高杉
mokuba
DONEchapter4から少し経った頃の徳雄とゆめの話※奇怪な藍高杉chapter1~4までのネタバレを含みます。
NPCもちょっと出るのでご注意ください
BLとしては描いていませんが多少の触れ合いがあります 6
pagupagu14
DONE【現パロ】恋敵/高雅←おうの(Fate)運命の出会いをしたと語るおうの。それが雅さんだったと知る高杉。雅さんに告白するおうの。高杉が好きだからごめんなさいとフる雅さん。雅さんに翻弄される高杉――まあそんな感じのお話です
【現パロ】恋敵 運命の人に出会った!そう僕の前で豪語するのはおうのだった。彼女が言うに通学路、学校からの帰り道に通りかかる公園のベンチでいつも本を読んでいる可憐な女性がいるのだそう。いつもその子を可愛いと思って目の保養にしていたそうなのだが――、
「ナンパに絡まれていてね?ちょっと助けるつもりで友達のふりをして振り払ったの!」
そう言っておうのはその出来事のことを語り始めた――。
「ごめんね?突然、嫌じゃなかった?」
「いえ、そんな…助けて下さりありがとうございます」
そう言って彼女は深々と頭を下げる。凛としていて所作が麗しいとおうのは語る。
「あ、あのね!私…ずっとあなたのことを気になっていて…そ、それでその…れ、連絡先交換しない!?」
2072「ナンパに絡まれていてね?ちょっと助けるつもりで友達のふりをして振り払ったの!」
そう言っておうのはその出来事のことを語り始めた――。
「ごめんね?突然、嫌じゃなかった?」
「いえ、そんな…助けて下さりありがとうございます」
そう言って彼女は深々と頭を下げる。凛としていて所作が麗しいとおうのは語る。
「あ、あのね!私…ずっとあなたのことを気になっていて…そ、それでその…れ、連絡先交換しない!?」
pagupagu14
DONE高杉晋作の贈った銃/高雅(Fate)史実の龍馬に高杉さんが贈ったとされる銃を雅さんが高杉さん不在の時に龍馬さんに持たせてもらう話です
高杉晋作の贈った銃 「わぁ」
龍馬から手渡された鉛の塊を持ちその重さに驚きのあまり雅子は声を上げた。
「これが晋作様が坂本様に贈ったという銃なのですね」
「ああ…本当に当時の僕は喜んだものだよ」
そう言って龍馬は笑い雅子はしげしげと銃ーーピストルを見つめた。きっとこの場に話題の中心である高杉晋作その人がおれば雅子から銃を奪うなり、龍馬に嫉妬したりするだろうが今はクエストに駆り出されておりその当の本人はいない。それをチャンスと見た雅子が龍馬に持たせて欲しいとお願いしたのだった。
「あの人は贈り物が好きでしたから…」
「まあ、気持ちは分からないでもないよ。贈り物をする時ってその人のことを考えるものだから、手紙もそうだな」
と言う龍馬に雅子も頷いた。生前、その夫はその両方をよくしてくれたものだと雅子にとっての生涯の宝物を思い返しそして満足した雅子は龍馬に銃を返した。
1412龍馬から手渡された鉛の塊を持ちその重さに驚きのあまり雅子は声を上げた。
「これが晋作様が坂本様に贈ったという銃なのですね」
「ああ…本当に当時の僕は喜んだものだよ」
そう言って龍馬は笑い雅子はしげしげと銃ーーピストルを見つめた。きっとこの場に話題の中心である高杉晋作その人がおれば雅子から銃を奪うなり、龍馬に嫉妬したりするだろうが今はクエストに駆り出されておりその当の本人はいない。それをチャンスと見た雅子が龍馬に持たせて欲しいとお願いしたのだった。
「あの人は贈り物が好きでしたから…」
「まあ、気持ちは分からないでもないよ。贈り物をする時ってその人のことを考えるものだから、手紙もそうだな」
と言う龍馬に雅子も頷いた。生前、その夫はその両方をよくしてくれたものだと雅子にとっての生涯の宝物を思い返しそして満足した雅子は龍馬に銃を返した。
暖(はる)
DONE蛇化高杉さんの続き、森君主体の話。騎乗位は書かないと済まない癖なので……
元ネタは砂月冥さん(@satsuki_mei5 )からです
(前回参照)
pass 18歳より上ですか(Y/N) 2627
NaclcaN
DONE→続き描いた!⚠️松晋読書に集中しすぎて反応が鈍くなる先生と、
聞こえてない前提で言いたい放題してたけどしっかり聞かれてた弟子
先生は有言実行の男なのでこの後じっくりヨシヨシしてくれるよ
イベントで出てた、ダメージ差分の髪解けてる社長好きだな!
髪の毛サラサラで描いてて楽しかった
NaclcaN
DONE⚠️松晋周回手伝ったら先生すごい褒めてくれるよ!
そんな訳でポカの黒曜周回に社長連れ回してるんですが
あまりにつらいので松晋妄想しながら頑張ってます
マスターの知らないところでこんなやりとりがあったに違いない!
えっ松先生?うちのデアにはもちろん居ますけど…?(強い幻覚を見ています
NaclcaN
DOODLE⚠️松晋 NSFW彼シャツ二番煎じかもだけど、どうしても着て欲しくて描いちゃった!
つか、あんなに特徴あってひと目で誰の服か分かるようなシャツ、受に羽織らせて匂わせする以外の使い道あるんですか???ないよね…!?!?
3枚目は、肌色陰影と汁追加した表情差分です
そんなに大したことないけど、念のためワンクッション置いています 3
pagupagu14
DONE君は僕の癒しスポット/高雅(Fate)洗濯物を担ぐ雅さん絶対美人だよな見てえ~という妄想から生まれたお話です。英霊同士の高雅
君は僕の癒しスポット「ったく、マスターくんと言えど人使いが荒くないかい?」
ぶつくさと呟きながらも種火パーティーの奴らよりはマシだなと思いつつ廊下を歩く。歩いていると何やら大きな荷物を抱えた僕の妻ーー、雅子の姿を見つけ声をかけた。
「雅!」
「!し、晋作様…おかえりなさいませ」
「ああ、ただいま…っていや、今はそういうのじゃなくて…すごい荷物だけどどうしたの?」
籠の中に入っているのはシャツやらシーツやらそういった類のもので問えば困ったように雅は眉を下げた。
「カルデア職員様たちの洗濯物でございます。英霊のも、職員様のもこの大所帯ですからかなり出るようで…時間を持て余していたので代わりにしていたのですけれど…」
そう言って雅は汗を拭った。
1362ぶつくさと呟きながらも種火パーティーの奴らよりはマシだなと思いつつ廊下を歩く。歩いていると何やら大きな荷物を抱えた僕の妻ーー、雅子の姿を見つけ声をかけた。
「雅!」
「!し、晋作様…おかえりなさいませ」
「ああ、ただいま…っていや、今はそういうのじゃなくて…すごい荷物だけどどうしたの?」
籠の中に入っているのはシャツやらシーツやらそういった類のもので問えば困ったように雅は眉を下げた。
「カルデア職員様たちの洗濯物でございます。英霊のも、職員様のもこの大所帯ですからかなり出るようで…時間を持て余していたので代わりにしていたのですけれど…」
そう言って雅は汗を拭った。
暖(はる)
DOODLE霊基異常で自分の姿が見えなくなった高杉さんが昭和レトロなホテルなホテルで森君と魔力供給し、なぜか翼までは生えている話話の都合上、シュミレーションルームになってます
18歳より上ですか(Y/N) 6707
jil85045373
MEMO短いしとくに中身もなく、隠居高銀で高杉が坂田の体をコネコネコネして、坂田が焦らされているだけです。やらしいけれどえっちはないです。
坂田をコネコネする高杉の話(高銀)体がモゾモゾする感覚に目が覚める。
夜はまだ深く、朝が来るまでにはまだ遠い時間だ。
違和感の正体はすぐにわかった。尻を撫でられている。
同じ布団で寝ている男にだ。
「なにしてんの?」
すぐそこにあった額にこつんと合わせて、その顔を覗き込む。翡翠の目が、じっと俺を見ている。
「したいの?」
俺はまだ眠くて、うとうとしながら問いかけてやると、男はーー高杉は無言のまま俺に唇を合わせてきた。薄い唇の先を擦り合わせてから、ちゅっちゅと啄むよう吸い付いてくる。
こそばゆくて声を漏らせば、高杉は不機嫌そうに口付けを深めてきた。にゅるりと口の中に入ってくるそれを、俺はいつも生きた蛇のようだと思う。もちろん、実際に口の中に蛇を入れたことなんてない。ただ、それは高杉の体の一部のようでいて、高杉とは違う意志を持った生き物のような不思議さを感じるのだ。
1501夜はまだ深く、朝が来るまでにはまだ遠い時間だ。
違和感の正体はすぐにわかった。尻を撫でられている。
同じ布団で寝ている男にだ。
「なにしてんの?」
すぐそこにあった額にこつんと合わせて、その顔を覗き込む。翡翠の目が、じっと俺を見ている。
「したいの?」
俺はまだ眠くて、うとうとしながら問いかけてやると、男はーー高杉は無言のまま俺に唇を合わせてきた。薄い唇の先を擦り合わせてから、ちゅっちゅと啄むよう吸い付いてくる。
こそばゆくて声を漏らせば、高杉は不機嫌そうに口付けを深めてきた。にゅるりと口の中に入ってくるそれを、俺はいつも生きた蛇のようだと思う。もちろん、実際に口の中に蛇を入れたことなんてない。ただ、それは高杉の体の一部のようでいて、高杉とは違う意志を持った生き物のような不思議さを感じるのだ。
suzuro_0506
DOODLEカルデア重工物語の本編及び本編後の幻覚話2本満身創痍の状態で、薬で無理を通す高杉さんの話
前半 : 高杉+小次郎+ヘクトール
後半 : 高杉+ヘクトール(血が飲めない高杉さんの話)
CBC2023の幻覚■CBC2023本編の隙間の幻覚
雲一つない晴天の昼下り。小次郎は会社の庭の畑に植えた野菜の手入れに一区切りがつき、ここらで一度休憩でも、と屋内へ戻り廊下を歩いていた。向かいからやってくる者があることに気が付き、目をそちらへ向ける。高杉だ。大きめの段ボール箱を1つ抱えて歩いている。余程重いものでも入っているのか、高杉が少しふらついているように小次郎には見えた。
「やあ、高杉殿」
「小次郎。畑はもういいのか?」
声を掛けられた高杉が足をとめ、小次郎へ応えを返す。
「うむ、今植えてある分については今日は終いだな。一息ついてからまだ手を入れていない部分の草を刈るつもりだが」
「へえ、そうなのか」
「高杉殿はどちらへ?その荷物、随分重そうだが拙者の手伝いは必要かな?」
6177雲一つない晴天の昼下り。小次郎は会社の庭の畑に植えた野菜の手入れに一区切りがつき、ここらで一度休憩でも、と屋内へ戻り廊下を歩いていた。向かいからやってくる者があることに気が付き、目をそちらへ向ける。高杉だ。大きめの段ボール箱を1つ抱えて歩いている。余程重いものでも入っているのか、高杉が少しふらついているように小次郎には見えた。
「やあ、高杉殿」
「小次郎。畑はもういいのか?」
声を掛けられた高杉が足をとめ、小次郎へ応えを返す。
「うむ、今植えてある分については今日は終いだな。一息ついてからまだ手を入れていない部分の草を刈るつもりだが」
「へえ、そうなのか」
「高杉殿はどちらへ?その荷物、随分重そうだが拙者の手伝いは必要かな?」
r__iy1105
DONE晋松。亡くなった人の声ではなく姿を忘れるのに、声だけは何時までも忘れられない高杉人は、亡き人の声から忘れると言うらしい。
声から忘れて何を忘れるのかは、僕も分からない。
「……声から、か」
ベベンと三味線を鳴らして、深い溜息を付きながら煙管に手を伸ばす。
声から忘れられたら、それはそれで切ないのだろう。
煙管を咥えて紫煙を吐き出すと、煙さに眉を寄せる松陰先生を思い出す。
先生は煙草が好きではなかったし、僕の肺の弱さについても知っていた。
「晋作、またそんな物を吸っているのですか」
今でも鮮明に聞こえる先生の声に、手にした煙管を煙草盆へと置く。
「辞めさせたいのなら、口吸いの一つくらいしてくれても良かったじゃないですか」
今なら幾らでも軽口を叩けるのに、そう言いたい先生はもう居ない。
記憶を呼び起こしても、先生の姿は思い出せるのに顔がボヤけてしまう。
562声から忘れて何を忘れるのかは、僕も分からない。
「……声から、か」
ベベンと三味線を鳴らして、深い溜息を付きながら煙管に手を伸ばす。
声から忘れられたら、それはそれで切ないのだろう。
煙管を咥えて紫煙を吐き出すと、煙さに眉を寄せる松陰先生を思い出す。
先生は煙草が好きではなかったし、僕の肺の弱さについても知っていた。
「晋作、またそんな物を吸っているのですか」
今でも鮮明に聞こえる先生の声に、手にした煙管を煙草盆へと置く。
「辞めさせたいのなら、口吸いの一つくらいしてくれても良かったじゃないですか」
今なら幾らでも軽口を叩けるのに、そう言いたい先生はもう居ない。
記憶を呼び起こしても、先生の姿は思い出せるのに顔がボヤけてしまう。
pagupagu14
DONE愛しい愛しい君の寝顔/高雅(Fate)三千世界〜ネタ。雅さんの寝顔大好きな高杉さん可愛いよね…うちの雅さんは第二の生で喧嘩っぽいこともして吹っ切れてるのであんまり取り繕ったりしてないです
愛しい愛しい君の寝顔 朝、目が覚め隣ですやすやと眠る雅を見て雅を起こさないように僕は小さくガッツポーズをした。生前、雅は僕に寝顔を見られるのは恥ずかしいだとか無様だとかなんとか言って初めて寝顔を見た以降は僕の後に寝て僕より先に起きるということを徹底していた。元々、僕があまり雅の側にいなかったせいで本当にあの可愛い安心しきった寝顔を見ることができたのが一度きりというのは小さな僕の未練の一つだった。しかし、カルデアで再会し第二の生。もう僕の妻ではないと言い、自分は悲しむし怒るし泣くし嫉妬もする。もう我慢はしないと宣言した。そして宣言の形として僕の隣で眠ってくれることが何よりもの報酬だった。僕が雅を傷つけ悲しませたのは事実でそれは戒めとして僕の中には残り続けるもの。けれどそれ以上にこの笑顔を独占できるのはやっぱり嬉しいと思ってしまう。
1115暖(はる)
DONEこちらはありがたいことに砂月冥さん(@satsuki_mei5 )から許可を頂いて描いた下半身蛇化の高杉さんです。
注意!!
●高杉さんの下半身が蛇化のため蛇ペニス
●孔が正常な場所になくスリット(孔)が側部にあります
●高杉さんの鱗の変色(森君に弄られると色が変わる)
●森君の吐息描写があります(「あ……ふ」レベル)
●結腸責めのような描写があります
●脱皮します
●濁点喘ぎ 13557
yuu_2111
DOODLE社長からの矢印がつよい高ぐだ♂とAI高ぐだ♂の落書きたち。高杉ィ…お前ホントかわいいなぁ…汝は攻関係ないですがAI高→ぐだ♂のイメソンは勝手に『恋するア○リ(sm7006009)』だと思ってます 8
pagupagu14
DONE例え先生が相手だとしても/高雅+松蔭(Fate)松蔭先生がやってきて嫉妬する高杉さんの高雅です。高杉さんにとっての執着する相手というのはストッパーになりそうだなと思って…
例え先生が相手だとしても 吉田松陰が召喚に応じ、カルデアにやってきた。それは同じ時代を生きたものたちにとっては喜びを表すもので特に松陰を人生の師と仰いだ高杉晋作はとてつもなく喜んだ。
「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
1458「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
暖(はる)
DOODLE長晋ワンライ初挑戦。過去のお題お借りしました。
特殊性癖:高杉さんの霊基異常生理ネタおよびそれに伴う血の描写があります。
NOT女体化
高杉さんが生前に奥さん、付き合っていた人いたと地の文で語っている。
医療サーヴァント、ダ・ヴィンチさんが登場してます(動いているのは後者)
長→←晋ですが、キス描写有ります
第59回 血 部屋の空気を循環させるモーターの音が、普段は気にもしないのに今日は煩い。
唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
3762唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
jil85045373
MEMO現パロ大学生の高銀。酔っ払って坂田にベタベタする高杉が欲しくて書きました。個人の見解です。酔っ払って坂田にベタベタする高杉の話(高銀)これはあんまり人に信じて貰えないことだが、おなじゼミの高杉晋助は酔ってご機嫌になると、やたらと人のことをベタベタ触ってくるようになる。
スキンシップ?ボディタッチ?
とにかく、なにかにつけて腕や太ももを触ってきて、しまいには肩を抱きながら耳もとでぼそぼそと喋ってくるのだ。
しかし、そのことをゼミやサークルの誰に話してみても、誰もが口を揃えて「そんなことあるか」と否定してくるのである。
以下、そんな声の一部抜粋。
「えー!高杉くんそんなセクハラみたいなことしないよ」
「そもそも高杉が酔ってご機嫌になる?いつもムスッとした顔で黙って飲んでるだけじゃん」
「自意識過剰乙です」
「高杉くんの悪口止めてくれる?」
「嘘だよ。高杉って潔癖っぽいところあるじゃん」
1535スキンシップ?ボディタッチ?
とにかく、なにかにつけて腕や太ももを触ってきて、しまいには肩を抱きながら耳もとでぼそぼそと喋ってくるのだ。
しかし、そのことをゼミやサークルの誰に話してみても、誰もが口を揃えて「そんなことあるか」と否定してくるのである。
以下、そんな声の一部抜粋。
「えー!高杉くんそんなセクハラみたいなことしないよ」
「そもそも高杉が酔ってご機嫌になる?いつもムスッとした顔で黙って飲んでるだけじゃん」
「自意識過剰乙です」
「高杉くんの悪口止めてくれる?」
「嘘だよ。高杉って潔癖っぽいところあるじゃん」
pagupagu14
DONE【現パロ】梅と菊/高雅(Fate)現パロ高雅の朝チュンのお話。菊を好きになってくれたら雅さんめっちゃ嬉しいと思うんだよな~~いかがわしさはゼロです
【現パロ】梅と菊 「今生は雅の出産に立ち会いたいなあ」
朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。
933朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。
あだしの
DOODLE高杉重工とてもとても楽しかったですありがとう社長。弊カルデアのバソ氏が今回仕事を沢山してくれたおかげで社長が来てくれました。バソ氏には追い聖杯あげたし社長にも聖杯あげました。
今は虚無期間というコトで絶賛ストーリー追うことで一杯一杯ですが、社長割と活躍してくれるので助かります。元々戦力になるような鯖があまり居なかったのでアーチャー枠助かってます。
pagupagu14
DONE菊を纏う君/高雅(Fate)三千世界~を読んで新たに加わった解釈を元に書いた高雅。簡単に自分のものになって
くれない雅さんとそれでいいとどこか思ってる高杉さんの話です
菊を纏う君「菊、かぁ…」
今日の雅は菊を纏っていた。僕の好きな花といえば梅だ。梅坊には梅をつけたしおうのの尼僧としての名前にも梅をあげた。それなのに雅は、僕の妻は【菊】だった。聞くところによれば僕の父がつけたものらしくそれを当の本人は大層雅は気に入っている。以前、マスターくんに好きな花を聞かれた時僕は梅、と即答。しかし雅はそんな僕の横で「菊が好きです」と凛として答えた。僕が梅のことが好きだと知っているはずなのに。
「家で育てたことがありまして、それに義父様が私に菊という名を下さって…それから一等大好きに」
ふふ、と笑って僕の父の話をする雅。君の夫は僕だろう!?と思わなくはないがそんなふうに騒ぎ立てるのがどうも子供っぽい気がして僕は口を閉ざすのだった。
1035今日の雅は菊を纏っていた。僕の好きな花といえば梅だ。梅坊には梅をつけたしおうのの尼僧としての名前にも梅をあげた。それなのに雅は、僕の妻は【菊】だった。聞くところによれば僕の父がつけたものらしくそれを当の本人は大層雅は気に入っている。以前、マスターくんに好きな花を聞かれた時僕は梅、と即答。しかし雅はそんな僕の横で「菊が好きです」と凛として答えた。僕が梅のことが好きだと知っているはずなのに。
「家で育てたことがありまして、それに義父様が私に菊という名を下さって…それから一等大好きに」
ふふ、と笑って僕の父の話をする雅。君の夫は僕だろう!?と思わなくはないがそんなふうに騒ぎ立てるのがどうも子供っぽい気がして僕は口を閉ざすのだった。
暖(はる)
DOODLE茶道部森君と生徒会副会長の高杉さんの話の全文ぐだマシュが含まれてます。
モブ生徒会長が登場します
校庭のソメイヨシノが散り、瑞々しい若葉が折り重なり影を落としていく。
六限目のチャイムが鳴り、担任の科目だったため挨拶もそこそこに皆教室を出て行く。
やや小ぶりに作られたせいか、男子高校生の平均身長から離れた森は巨躯を屈めながらドアをすり抜けるしかない。
複雑な渡り廊下を歩いて、五分程で屋外の茶室にたどり着く。
校舎内に取って付けたような和室ではなく、初代校長が道楽で作った侘寂のある草庵風の茶室はさすが元名門女子校である。
膝退に部屋に入ると、少し空気が淀んでいたので換気をする。
窓を開け、初夏に近づく風が入ると昨年張り替えた畳から若いイ草の匂いが鼻を擽る。
*
義務教育中、真面目ではあるが扱いにくい生徒と教師から煙たがられた森は高校へは行かず、親が働いていた会社で働くつもりでいた。
7502六限目のチャイムが鳴り、担任の科目だったため挨拶もそこそこに皆教室を出て行く。
やや小ぶりに作られたせいか、男子高校生の平均身長から離れた森は巨躯を屈めながらドアをすり抜けるしかない。
複雑な渡り廊下を歩いて、五分程で屋外の茶室にたどり着く。
校舎内に取って付けたような和室ではなく、初代校長が道楽で作った侘寂のある草庵風の茶室はさすが元名門女子校である。
膝退に部屋に入ると、少し空気が淀んでいたので換気をする。
窓を開け、初夏に近づく風が入ると昨年張り替えた畳から若いイ草の匂いが鼻を擽る。
*
義務教育中、真面目ではあるが扱いにくい生徒と教師から煙たがられた森は高校へは行かず、親が働いていた会社で働くつもりでいた。
AKtyan5560
DOODLE高杉は麒麟児と呼ばれる職人で、死武専に通いだし暫く武器がいなかった。そんな時廊下ですれ違った蒼の目に惹かれ探した武器の青年が銃を撃ち抜いた時に、彼と組むと決める。これは高杉が立香にアタックし結ばれる迄の物語である※立香君が劣等生
※モブが出しゃばる
※カドックの友情出演
※シリアス
麒麟児は蒼を手にす死神武器専門学校通称死武専は今日も騒がしく。優秀な武器と職人に溢れていた。
だがその中でも劣等生の武器と呼ばれる少年と、麒麟児と呼ばれ優秀な誰もが憧れる職人が出会うなど誰が思うだろう。確率的には低く、彼等が関わる事はまず無い。皆がそう思うだろう。
だが彼等はあの時あの場所で出会ってしまった。
これはある劣等生の武器と、麒麟児と呼ばれた職人が最強の相棒と呼ばれるまでの話である。
その日高杉は暇をしていた。人に囲まれ、あれよあれよと自分の武器にならないかと誘いを掛けられながら道を歩く。
彼等は邪魔で、優秀なパートナーと言う肩書きだけが欲しい者等掃いて捨てるほどいる。高杉はそれを知っているし、知りたくなかった。
3748だがその中でも劣等生の武器と呼ばれる少年と、麒麟児と呼ばれ優秀な誰もが憧れる職人が出会うなど誰が思うだろう。確率的には低く、彼等が関わる事はまず無い。皆がそう思うだろう。
だが彼等はあの時あの場所で出会ってしまった。
これはある劣等生の武器と、麒麟児と呼ばれた職人が最強の相棒と呼ばれるまでの話である。
その日高杉は暇をしていた。人に囲まれ、あれよあれよと自分の武器にならないかと誘いを掛けられながら道を歩く。
彼等は邪魔で、優秀なパートナーと言う肩書きだけが欲しい者等掃いて捨てるほどいる。高杉はそれを知っているし、知りたくなかった。
ii0314
DONE長晋4本目少年時代弓道やってた高杉さんネタ
捏造含みます
ゆるめに弓道やってたけどにわかみたいなものなのでおかしな点は目を瞑って下さい。
角灯はいずれ戸惑いをかき消した 森くんが格好良く見える。
それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
3554それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
pagupagu14
DONE見知らぬ簪/高雅(Fate)生前おうのに贈られた簪を雅がつけていて気になって嫉妬してしまうお話
見知らぬ簪 「おや」
朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
1382朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
pagupagu14
DONE映える赤/高雅(Fate)再臨したばかりの高杉さんと雅さんのお話。最後若干不埒かも
映える赤 初めての再臨を終え衣替えをした僕は愛おしい背中を見つけそのまま抱きついた。
「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
1264「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
NaclcaN
DONE⚠️松晋松→→←←←←←←←晋
晋からの猛烈なアプローチを受けつつも教え子に手を出すわけにいかないので、なんとか言いくるめて帰そうとする先生だけど、晋の舌足らずな「せんせぇ…」に不意打ちを喰らって動揺しちゃうところは1億回見たいので描きました
この後の展開、壁になって観察したい
pagupagu14
DONE【現パロ】待ち合わせは学校で/高雅(Fate)高杉の学校へ雅さんが迎えにくる話。おうのさんだったり、龍馬さんお竜さん以蔵さんや阿国さんも出てきますがお竜さんと阿国さんはセリフなしです
【現パロ】待ち合わせは学校で『本日はお迎えに上がります』
そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
1453そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
r__iy1105
MOURNINGたぶん、晋松。首に執着を見せる高杉と全く気付いてない先生の話。短いけど和鯖は、隠れクラス全員バーサーカーと思ってる。例えばの話をしよう。
もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。
777もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。