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    花咲流奈

    DOODLE花暦13話『梅』を聞いて思い浮かんだ小ネタになります。きっと伽羅ちゃんはなんらかの任務で本丸には不在なんだろうな、と思った結果こうなりました。鶴丸を気遣う大倶利伽羅の気持ちと、それに応えた日向の掌編。CP要素はありませんが、くりつるの人間が書いているので微かに香るものはあるかもしれません。
    やさしい気持ち 刀剣男士たちが寝起きをするための棟、その一室から灯りが漏れているのを確認した日向は大急ぎで厨に向かい、残してあった汁物を温め直し、用意してあった握り飯に漬物を添えて戻る。
    「……鶴丸、まだ起きてる?」
     声を潜めて問いかけると、間もなく戸が開いた。
    「日向じゃないか。こんな時間にどうしたんだい?」
     夜も更けて、そろそろ日付が変わりそうな時間に訪れたのだから、その質問はもっともだ。
    「夕餉、食いっぱぐれたでしょ。おにぎりと味噌汁だけだけど、何かお腹に入れてから寝た方がいいと思って」
     今日一日、日向は注意深く鶴丸の動向を確認していた。実は夕餉だけでなく、昼餉も抜いていることは確認済みなのだ。
     刀剣男士は食わなくても死にはしないが、空腹という感覚はあるのだから、任務中ならいざ知らず、本丸での日常でそれを誤魔化すのは難しい。
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    phnoch

    DONE小1しょたなかくん掌編集「たなかくんと!」より
    居候のイゾーが風邪をひき、たなかくんが拗ねる話です。

    ▼しょたなかくんシリーズの他の話はこちら▼
    https://galleria.emotionflow.com/113773/656724.html
    たなかくんとむやむやバカは風邪をひかないというのは、どうやら迷信だったらしい。さんざん雪遊びをした次の日、先生も新兵衛もぴんぴんしているのに、なぜか以蔵が熱を出した。
    「こたつで寝るのがやっぱり良くないんじゃないか」
    体温計を見ながら先生が言う。以蔵がカスカスの声でいや雪合戦のせいじゃろと口答えをする。こたつはベッドよりあったかいのに、どうして風邪をひくのだろう。よくわからないが、こたつが以蔵に占拠されなくなるなら良いことだ。
    「こたつなんぞで寝ちょっでだ。はよ自分の家に帰れ」
    「新兵衛、そういう言い方はやめなさい。病人だぞ」
    新兵衛はきゅっと身をすくめた。先生と同じことを言ったつもりだったのに、叱られてしまった。悪いのは以蔵のはずなのに。先生と以蔵はそのまま、ホケンショウはあるのかとか何とかついていけない話を始めてしまって、新兵衛は唇をへの字にしたままランドセルを掴んで外へ飛び出した。玄関がバタンと閉まった瞬間、黄色い帽子を忘れたことに気がついたけれど、取りに戻る気にはなれなかった。
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    Elocy

    DOODLE父亲想成为这个世界的神明,所以像是掌握地脉一般操控着全世界的经济。但人类的生命是有限的,即使是神一样的父亲也是,他最终还是抵不过悠悠岁月的侵蚀。

    父亲的统治在他去世后遭到了严重的反弹,所有人都谴责他的行为,甚至连父亲的名讳都避而不谈,有些是因为厌恶,但更多是因为恐惧。看到在慌乱中痛斥父亲的人群,乱凪砂越能理解到,仅仅是掌握经济是无法成神的,所谓神明,不应只是带来恐惧与统治,更应当是指引人类方向的
    【纯日和&凪茨】赛博朋克2077——衰败乐园023离别灰黑破败的断垣残壁立于瓦砾堆中,崩坏的墙体上被赤红的液体涂得更脏,浓厚深沉的黑云将皎洁的月与世间万物笼罩在阴暗之下,全世界都死气沉沉,犹如世界末日降临于此。
    在这死寂之中,唯有一个光点倔强地闪烁着它的光芒。巴日和的身体如一块纯净的白玉一般,在灯光的照耀下泛着微微温暖的光亮。

    他们不是不想给巴日和找到更好的位置,不是不想在更美丽干净的净土将他的身体还原,只是这整座经历过争斗的大楼、在这他人掌控的岛屿、还是在这个早已容不下他们的世界,他们都找不到一块合适的地方。
    在周遭都是脏乱的废弃物,铁锈味弥漫着的环境下,在这无可救药的末世之中,巴日和仿佛却干净得不然一丝尘埃,洁白得与这个世界格格不入,仿佛一尊神圣的雕像。
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