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    sub

    keram00s_05

    DOODLEこの前のDom/Sub雨玄とは違う、Dom/Sub雨玄♀の話。この前とは違い非常にマイルドですが、Dom/Sub設定なので苦手な方はご無理をしないようにお願いします。
    あなたの所有物になりたい私雨彦は可憐な女学生の手に握られているソレを二度見した。玄武の女らしいほっそりとした手には似つかわしくない厳つい黒い革のベルトが握られている。そしてそれを握っている玄武は恥ずかしそうに、でもどこか期待を込めて雨彦を見ている。

    「雨彦アニさんの手でこれを着けて欲しいんだ…」

    その言葉につられて雨彦は彼女の首に、その首輪が着いているところを想像した。そして、そこから伸びるリードの先を自分が握っていることも。

    「ちょいと考えさせてくれないか?」

    自分の本能がざわめいた気がして慌てて、想像をやめて雨彦は彼女に待ってほしいと頼んでしまった。それをしたら何かよろしくない一線を超えてしまいそうな気がして…

    雨彦と玄武はDom/Subの男女のカップルだ。歳の差はかなりあるがそれでも、玄武は雨彦を想い続けたし雨彦もいけないと彼女の前では大人であろうとしたが、雨彦も水面下では彼女が愛しかったから「折れる形で」という言い訳を自分にして付き合い始めた。いや、雨彦が保護したという形が正しいのかもしれない。
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    ふぁめろん

    DOODLE✱Dom/Subユニバース
    ✱自ハンウツ
    ✱ネームドハンター:シハル(紫陽)
    ✱転生パロ(現パロ)
    ✱ハンター視点
    ✱ハン(Dom)× ウツ(Sub)
    Dom/Subユニバース ①___物心ついた時から、何かが足りないような気はしてた。私を大切に育ててくれた両親も、優しく頼れる友人もいて、恋人はいないけれど、周りと比べても自分は裕福なのだと思う事もある。まぁ一部を除いては何不自由無く、平和に、幸せに生きてきた。でも、あと1ピースだけ無くしてしまって埋まらないパズルのように、何が足りないのか分からないのに、足りないような気がしてた。理由は分からないけど、夢を見る度何故か懐かしい気持ちになっていた事だけは覚えてる。



    20歳の誕生日。一人暮らしの私は、大学の帰りにケーキ屋に寄り道をして自分用のケーキを買った。ケーキの箱を片手に持って、ゆっくり歩く。両親は遠くにいる私に誕生日プレゼントをわざわざ送ってくれて、友人も誕生日を祝ってくれた。近くの店に何か食べに行こうとも誘われたのだけど「今日は少し疲れちゃったから」と嘘を吐いて断った。「そっかぁまた行こうね」と友人は私の心配をしながらもそう言ってくれた。少し、というかかなり罪悪感があったから次行く時は奢るわね...。
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