軍
こたこた
DOODLEノイマンは面倒見が良い頼れるお兄さんなのに自己評価はそんな高くなく自分のこととなると不器用で両片思いになっちゃう…みたいなシチュエーションがとても似合うと勝手に思ってます……。種無印の頃はまだ感情が抑えきれない時もあっただろうなぁということで連合軍の制服。
stknTRPG
DOODLE蹂躙するは我が手にてB国将軍として作ったフォルクハルト・ヴァン・ドレッセルと愉快な周りの人たち。相関図作った。ほぼ文字。これで君も弊B国マスターだ!(?)あくまでうちの設定です。捏造だらけ!異性同士の愛情表現と男性同士の愛情表現があります。今日も元気にシャープペンなので読みづらいところがあれば指摘してください。別の投稿で文字だけのものを書いておく予定です。
kate_nisee
DONE軍会7エアスケブでSAGAさんリクエストの「尾形が月島にベッドまで運ばれてお誘いされる」「尾形が限界きて白旗上げてるのに「まだできるだろ?」と続行されて月島の気がすむまでもらえ離してない尾月」こちらもR18なので18歳未満または高校生は閲覧できません。
18歳以上で高校生ではないですね?(yes/no) 6
kate_nisee
DONE軍会7エアスケブ、越智さんリクエストの「杉月でR18」ということで特に設定もないけれど原作軸でたぶん先遣隊で一緒にいた頃の杉月を!「自分は18歳以上で高校生ではありません」ですか?(yes/no) 4
暖(はる)
DONE893💊(長晋)支部に置いている大事な子はないないの続き
前回の注意書き+mrくんが軍服着ている、高杉さんがバニー服
顔面騎乗のアニリングスがあります(あくまでmrくんがS)
疑似処女プレイ
緊縛
ですがエロはオマケです。18↑Y/N 71493
なかい
MEMOあと2ページでペン入れ終わる〜。ノーマルでジョシュアが援軍に来たことがなかったので来るまで何回かやって遊んでた。まじで死にかけないと来ないんやな工藤…。残念ながらバルバロイには負ける私ではないので、ちょっと大変だった。(Faフィオナちゃんの銃の扱い慣れてる概念好きすぎるし、未亡人エミールさんという単語にドキドキしてしまったとは口が裂けても言えない)
かがり
DOODLEれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。特殊設定れめさめ。(医局にて。昼間)「めぼしい初動捜査の情報はなし……ってところだな」
叶がそう言うと、「遺憾だがそのようだな」と村雨も頷いた。叶も昨日は弥生の末日だったからか、ロクな人材残ってなかったな、と捜査班の遅さにため息が出た。
「……ここでこうして気を揉んでいても仕方ない、か。叶、出かけるぞ。腹が減った、やはり饅頭だけでは足りなかった」
「いいよ」
書類を元の場所に戻すと、ため息一つ。村雨は気分を変えるように言った。
「大通りの牛鍋屋に行く。あなた、肉は食べられるか?」
「まぁ、食べられるけど……?」
叶は見ていて疑問だった。村雨のこの細い体のどこに牛肉をがつがつ食べる胃があるのだろうと。そうじゃなければ、体の糖はすべて脳が消費してそれで活動している燃費が悪いことこの上ない構造と言われなければ、説明がつかない。普段が不眠不休で食事をちょっと一食二食抜いてしまっても通常運転の叶の体も、大概人が心配する燃費ではあったが。
1193叶がそう言うと、「遺憾だがそのようだな」と村雨も頷いた。叶も昨日は弥生の末日だったからか、ロクな人材残ってなかったな、と捜査班の遅さにため息が出た。
「……ここでこうして気を揉んでいても仕方ない、か。叶、出かけるぞ。腹が減った、やはり饅頭だけでは足りなかった」
「いいよ」
書類を元の場所に戻すと、ため息一つ。村雨は気分を変えるように言った。
「大通りの牛鍋屋に行く。あなた、肉は食べられるか?」
「まぁ、食べられるけど……?」
叶は見ていて疑問だった。村雨のこの細い体のどこに牛肉をがつがつ食べる胃があるのだろうと。そうじゃなければ、体の糖はすべて脳が消費してそれで活動している燃費が悪いことこの上ない構造と言われなければ、説明がつかない。普段が不眠不休で食事をちょっと一食二食抜いてしまっても通常運転の叶の体も、大概人が心配する燃費ではあったが。
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。特殊設定れめさめ。(探偵事務所を出て)「この後はどうする?」
真経津探偵事務所を出た後、叶が村雨に問いかけた。
「昨夜の検死を調べに戻る、そろそろ結果が出ているはずだ」
そう言って、先ほど、手みやげに渡すかと思われていた饅頭を昼飯代わりにもぐもぐと食べている。「あなたはどうする?」と饅頭の箱を叶に渡して言った。
「直接、司法解剖に行くわけじゃないからまずは吐かないだろうが、検死結果を見るだけで顔を青くして食欲を失くす者もいる。腹に何か物が入っても大丈夫か?」
叶は悠然と饅頭を一つ受け取って齧りながら言った。
「礼二君、オレを何だと思ってんの? 趣味でユミピコと野生の咎人狩って処刑したり自主的に見回りして悪戯する妖怪切り捨てて回ってる男だよ? それにそんな繊細な心配してくれんの?」
716真経津探偵事務所を出た後、叶が村雨に問いかけた。
「昨夜の検死を調べに戻る、そろそろ結果が出ているはずだ」
そう言って、先ほど、手みやげに渡すかと思われていた饅頭を昼飯代わりにもぐもぐと食べている。「あなたはどうする?」と饅頭の箱を叶に渡して言った。
「直接、司法解剖に行くわけじゃないからまずは吐かないだろうが、検死結果を見るだけで顔を青くして食欲を失くす者もいる。腹に何か物が入っても大丈夫か?」
叶は悠然と饅頭を一つ受け取って齧りながら言った。
「礼二君、オレを何だと思ってんの? 趣味でユミピコと野生の咎人狩って処刑したり自主的に見回りして悪戯する妖怪切り捨てて回ってる男だよ? それにそんな繊細な心配してくれんの?」
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。続き。クインテット初登場編。特殊設定れめさめ。クインテット初登場編。(朝、探偵事務所にて)朝の大通りは、人で賑わっている。どの店も開き、カフェは、論戦を交わす客が足を運び、商店街は客引きが商品を手に大声で接客している。村雨と叶はそんな大通りを少し歩くと一本外れ、静かな裏通りを通った。そこにある、二階建ての木造の建物。一階は『かんばやし』と暖簾が出ている甘味処で、朝の今は餡を炊くふわりと優しい香りが漂う。村雨はそこで饅頭を一箱買うとそれを手に外についている二階への階段を登った。二階には『捜し人、失せ物見つかります』の看板。何の建物だろうと叶が思っていると。コンコン。扉をノックして村雨が二階の扉を開けた。
がちゃ。
「あ! 村雨さー……あれ、叶さんもいる」
村雨が扉を開けると、ソファからちょうど立ち上がった洋装の男性が、二人の名を名指しして、首を傾げた。なんでこの二人がいるのが分からない。そんな顔だ。
2331がちゃ。
「あ! 村雨さー……あれ、叶さんもいる」
村雨が扉を開けると、ソファからちょうど立ち上がった洋装の男性が、二人の名を名指しして、首を傾げた。なんでこの二人がいるのが分からない。そんな顔だ。
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリパロ。架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。続き。シリアスは続かなかった。れめさめ。出会い(名前を知る)「……所属は」
「質問を質問で返すのは本来禁止だが、答えてやるよ。護衛部所属・叶黎明」
「……医局・外科専門。……村雨礼二」
「え」
ごん。
「いた……っ!?」
青年が不意に、全くの突然に村雨を押さえつけていた手が離れた。と、同時に引力の法則で頭は無防備に石の床に打ち付けられる。衝突の瞬間目に星が散った。ぶつけてから頭を両手で抱えて、患部を撫でる。あーこれ、コブが出るかもしれんな。ひりひりする頭で村雨は思う。青年はそれまでの余裕な態度が一変して「あああ、悪り……!!」と後頭部を撫でる村雨の手に重ねて、大きな手で、頭を撫でる手を足した。
「礼二……って……あの『村雨』……!?」
「……あのも何も、どの『村雨』だ、私は知らんぞ」
1190「質問を質問で返すのは本来禁止だが、答えてやるよ。護衛部所属・叶黎明」
「……医局・外科専門。……村雨礼二」
「え」
ごん。
「いた……っ!?」
青年が不意に、全くの突然に村雨を押さえつけていた手が離れた。と、同時に引力の法則で頭は無防備に石の床に打ち付けられる。衝突の瞬間目に星が散った。ぶつけてから頭を両手で抱えて、患部を撫でる。あーこれ、コブが出るかもしれんな。ひりひりする頭で村雨は思う。青年はそれまでの余裕な態度が一変して「あああ、悪り……!!」と後頭部を撫でる村雨の手に重ねて、大きな手で、頭を撫でる手を足した。
「礼二……って……あの『村雨』……!?」
「……あのも何も、どの『村雨』だ、私は知らんぞ」
かがり
PROGRESSれめさめ。大正風・妖怪ミステリ風味パロ。大正時代に似た雰囲気の架空都市・帝都で妖怪関連のいざこざを解決する軍組織・特務課に所属する憲兵れめと軍医さめさんの物語。
パロ設定れめさめ。出会い(深夜の神社、妖の往診後)「やぁ、良い夜だな、軍人さん」
見回りに来た憲兵か。村雨はそう判断して極力不自然にならないよう話しかけた。
「よぉ、良い夜だな、書生くん」
青年はそう言って、村雨の方に歩いていった。
「何をしていた?」
「……いや、桜が綺麗だったもので、遠回りして花見に」
「……でかい医者鞄を担いで、か?」
軍人の青年がくくっと声を落として俯いて笑う。
「……見習いでね。先生の所に、勉強をしに行ってその帰りだ」
「ふーん……」
話術なら村雨の方が一枚上だ、と思っていた。だが、青年は急に村雨の顔を見て、こんなことを言った。
「猫のしっぽは治してやったのかい、お医者様?」
「!!」
「おっと図星って顔だ。そうか。今日はここに集まっていたか。惜しかったなぁ……もう少し早ければ、殺せてたのに」
1682見回りに来た憲兵か。村雨はそう判断して極力不自然にならないよう話しかけた。
「よぉ、良い夜だな、書生くん」
青年はそう言って、村雨の方に歩いていった。
「何をしていた?」
「……いや、桜が綺麗だったもので、遠回りして花見に」
「……でかい医者鞄を担いで、か?」
軍人の青年がくくっと声を落として俯いて笑う。
「……見習いでね。先生の所に、勉強をしに行ってその帰りだ」
「ふーん……」
話術なら村雨の方が一枚上だ、と思っていた。だが、青年は急に村雨の顔を見て、こんなことを言った。
「猫のしっぽは治してやったのかい、お医者様?」
「!!」
「おっと図星って顔だ。そうか。今日はここに集まっていたか。惜しかったなぁ……もう少し早ければ、殺せてたのに」
tk_hgmt_dc
DONE軍会7で開示していた小話です。こちらは月島verとなります。
順番的には鯉登verからお読みください。
前略 軍曹殿見える看板の文字、聞こえてくる空港アナウンスが慣れ親しんだ日本語であることに、漸く帰国したのだと実感し始める。
「お兄ちゃーん」
到着口から押し出されるように到着ロビーを出たところで、遠くから聞き慣れた声がして辺りを振り返った。見れば人混みの向こうから、見覚えのある顔が手を振っている。
久しぶりに見た『妹』はすっかり少女ではなく、年頃の娘の顔になっていた。少し見ないだけで成長が早いものだと感慨深い。
「どうしたの?ぼっとして」
ぼんやりと思いに耽っていると寄ってきた妹にひょいと顔を覗かれた。
「……いや」
その顔の近さにも思わず目を見張る。相手が背伸びをしているわけでもないのはつま先を見れば分かる。いつの間にか身長も伸びて、もうほぼ自分と並びそうだ。
5466「お兄ちゃーん」
到着口から押し出されるように到着ロビーを出たところで、遠くから聞き慣れた声がして辺りを振り返った。見れば人混みの向こうから、見覚えのある顔が手を振っている。
久しぶりに見た『妹』はすっかり少女ではなく、年頃の娘の顔になっていた。少し見ないだけで成長が早いものだと感慨深い。
「どうしたの?ぼっとして」
ぼんやりと思いに耽っていると寄ってきた妹にひょいと顔を覗かれた。
「……いや」
その顔の近さにも思わず目を見張る。相手が背伸びをしているわけでもないのはつま先を見れば分かる。いつの間にか身長も伸びて、もうほぼ自分と並びそうだ。
tk_hgmt_dc
DONE軍会7にて開示していた小話でした。現パロ鯉月で、それぞれの目線での手紙方式です。
こちらは鯉登ver.
拝啓 閣下殿「ないごて……ッ!」
あまりの衝撃に思わず誰も居ない廊下で大声をあげた。
眼の前にある無機質なスチール扉のドアノブには、次の入居者用に向けた電気や水道の冊子がぶら下がっている。誰がどう見ても空き家だ。
震える手でモバイルを取り出し相手の電話を鳴らしたが『お掛けになった電話番号は……』と無情にアナウンスが流れてくる。
そんな、何が起こってる?
パニックになっているとガチャンと隣の部屋のドアが開いた。藁にもすがる思いで鯉登はそのドアをガッチリと掴んで、顔も知らぬその男をとっ捕まえた。
「月島はッ!ここの住民はいつ引っ越したんだ!」
「は?ツキシマ……?知らねぇけど此処に住んでた奴なら多分2ヶ月くらい前じゃなかったかな」
3832あまりの衝撃に思わず誰も居ない廊下で大声をあげた。
眼の前にある無機質なスチール扉のドアノブには、次の入居者用に向けた電気や水道の冊子がぶら下がっている。誰がどう見ても空き家だ。
震える手でモバイルを取り出し相手の電話を鳴らしたが『お掛けになった電話番号は……』と無情にアナウンスが流れてくる。
そんな、何が起こってる?
パニックになっているとガチャンと隣の部屋のドアが開いた。藁にもすがる思いで鯉登はそのドアをガッチリと掴んで、顔も知らぬその男をとっ捕まえた。
「月島はッ!ここの住民はいつ引っ越したんだ!」
「は?ツキシマ……?知らねぇけど此処に住んでた奴なら多分2ヶ月くらい前じゃなかったかな」
nattannandesuyo
MEMO軍会7開催おめでとうございます。屈強な男たちにアルゼンチンタンゴを踊らせる話を書く予定でしたが、鶴月しか間に合わず。
鯉月、杉月のタンゴパロもいつか形にしたいなぁという願いを込めて、考えたネタ、テーマ曲を貼り付けておきます。
屈強な男たちにタンゴ踊らせてみた。【月島基】
三十半ば。無愛想だが親しい者には饒舌。
見た目に似合わぬ人情家。公園のベンチに座っていると猫が寄ってくるし、おばあちゃんにもモテる。
今の職業らアルゼンチンタンゴ教室のアシスタント。
若い頃は劇団に所属しており、下北に住んでいた。
劇団が解散し困っていた時にアルバイト先のホテルで出会った鶴見にナンパ?され、アルゼンチンタンゴ教室に通う。筋トレ馬鹿で、服のサイズがいつも迷子になる。なぜか絶品の鶏ハムの作り方を知っている。
テーマ曲はピアソラ「螺鈿協奏曲 レント・メランコリコ」。地味な出だしの長い曲だが、途中からの美しい転調がとても月島(?)っぽい。
【鶴見篤四郎】
不惑の四十路。ナイスミドル。男女からめっぽうモテる。モテるが今作では特定の相手を持たない。
1631三十半ば。無愛想だが親しい者には饒舌。
見た目に似合わぬ人情家。公園のベンチに座っていると猫が寄ってくるし、おばあちゃんにもモテる。
今の職業らアルゼンチンタンゴ教室のアシスタント。
若い頃は劇団に所属しており、下北に住んでいた。
劇団が解散し困っていた時にアルバイト先のホテルで出会った鶴見にナンパ?され、アルゼンチンタンゴ教室に通う。筋トレ馬鹿で、服のサイズがいつも迷子になる。なぜか絶品の鶏ハムの作り方を知っている。
テーマ曲はピアソラ「螺鈿協奏曲 レント・メランコリコ」。地味な出だしの長い曲だが、途中からの美しい転調がとても月島(?)っぽい。
【鶴見篤四郎】
不惑の四十路。ナイスミドル。男女からめっぽうモテる。モテるが今作では特定の相手を持たない。
mine_novel
MOURNING麿水麿なんだけど各所に怒られそう。遡行軍堕ちしてるので要注意。水心子と清麿の一騎打ちの話
それはただの偶然だった。それはただの奇跡だった。それを恐れた人はきっと間違いではないのだと頭ではわかっていた。
分かっていたけれど、受け入れるなんて到底できなくて。壊れた心は身体を与えてくれたはずの審神者に刃を向けてその身を切り裂いていた。
すでに身体は遡行軍のそれに成り果てて、それでも縋りたい思いで自分の空間に顕現前の親友を引き摺り込んで身体を与えて。そして、そして。
「……ごめん、清麿。ごめん」
そして、親友にその美しい刀を向けられるのだ。
「僕は刀剣男士だ。歴史を守らねばならない。今の清麿を、受け入れることはできない」
「うん、分かってる。大丈夫だよ、水心子」
刀を抜いて、相見える。水心子はじ、と清麿を見つめていて、その切先はぶれることなく清麿へ向けられていた。
995分かっていたけれど、受け入れるなんて到底できなくて。壊れた心は身体を与えてくれたはずの審神者に刃を向けてその身を切り裂いていた。
すでに身体は遡行軍のそれに成り果てて、それでも縋りたい思いで自分の空間に顕現前の親友を引き摺り込んで身体を与えて。そして、そして。
「……ごめん、清麿。ごめん」
そして、親友にその美しい刀を向けられるのだ。
「僕は刀剣男士だ。歴史を守らねばならない。今の清麿を、受け入れることはできない」
「うん、分かってる。大丈夫だよ、水心子」
刀を抜いて、相見える。水心子はじ、と清麿を見つめていて、その切先はぶれることなく清麿へ向けられていた。