに「あんたってのはまずいか。なんて呼べばいいんだい? テランス卿、テランス様、テランス殿……」と唸り始めたので、テランスは少し笑ってしまった。
まどろみ
훈련七灰小ネタまとめ。超短編。伊←灰←七と七灰RTA。捏造、生存if注意七灰小ネタまとめ伊←灰←七からの七灰
「伊地知〜!」
その可愛がり方が後輩に対するものにしては過剰だということに気づいたのはいつだったか。その疑問をぶつけると片想い相手は残酷にも頬を染めながら理由を教えてくれた。
「伊地知ってさ、僕の好みなんだよね」
普段の溌剌さをどこに置いてきたのか恋する乙女のような顔をしている。
「好みとは?」
「僕、いっぱい食べる人が好きなんだけど、伊地知みたいな、ちょっと気弱そうというか、草臥れたかんじの子にはたくさんご飯を食べさせたいなって思っちゃうんだよね」
年下、しかも十代に対しての評価としては最低だが、好きな人からの評価ならどんなものでもうらやましいものだ。
「伊地知!うどん湯掻いたからいっぱい食べてね!」
702「伊地知〜!」
その可愛がり方が後輩に対するものにしては過剰だということに気づいたのはいつだったか。その疑問をぶつけると片想い相手は残酷にも頬を染めながら理由を教えてくれた。
「伊地知ってさ、僕の好みなんだよね」
普段の溌剌さをどこに置いてきたのか恋する乙女のような顔をしている。
「好みとは?」
「僕、いっぱい食べる人が好きなんだけど、伊地知みたいな、ちょっと気弱そうというか、草臥れたかんじの子にはたくさんご飯を食べさせたいなって思っちゃうんだよね」
年下、しかも十代に対しての評価としては最低だが、好きな人からの評価ならどんなものでもうらやましいものだ。
「伊地知!うどん湯掻いたからいっぱい食べてね!」
珠鬼緤萩(たまきせっしゅう)
낙서生存ifで七灰。描いててなんか表に出せなくなりました....!!
喫煙者灰原くん見たい願望と喫煙者の友人の「煙草吸うとコーヒー飲みたくなる」と言う発言を詰めた\(^o^)/
まどろみ
훈련七灰生存ifで例の二択。二人の相互理解と周りの評価が真逆だと面白いよねどっちもタイプ任務のない平日の放課後。コンビニで菓子を買い込み教室に戻るといつもはこの時間にここにはいないはずの教師と大人がいた。
「お疲れ様です、灰原先生、七海さん」
「ナナミン!久しぶりー!」
「こんにちは」
七海に懐いている虎杖が彼の元へ駆け出した。虎杖のためにここにいる伏黒としては複雑な気持ちである。そんな心境を察したのか灰原が伏黒に疑問を投げた。
「こんな時間に教室に来るなんて珍しいね、忘れ物?」
「いえ、二人で自習をしようと思って。小腹が空いたので始まる前にコンビニに行ってきたんです」
「そうそう。今日の授業でわからないことがあったから伏黒に教えてもらうんだ」
話しながら教科書を取り出し机を動かす虎杖に伏黒は胸を撫で下ろした。
1245「お疲れ様です、灰原先生、七海さん」
「ナナミン!久しぶりー!」
「こんにちは」
七海に懐いている虎杖が彼の元へ駆け出した。虎杖のためにここにいる伏黒としては複雑な気持ちである。そんな心境を察したのか灰原が伏黒に疑問を投げた。
「こんな時間に教室に来るなんて珍しいね、忘れ物?」
「いえ、二人で自習をしようと思って。小腹が空いたので始まる前にコンビニに行ってきたんです」
「そうそう。今日の授業でわからないことがあったから伏黒に教えてもらうんだ」
話しながら教科書を取り出し机を動かす虎杖に伏黒は胸を撫で下ろした。
hrt_syura
낙서一枚目夕木は面白い男が一歩下がって本気になっていないの見るとバチギレそう(ナメた態度でピッチ立ってんじゃねぇ全力出せ潰すってなる)なので追い詰めて生存本能引き出してそう 超人たる所以
二枚目
人生丸ごとあげてもいい男全員取られた夕木流石に可哀想可愛いかも これは士夕√待ったなし(破滅エンド) 2
Ryers7HYiYxYmHZ
완료※いつものようにデイビットが生存してて、ノウム・カルデアにいる設定※ポカ兄はオチ要員
雨宿り 今回の特異点は、熱帯雨林だった。
特異点に存在する街へと向かう最中に雨が降り出してしまう。最初は気にせずに歩いていたデイビットと立香だが、雨の勢いは増し、やがて視界が悪くなるほどになった。
このまま歩き続けることは危険だと判断し、何処かで身体を休む流れとなる。同行していたテスカトリポカが雨風を凌げる洞窟を見つけ、デイビットは立香と共にそこへ向かった。
テスカトリポカは付近に敵の存在や異常はないか確認するために離れることになり、デイビットと立香は二人きりで行動することになる。今回同行できるサーヴァントがテスカトリポカのみだったためだ。
雨が強くなった辺りからずっと走り続けていたが、洞窟にたどり着く頃にはデイビットと立香の服はすっかりびしょ濡れになっていた。
2282特異点に存在する街へと向かう最中に雨が降り出してしまう。最初は気にせずに歩いていたデイビットと立香だが、雨の勢いは増し、やがて視界が悪くなるほどになった。
このまま歩き続けることは危険だと判断し、何処かで身体を休む流れとなる。同行していたテスカトリポカが雨風を凌げる洞窟を見つけ、デイビットは立香と共にそこへ向かった。
テスカトリポカは付近に敵の存在や異常はないか確認するために離れることになり、デイビットと立香は二人きりで行動することになる。今回同行できるサーヴァントがテスカトリポカのみだったためだ。
雨が強くなった辺りからずっと走り続けていたが、洞窟にたどり着く頃にはデイビットと立香の服はすっかりびしょ濡れになっていた。
しんした
진전3月インテの七灰原稿進捗です。生存if30代後半の七灰が古民家で暮らすお話。
ちょっとした事件編で灰原くんが病院で目を覚ますところの抜粋です。
※推敲まだなのでいろいろとご了承ください。
3月七灰原稿進捗④*
目を覚ますと、視界に入ったのは少し日に焼けた殺風景な天井だった。
初めて見る天井だが、よく似た光景は今までも何度か目にしている。
ああ、ここは。
安堵したのも束の間、全身の至るところから熱を持った痛みに襲われ、灰原は小さく声を漏らした。
「雄?」
反射的に閉じてしまった瞼をおずおずと開く。すると、微かに眉を寄せた七海がこちらを覗き込んでいた。
「ゆう」
「……けんと」
もう一度、さっきよりもゆっくりと名前を呼ばれる。痛みを紛らわすように深呼吸をしてから同じようにゆっくり名前を呼ぶと、七海の表情が和らいだ。
「ここ、病院?」
「そうだよ。痛みはどうだ?」
「痛いけど、まあ大丈夫」
「そうか」
少し無理をして笑ってみせたが、何もかもお見通しなのか七海は困ったようなため息をこぼすだけだ。それでも、頬を包み込む手のひらから伝わる七海の温もりは、ただ優しかった。
1881目を覚ますと、視界に入ったのは少し日に焼けた殺風景な天井だった。
初めて見る天井だが、よく似た光景は今までも何度か目にしている。
ああ、ここは。
安堵したのも束の間、全身の至るところから熱を持った痛みに襲われ、灰原は小さく声を漏らした。
「雄?」
反射的に閉じてしまった瞼をおずおずと開く。すると、微かに眉を寄せた七海がこちらを覗き込んでいた。
「ゆう」
「……けんと」
もう一度、さっきよりもゆっくりと名前を呼ばれる。痛みを紛らわすように深呼吸をしてから同じようにゆっくり名前を呼ぶと、七海の表情が和らいだ。
「ここ、病院?」
「そうだよ。痛みはどうだ?」
「痛いけど、まあ大丈夫」
「そうか」
少し無理をして笑ってみせたが、何もかもお見通しなのか七海は困ったようなため息をこぼすだけだ。それでも、頬を包み込む手のひらから伝わる七海の温もりは、ただ優しかった。
Ryers7HYiYxYmHZ
완료※いつものようにデイビットが生存してて、ノウム・カルデアにいる設定※デイぐだ♀というより、デイ+ぐだ♀。
保管室にてーとある日の出来事ー デイビットと共に保管室に閉じ込められて一時間が経過した。これを聞いていたのがカドックだったらういきなり出だしで何を言っているんだと突っ込まれるんだろうけど、事実である。
一時間前、保管室に物が溜まり過ぎの状態だったからいらない物を整理整頓していたのだ。
言い訳するとね、保管室の扉を開け締めするタッチパネルの調子は前々から悪かったのだ。ネモ・エンジンも「そろそろ修理をしなきゃ駄目なんだが、重要性が低いからつい後回しになる」と言っていた。まぁ、ただの物置と化している保管室の扉のタッチパネルの修理の重要性は確かに高くはない。人も滅多に来ないし。最近トラブル続きでストーム・ボーダーの一部が破損したり、至る所で急遽整備が必要だったりすることが続いていたから尚更だ。
2501一時間前、保管室に物が溜まり過ぎの状態だったからいらない物を整理整頓していたのだ。
言い訳するとね、保管室の扉を開け締めするタッチパネルの調子は前々から悪かったのだ。ネモ・エンジンも「そろそろ修理をしなきゃ駄目なんだが、重要性が低いからつい後回しになる」と言っていた。まぁ、ただの物置と化している保管室の扉のタッチパネルの修理の重要性は確かに高くはない。人も滅多に来ないし。最近トラブル続きでストーム・ボーダーの一部が破損したり、至る所で急遽整備が必要だったりすることが続いていたから尚更だ。
Ryers7HYiYxYmHZ
완료※デイビットが生存しててノウム・カルデアにいる設定(いつもの設定)※原作捏造&幻想強めのCPが苦手な人はバックすること推奨します
零れた本音 立香はベッドの上に正座して深々と頭を下げていた。いわゆる土下座という姿勢である。
土下座する立香の前にいるのは、デイビットだ。今は捕虜という形でノウム・カルデアに身を寄せている元敵マスターであった人。今の彼は普段着ている服を脱ぎ、無地の黒いシャツと黒のジーンズというラフな服装をしていた。髪から雫が落ち、デイビットは無表情のままタオルで濡れた髪を拭いている。彼が今そんな状態になっているのは立香が関わっていた。
20分ほど前、藤丸立香ガチ勢であるサーヴァント達が「マスターと甘い時間を過ごしたい」という目的の下に勢揃いしてしまったのだ。そして「勝った者がマスターと時間を過ごす」と喧嘩を始めてしまった。ちなみにマスターである立香の意思は完全無視である。
3640土下座する立香の前にいるのは、デイビットだ。今は捕虜という形でノウム・カルデアに身を寄せている元敵マスターであった人。今の彼は普段着ている服を脱ぎ、無地の黒いシャツと黒のジーンズというラフな服装をしていた。髪から雫が落ち、デイビットは無表情のままタオルで濡れた髪を拭いている。彼が今そんな状態になっているのは立香が関わっていた。
20分ほど前、藤丸立香ガチ勢であるサーヴァント達が「マスターと甘い時間を過ごしたい」という目的の下に勢揃いしてしまったのだ。そして「勝った者がマスターと時間を過ごす」と喧嘩を始めてしまった。ちなみにマスターである立香の意思は完全無視である。
梨本なしぁ
완료大正グロテスキズム(作:文町氏)というTRPG用に作った探索者。新聞社で記者をする傍らグロ怪奇小説を書いているという設定。
関東大震災で家族を失っており、もう一人の探索者である精神科医の病院のお世話になっている。
失うものが何も無いので自分の生死には無頓着だが、周りの人には生きていて欲しい派。
すったもんだあったけどなんとか生存エンド。美しく儚いお話でした。
Ryers7HYiYxYmHZ
완료※デイぐだ♀だけど、デイ→→←ぐだ♀な感じ。※デイビットが生存してノウム・カルデアにいるif。
※原作捏造、幻想強めのCPが嫌いな人はバックすることを推奨します。
抱擁 立香は息を殺してしゃがめばなんとか入れるくらいの天然洞窟に身を隠していた。目の前を通り過ぎるエネミー達を緊張した面持ちで見つめる。
洞窟にはただの岩にしか見えないように偽装した魔術を施してある。しかしそれは高度なものではなく、音を立ててしまえば簡単に見破られてしまう程度のものだ。洞窟は立香の身体がギリギリ入れる程度の広さしかなく、じっと息を殺していることしかできない。
敵の魔術によって味方から引き離され、孤立無援となった立香は味方が駆け付けてくるまで此処で一人身を潜めていることしかできない。おまけに運悪くカルデアと連絡が取れない状態だった。
味方から引き離されて一人になった経験は一度や二度ではないが、かと言って見つかれば殺される状況に慣れる訳ではない。
3555洞窟にはただの岩にしか見えないように偽装した魔術を施してある。しかしそれは高度なものではなく、音を立ててしまえば簡単に見破られてしまう程度のものだ。洞窟は立香の身体がギリギリ入れる程度の広さしかなく、じっと息を殺していることしかできない。
敵の魔術によって味方から引き離され、孤立無援となった立香は味方が駆け付けてくるまで此処で一人身を潜めていることしかできない。おまけに運悪くカルデアと連絡が取れない状態だった。
味方から引き離されて一人になった経験は一度や二度ではないが、かと言って見つかれば殺される状況に慣れる訳ではない。
杣おつと
완료兄弟子生存if仮面調査続行ルートのジョセシー、【前半】です。後半→https://poipiku.com/1276925/10090269.html
「波打てど沈まず」というタイトルです。
本文104Pを全てWEBで公開の上、6/30にバブバトで紙本でも頒布します。A5サイズで1200円です。
2枚目のご案内をご確認よろです!
※オーダンで検索したフリーフォトを使用してます。 47