1年生
3_3_Sunnyday
MEMO以下どうでもいい設定左京さん 20歳 進学か就職かはまだ定まってない(私の中で) 地元では有名な過保護 信じられないほどに過保護
いづみちゃん 高校3年生 兄と弟には仲良くしてほしい それぞれと話してると2人とも優しいのに······と思っている
莇くん 高校1年生 兄貴が気に食わないお年頃 小さい頃は兄貴姉貴にベッタリだった 今もそのときのノリを求められることがある 551
eikokurobin
DONE轟爆/雄英1年生わがままきいて 2月に入ってからたまに見かけるそれは岩手県は花巻の名物、ニュースで流れてくるそれらの映像を見て一度チャレンジしてみてえなんて轟は言うけれどここ雄英高校のある場所から東北は遥かに遠いし、インターン三昧の日々の中、休みを利用して現地に赴くような暇もない。
わんこそばっつったって、そもそも轟は、図体の分だけ俺より沢山食べるが、さりとて大食漢というほどでもない。“蕎麦”という言葉に惹かれているだけであろうこの男にそれでも少々サービスしてやってもいいかといい感じの蕎麦粉を入手して打ち始めたはいいけれど、
『爆豪何作ってんの?』
見りゃ解るだろ蕎麦だわ、
『何もしかして轟のため?にしちゃ量多くね?』
わんこそばだわと言ったらあっという間に広まり、轟を誘うより前にクラス全体でわんこそば大会をすることになった。流石にクラス全員の分を打つには骨が折れる、そうなれば作る人員も増えて、砂藤と俺の監修の元蕎麦を打ったり茹でたり盛り付けたりと、ちょっとしたお祭り騒ぎになってしまった。俺は煩いのは嫌いだから調理が終わると同時に部屋に戻ってはみたものの、
2434わんこそばっつったって、そもそも轟は、図体の分だけ俺より沢山食べるが、さりとて大食漢というほどでもない。“蕎麦”という言葉に惹かれているだけであろうこの男にそれでも少々サービスしてやってもいいかといい感じの蕎麦粉を入手して打ち始めたはいいけれど、
『爆豪何作ってんの?』
見りゃ解るだろ蕎麦だわ、
『何もしかして轟のため?にしちゃ量多くね?』
わんこそばだわと言ったらあっという間に広まり、轟を誘うより前にクラス全体でわんこそば大会をすることになった。流石にクラス全員の分を打つには骨が折れる、そうなれば作る人員も増えて、砂藤と俺の監修の元蕎麦を打ったり茹でたり盛り付けたりと、ちょっとしたお祭り騒ぎになってしまった。俺は煩いのは嫌いだから調理が終わると同時に部屋に戻ってはみたものの、
こつつぽ
MEMOaknkおれのかんがえたさいきょうのがくぱろメモ誤字脱字ご愛嬌・・・
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
捗る学パロ 捏造特盛
県立高校
1年生 🌟🪡🧸
2年生⚔️🍽🥀🗝❤️🩹☔️
3年生✝️🦋🦾
教員 🫖🍷🕯💮 9
やなさん
DONEクトゥルフ神話TRPG探索者■夏樹ラン(ニックネーム:ロケラン)高校1年生
初出【ジャンクパーツ・フルセッション!】HO3 あなたには夢がある
継続【村ホラーRTA】
継続【HERBARIUM GARDEN】
■利用素材(敬称略)
Picrew |ひよこ男子メーカー【ダムるし】
いらすとや |ゴーグルのイラスト
ニコニ・コモンズ |安全ヘルメット【フリー素材あそび】 12
ナギ@らくがき
TRAINING五七&1年生's心の中で五条ファミリーと呼んでいる(擬似ですが);野薔薇ちゃんはナナミンと渋谷まで面識ないんだけど(だよね?)3人の子持ちママミンとかちょっと萌え燃えます。
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DONE2024.4.5仙越ひらブー用SS
大学1年生の仙越です。
プチオンリー開催決定おめでとうございます!
おもい おもわれ 南の方はどうやら梅雨入りしたようだ。
神社仏閣が有名な鎌倉の町にも、数日後には雨の器と呼ばれる紫陽花たちが喜ぶ季節がやってくる。
陵南高校からほど近いバスケットコート。ここは、陵南の体育館に次いで多く越野が仙道と共に過ごした場所だった。ひとり、持参したボールを付きスリーポイントラインからシュートを放った。ボールがゴールネットに吸い込まれると、子供特有の甲高い声があがった。
「すげーっ」
「フォームめっちゃきれい!」
びっくりして低い位置から上がる声に顔を向けると、いつの間にか小学生のバスケ小僧たちに囲まれていた。
「おにいさん高校生?」
「めちゃうまい」
「もっかいやって!」
子どもは苦手では無いが得意でもない、が、こうも手放しで褒められるとくすぐったい。仕方ないなあ、なんてポーズを取りながら越野は未来のバスケットマンたちにお手本のようなミドルシュートを披露した。
3003神社仏閣が有名な鎌倉の町にも、数日後には雨の器と呼ばれる紫陽花たちが喜ぶ季節がやってくる。
陵南高校からほど近いバスケットコート。ここは、陵南の体育館に次いで多く越野が仙道と共に過ごした場所だった。ひとり、持参したボールを付きスリーポイントラインからシュートを放った。ボールがゴールネットに吸い込まれると、子供特有の甲高い声があがった。
「すげーっ」
「フォームめっちゃきれい!」
びっくりして低い位置から上がる声に顔を向けると、いつの間にか小学生のバスケ小僧たちに囲まれていた。
「おにいさん高校生?」
「めちゃうまい」
「もっかいやって!」
子どもは苦手では無いが得意でもない、が、こうも手放しで褒められるとくすぐったい。仕方ないなあ、なんてポーズを取りながら越野は未来のバスケットマンたちにお手本のようなミドルシュートを披露した。
eikokurobin
DONE轟爆/雄英1年生/受け分裂/R18ダブル・ホワイトデー“個性事故で2人に分裂したから暫く会えねえ“
早朝送られてきた、サラリと風邪を引きました、くらいのライトさで書かれたそのメッセージはよくよく見返しても大事の予感しかない。今すぐ会って確かめたいと返信すると、“せめて個性を掛けられた仕組みが判明するまでは待て“、うう、それは尤もだがどうしたって気になってしまう。
(分裂したってことは、爆豪が2人いるんだよな?)
その日は学校にも登校してこなかった爆豪は、俺達が授業を受けている間に警察と病院に行ってきたらしい。夜になってようやく相澤先生に連れられて帰寮した爆豪と爆豪は、だがしかし単に2人に分裂しただけではなかった。
『かっちゃん、それコスプレじゃないよね?』
4202早朝送られてきた、サラリと風邪を引きました、くらいのライトさで書かれたそのメッセージはよくよく見返しても大事の予感しかない。今すぐ会って確かめたいと返信すると、“せめて個性を掛けられた仕組みが判明するまでは待て“、うう、それは尤もだがどうしたって気になってしまう。
(分裂したってことは、爆豪が2人いるんだよな?)
その日は学校にも登校してこなかった爆豪は、俺達が授業を受けている間に警察と病院に行ってきたらしい。夜になってようやく相澤先生に連れられて帰寮した爆豪と爆豪は、だがしかし単に2人に分裂しただけではなかった。
『かっちゃん、それコスプレじゃないよね?』
eikokurobin
DONE轟爆/雄英1年生/攻め分裂ダブル・バレンタイン 2月に入った頃から世間はバレンタインムード、柄にもなく釣られて俺もソワソワしているのは、今年は人生で初めてチョコレートを貰いたいやつがいるから。ソイツとは別に付き合っている訳じゃねえし告白された訳でもねぇ、でも、
(お母さんのお見舞いの帰り道、偶然街で出会った爆豪が出てきたのは菓子の材料を売っている店だった)
2人きりで仮免補講に通っていた頃は爆豪をなるべく1人にしないようにと先生から頼まれていたことをダシにして隣を歩きながらチェックしたエコバックの中身はチョコレートの材料らしきもの。
『爆豪は誰かにチョレートを作るのか?』
そういうことは普通訊かねェんだよと舌打ちされた後、テメェも欲しいンか?と訊かれ二つ返事で力一杯頷いたら、何だその余裕ねェツラは、って楽しそうに笑ったのだ。あの爆豪が俺の顔を見て。
3857(お母さんのお見舞いの帰り道、偶然街で出会った爆豪が出てきたのは菓子の材料を売っている店だった)
2人きりで仮免補講に通っていた頃は爆豪をなるべく1人にしないようにと先生から頼まれていたことをダシにして隣を歩きながらチェックしたエコバックの中身はチョコレートの材料らしきもの。
『爆豪は誰かにチョレートを作るのか?』
そういうことは普通訊かねェんだよと舌打ちされた後、テメェも欲しいンか?と訊かれ二つ返事で力一杯頷いたら、何だその余裕ねェツラは、って楽しそうに笑ったのだ。あの爆豪が俺の顔を見て。
ミネコリオン
DONE【SLG!SLG!】アズイデWEBオンリー「The die is cast! 4」展示作品。
アズール君1年生&イデアさん2年生の頃のおはなし。
「The die is cast! 4」様リンク→
https://picrea.jp/event/3bad45f2cc9f047e72cd5cf44eabbd27bfa3228302bb26be4c0a02a06fcdd9d9 22
みちゃんちゃん
TRAINING他校と狩屋多めしばらくファイアとスパークやってたけど久々にgoニメ見返したらやっぱ他校いいな〜^^ってなった。結論みんな好き
イメソン厨みたいなこと言って申し訳ないんだけど、めっちゃgoの革命に対する気持ちとリンクするな〜って曲。良い曲なので是非聞いてみてください。2サビが好き。諦めて何が残る?って抗うことをやめた皆に聞きたいね
もう1曲は天馬と1年生の関係性みたいな曲!ズッ友!って曲 24
slekiss
DONEモブっ娘視点で綴った、ほんのり組曲準拠で現パロ風味のアレ主っぽい何か。誕生日があれじゃちょっと可哀想やん、って思って書き始めたんだけど全然進展しなかったごめんなアレフ。
1主:シアン・ローズ。こう見えて立派な社会人。超絶口の悪いツン多めのツンデレ。
アレフ:大学1年生。相変わらず大好きオーラ全開。今回はちょっと押してる感じ?
酒場:モデルはミッシュベーゼン。
以上を踏まえてお読みください。 3106
るい!
DONE※注意※本番描写は無いですが、事後表現等有り。
終始イチャついてるお話なので、お読みの際は注意してください!
【パスワード→18↑? y/n】
陸剣アンソロジーに寄稿した作品の続編です。
一応こちらのお話だけでも読めるかとは思います。
●簡単なストーリー
高校生だった陸剣がどちらも大学生になり、元陸→大1年生×元剣→大3年生。
ヤることヤリまくって半年経ち、関係性が変わった元陸剣です。 6
さとこ🌷
DOODLE現パロぜんねずです。時間軸はキメ学のふたりで善逸→大学3年生、ねずこちゃん大学1年生の設定で描いています。
合間にあった成人向けページは省略しました。(R18再録本に載せてあります)
第1回目のぜんねずwebオンリーで展示した作品なのでとても懐かしい…。
当時見てくださった方もありがとうございました! 9
CuO
PROGRESS現在極秘に進行している長文の原平の一部ですハラテツが高校1年生、U-17合宿に呼ばれる前の、学校の部活で合宿に行っている設定の話です
いきなり完成品をドンと投稿してドヤ顔したかったんだけど進捗あげないと死ぬ人間なので……あと毎日原平投稿したい(欲) 途中で始まって途中で終わります タイトルはそう、その作品の名前になるはずのもの 2497
ひえたぴたぴた
INFO23/10/15に開催されるRTS!!40にて頒布予定のにしあず本?のサンプルです。【タ06a】こたつでアイス(ひえたぴた)
『ひいらぎとリコーダー』
高校1年生の西谷が子供の頃の不思議な出来事を東峰に聞かせる話。
小説、挿し絵2点を含めた本文16ページ
表紙はデジオフ、本文はセルフコピー
頒布価格:300円
残部は事後通販を予定しています。 3
ちくわ
MOURNINGモブnk。1年生でレギュラーとったnkを気に入らない先輩から尿●を責められる話。r18。性癖全開なのでぽいぴくにこっそり。エッなnk受けが読みたいから作った。ないなら自分で作るしかないですよね??自己満です。18over? 2907だなぽぽ
PROGRESSル花本の本編を考えていてプロットで台詞かきだしてるんですが
前半1年生3人組がめちゃくちゃ
しゃしゃり出てきます
どうせならちょっとでもいいから
湘北面子全員を登場させようとしてるんですけど…うーん…??? 416
kawauso_522
DOODLE1年生の春五(オリ忍)。馴れ初めなのでBL要素なし入学直後1年春五 五津河久にとって春日井光孝は光そのものだった。
はじめは光孝の大きな声やにこやかな表情に敵意すら覚えて敬遠していたのに、気がつけばこの6年間ずっと寄り添って生きてきた。
同室の絆、と同じ年の先輩たちは言うけど、河久にとっての光孝は「同室だから特別な友達」という訳ではない。河久は接点があるからと他人に容易に気を許すタイプではないからだ。
それなのにどうしてこんなにも光孝を心地よいと感じるのだろう。それは賢い河久にもよく分からない事柄の一つだった。
思えば入学当初から光孝と密に接している訳ではなかった。それこそ最初なんて本当にただのクラスメイト兼同室の男でしかなくて、互いに文句を言いあっていたような記憶もある。その理由はほとんど身一つで入学した光孝に対して、河久が大量の書物と共にやってきたからだ。しばらくはその山積みの紙束に光孝が眉をひそめていたので、河久は早々に部屋の一辺を埋め尽くすサイズの棚を購入し、部屋に持ち込んだ。その後が問題だった。
2294はじめは光孝の大きな声やにこやかな表情に敵意すら覚えて敬遠していたのに、気がつけばこの6年間ずっと寄り添って生きてきた。
同室の絆、と同じ年の先輩たちは言うけど、河久にとっての光孝は「同室だから特別な友達」という訳ではない。河久は接点があるからと他人に容易に気を許すタイプではないからだ。
それなのにどうしてこんなにも光孝を心地よいと感じるのだろう。それは賢い河久にもよく分からない事柄の一つだった。
思えば入学当初から光孝と密に接している訳ではなかった。それこそ最初なんて本当にただのクラスメイト兼同室の男でしかなくて、互いに文句を言いあっていたような記憶もある。その理由はほとんど身一つで入学した光孝に対して、河久が大量の書物と共にやってきたからだ。しばらくはその山積みの紙束に光孝が眉をひそめていたので、河久は早々に部屋の一辺を埋め尽くすサイズの棚を購入し、部屋に持ち込んだ。その後が問題だった。
xxshinopipipi00
SPUR ME7/30の新刊サンプル第3話。当主×呪専の五夏、呪専唯一の1年生すぐるくんが五条家のご当主様に気に入られる話。
最終的にR18になります。
前→https://poipiku.com/532896/9042692.html
次→https://poipiku.com/532896/9061882.html
イカロスの翼 第3話 また来る、と言った言葉の通り、五条はその後定期的に高専を訪れるようになった。
初めこそ慌てて対応に走っていた教師陣も、三度目になるころにはすっかり慣れ。校内放送で夏油を呼び出し、その間応接室に一人で放置しておく、なんて、以前ではありえないような雑な対応になった。
「僕がほっといて、って言ったんだよ」
応接室の黒いソファーに、ずいぶんカジュアルなシャツとチノパンのスタイルで現れた五条は言った。一般科目の授業中に放送で呼び出され飛び込んだ応接室、五条が一人で座っていることに仰天した夏油に対する言葉である。
先生たちは、と尋ねたところ、彼はけらけらと笑った。
「まあ、別に公的に視察に来てるわけじゃないしね。ただの卒業生の母校訪問なら、こんなもんじゃない?」
6372初めこそ慌てて対応に走っていた教師陣も、三度目になるころにはすっかり慣れ。校内放送で夏油を呼び出し、その間応接室に一人で放置しておく、なんて、以前ではありえないような雑な対応になった。
「僕がほっといて、って言ったんだよ」
応接室の黒いソファーに、ずいぶんカジュアルなシャツとチノパンのスタイルで現れた五条は言った。一般科目の授業中に放送で呼び出され飛び込んだ応接室、五条が一人で座っていることに仰天した夏油に対する言葉である。
先生たちは、と尋ねたところ、彼はけらけらと笑った。
「まあ、別に公的に視察に来てるわけじゃないしね。ただの卒業生の母校訪問なら、こんなもんじゃない?」
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SPUR ME7/30新刊サンプル。当主×呪専の五夏、呪専で唯一の1年生すぐるくんが五条家のご当主様に気に入られる話。最終的にR18になります。
次→https://poipiku.com/532896/9042692.html
サンプルでは途中まで掲載、最後にまとめて支部に掲載します。
イカロスの翼 第1話 敷地内に漂う不思議な雰囲気に夏油が気づいたのは、寮を出てすぐのことだった。
いつもなら笑顔でにこにこと見送ってくれる用務員のおじさんも、校舎へ向かって教員寮から出勤する先生たちも、どこか落ち着かない雰囲気で。いつもはもっとゆるい――もとい、動きやすい服装をしている先生たちが、みな黒いスーツに身を包んでいて。誰も彼もが心なしか緊張した面持ちで。
いったいどうしたことだろうかと、夏油は首をかしげる。
何か行事でもあるのだろうかとも思ったが、それにしては、夏油には何も連絡がない。大人にだけ関係のあることなのだろうか。
校舎内に満ちる妙な緊張感と落ち着かなさ。それを肌に感じながら、夏油は始業の五分前に、教室にたどり着く。
9315いつもなら笑顔でにこにこと見送ってくれる用務員のおじさんも、校舎へ向かって教員寮から出勤する先生たちも、どこか落ち着かない雰囲気で。いつもはもっとゆるい――もとい、動きやすい服装をしている先生たちが、みな黒いスーツに身を包んでいて。誰も彼もが心なしか緊張した面持ちで。
いったいどうしたことだろうかと、夏油は首をかしげる。
何か行事でもあるのだろうかとも思ったが、それにしては、夏油には何も連絡がない。大人にだけ関係のあることなのだろうか。
校舎内に満ちる妙な緊張感と落ち着かなさ。それを肌に感じながら、夏油は始業の五分前に、教室にたどり着く。
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SPUR ME7/30新刊サンプル第4話です。当主×呪専の五夏、唯一の1年生すぐるくんが五条家の当主様に気に入られる話。
すぐるくんが五条のおうちに行く回です。モブが若干でしゃばる。
前→https://poipiku.com/532896/9061911.html
イカロスの翼 第4話 目の前に聳え立つ大きな門に、夏油はあんぐりと口を開けた。
重厚な木の門である。その左右には白い漆喰の壁がはるか先まで繋がって、どこまで続くのか見当もつかない。
唖然としている少年の後ろから、五条はすたすたと歩いてその門へと向かっていく。
ぎぎ、と軋んだ音を立てて開く、身の丈の倍はあるだろう木製の扉。黒い蝶番は一体いつからこの扉を支えているのか、しかし手入れはしっかりされているらしく、汚れた様子もなく誇らしげにその動きを支えていた。
「ようこそ、五条の本家へ」
先に一歩敷地に入り、振り向きながら微笑んで見せる男。この男こそが、この途方もない空間の主であった。
東京から、新幹線で三時間足らず。京都で下車した夏油を迎えにきたのは、磨き上げられた黒のリムジンだった。その後部座席でにこにこと手を振る見知った顔に、僅かばかり緊張していた夏油は少しだけその緊張が解けるように感じていたのだけれど。
12196重厚な木の門である。その左右には白い漆喰の壁がはるか先まで繋がって、どこまで続くのか見当もつかない。
唖然としている少年の後ろから、五条はすたすたと歩いてその門へと向かっていく。
ぎぎ、と軋んだ音を立てて開く、身の丈の倍はあるだろう木製の扉。黒い蝶番は一体いつからこの扉を支えているのか、しかし手入れはしっかりされているらしく、汚れた様子もなく誇らしげにその動きを支えていた。
「ようこそ、五条の本家へ」
先に一歩敷地に入り、振り向きながら微笑んで見せる男。この男こそが、この途方もない空間の主であった。
東京から、新幹線で三時間足らず。京都で下車した夏油を迎えにきたのは、磨き上げられた黒のリムジンだった。その後部座席でにこにこと手を振る見知った顔に、僅かばかり緊張していた夏油は少しだけその緊張が解けるように感じていたのだけれど。