高杉
れに☔️
DONE松ぐだ♀ぐだちゃんが告白してふられる話。高杉さんが途中途中出てきます。
「それは気の迷いではありませんか?」
一世一代の告白。今まで誰にでも言ってこなかった言葉を、目の前の彼は言葉で突きつけた。
「え、どうしてそう思うんですか。松陰さん」
松陰さん、こと吉田松陰。松下村塾の塾長で安政の大獄で斬首された人。一度、維新都市サイタマで発生した微小特異点でマスターである私を含め、ヘクトール、佐々木小次郎、そして彼の教え子の高杉晋作の前に立ちはだかった。あろうことか高杉重工ならぬ、吉田コンツェルンの総帥として君臨していた。そんな人がカルデアに召喚されたのだ。とても嬉しかったし何より会って話をしてみたかった。
日本史、特に幕末から明治維新にかけてが好きな人は知らない人は居ないらしい。教えを解く彼に私はいつしか恋焦がれていた。
7398一世一代の告白。今まで誰にでも言ってこなかった言葉を、目の前の彼は言葉で突きつけた。
「え、どうしてそう思うんですか。松陰さん」
松陰さん、こと吉田松陰。松下村塾の塾長で安政の大獄で斬首された人。一度、維新都市サイタマで発生した微小特異点でマスターである私を含め、ヘクトール、佐々木小次郎、そして彼の教え子の高杉晋作の前に立ちはだかった。あろうことか高杉重工ならぬ、吉田コンツェルンの総帥として君臨していた。そんな人がカルデアに召喚されたのだ。とても嬉しかったし何より会って話をしてみたかった。
日本史、特に幕末から明治維新にかけてが好きな人は知らない人は居ないらしい。教えを解く彼に私はいつしか恋焦がれていた。
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DONE高杉晋作の妻は吉田松陰が嫌い/高雅(Fate)雅子さんと結婚する前の高杉が同志たちと時期尚早です!と手紙を送って君たちには失望したと絶交を言い渡す手紙が松陰先生から返ってきたという史実のエピソードによるお話です。美女が声を荒げるシチュ好きすぎる
高杉晋作の妻は吉田松陰が嫌い 「雅子さんって松蔭先生のことどう思ってるんですか?」
ここのマスターの話が唐突なのはいつものことだが今日もまた唐突だった。
「どう、とは?」
「最近調べてて知ったんですけど高杉さんって松蔭先生に失望されて絶交を言い渡されてるらしいじゃないですか」
「ああ…」
私が晋様の妻になる前の話ではあるけれどそれは事実だ。
「だから普通はあまりよく思ってないんじゃないかと思って…」
それを聞くなんてあまりにもデリカシーがなく、酷な質問だと思いながらもそっとマスター様に顔を近づけた。
「…このことは晋作様には内緒ですよ?」
その言葉にこくこくとマスター様は頷き小さく息を吐く。
「率直に申し上げまして…嫌いです」
「ーー、」
マスター様は何も言えないようで息を呑んだ気配がした。
2043ここのマスターの話が唐突なのはいつものことだが今日もまた唐突だった。
「どう、とは?」
「最近調べてて知ったんですけど高杉さんって松蔭先生に失望されて絶交を言い渡されてるらしいじゃないですか」
「ああ…」
私が晋様の妻になる前の話ではあるけれどそれは事実だ。
「だから普通はあまりよく思ってないんじゃないかと思って…」
それを聞くなんてあまりにもデリカシーがなく、酷な質問だと思いながらもそっとマスター様に顔を近づけた。
「…このことは晋作様には内緒ですよ?」
その言葉にこくこくとマスター様は頷き小さく息を吐く。
「率直に申し上げまして…嫌いです」
「ーー、」
マスター様は何も言えないようで息を呑んだ気配がした。
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DONE梅と菊のキューピッド/高雅+山明(Fate)高雅メインの話ですがちょこっと山明ありますし基本話の主役は雅さんと明里さんです。明里さんと雅さん仲良くなってほしいしなれそうだと思ってます
梅と菊のキューピッド 初めて会った時の印象は、【おうのさんみたいな人】だった。人懐っこく、スキンシップも多い。裏表がなく、ころころと変わる表情で笑い、怒り、泣く、私にはないものしかなく羨ましく思ってしまうほどだった。
…きっと、彼も好きになってしまうだろうと思うほどには。
「高杉さん?いい人だとは思うけどあたしのタイプじゃないからなあ〜」
一緒に昼食をとりながらバッサリと明里さんは私の旦那をフった。
「た、タイプ…」
「そう!あたしはサンナンさんみたいな人が好きだから」
そう隠すこともなく言ってのける明里さん。彼女がいう【サンナンさん】とは山南敬助さん。新撰組に所属していた人で生前も二人は良い間柄だったらしい。
「サンナンさんって食が細いのよ。昔、遊びに来てくれた時は何にも食べなくてこ〜んなに眉間の皺が寄っててね!」
1856…きっと、彼も好きになってしまうだろうと思うほどには。
「高杉さん?いい人だとは思うけどあたしのタイプじゃないからなあ〜」
一緒に昼食をとりながらバッサリと明里さんは私の旦那をフった。
「た、タイプ…」
「そう!あたしはサンナンさんみたいな人が好きだから」
そう隠すこともなく言ってのける明里さん。彼女がいう【サンナンさん】とは山南敬助さん。新撰組に所属していた人で生前も二人は良い間柄だったらしい。
「サンナンさんって食が細いのよ。昔、遊びに来てくれた時は何にも食べなくてこ〜んなに眉間の皺が寄っててね!」
くまこ
DOODLEマスターちゃんはこの後控えのどまちが引きずっていきました、めでたしめでたし。ヤヤウキ、知れば知るほどルーラーで公式と解釈違いで暴れてる。
まあ性能高杉なのでアサシンで許されてる部分はあるらしいが…。
いやでもルーラーやろがい(無限ループ)
でもルーラーじゃないのは、デイビットくんのサーヴァントだったテスカトリポカではないって事でもあるんでしょうね、と、無理矢理納得してます。
(23/5/4)
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PROGRESS6月の晋松本。教師の高杉と生徒の松陰先生。過去に出会ったが事案。〈プロローグ・松陰視点〉
「あ、先生。こんな所に居たのですね」
蝉が五月蠅く鳴き始め、日差しが夏に変わり始めた初夏の雑木林の中だった。
幼い僕の事を先生と呼び、何処か熱の籠った目を向ける赤髪の男。
誰と聞くよりも先に、男の腕が僕に伸びていた。
逃げる間もなく、男に抱き締められて身動きが取れなくなってしまった。
「先生。僕には時間が無いんです」
僕に質問の余地はなく、男が覆いかぶさったと同時に木漏れ日が眩しくて目を閉じる。
「実力行使なんて僕らしくないですが、許してください。松陰先生」
男の声は蝉の鳴き声と一緒に溶けて、僕の脳内にこびりついて消えなかった。
気付いた時、僕は病院に居た。
「起きたのね!もう大丈夫だから!!」
972「あ、先生。こんな所に居たのですね」
蝉が五月蠅く鳴き始め、日差しが夏に変わり始めた初夏の雑木林の中だった。
幼い僕の事を先生と呼び、何処か熱の籠った目を向ける赤髪の男。
誰と聞くよりも先に、男の腕が僕に伸びていた。
逃げる間もなく、男に抱き締められて身動きが取れなくなってしまった。
「先生。僕には時間が無いんです」
僕に質問の余地はなく、男が覆いかぶさったと同時に木漏れ日が眩しくて目を閉じる。
「実力行使なんて僕らしくないですが、許してください。松陰先生」
男の声は蝉の鳴き声と一緒に溶けて、僕の脳内にこびりついて消えなかった。
気付いた時、僕は病院に居た。
「起きたのね!もう大丈夫だから!!」
sweets_m0gum0gu
DONE高銀全て終わった後で高杉とは別住まい。
銀時が風邪を引き、高杉がかぶき町で買い物をするお話です。
良い米で炊く飯は甘い今日は銀時の家である万事屋に行く日だった。
昼過ぎに携帯で『これから向かう』とメッセージを送信してから万事屋に着くまでに返信はない。どうせ寝てるか漫画でも読んでいるかしているのだろうと思い、返信の有無は気にしていなかった。
しかしあいつの好きそうな菓子を手土産に万事屋の呼び鈴を押しても反応なし。流石に首を傾げる。
「まだ寝てんのか? 鍵は……かかってねェな」
不用心だな、と溜息を吐いた後中に入る。
「おい銀時、いねェのか?」
そう言いながら広間に行くも、誰もいない。
片っ端から部屋見てくしかねェなと思った時、隣の部屋から俺を呼ぶ弱々しい声が聞こえてきた。声のする部屋を開けると熱があるらしく、顔の赤い銀時が布団からいつも以上にぼんやりした表情で俺を見ている。
3100昼過ぎに携帯で『これから向かう』とメッセージを送信してから万事屋に着くまでに返信はない。どうせ寝てるか漫画でも読んでいるかしているのだろうと思い、返信の有無は気にしていなかった。
しかしあいつの好きそうな菓子を手土産に万事屋の呼び鈴を押しても反応なし。流石に首を傾げる。
「まだ寝てんのか? 鍵は……かかってねェな」
不用心だな、と溜息を吐いた後中に入る。
「おい銀時、いねェのか?」
そう言いながら広間に行くも、誰もいない。
片っ端から部屋見てくしかねェなと思った時、隣の部屋から俺を呼ぶ弱々しい声が聞こえてきた。声のする部屋を開けると熱があるらしく、顔の赤い銀時が布団からいつも以上にぼんやりした表情で俺を見ている。
mokuba
DONEchapter4から少し経った頃の徳雄とゆめの話※奇怪な藍高杉chapter1~4までのネタバレを含みます。
NPCもちょっと出るのでご注意ください
BLとしては描いていませんが多少の触れ合いがあります 6
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DONE【現パロ】恋敵/高雅←おうの(Fate)運命の出会いをしたと語るおうの。それが雅さんだったと知る高杉。雅さんに告白するおうの。高杉が好きだからごめんなさいとフる雅さん。雅さんに翻弄される高杉――まあそんな感じのお話です
【現パロ】恋敵 運命の人に出会った!そう僕の前で豪語するのはおうのだった。彼女が言うに通学路、学校からの帰り道に通りかかる公園のベンチでいつも本を読んでいる可憐な女性がいるのだそう。いつもその子を可愛いと思って目の保養にしていたそうなのだが――、
「ナンパに絡まれていてね?ちょっと助けるつもりで友達のふりをして振り払ったの!」
そう言っておうのはその出来事のことを語り始めた――。
「ごめんね?突然、嫌じゃなかった?」
「いえ、そんな…助けて下さりありがとうございます」
そう言って彼女は深々と頭を下げる。凛としていて所作が麗しいとおうのは語る。
「あ、あのね!私…ずっとあなたのことを気になっていて…そ、それでその…れ、連絡先交換しない!?」
2072「ナンパに絡まれていてね?ちょっと助けるつもりで友達のふりをして振り払ったの!」
そう言っておうのはその出来事のことを語り始めた――。
「ごめんね?突然、嫌じゃなかった?」
「いえ、そんな…助けて下さりありがとうございます」
そう言って彼女は深々と頭を下げる。凛としていて所作が麗しいとおうのは語る。
「あ、あのね!私…ずっとあなたのことを気になっていて…そ、それでその…れ、連絡先交換しない!?」
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DONE高杉晋作の贈った銃/高雅(Fate)史実の龍馬に高杉さんが贈ったとされる銃を雅さんが高杉さん不在の時に龍馬さんに持たせてもらう話です
高杉晋作の贈った銃 「わぁ」
龍馬から手渡された鉛の塊を持ちその重さに驚きのあまり雅子は声を上げた。
「これが晋作様が坂本様に贈ったという銃なのですね」
「ああ…本当に当時の僕は喜んだものだよ」
そう言って龍馬は笑い雅子はしげしげと銃ーーピストルを見つめた。きっとこの場に話題の中心である高杉晋作その人がおれば雅子から銃を奪うなり、龍馬に嫉妬したりするだろうが今はクエストに駆り出されておりその当の本人はいない。それをチャンスと見た雅子が龍馬に持たせて欲しいとお願いしたのだった。
「あの人は贈り物が好きでしたから…」
「まあ、気持ちは分からないでもないよ。贈り物をする時ってその人のことを考えるものだから、手紙もそうだな」
と言う龍馬に雅子も頷いた。生前、その夫はその両方をよくしてくれたものだと雅子にとっての生涯の宝物を思い返しそして満足した雅子は龍馬に銃を返した。
1412龍馬から手渡された鉛の塊を持ちその重さに驚きのあまり雅子は声を上げた。
「これが晋作様が坂本様に贈ったという銃なのですね」
「ああ…本当に当時の僕は喜んだものだよ」
そう言って龍馬は笑い雅子はしげしげと銃ーーピストルを見つめた。きっとこの場に話題の中心である高杉晋作その人がおれば雅子から銃を奪うなり、龍馬に嫉妬したりするだろうが今はクエストに駆り出されておりその当の本人はいない。それをチャンスと見た雅子が龍馬に持たせて欲しいとお願いしたのだった。
「あの人は贈り物が好きでしたから…」
「まあ、気持ちは分からないでもないよ。贈り物をする時ってその人のことを考えるものだから、手紙もそうだな」
と言う龍馬に雅子も頷いた。生前、その夫はその両方をよくしてくれたものだと雅子にとっての生涯の宝物を思い返しそして満足した雅子は龍馬に銃を返した。
暖(はる)
DONE蛇化高杉さんの続き、森君主体の話。騎乗位は書かないと済まない癖なので……
元ネタは砂月冥さん(@satsuki_mei5 )からです
(前回参照)
pass 18歳より上ですか(Y/N) 2627
NaclcaN
DONE→続き描いた!⚠️松晋読書に集中しすぎて反応が鈍くなる先生と、
聞こえてない前提で言いたい放題してたけどしっかり聞かれてた弟子
先生は有言実行の男なのでこの後じっくりヨシヨシしてくれるよ
イベントで出てた、ダメージ差分の髪解けてる社長好きだな!
髪の毛サラサラで描いてて楽しかった
NaclcaN
DONE⚠️松晋周回手伝ったら先生すごい褒めてくれるよ!
そんな訳でポカの黒曜周回に社長連れ回してるんですが
あまりにつらいので松晋妄想しながら頑張ってます
マスターの知らないところでこんなやりとりがあったに違いない!
えっ松先生?うちのデアにはもちろん居ますけど…?(強い幻覚を見ています
NaclcaN
DOODLE⚠️松晋 NSFW彼シャツ二番煎じかもだけど、どうしても着て欲しくて描いちゃった!
つか、あんなに特徴あってひと目で誰の服か分かるようなシャツ、受に羽織らせて匂わせする以外の使い道あるんですか???ないよね…!?!?
3枚目は、肌色陰影と汁追加した表情差分です
そんなに大したことないけど、念のためワンクッション置いています 3
pagupagu14
DONE君は僕の癒しスポット/高雅(Fate)洗濯物を担ぐ雅さん絶対美人だよな見てえ~という妄想から生まれたお話です。英霊同士の高雅
君は僕の癒しスポット「ったく、マスターくんと言えど人使いが荒くないかい?」
ぶつくさと呟きながらも種火パーティーの奴らよりはマシだなと思いつつ廊下を歩く。歩いていると何やら大きな荷物を抱えた僕の妻ーー、雅子の姿を見つけ声をかけた。
「雅!」
「!し、晋作様…おかえりなさいませ」
「ああ、ただいま…っていや、今はそういうのじゃなくて…すごい荷物だけどどうしたの?」
籠の中に入っているのはシャツやらシーツやらそういった類のもので問えば困ったように雅は眉を下げた。
「カルデア職員様たちの洗濯物でございます。英霊のも、職員様のもこの大所帯ですからかなり出るようで…時間を持て余していたので代わりにしていたのですけれど…」
そう言って雅は汗を拭った。
1362ぶつくさと呟きながらも種火パーティーの奴らよりはマシだなと思いつつ廊下を歩く。歩いていると何やら大きな荷物を抱えた僕の妻ーー、雅子の姿を見つけ声をかけた。
「雅!」
「!し、晋作様…おかえりなさいませ」
「ああ、ただいま…っていや、今はそういうのじゃなくて…すごい荷物だけどどうしたの?」
籠の中に入っているのはシャツやらシーツやらそういった類のもので問えば困ったように雅は眉を下げた。
「カルデア職員様たちの洗濯物でございます。英霊のも、職員様のもこの大所帯ですからかなり出るようで…時間を持て余していたので代わりにしていたのですけれど…」
そう言って雅は汗を拭った。
暖(はる)
DOODLE霊基異常で自分の姿が見えなくなった高杉さんが昭和レトロなホテルなホテルで森君と魔力供給し、なぜか翼までは生えている話話の都合上、シュミレーションルームになってます
18歳より上ですか(Y/N) 6707
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MEMO短いしとくに中身もなく、隠居高銀で高杉が坂田の体をコネコネコネして、坂田が焦らされているだけです。やらしいけれどえっちはないです。
坂田をコネコネする高杉の話(高銀)体がモゾモゾする感覚に目が覚める。
夜はまだ深く、朝が来るまでにはまだ遠い時間だ。
違和感の正体はすぐにわかった。尻を撫でられている。
同じ布団で寝ている男にだ。
「なにしてんの?」
すぐそこにあった額にこつんと合わせて、その顔を覗き込む。翡翠の目が、じっと俺を見ている。
「したいの?」
俺はまだ眠くて、うとうとしながら問いかけてやると、男はーー高杉は無言のまま俺に唇を合わせてきた。薄い唇の先を擦り合わせてから、ちゅっちゅと啄むよう吸い付いてくる。
こそばゆくて声を漏らせば、高杉は不機嫌そうに口付けを深めてきた。にゅるりと口の中に入ってくるそれを、俺はいつも生きた蛇のようだと思う。もちろん、実際に口の中に蛇を入れたことなんてない。ただ、それは高杉の体の一部のようでいて、高杉とは違う意志を持った生き物のような不思議さを感じるのだ。
1501夜はまだ深く、朝が来るまでにはまだ遠い時間だ。
違和感の正体はすぐにわかった。尻を撫でられている。
同じ布団で寝ている男にだ。
「なにしてんの?」
すぐそこにあった額にこつんと合わせて、その顔を覗き込む。翡翠の目が、じっと俺を見ている。
「したいの?」
俺はまだ眠くて、うとうとしながら問いかけてやると、男はーー高杉は無言のまま俺に唇を合わせてきた。薄い唇の先を擦り合わせてから、ちゅっちゅと啄むよう吸い付いてくる。
こそばゆくて声を漏らせば、高杉は不機嫌そうに口付けを深めてきた。にゅるりと口の中に入ってくるそれを、俺はいつも生きた蛇のようだと思う。もちろん、実際に口の中に蛇を入れたことなんてない。ただ、それは高杉の体の一部のようでいて、高杉とは違う意志を持った生き物のような不思議さを感じるのだ。
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DOODLEカルデア重工物語の本編及び本編後の幻覚話2本満身創痍の状態で、薬で無理を通す高杉さんの話
前半 : 高杉+小次郎+ヘクトール
後半 : 高杉+ヘクトール(血が飲めない高杉さんの話)
CBC2023の幻覚■CBC2023本編の隙間の幻覚
雲一つない晴天の昼下り。小次郎は会社の庭の畑に植えた野菜の手入れに一区切りがつき、ここらで一度休憩でも、と屋内へ戻り廊下を歩いていた。向かいからやってくる者があることに気が付き、目をそちらへ向ける。高杉だ。大きめの段ボール箱を1つ抱えて歩いている。余程重いものでも入っているのか、高杉が少しふらついているように小次郎には見えた。
「やあ、高杉殿」
「小次郎。畑はもういいのか?」
声を掛けられた高杉が足をとめ、小次郎へ応えを返す。
「うむ、今植えてある分については今日は終いだな。一息ついてからまだ手を入れていない部分の草を刈るつもりだが」
「へえ、そうなのか」
「高杉殿はどちらへ?その荷物、随分重そうだが拙者の手伝いは必要かな?」
6177雲一つない晴天の昼下り。小次郎は会社の庭の畑に植えた野菜の手入れに一区切りがつき、ここらで一度休憩でも、と屋内へ戻り廊下を歩いていた。向かいからやってくる者があることに気が付き、目をそちらへ向ける。高杉だ。大きめの段ボール箱を1つ抱えて歩いている。余程重いものでも入っているのか、高杉が少しふらついているように小次郎には見えた。
「やあ、高杉殿」
「小次郎。畑はもういいのか?」
声を掛けられた高杉が足をとめ、小次郎へ応えを返す。
「うむ、今植えてある分については今日は終いだな。一息ついてからまだ手を入れていない部分の草を刈るつもりだが」
「へえ、そうなのか」
「高杉殿はどちらへ?その荷物、随分重そうだが拙者の手伝いは必要かな?」
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DONE晋松。亡くなった人の声ではなく姿を忘れるのに、声だけは何時までも忘れられない高杉人は、亡き人の声から忘れると言うらしい。
声から忘れて何を忘れるのかは、僕も分からない。
「……声から、か」
ベベンと三味線を鳴らして、深い溜息を付きながら煙管に手を伸ばす。
声から忘れられたら、それはそれで切ないのだろう。
煙管を咥えて紫煙を吐き出すと、煙さに眉を寄せる松陰先生を思い出す。
先生は煙草が好きではなかったし、僕の肺の弱さについても知っていた。
「晋作、またそんな物を吸っているのですか」
今でも鮮明に聞こえる先生の声に、手にした煙管を煙草盆へと置く。
「辞めさせたいのなら、口吸いの一つくらいしてくれても良かったじゃないですか」
今なら幾らでも軽口を叩けるのに、そう言いたい先生はもう居ない。
記憶を呼び起こしても、先生の姿は思い出せるのに顔がボヤけてしまう。
562声から忘れて何を忘れるのかは、僕も分からない。
「……声から、か」
ベベンと三味線を鳴らして、深い溜息を付きながら煙管に手を伸ばす。
声から忘れられたら、それはそれで切ないのだろう。
煙管を咥えて紫煙を吐き出すと、煙さに眉を寄せる松陰先生を思い出す。
先生は煙草が好きではなかったし、僕の肺の弱さについても知っていた。
「晋作、またそんな物を吸っているのですか」
今でも鮮明に聞こえる先生の声に、手にした煙管を煙草盆へと置く。
「辞めさせたいのなら、口吸いの一つくらいしてくれても良かったじゃないですか」
今なら幾らでも軽口を叩けるのに、そう言いたい先生はもう居ない。
記憶を呼び起こしても、先生の姿は思い出せるのに顔がボヤけてしまう。
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DONE愛しい愛しい君の寝顔/高雅(Fate)三千世界〜ネタ。雅さんの寝顔大好きな高杉さん可愛いよね…うちの雅さんは第二の生で喧嘩っぽいこともして吹っ切れてるのであんまり取り繕ったりしてないです
愛しい愛しい君の寝顔 朝、目が覚め隣ですやすやと眠る雅を見て雅を起こさないように僕は小さくガッツポーズをした。生前、雅は僕に寝顔を見られるのは恥ずかしいだとか無様だとかなんとか言って初めて寝顔を見た以降は僕の後に寝て僕より先に起きるということを徹底していた。元々、僕があまり雅の側にいなかったせいで本当にあの可愛い安心しきった寝顔を見ることができたのが一度きりというのは小さな僕の未練の一つだった。しかし、カルデアで再会し第二の生。もう僕の妻ではないと言い、自分は悲しむし怒るし泣くし嫉妬もする。もう我慢はしないと宣言した。そして宣言の形として僕の隣で眠ってくれることが何よりもの報酬だった。僕が雅を傷つけ悲しませたのは事実でそれは戒めとして僕の中には残り続けるもの。けれどそれ以上にこの笑顔を独占できるのはやっぱり嬉しいと思ってしまう。
1115暖(はる)
DONEこちらはありがたいことに砂月冥さん(@satsuki_mei5 )から許可を頂いて描いた下半身蛇化の高杉さんです。
注意!!
●高杉さんの下半身が蛇化のため蛇ペニス
●孔が正常な場所になくスリット(孔)が側部にあります
●高杉さんの鱗の変色(森君に弄られると色が変わる)
●森君の吐息描写があります(「あ……ふ」レベル)
●結腸責めのような描写があります
●脱皮します
●濁点喘ぎ 13557
yuu_2111
DOODLE社長からの矢印がつよい高ぐだ♂とAI高ぐだ♂の落書きたち。高杉ィ…お前ホントかわいいなぁ…汝は攻関係ないですがAI高→ぐだ♂のイメソンは勝手に『恋するア○リ(sm7006009)』だと思ってます 8
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DONE例え先生が相手だとしても/高雅+松蔭(Fate)松蔭先生がやってきて嫉妬する高杉さんの高雅です。高杉さんにとっての執着する相手というのはストッパーになりそうだなと思って…
例え先生が相手だとしても 吉田松陰が召喚に応じ、カルデアにやってきた。それは同じ時代を生きたものたちにとっては喜びを表すもので特に松陰を人生の師と仰いだ高杉晋作はとてつもなく喜んだ。
「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
1458「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
暖(はる)
DOODLE長晋ワンライ初挑戦。過去のお題お借りしました。
特殊性癖:高杉さんの霊基異常生理ネタおよびそれに伴う血の描写があります。
NOT女体化
高杉さんが生前に奥さん、付き合っていた人いたと地の文で語っている。
医療サーヴァント、ダ・ヴィンチさんが登場してます(動いているのは後者)
長→←晋ですが、キス描写有ります
第59回 血 部屋の空気を循環させるモーターの音が、普段は気にもしないのに今日は煩い。
唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
3762唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
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MEMO現パロ大学生の高銀。酔っ払って坂田にベタベタする高杉が欲しくて書きました。個人の見解です。酔っ払って坂田にベタベタする高杉の話(高銀)これはあんまり人に信じて貰えないことだが、おなじゼミの高杉晋助は酔ってご機嫌になると、やたらと人のことをベタベタ触ってくるようになる。
スキンシップ?ボディタッチ?
とにかく、なにかにつけて腕や太ももを触ってきて、しまいには肩を抱きながら耳もとでぼそぼそと喋ってくるのだ。
しかし、そのことをゼミやサークルの誰に話してみても、誰もが口を揃えて「そんなことあるか」と否定してくるのである。
以下、そんな声の一部抜粋。
「えー!高杉くんそんなセクハラみたいなことしないよ」
「そもそも高杉が酔ってご機嫌になる?いつもムスッとした顔で黙って飲んでるだけじゃん」
「自意識過剰乙です」
「高杉くんの悪口止めてくれる?」
「嘘だよ。高杉って潔癖っぽいところあるじゃん」
1535スキンシップ?ボディタッチ?
とにかく、なにかにつけて腕や太ももを触ってきて、しまいには肩を抱きながら耳もとでぼそぼそと喋ってくるのだ。
しかし、そのことをゼミやサークルの誰に話してみても、誰もが口を揃えて「そんなことあるか」と否定してくるのである。
以下、そんな声の一部抜粋。
「えー!高杉くんそんなセクハラみたいなことしないよ」
「そもそも高杉が酔ってご機嫌になる?いつもムスッとした顔で黙って飲んでるだけじゃん」
「自意識過剰乙です」
「高杉くんの悪口止めてくれる?」
「嘘だよ。高杉って潔癖っぽいところあるじゃん」
pagupagu14
DONE【現パロ】梅と菊/高雅(Fate)現パロ高雅の朝チュンのお話。菊を好きになってくれたら雅さんめっちゃ嬉しいと思うんだよな~~いかがわしさはゼロです
【現パロ】梅と菊 「今生は雅の出産に立ち会いたいなあ」
朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。
933朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。