Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    一人称

    hiakari_pks

    DONE❗️リクエスト❗️【その距離は遠く】R-15

    付き合ってるスグアオ。
    🌊📦へのリクエストありがとうございました!
    「遠距離恋愛中でもうどうにも辛抱堪らなくなったスグリくんがアオイちゃんにえっちな自撮り送ってほしいと情けなくオカズ懇願する」、を書かせていただきました。

    懇願するシーンが少なくてすみません…!🙇
    遠距離に耐え切れなかったsgの気持ちを書きたかったので今回は一人称です。
    その距離は遠く「はああーーーーーー……」

     ベッドに倒れ込んでから、大きなため息がさっきから止まらない。体の向きを仰向けに変えて、天井に向けて手を伸ばす。
     アオイがブルーベリー学園を離れ、パルデア地方に戻ってから5ヶ月くらいは経った。俺がスマホを買って貰ってから週に何度か電話で連絡を取り合っていたけど、最近はメールだけだったり電話も回数が減っている。

    「アオイ……どうしてっかな」

     ここを去る前にアオイは言っていた。チャンピオンとしてやる事があったり、エリアゼロの様子見なんかもしなきゃいけないと。
     気になるならこっちから連絡すれば良いじゃないかと自分でも思う。けど、今バトル中だったらどうする? 誰かと大事な話をしているタイミングだったらどうする? 邪魔はしたくない。きっと電話が出来ないくらい今は忙しいんだ。
    3492

    ソノメ

    DONEヴィが生き物から異様に嫌われてる姿とロが生き物と触れ合う姿を見たくて纏めてコネコネした結果、何故かこんな感じになりました

    CP要素自体はほぼ無いですが書き手がヴィロ派なので、一応苦手な方は注意して下さい…🙏🏻

    ⚠個人的な解釈の一人称三人称が含まれてます
    (このお話時点での2人はそこまで親密…?ではないです、原作時点で言うなら3,4日目あたりのイメージ)
    とある料理店裏での出来事「……勤務中にそんなことが出来るなんて、お前はよっぽど暇なようだな」

    背後から不意に声を掛けられ、オレは一瞬肩を跳ねさせてしまった。幸いなことにどうにか声をあげることは無かったので、現在進行形でオレへ痛いほどの視線を向けてきているだろう彼には、オレが驚いたということには気づいていないと願いたい。

    「はは……ヴィンセントさん聞いてください、オレは別にサボろうとしてた訳じゃ無いんです、ただ、その───」

    「私はお前の言い訳が聞きたくて声を掛けたんじゃない」

    彼──ヴィンセント、オレの働くレストランのオーナーだ───に、咄嗟に今こうして裏にいる理由を話そうとしたが、呆気なく遮られてしまう。きっとこのまま黙っていれば彼から説教を食らうだけでは済みそうにない気がして、どうにか再び事の顛末を話すことを彼の方へ振り返りつつ試みる。
    2422

    komaki_etc

    DOODLE雨想♀。一人称は僕。2人で温泉に行く話
    小春日和 しなびた胸だなあ、と思ってしまった。
     僕の行く末かもしれないのに、他人にそんなこと思ってしまうのは失礼だ、そんなことはわかっている。だけど、自分の若々しい張りのある肌が、いずれああなると思うと、どうしても途方もない時間が心を通り過ぎていく気がするのだ。
     雨彦さんと温泉に来たのは、別に商店街の福引があたったわけでも、プロデューサーの提案でもない。僕から言い出したことだった。電車で一時間くらいのところにスパ施設があるので、平日の昼間ならと誘ってみたら、意外にも彼はくいついてきた。メインイベントの風呂自体は別行動になるにも関わらず、二人でのそのそと出かけることとなった。
     のそのそと言うと亀のような、巣籠の熊のようなイメージがあるけれど、実際そんな感じだったので、言い得て妙かもしれない。乗り換えの駅で買い食いをしてみたり、あえて各停に乗ってみたり、僕たちはとにかく、のそのそと言うほかないほどのんびりと目的地に向かった。いつもは雨彦さんかクリスさん、プロデューサーの車に乗っての移動が多いから、こうして電車でゆっくり移動すること自体が久しぶり。僕は大好きな一人旅の時と同じような心地よい高揚感に包まれていた。
    2555

    wombat_kawaii

    PROGRESS書きあがるまで死ぬほど時間がかかりそうなので、プロトタイプを掲載していく。
    完成したら(はちゃめちゃに)加筆修正を行って支部へ。生前アラスターの一人称に悩んでいます。

    謎の連続殺人犯──通称「ニューオリンズの悪魔」が残す暗号を協力して解読する生前ハスアラの話。一体、ニューオリンズの悪魔は誰なのか──!?その目的とは──!?みたいなやつ。
    タンゴはひとりじゃ踊れない【ハスアラ】「おや、新顔だな」

    その日はなんてことない日だった。

    急激な都市化の波に乗り、日雇いの土木仕事を終え、間抜けな金持ちからイカサマポーカーで擦り取ったはした金を握りしめて疲れきった体を酒に漬けて、カウンターで眠りこけて、金を擦り取られる。そんなクソッタレな日が続いていた中で、人手が足りないからと声をかけられてとあるスピークイージーの店長に拾われたのはちょうど一月程前のことであった。
    店長はよく言えばこの狂乱の忙しない時代には珍しい隣人を愛する気質のある男で、その節介にハスクも救われたわけだった。町はずれの小さなスピークイージーではあったが、それでも店長の人柄に惹かれて常連客は多かった。
    大抵のことをそれなりにこなすことができるので、大きな躓きもなく仕事を行うことができた。
    37717

    なかりせ

    DONE一人一人称、K富の人間が書きましたが恋愛描写なし、診療所メンツとほのぼのが主です。
    ちょっと怪談チックなお話が書きたくてタグをお借りします。季節外れですが夏のお話です。恐怖・暴力描写はありません。
    一人先生は幽霊や魂をどのように切り分けて接することができるのだろう……。引っ張られそうになった時に踏みとどまれるのは、帰る場所・呼ぶ人がいるからってことが書きたかった。
    炎と息吹―200X年 8月XX日 
    とても暑い日だった。オレはたまたま行きあった患者を治療し、病院から帰るところだった。

    ***

    「では、また後日伺いますので」

    一人は一礼して病室を出る。踏みしめるリノリウムの床はひんやりとした空気を抱えており、外のじりじりとした熱射もここまでは届かない。夏の長い日がようやく傾きだし、まだ暑さが残っているだろうビル街を歩くと思うと憂鬱であったが、目の前で倒れた急病人を助けられたことで一人の心は風が通り抜けるようにすっきりとしていた。

    N県からふたつほど県境を越えたところにあるこの都市に来たのは、以前手当をした患者の経過を見るためであった。その用事を終えたときはまだ昼前であったが、帰路に着こうと大通りに出たところで急病人に行きあったのだった。
    7481