TG
紫@5572
MEMOプラトニックな玄真殿となかなか手を出せずに悶々とする南陽殿ネタ。巨陽いじりとかするくせに自身は淡白すぎて性欲に目覚めることなく、付き合い出してもくっついてるだけで満足な扶揺とか、OOCでもそれはそれで可愛いじゃないかと思った次第です。
身体の関係まで考えてなかったのに、ちょっとずつ詰められ絆され、最終的には南風にいただかれるわけですが、時間がないので途中まで。
気が向いたら増えるかも。 1026
NemU_TG
MEMO地雷チェックシート(地雷の追記は伏せにありますhttps://fusetter.com/tw/nvSgP2TG#all)
pass ok
お借りしました⤵︎ ︎
https://booth.pm/ja/items/3432975 2
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示マヴェフェニ
どうか生き急がないで
速さとは反比例に風が鋭く体を打つ。言葉のまままるで風を切るようにマーヴェリックはバイクを駆る。そのバックシートでマーヴェリックの背にしがみついているのはフェニックスだ。彼とタンデムする時はいつも必死だ。速度超過なんて言葉ですまないくらいのスピードで彼は行く。さすがに目的地に着く頃になるとそれは収まるがそれでも早い。到着するといつも、少し疲れている。ぷは、と息を吐きながらヘルメットをとるなりフェニックスは言った。
「貴方何に乗ってもスピードを出しますよね」
「そうかな?」
「そうですよ。戦闘機に乗ってもバイクに乗っても」
それと最新鋭機でも。彼がマッハ10に挑んで成功したことを、秘密だと言いながらもルースターが教えてくれた。そしてその後機体が空中分解したことも。それにはさすがにフェニックスも驚いた。よく生還できたものだと。生還していなければ今という時間もなかったことを思えば心底良かったと思った。
822「貴方何に乗ってもスピードを出しますよね」
「そうかな?」
「そうですよ。戦闘機に乗ってもバイクに乗っても」
それと最新鋭機でも。彼がマッハ10に挑んで成功したことを、秘密だと言いながらもルースターが教えてくれた。そしてその後機体が空中分解したことも。それにはさすがにフェニックスも驚いた。よく生還できたものだと。生還していなければ今という時間もなかったことを思えば心底良かったと思った。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示マヴェフェニ
今日はどうしても帰りたくない
たとえ陽が落ちても陽が傾きかけていく。もう少しで薄暗くなるだろう。そしてそろそろこの場を去らなければならないのをフェニックスは残念に思っていた。いつも半ば押しかけ気味にここを訪れているが、マーヴェリックはいつも快く受け入れてくれた。それが嬉しくて、次もまた、と欲張るのだ。昼間よりも涼しい風が吹く。それがまた今日の別れを急かしているようで小憎たらしく思った。
「……そろそろ」
「帰るのかい?」
そういうマーヴェリックの顔も残念そうに見えるのは、そう思いたいだけだからだろうか。フェニックスは尚更帰りたくなくなった。押しかけるとはいえ、その機会はそうそう多くは無い。日が登りかけ、日が落ちる前までのその時しかいられない場合がほとんどだ。陽は完全に落ちかけ暗くなりつつある。自分を置いて勝手に沈んでいく太陽を、フェニックスは憎んだ。
887「……そろそろ」
「帰るのかい?」
そういうマーヴェリックの顔も残念そうに見えるのは、そう思いたいだけだからだろうか。フェニックスは尚更帰りたくなくなった。押しかけるとはいえ、その機会はそうそう多くは無い。日が登りかけ、日が落ちる前までのその時しかいられない場合がほとんどだ。陽は完全に落ちかけ暗くなりつつある。自分を置いて勝手に沈んでいく太陽を、フェニックスは憎んだ。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示ルスボブ
毎夜見たくない夢を見る
君の夢はもう見ないセックスをしている。甘い声を上げて続きを強請るボブを宥めて、ゆるゆると快感を貪る。早くイかせて、と啜り泣くそれを無視して己だけの快感だけを追えばボブは本格的に泣き始めた。虐めるのは好きじゃない。仕方なしに望むものを与えればボブは呆気なく果てた。けれど全てを終えた時、残るものと言えば虚しさだけだった。
甘く、優しく抱く時もあれば手荒く抱いてしまう時もある。しかし全てに共通するのは、やはり残るのは虚しさだけだ、ということだった。
それは全て夢だからだ。なぜそんな夢を見るのかは知っている。ボブのことを意識し、それが恋心だと自覚して、数日の後から毎晩ボブを抱く夢を見るようになった。それが願望から来るものだとはすぐに気がついたがどうしようもなかった。想いが募れば夢を見、夢を見ればさらに想いは募る。自分からすれば悪循環だった。さらに現実において、ボブの顔もまともに見られなくなり、それもまた頭を酷く悩ませた。
4886甘く、優しく抱く時もあれば手荒く抱いてしまう時もある。しかし全てに共通するのは、やはり残るのは虚しさだけだ、ということだった。
それは全て夢だからだ。なぜそんな夢を見るのかは知っている。ボブのことを意識し、それが恋心だと自覚して、数日の後から毎晩ボブを抱く夢を見るようになった。それが願望から来るものだとはすぐに気がついたがどうしようもなかった。想いが募れば夢を見、夢を見ればさらに想いは募る。自分からすれば悪循環だった。さらに現実において、ボブの顔もまともに見られなくなり、それもまた頭を酷く悩ませた。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示マヴェフェニ
呼ぶのならいつだって、
あなたが呼ぶのなら貴方が呼ぶのならいつでも会いに行く。それがただの気まぐれで本心ではなかったとしても。それほどまでするくらいには、私は彼を愛していると言える。見返りは望まない。好きでやることだから。だからどうか、そんな寂しそうな、悲しそうな顔をしないでほしい。
「こんにちは」
「よくきたね」
「あなたが呼んだんでしょう」
「あぁ、そうだったね」
多少なりと予定はあったがプライベートのことだったので捨ておいた。私からもよく訪れるが、呼ばれるとなると少し訳が違う。そんな時の彼は、疲れていたり、落ち込んでいたりする時が多かったからだ。もちろん、何も無い時がないわけではない。むしろそちらの方が多いが、メッセージの文面から察することができるので、そんな時はすぐに駆けつけるように、している。
2373「こんにちは」
「よくきたね」
「あなたが呼んだんでしょう」
「あぁ、そうだったね」
多少なりと予定はあったがプライベートのことだったので捨ておいた。私からもよく訪れるが、呼ばれるとなると少し訳が違う。そんな時の彼は、疲れていたり、落ち込んでいたりする時が多かったからだ。もちろん、何も無い時がないわけではない。むしろそちらの方が多いが、メッセージの文面から察することができるので、そんな時はすぐに駆けつけるように、している。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示マヴェフェニ
離れても、暖かい
暖かい冬冬が来た。寒くて静かな、冬が。フェニックスは別段冬が嫌いでも、けれど好きでもなかった。ただ寒い日が続く。それだけだった。自分のバックシーターは寒がりなようで、早々に厚着をし、マフラーも手袋もつけているのをよく見かけた。何もそこまで、とは思ったが得手不得手には個人差があるので何も言わない。マーヴェリックはどうだろうか。一人ずつが二人になって初めての冬だった。今度彼の元へ赴く時に、聞いてみようとフェニックスは思った。
どんよりとした薄曇り、寒さはいっそう強まっていた。フェニックスはマーヴェリックの元を訪れた。なんだかんだと身体があかず、最後に会ったのは秋の終わりだった。そろそろ寒くなってくるね、と話していたのを覚えている。夏は得意だ、と言っていたマーヴェリックの冬は、どんなものなのだろう。
1535どんよりとした薄曇り、寒さはいっそう強まっていた。フェニックスはマーヴェリックの元を訪れた。なんだかんだと身体があかず、最後に会ったのは秋の終わりだった。そろそろ寒くなってくるね、と話していたのを覚えている。夏は得意だ、と言っていたマーヴェリックの冬は、どんなものなのだろう。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示マヴェフェニ
どうしてもそこに目が……
(フェニの胸がでかいといいという妄想の元の話です……)
そこ。今日のマーヴェリックはなんかよそよそしい。自分は何かしただろうか、とフェニックスは考え込むがそのような理由は思いつかなかった。
「ピート、なんで今日はよそよそしいんです?都合が悪いなら帰りますけど」
「そんなことはないよ。帰らないでくれ」
「……目を逸らしてますね。言いたいことでもあるんですか」
今日は朝からマーヴェリックはフェニックスの目を見ていない。少し上を見上げてどこか違うところを見ているようだ。やはりなにか都合が悪いようだ。
「やっぱり帰りますね」
こんな状態では真面目に話もできないだろう。誰だってそういう時はある。それはマーヴェリックにも。だからまぁ、タイミングが悪かったとフェニックスは思い、荷物を抱えて格納庫を後にしようとする。
3194「ピート、なんで今日はよそよそしいんです?都合が悪いなら帰りますけど」
「そんなことはないよ。帰らないでくれ」
「……目を逸らしてますね。言いたいことでもあるんですか」
今日は朝からマーヴェリックはフェニックスの目を見ていない。少し上を見上げてどこか違うところを見ているようだ。やはりなにか都合が悪いようだ。
「やっぱり帰りますね」
こんな状態では真面目に話もできないだろう。誰だってそういう時はある。それはマーヴェリックにも。だからまぁ、タイミングが悪かったとフェニックスは思い、荷物を抱えて格納庫を後にしようとする。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示ルスボブ
だんだんと寒くなってきたから
冬の始まりと暖かい手空は既に冬空へと移り代わっていた。風も吹きすさぶ中、ボブとブラッドリーは家路を急いでいた。こんなに遅くなるとは思っていなかった。ちょっと寄り道をしていたら空はもう暗くなりかけていた。ボブはそれでも気にせず軽やかに歩き、ブラッドリーはそんなボブに合わせて歩いている。帰り着くにはまだ時間がかかりそうだ。
「今日は寒いね」
「そうだな」
ふたりして吐く息は白い。日が暮れてきているからだろう、気温が徐々に下がっているらしくブラッドリーは思わず身震いした。手が悴む。仕方なしにジャケットの両ポケットにぞんざいに手を突っ込む。何もしないよりはマシだ。ボブはと言えばふわふわの手袋をしていた。いつの間に、と思ったがボブは寒がりなので以前から用意していたのだろう。ポケットに手を入れていても温まることはなくブラッドリーはしきりに手を動かしていた。
1902「今日は寒いね」
「そうだな」
ふたりして吐く息は白い。日が暮れてきているからだろう、気温が徐々に下がっているらしくブラッドリーは思わず身震いした。手が悴む。仕方なしにジャケットの両ポケットにぞんざいに手を突っ込む。何もしないよりはマシだ。ボブはと言えばふわふわの手袋をしていた。いつの間に、と思ったがボブは寒がりなので以前から用意していたのだろう。ポケットに手を入れていても温まることはなくブラッドリーはしきりに手を動かしていた。
そらの
DONEそこそこあぶ空1210展示ルスボブ
ごめん、こっちにも事情があって、
無理!「ボブ、お前が好きだ。付き合ってくれ」
「えっ……ごめん、無理!ごめんねっ!」
「えっ」
「……ということがあって」
机に肘をつき、手を組んで顎を乗せるどこかのおじさんポーズのままルースターが話しかけているのはフェニックス。呆れ顔でルースターをみている。
「なんで私に言うのよ」
「おまえボブの相方だろ。よくわかるかと思って」
「だからといって全部わかるわけじゃない」
フェニックスの態度は投げやりだ。それはそうだろう。ある意味惚気話を聞いている気分だ。成立してはいないけれど。それにフェニックスも暇では無い。呼び出されて何かと思ったらこんなこと。今すぐ帰りたい。
「そもそもなにが無理なんだ。YesでもNoでもなく。割と傷ついた」
4286「えっ……ごめん、無理!ごめんねっ!」
「えっ」
「……ということがあって」
机に肘をつき、手を組んで顎を乗せるどこかのおじさんポーズのままルースターが話しかけているのはフェニックス。呆れ顔でルースターをみている。
「なんで私に言うのよ」
「おまえボブの相方だろ。よくわかるかと思って」
「だからといって全部わかるわけじゃない」
フェニックスの態度は投げやりだ。それはそうだろう。ある意味惚気話を聞いている気分だ。成立してはいないけれど。それにフェニックスも暇では無い。呼び出されて何かと思ったらこんなこと。今すぐ帰りたい。
「そもそもなにが無理なんだ。YesでもNoでもなく。割と傷ついた」
MASAKI_N
DONETGMルスハン成立後ボブとハンでボーイズトーク
ボーイズトーク いつも通り誰にも気にされないまま、目立たない位置でナッツをつまみながらサイダーを飲んでいる。
ジュークボックスから定番の陽気な曲が流れ始め、飲み始めたばかりの客たちが徐々に声量を上げていく。
ボブは酒に酔いこそしないものの、自分が話をしなくても適度に騒がしい中でぼんやりするのが好きだ。
不意に影ができたと思ったら、見慣れた顔に見下ろされていた。
「ボブ、ちょっと来い」
ハングマンことジェイク・セレシン。
いつも完璧で優秀で絶好調な男は、整った顔でぼそりとそう言った。
「何?いじめ?明日でもいい?」
今日は気が向いた仲間が適当にハードデックに集まる曜日で、ボブはフェニックスをここで待つのが恒例だった。
5193ジュークボックスから定番の陽気な曲が流れ始め、飲み始めたばかりの客たちが徐々に声量を上げていく。
ボブは酒に酔いこそしないものの、自分が話をしなくても適度に騒がしい中でぼんやりするのが好きだ。
不意に影ができたと思ったら、見慣れた顔に見下ろされていた。
「ボブ、ちょっと来い」
ハングマンことジェイク・セレシン。
いつも完璧で優秀で絶好調な男は、整った顔でぼそりとそう言った。
「何?いじめ?明日でもいい?」
今日は気が向いた仲間が適当にハードデックに集まる曜日で、ボブはフェニックスをここで待つのが恒例だった。
chakokuroaji
DONEイベント会場で見れないみたいなのでこちらにもあげます💦笑ってはいけないTGMです
オールキャラギャグ漫画です!
ルースターがはっちゃけてます!
うっすらハン→ボブ、ルス→ボブ描写があります!
よろしくお願い致します🙏✨ 9
MASAKI_N
DONETGMルスハン片想い編視線 ハードデックの洗礼をフルコースで食らった男をつまみ出し戻った店内は、ルースターを呼ぶ声の余韻で、まだ浮わついている。
ルースターから視線をそらしたら、親友コヨーテに様子をうかがわれていた。ビールを飲みながら目を合わせると、心配そうに囁かれる。
「そろそろ出るか?」
「……まだいい」
コヨーテとは新人の頃、ネオナチ思想の奴らに絡まれた際に一緒に切り抜けたのを機に、仲良くなった。コヨーテへの人種差別と、ハングマンがバイセクシャルであることで、標的にされたのだ。
コヨーテはハングマンより少し若い。集中し過ぎて油断することはあるが、努力家だし優秀で、いいやつだ。二人とも成績優秀で、ルックスが良かったのも目を付けられた要因だった。軍人になるくらい健康ならそれなりに整うものだが、十代後半から二十代前半の内はまだあどけなさが残り、元々かわいらしい顔立ちの二人はよくそれをからかわれ、不快な思いをしていた。
4270ルースターから視線をそらしたら、親友コヨーテに様子をうかがわれていた。ビールを飲みながら目を合わせると、心配そうに囁かれる。
「そろそろ出るか?」
「……まだいい」
コヨーテとは新人の頃、ネオナチ思想の奴らに絡まれた際に一緒に切り抜けたのを機に、仲良くなった。コヨーテへの人種差別と、ハングマンがバイセクシャルであることで、標的にされたのだ。
コヨーテはハングマンより少し若い。集中し過ぎて油断することはあるが、努力家だし優秀で、いいやつだ。二人とも成績優秀で、ルックスが良かったのも目を付けられた要因だった。軍人になるくらい健康ならそれなりに整うものだが、十代後半から二十代前半の内はまだあどけなさが残り、元々かわいらしい顔立ちの二人はよくそれをからかわれ、不快な思いをしていた。
yakinasu_tgim
INFO0122レカペ新刊サンプル1210あぶ空にて展示した漫画の成人向シーンを含む完全版です。
(当サンプルには成人向シーンは含みません。後日別途掲載します。)
TG/アイマヴェ/成人向
A5/30P/400円(+送料400円、ピコ通販安心支払料100円)
完全受注頒布/2月中旬頃発送予定
SPRAYさん(@mulbora123)にゲスト原稿いただいております!!!
最高のアイマヴェです!!! 16
しおざわ
DOODLE2ツイート分ありますhttps://twitter.com/it_maguro/status/1601321324114477056?s=61&t=Tg3AwCki-PZH2ND7cCTmvQ
https://twitter.com/it_maguro/status/1601312679968518144?s=61&t=Tg3AwCki-PZH2ND7cCTmvQ 4
藤の江
DONE※ネタバレ注意です 天官賜福原作読了記念に。…と時を同じくして観たすずめ…のラッドさんの「カナタハルカ」が花怜ソングにしか聴こえなくなったので、あの曲に乗せたイメージで描きました。ぜひ曲と一緒に… 描き込んである数字は歌詞の出だしの時間です… 12目玉焼き
DONEhttps://twitter.com/danmatsuma_/status/1586751388104544256?s=20&t=uVkmbfxKmJaVAVV9UU34tg先日、30年後が工ッチ過ぎるあまりこう言ったツイートをしたんだけど
止まらなくなってしまったので
まずは一枚…ドラちゃんがロングヘアなの工ッチ過ぎるな?
ネグリジェは公式なの都合良過ぎるし下着の趣味は私の趣味です… 2
芦緖(あしお)
DONE出遅れ過ぎたグレパ誕のハンボブ小話(付き合ってる)ハングマン自分の誕生日とかあんま気にしてなさそう。
実際は任務前だけど創作の世界では何でもありですよね!
救世主に祝福を ハングマンは自分のことに関して無頓着なことが多い。周りからどう思われても構わないというあの性格もそうだが、軍人としてのジェイク・「ハングマン」・セレシンという部分以外は基本的に自分に興味がないように思える。
ボブと付き合いだしてからは興味の対象に恋人枠ができたが、ボブのことは色々と聞いてくるのに自分のことに関してはほとんど語らない。語るほどの興味がないのだ。だからボブがハングマンの誕生日を知ったのは、本当に偶然だった。
「おや、ハングマンの誕生日明日なんだね」
任務の報告書をまとめていたマーヴェリックが広げていた書類を集めながら声を上げた。集められたメンバーのプロフィールにでも目が留まったのだろう。
1849ボブと付き合いだしてからは興味の対象に恋人枠ができたが、ボブのことは色々と聞いてくるのに自分のことに関してはほとんど語らない。語るほどの興味がないのだ。だからボブがハングマンの誕生日を知ったのは、本当に偶然だった。
「おや、ハングマンの誕生日明日なんだね」
任務の報告書をまとめていたマーヴェリックが広げていた書類を集めながら声を上げた。集められたメンバーのプロフィールにでも目が留まったのだろう。
芦緖(あしお)
DONEマーヴェリック・イーサン双子設定話②前回の続き。前回はイーサン視点が多かったので今回はマーヴ側メイン。自分的にはマーヴが兄。そこらへんの解釈はTwitterにあげたりしてます。
映画版と小説版の設定と自分の解釈をごちゃ混ぜにしています。
イーサンと話しながら、マーヴェリックは昔母親と一緒に墓地に行ったことを思い出していた。たくさん並ぶ墓石の中にあった『バーニー・ミッチェル』と書かれた小さな墓に花を手向けに行ったことを。
「ピート、ここにはあなたの弟がいるの」
「弟?」
「そう、双子の弟。生まれてすぐ空に上がってしまったけれど」
「じゃあ父さんを空の上から探してくれてるかな」
「……そうね。あの人の子供だもの、きっと上手に飛びながら探してるわ」
父親が行方不明になって引きこもりがちだった母親が珍しく外に出ようとマーヴェリックを連れて訪れた場所が墓地だった。弟がいたこと、そしてすぐに亡くなったことは驚きだったが、それ以上にその時は父親が飛行機に乗って消えたことがまだ信じられなくて、弟の存在はすんなり受けていれてしまった。
1311「ピート、ここにはあなたの弟がいるの」
「弟?」
「そう、双子の弟。生まれてすぐ空に上がってしまったけれど」
「じゃあ父さんを空の上から探してくれてるかな」
「……そうね。あの人の子供だもの、きっと上手に飛びながら探してるわ」
父親が行方不明になって引きこもりがちだった母親が珍しく外に出ようとマーヴェリックを連れて訪れた場所が墓地だった。弟がいたこと、そしてすぐに亡くなったことは驚きだったが、それ以上にその時は父親が飛行機に乗って消えたことがまだ信じられなくて、弟の存在はすんなり受けていれてしまった。
kageno_m
MOURNING【いいねされた数だけ書く予定のない小説の一部を書くやつ その3】文善やよひ先生の『鴆(ジェン)』シリーズのパロディ妄想で、毒を持つ鳥人:鴆の慕情と、鴆の羽の色出しや飼育を生業とする鴆飼(ジェンスー)一族の風信の、少年期後半をすっ飛ばした青年期の一部。 1034
soapgirlchan
DONE(22/12/23追記)お待たせをいたしました。
1部完成いたしましたので下記よりどうぞ😊♥️
先行公開です。
よろしく御願いします😊笑
↓↓↓↓↓
https://www.pixiv.net/artworks/103824600 5
芦緖(あしお)
DONE前回書いたハングマンとボブの話(マヴェ達帰還直後の話)の続き。今回はハン側の視点で。ハンボブの民ですが、まだまだそこに至るまでの道が長い。
※ポイピクの話をもとに書いた「それは雫のように」はオンイベなどで頒布してます!
それは雫のように ほっとした瞬間、ハングマンの視界がぐらついた。周囲の音が聞こえなくなって、代わりに自分の鼓動だけが耳に大きく響いて、今いるこの場が現実なのか分からなくなった。
本当に自分は二人を救えたのか? もう手遅れで、何もできず自分も撃墜されて死ぬ間際に都合のいい夢を見ているんじゃないか? そんな疑問がハングマンの思考を支配する。
そのうち歓喜に湧くデッキにいるのが耐えられなくなり、悟られないように人混みを抜けた。一人になると少し冷静になって、現実と悪夢の区別がつくようになってくる。それでも身体の震えが止まらなかった。
ハングマンにとってこんなことは初めてだった。危険な任務はこれまでもあったしパイロットとして命の危機に瀕したこともあった。きっと今までのハングマンであればこんな状態にはならなかっただろう。しかしマーヴェリックに教えられる中で知ってしまった。パイロットとしての生き様だけでなく、チームが、仲間がどういうものなのか。そしてそれを失う恐怖も。
1319本当に自分は二人を救えたのか? もう手遅れで、何もできず自分も撃墜されて死ぬ間際に都合のいい夢を見ているんじゃないか? そんな疑問がハングマンの思考を支配する。
そのうち歓喜に湧くデッキにいるのが耐えられなくなり、悟られないように人混みを抜けた。一人になると少し冷静になって、現実と悪夢の区別がつくようになってくる。それでも身体の震えが止まらなかった。
ハングマンにとってこんなことは初めてだった。危険な任務はこれまでもあったしパイロットとして命の危機に瀕したこともあった。きっと今までのハングマンであればこんな状態にはならなかっただろう。しかしマーヴェリックに教えられる中で知ってしまった。パイロットとしての生き様だけでなく、チームが、仲間がどういうものなのか。そしてそれを失う恐怖も。
1230_2013
DOODLEヤングガンズで、🐔おすすめのラーメン屋さんに行って食ってるだけの話。ほぼ会話文
ラーメン食いたい「ラーメン食いたい」
ルースターの一言に、勤務を終えた皆が振り返る。
「いいわね! ラーメン食べに行きましょ!!」
ということでやってきた。
何時ものメンバーでぞろぞろと店へと雪崩込み、テーブル席を二つくっつけて皆で囲うように椅子を引く。ルースターとフェニックスとハングマン、そしてコヨーテとボブとファンボーイとペイバック。七人で囲むテーブルはギチギチで狭いが、それでも軍の食堂よりは広いだろう席へルースターが壁側に立てかけてあるメニューを広げて置いた。
「なに食う?」
「何がおすすめ?」
「味玉乗ってるヤツ」
「それオプションじゃん。味だよ味」
「とんこつラーメンの店なんだから、とんこつに決まってるだろう」
「なら私は全部盛りの半チャーハンセット」
4883ルースターの一言に、勤務を終えた皆が振り返る。
「いいわね! ラーメン食べに行きましょ!!」
ということでやってきた。
何時ものメンバーでぞろぞろと店へと雪崩込み、テーブル席を二つくっつけて皆で囲うように椅子を引く。ルースターとフェニックスとハングマン、そしてコヨーテとボブとファンボーイとペイバック。七人で囲むテーブルはギチギチで狭いが、それでも軍の食堂よりは広いだろう席へルースターが壁側に立てかけてあるメニューを広げて置いた。
「なに食う?」
「何がおすすめ?」
「味玉乗ってるヤツ」
「それオプションじゃん。味だよ味」
「とんこつラーメンの店なんだから、とんこつに決まってるだろう」
「なら私は全部盛りの半チャーハンセット」